あいにくの曇天であったが、せっかくの休日なので、ドライブに出かけることにした。
途中で雨となり困ったが、そこは日ごろの行いのよさ?目的地に着いた頃は、雨は上がってくれた。
行先は、福島県喜多方市。旧熱塩加納村の「ひめさゆりの丘」。
ひめさゆりは、ヒメサユリ。「姫早百合」と書く。「姫小百合」ではなく、ユリの中で一番早く咲くからこの名があるのだと言う。
ヒメサユリの分布は、新潟・福島・山形・宮城県境などに限られる。
感心したのは、地表に種子が落ちてから花が咲くまでに、5,6年もかかるということだ。
種子が地面に落ち、次の年に地下発芽し、小球根を形成。
2年目の春にようやく1枚の葉を地上に現す。3年目に1~2枚。
4年目に茎立ちし5~6枚の葉をつける。
5年目になって、生育の良いものが1~2輪の花を咲かせる。
そんなことが、チラシに書いてあった。
さっそく保護協力費を200円出して、ひめさゆりの丘を散策する。
足元はぬかるんでいる所もあったが、歩道がきちんと整備されてあった。
雨の水滴がついたヒメサユリたちの可憐なこと。ピンクの花が愛らしい。
その美しさは、1つ1つの花のピンクの濃淡にもある。赤みの濃いもの淡いもの、様々である。時には、珍しく純白のものもあった。
少し時期が終わりに近かったけれど、満足した。
熱塩加納では、乱獲により絶滅寸前だった約40年前、農協や地域の人々が保護増殖に着手。それによって、ここまできたのだそうだ。
その努力に、敬意を表したい。
感心しながら丘を下って、昼食は、当然のように喜多方ラーメン。
食後は、地図から西会津町に「オトメユリ」の群生地があると知り、立ち寄った。
舗装していない細い林道の突き当たりから、歩いて斜面を登ると、時季外れとなってしまっていたが、オトメユリがまだいくらか咲き残っていた。
実は、オトメユリとは、ヒメサユリのこと。
下の方を向いて恥じらうように可憐に咲く。そこから乙女のイメージがあり、ヒメサユリをオトメユリとも呼ぶのだとか。
美しく優しいヒメサユリにたくさん出合い、心が洗われたような気がした。
さようなら、ヒメサユリ、オトメユリ。
次に会えるのは、来年だろうか。その日を楽しみに、See you again !
途中で雨となり困ったが、そこは日ごろの行いのよさ?目的地に着いた頃は、雨は上がってくれた。
行先は、福島県喜多方市。旧熱塩加納村の「ひめさゆりの丘」。
ひめさゆりは、ヒメサユリ。「姫早百合」と書く。「姫小百合」ではなく、ユリの中で一番早く咲くからこの名があるのだと言う。
ヒメサユリの分布は、新潟・福島・山形・宮城県境などに限られる。
感心したのは、地表に種子が落ちてから花が咲くまでに、5,6年もかかるということだ。
種子が地面に落ち、次の年に地下発芽し、小球根を形成。
2年目の春にようやく1枚の葉を地上に現す。3年目に1~2枚。
4年目に茎立ちし5~6枚の葉をつける。
5年目になって、生育の良いものが1~2輪の花を咲かせる。
そんなことが、チラシに書いてあった。
さっそく保護協力費を200円出して、ひめさゆりの丘を散策する。
足元はぬかるんでいる所もあったが、歩道がきちんと整備されてあった。
雨の水滴がついたヒメサユリたちの可憐なこと。ピンクの花が愛らしい。
その美しさは、1つ1つの花のピンクの濃淡にもある。赤みの濃いもの淡いもの、様々である。時には、珍しく純白のものもあった。
少し時期が終わりに近かったけれど、満足した。
熱塩加納では、乱獲により絶滅寸前だった約40年前、農協や地域の人々が保護増殖に着手。それによって、ここまできたのだそうだ。
その努力に、敬意を表したい。
感心しながら丘を下って、昼食は、当然のように喜多方ラーメン。
食後は、地図から西会津町に「オトメユリ」の群生地があると知り、立ち寄った。
舗装していない細い林道の突き当たりから、歩いて斜面を登ると、時季外れとなってしまっていたが、オトメユリがまだいくらか咲き残っていた。
実は、オトメユリとは、ヒメサユリのこと。
下の方を向いて恥じらうように可憐に咲く。そこから乙女のイメージがあり、ヒメサユリをオトメユリとも呼ぶのだとか。
美しく優しいヒメサユリにたくさん出合い、心が洗われたような気がした。
さようなら、ヒメサユリ、オトメユリ。
次に会えるのは、来年だろうか。その日を楽しみに、See you again !