ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

異動の挨拶状を書き終えて

2012-04-30 22:14:00 | 生き方

【今日見た可憐なミヤマカタバミ】
4月が終わる。
書きかけだった異動挨拶状。
出したかった分をようやく4月の最終日に書き終えた。
不本意だが、現在の勤務先がそれなりに忙しく、出し終えるのが4月末日になってしまった。

誰に出すのか、というのが結構難しかった。
自分なりにお世話になった方々や異動になったことを知らせたい方々に出すことにした。
今年は、自分と歳が近い女性の方々から「定年を待たずに辞めました」ということを知らせる挨拶状をいくつかもらった。
そうか―。
勧奨退職した訳だ。

さて、自分が異動の挨拶状を書くのは、3年ぶりだ。
前任の勤務先では3年間。
前々任の勤務先でも3年間…。
3年、3年で異動を経験してきたなあ…。
そう考えて、少しがく然とした。
当たり前のことなのだが、前々回の異動から6年がたったことになる。
そして、その年数を未来に向けてみると―。
もう定年になっているはずなのだ。
おそらく、異動の挨拶状は、あと2回書くことになるのだろう。
そして、2回目は、退職を知らせるあいさつ文になるはずだ。
以前から書いていたことだけれど、改めて思う。

今しかできないことがある。
あと1歩だけ、前に進もう。

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仙台戦、理不尽な判定に負けたことが悔しい

2012-04-29 23:19:38 | アルビレックス新潟
試合が終わった。
0-1で負け試合なのに、新潟の選手向けて拍手をする観衆が多かった。
選手の一生懸命さがわかったから。
もう一つ、負けたのは明らかに選手のせいではないと皆共通に思えたからなのだ。

試合後の黒崎監督の談話に、こうある。
「いいサッカーの試合はできた。もう1つ試合の中の大きな要因があって、選手だけではどうすることもできなかった。」

選手だけではどうすることもできないもう1つの大きな要因。
それは、ジャッジだ。
新潟にとって、不利な判定が多すぎた。
両チームにとって公平なのなら、誰も文句は言わない。


試合前の円陣からも、今日は選手たちの気合いが入っているのがうかがえた。
前半5分、新潟石川のシュートが決まった。
見事なシュートに場内は大喜びした。
しかし、しつこく仙台選手が線審に抗議した結果、なんと判定がくつがえる。
前にいた選手がGKの視界を遮ったから、オフサイドとのこと。
信じられない。
場内にいた私たちには、なぜオフサイドなのかまったく分からなかった。
新潟選手の、GKの視界を遮るための疑わしい行為というが、何もしていなかったのに。
抗議によってゴールがくつがえるなんて、初めて見た。

前半終了間際のことだった。
ケガで外に出た矢野選手が、フィールドに入ろうとしたら、主審が認めてくれなかった。
仕方がなく、少し時間をおいた矢野選手が線審の許可を得て中に入ると、主審は「自分が認めないうちに勝手に中に入るな。」とばかりに、矢野選手にイエローカードを提示した。
そんな、ばかな。


【ハーフタイムには、両チームのマスコットキャラクターたちの友好的なシーンがほほえましかった】

後半早々のブルーノ・ロペス選手への1枚目の警告も、大した接触ではなかったのに出されたものだった。

0-0で迎えた後半終盤、新潟は、アラン・ミネイロ選手を出場させようとした。
しかし、プレーが途切れないので、なかなか選手交代できない時間が続いた。
やっとボールが場外に出た。
さあ交代だと思ったら、主審は仙台にスローインさせ、新潟の交代を認めなかったのであった。
新潟の交代選手がライン近くに何分も第4の審判と立っているのだから、わからないはずがない。

