ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

娘よ(90)~一緒に食事を作る

2018-03-06 21:42:04 | 生き方
今夜珍しく妻が出かけた。
昔勤務していた仕事の関係上、まだ何らかの役職が続いているものがあるらしく、年に1,2度の理事会だが、出なければいけないといって、夕方新潟市内へ出かけて行った。

今回は、「ご飯はあるから、夕食は自分で作って。」と言って、妻は出かけて行った。
…ということは、久しぶりに夕飯を自分で作るということだ。
とは言っても、毎月1回は家族3食分のカレーライスを作っているのだが。

さて、何を作ろうか?
娘とも相談した。
日頃、妻が作っているが、娘も病気以前は結構調理はできたのだ。
高齢者用の施設で、食事を作ったりしていた時期もあったし、妻と私が別々に単身赴任していた時代は、私が帰ると夕食を作ってくれたりもしていたのだった。
退院してからの娘に負担はかけられないからと、ほとんど妻が作っていたが、最近は食事作りの一部を娘に手伝わせたりもしてはいた。
まだまだ慎重に、という妻の配慮である。

ただ、私と一緒に食事を作る、ということになって、娘は調理に日頃より積極的になった。
「父は私より調理が下手」という認識がちゃんと娘にはあるのだ。
私は、ここのところしばらく自分で作って食べたことのなかったチャーハンを作ることにした。
単身赴任時代はよく作ったものだが、ここのところは自分で作るのはカレーぐらいになっていたのだ。
「チャーハンを作る。」と言ったら、娘は、冷蔵庫を探して、材料をいろいろ提供してくれた。
ミックスベジタブル、玉ねぎ、干しエビ、ウインナーなど。

そして、「チャーハンなら、みそ汁じゃなくてスープだね。」と言って、自分で作る気になっていた。
「任せた。」と言うと、卵、ねぎ、干しわかめなどを出し、テキパキと作り始めた。
私に味見をさせながら、おいしい卵スープが出来上がった。

それから、娘に「サラダ作って。」と頼むと、水菜、カニかまなどを刻み、「キュウリより大根がいいな。だってキュウリ高いんだもん。大根も高いけど。」と言って、大根を薄く切って、大根サラダを作った。

やはり私より結構手際がいい。

私も、失敗する訳にはいかないので、ちゃんとチャーハンを作ったのであった。

(2,3口食べてから、「そうだ、写真を撮ろう」と思いついたので、ちょっと減っている。)
あとは、私が簡単なちくわのマヨ焼きを、カレー味と青のり味とを作ったのであった。


娘と二人で作った夕食。
前日の残り物もあったが、娘と二人で、おいしくいただけた。
2年前の4月、妻が急に入院した時以来、久々の合作であった。
コメント
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