今朝は、寒くて目が冷めました。
最低気温は、この秋最低を記録したので、本当に寒かったです。
毛布をかけて寝ているんですが、もう耐えられません、今夜から布団をかけて寝ることにします。
空模様は、今日も快晴で、青空が広がりました。
日中は、日差しが強いんですが、もう暑さは感じなくなりました。
ブログをアップしながら、今夜も昔エアチェックしたカセットテープを聴いています。
今夜のカセットは「1979年」に録音したものです、まだシッカリと音が出ます。
昔はテープのノイズを軽減するために、ドルビーと言うノイズリダクションをオンにして録音していました。
今聴いているテープも、ノイズリダクションはオンです。
でも、手持ちのコンポにはノイズリダクションは付いていません、それで高音に少しだけ違和感を感じます。
このところ、新聞へ「熊が人里へ現れた」という記事が盛んに掲載されています。
本州に生息する「ツキノワグマ」も、北海道に生息する「ヒグマ」も、実物をみたことはあります。
ただし、どちらも人に飼われている状態でした。
唯一、自然界に生息する熊を見たのは、ツキノワグマです。
場所は、国民宿舎浅草山荘です。
そこは、新潟県北魚沼郡入広瀬村(現在の魚沼市)の中心地からさらに山間に入った地域です。
確か、秋口だったと記憶しています。
浅草山荘を訪れた時、駐車場で椅子に座って双眼鏡をのぞいている人がいました。
何をしているのかと質問をしたら、「熊を見張っている」と言うじゃありませんか。
で、私も双眼鏡をのぞかせてもらいました。
山の中腹を、黒い熊が移動している姿が見えました。
人里へ下りてきたら警告するために、監視をしているとのことでした。
自然界で活動している熊を見たのは、それが唯一です。
何故熊が人里へ降りるようになったかは、色々と原因があるようです。
一つには、冬に備えて食いだめする食料がないことがあります。
昨年は、ドングリが大量に実ったそうですが、今年は一転して不作という話も聞きます。
我が家の庭にも、ドングリの木が5本程植えてあります。
種類は「マテバシイ」と言う木で、公園などの植裁として良く見かける種類です。
我が家のマテバシイも、子供と散歩に行った公園で拾ってきたドングリから育てたものです。
我が家のドングリを見ていて、不作と言う話はうなずけます。
昨年は、大量にドングリが庭に落下していましたが、今年は本当に少ないんです。
先日、図書館から借りてきた本(名前は忘れました、ドングリの生き残り戦略についてです)で、ドングリが豊作になったり不作になったりするのは、ドングリの生き残り戦略ではないかと仮説が説明されていました。
ドングリの木は、熊にたらふく食べさせるために実をならせているのではありません。
子孫を残すために実をならせていますから、豊作と不作を作り出すことによって、動物たちにドングリを上手く運ばせている仮説でした。
しかし、ドングリの不作で、人間も影響をうけるのですから、自然界は連鎖しているのだなと、感じます。