その直後、仙台のウィルソン選手がペナルティエリア内に入って来て、急に倒れた。
倒された、というが大げさだ。
新潟DFはほとんど大した接触もしていない。
なんと、それでPKの判定。
信じられない。
抗議する新潟選手が相次ぐ。
その選手たちに対し、こともあろうに主審は次々とイエローカードを出す。
「俺を言うことを聞け!」とばかりに、主審の権限を振り回した。
抗議した鈴木選手、東口選手、本間選手と、次々に警告を受けた。
新潟の選手たちは、日頃からその戦いぶりはフェアだ。
警告の数はそう多くない。
かなり少ない方だ。
汚いことをしても勝とうという姿勢は、新潟にはない。
それなのに、この7枚のイエローカードの多さは、どうだ。
まだ、両チームに公平なジャッジメントなら、文句も言わない。
だが、あまりにも偏った誤審の連続。
選手も、新潟を応援する観衆も、皆もうあきれてしまった。
PKも、決まってしまい、すぐにロスタイム入り。
0-1。

あまりにもひどい判定が続き、ブルーノ・ロペス選手が抗議すると、容赦なく2枚目のイエローカードを出す主審。
1試合2枚のイエローカードは、退場だ。
次節の試合も出場停止だ。
1点負けていて、1人少なくなり、しかもロスタイム。
勝ち目は、ない。
ダメ押しまでされたこの切なさ。

そして、間もなく試合終了。
場内からは、ブーイングの嵐。
言うまでもなく、審判のジャッジメントに対する不公平感に対する抗議の声。
ゴール裏のサポーター席からは、
「審判、審判、くそったれ!」
のコールが起こった。
よいことではないが、そう叫ばざるを得なかったサポーターの怒りが感じられた。

場内をあいさつして回る選手たち。
いつもなら負け試合の時、選手には対してはブーイングが多いのだが、今日はそうはならなかった。
勝利を目指してひたむきに戦ったというのに、とんでもない審判に試合をめちゃくちゃにされた選手たちが気の毒だった。
選手には、場内あちこちから励ましの声や拍手が送られていた。
ゴール裏のサポーターたちは、「オレたちがついてるぜ 新潟」を繰り返す、「アイシテル、ニイガタ」という歌を声をあげて歌っていた。


スポーツの試合に、審判の存在は絶対だ。
とはいえ、あまりにも偏った試合に感じられた。
それでも選手で不平不満をぶちまける選手は少なかった。
いかに新潟の選手たちが強い気持ちで戦っていたか、がわかる。

審判は、自分では正義を貫いたつもりであろう。
ただ、試合を正しく動かすことは大切だが、明らかに誤審を連続したり、一方にだけ著しく不利になるような判定を繰り返したりするのでは、スポーツの健全な面白さは損ねられてしまう。
そのことを強く意識して試合を裁いてほしいと思う。
経験の浅い審判団のようであったが、今回の試合を振り返って、審判技術を向上させてほしいと強く願う次第である。

そして、新潟が理不尽な判定にあっても、負けない試合ができる強さを身に付けることを期待している。
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あんなに楽しみにしていた桜が…

2012-04-27 21:19:17 | 草木花

【散りゆき美しさがなくなっていく桜】
楽しみにしていた桜の花が、今週あっと今に咲き、あっという間に散ってしまった。
新潟にとって、厳しい冬だった今季。
そのうえ、春を迎えてもなかなか寒さが厳しく、よく雪がちらついた今月初め。
なかなか気温が上がらず、桜の開花は平年よりも10日近く遅れた。
ようやく先週末から咲き始めたと思っていたら、雨と強風の天気が続き、間に一日だけ高温の日があった。
それがさらに桜の散るのを加速させ、今年はゆっくり桜を愛でる暇もなくすでに散っていってしまった。

【地面は花びらが吹きだまる】
なんということだろう。
あれほど満開の桜を待ち望んでいたのに…。
今年は、あれほど降雪の多い冬をやっと終えたのに。
ずっとずっと暖かくなるのを待っていたのに。
美しくいっぱいの桜が咲くのを楽しみにしていたのに。
しょぼん

でも、こんな年もある。
山に近い方では、まだ桜が咲かないでいるところもあるのだそうだ。
GW前半、少しは満開の桜に会いにいけるといいなあ。
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桜満開の高台に立つ~今はなき小学校~

2012-04-22 23:09:23 | 「育」業
ようやく新潟県のあちこちで桜が開き始めた。
南の方に行くと少しは満開の桜が見られるのではないかと、県内で「桜の名所」と言われているところへ出かけてみた。
しかし、まだまだ桜のつぼみが開いているものは、ちらほら。
まだまだ咲き始め、ということでとても残念であった。
南の方へ行けばいい、と単純に考えたのは間違いだったようだ。
仕方なく、せっかくだから、少し遠回りしてドライブして帰路に着くことにした。

その途中、少し高台になっているところに、満開の桜が何本か咲いているのが見えた。
とても美しく見えたので、狭い道に入り、立ち寄ることにした。
実は、ここは知らないところではない。
ここは数年前まで学校だったところである。
コンクリートの道のそばには、木造2階建ての校舎が建っていた。
今は、その校舎も取り壊されて、跡形もない。


そのことを知っている私…。
今から30年余り前、私は新採用教員としてこの学校に勤めたことがあったのだ。
その時の教え子たちも、もうすでに40歳を超えているはずである。
子どもたちと様々な出来事があった。
そして、一緒に勤めた先生たちとも…。
当時の校長先生も、教頭先生も、定年を迎えていくらもたたないうちにそれぞれ難病にかかって亡くなってしまったのは、とても残念だった…。

地域の人たちが情熱的な応援をしてくれて盛り上がった運動会。
そのグラウンドも、今は一面草が生えて緑色になり、トラックやフィールドの区別もない。


ただ、プールは薄汚れたままそのままの場所にあった。

30年余り前のあの頃に、できたばかりのプール。
地域に大歓迎されて出来上がったものだった。
毎日毎日、子どもたちをプールに入れて泳げるようにした。
うまく泳げない私だったが、子どもたちに教えるために、一生懸命泳ぎ方や指導法を学んだのだった。
今はそのプールも、ただ放置され、壊される時が来るのを待っているように見えた。

一角に、ここに学校があったことを示す記念碑が建っていた。
そこには、校歌が刻まれていた。
近くには、創立百周年を示す碑もあった。
私が勤務している時に迎えた百周年。
その20年後には、タイムカプセルを開け、皆で小学校時代をしのんだり、これからもこの学校の永遠を願ったものだった。
しかし、そのわずか数年後、突然学校は他の中心校に統合することになった。
あっけなかった。

全国で、特に地方で、少子化により子どもの数が減り、学校が次々になくなっている。
4月から勤務しているところも、その憂き目にあっている。
地域にあった学校がなくなると、その地域からは子どもの声がなくなり、火が消えたように寂しくなる。


青空に、満開となった桜が美しい。
30年前は、ここの学校がなくなるなんて、誰ひとり夢にも思わなかった。
桜は、あの当時からさらに幹を太くして咲いていた。

あの当時、ここで学んでいた皆さん、元気に生きていますか。
皆さんと過ごした日々は、とても尊いものでしたよ。

桜を見上げ、青空に語りかけた。



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拝啓 内田 潤 様 ~アルビレックス新潟のウッチーへ~

2012-04-19 22:41:13 | アルビレックス新潟


拝啓 内田 潤 様

ウッチー、今年もあなたのプレーを見ることができて、本当にうれしかったです。
昨日は、ナビスコカップの予選、神戸戦でした。
互いに今季J1リーグの下位に低迷する者同士、上昇機運をつかみたいもの同士の対戦。
見どころの少ない試合と考えた人も多かったのでしょう。
昨夜の試合は、新潟の公式戦としては最低の8,158人の観衆でした。
でも、私は、とても楽しみに出かけたのです。

何が、というと、あなたが今季初出場の予定、と聞いたからです。

あなたに魅せられたのは、今から4,5年前になります。
新潟に来てから、あなたの言動は、プロフェッショナルそのものでした。
観衆を意識し、応援されている側の責任を、しっかりと口にするその姿勢。
プレーでも、熱くサイドを駆け上がるそのプレーぶりに、本当に魅了されました。
キャプテンに任命されている訳でもないのに、他の選手たちに声をかけたり面倒を見たり。
あなたのリーダーシップは、新潟というチームに欠かせなくなりました。
2008年だったでしょうか、最終戦まで残留争いが続いたガンバ大阪戦。
試合終了近くのあなたの決勝ゴール。
ゴールネットに突き刺したあなたの一撃は、今でも心の中に息づいています。

残念ながら、ここ1,2年は故障が多くなり、出場試合数が減ってしまいましたが、あなたが出た試合は、新潟の選手たちが落ち着いてプレーできている気がします。
また、家庭人としても、2人の娘さんをはじめ、家族を大切にしていることがわかります。
私より、20歳ほども年下のあなたですが、男として様々な人間的な魅力を感じています。
だから、去年、冒頭のサイン入りポスターが抽選でもらえたのは、とてもハッピーな気分になりました。

昨日の神戸との試合、あなたのプレーぶりはすごく落ち着いて見えました。
駒沢大学時代の同級生、小林慶行選手との同じ試合出場も久々でしたね。
本当に、うれしかったです。
試合も勝ちましたし。
後半、あなたが退場する時の拍手がすごく大きかったことにも、じんと来ました。
あなたのプレーを見に来たのは私だけじゃない。
あなたのプレーに心を揺さぶられているのは私だけじゃない。
そう思いました。

試合終了後のあなたは、どの選手よりも、スタンドに向け手を振り拍手をしていました。

それも、サポーターを大切にするあなたらしい行動でした。

ウッチー、ありがとうございました。
アルビレックス新潟は、これでようやく公式戦2連勝です。
苦しいスタートを切り、観客数も激減している新潟ですが、まだまだあなたの力が必要です。
どうかこれからも、新潟を引っ張っていってください。
これからも、心からあなたの活躍と新潟の上昇(常勝?)を祈っております。
また、スタジアムでお会いしましょう。

敬具
 
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イワナシ~可憐な花

2012-04-16 21:36:34 | 草木花

北海道南部・本州おもに日本海側の山地の樹林下に生える。
茎は分枝し地に状して長さ10~30cm、若枝に褐色長毛がある。
葉は長さ4~10cm、花は枝先に長さ1~2cmの花序に数個つき、花冠は長さ1cm位。
液果は初夏に熟し胎座は肉質となり甘く、食べられる。

…ネットで調べてみると、こんな解説が出てきた。
昨日、ちょっとした丘陵公園を散策していたら、見つかったのが、この花。

確かに、樹林の下の岩壁のような辺りに、いくつか見つかった。
2年前に初めてその存在を見つけたのだが、今年は、けっこうたくさんの株を花を見つけることができた。

イワナシというからには、実は、小さな梨のようなものがなるらしい。
今度は、その実を見てみたいと思った。
可憐なピンクを帯びた花。
実に可愛らしい。

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矢野のゴールで初勝利!

2012-04-14 22:26:37 | アルビレックス新潟

この幽霊のような写真は何か、というとヒーローである。
テレビの映像を、ピントのぼけたケータイ写真にとったというわけである。

今日のアルビレックス新潟のJ1リーグ戦初勝利のヒーローは、矢野貴章!
そのヒーローインタビューの写真である。
セレッソ大阪戦の後半、途中交代でピッチに立つと、見事に決勝ゴールを決めた、
アルビレックス新潟、6戦目にしてリーグ戦今季初勝利である。
いやあ、うれしい。

今季は、接戦の末敗れる展開が続いていた。
ただ、ここ2戦は、相手に流れを渡さずの引き分けだったから、得点さえ入れば勝てるのに…と思うのが続いていたのだった。
選手の戦う気持ちは見えるのだが、勝利にはつながらないという日々が続いていたのだった。
最後のゴールさえ決まれば、…という展開の中、矢野のゴールが決まった。
あとは、守りに回り過ぎずに勝ち切ってほしいと祈っていた。
今季初勝利となった。
かえすがえすも、うれしい!
これでチームも、自信回復。
上昇気流に乗れそうだ。

今日は、飲酒を伴う会があり、自宅にたどり着いたのは、試合の後半残り10分ほどのとき。
試合はテレビ観戦なのだが、あまり見られなかった。
しかし、矢野のゴールと勝利の瞬間を見ることができた。
なんとうれしい初勝利。
これで来週は、がんばって仕事ができそうだ。


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花見で気分を変える

2012-04-08 23:07:47 | 草木花
花見、と言っても、新潟は桜の開花などまだまだ先。
梅だって、まだ一部咲いているところがあるだけにすぎない。
春の花、と言えば、まずは、私にはフクジュソウやキクザキイチゲ。

今日は、午後から晴れ間がのぞいたので、花の見られることを期待して、新潟市園芸センターに行った。
ここは、残念ながら、昨年新潟市食育・花育センターに機能が移転してしまった。
だが、園内にたくさんの植物が植えてある。
フクジュソウは、もうかなり育っていて、花のほかに緑色の葉が茂っていた。

園内には、キクザキイチゲや雪割草も咲いていた。

ちょうど見ごろの雪割草。


花々を眺めながら、いつもの年より遅い春だが、もうすぐ里にも本格的な春が来るな、と思った。

さて、先週は、火曜日から毎日帰りが早くて9時半だった。
新勤務先。なかなかハードな1週間だった。
今週も、週の半ばには会が予定され、帰りが遅くなる。
今日見た花々を思い出し、気分一新。
がんばっていこう。
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新たな勤務先、第1日

2012-04-02 21:16:05 | 生き方
朝出かける方向は、今までとは逆方向。
今までは、南。
今日からは、北。
幸いなことに、今日は、昨日の荒天とは変わって、青空。
晴れていた。
新たな職場での勤務だけではなく、1年のスタートに当たる日でもある今日。
晴れ、お天気は、ありがたい。
ただでさえ不安な気分が、くもり空や雨雲の下では、倍増される。

今までとは、少し遠くなった勤務。
30分くらいをかけて車を走らせた。

前の職場にはもう戻ることはできない。
新たな職場でやっていかなくては。
今日は、辞令を交付されたり、あいさつ回りに動いたり。
そうこうしている間に、大したこともしていないのに1日が過ぎた感じであった。

夕方、前の職場の方から、メールがあった。
私がつい忘れてきた、マグカップを預かっているとのこと。
さっそく返信。
「ありがとう。取りに行きたいが、今週は明日から毎日、夜の会議か飲みを伴う会。5日間連続!」
という内容を送った。

救いは、春の花。
あいさつ回りの途中、一瞬青っぽい花が見えた場所があった。
キクザキイチゲだ!

【これは一昨年のキクザキイチゲ】

雪が解けたばかりなのに、もう咲いているのだ!
うれしい。
寒さが続いている今春だが、間違いなく本当の春がそこまで来ている!

ハードな新勤務先。
過去には、戻れない。
だから、明日を目指して、今日を精いっぱい生きるのみ。
激務が続く1週間だが、それなりにがんばっていくことにしよう!
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笹川流れマラソン大会、ハーフを何とか完走…

2012-04-01 22:10:22 | RUN
「笹川流れ」は、新潟県北部の村上市、旧山北町の海岸。
岩場があり、海の色は美しく、新潟県で最も美しく人気の高い海岸地帯である。

そこで、4月第1日曜日に行われるマラソン大会も、今回で26回目を数えた。
90年代には、間寛平氏がゲストランナーを務めたこともある。

昨年の新潟マラソン以来のレース参加。
出る種目は、ハーフマラソン50歳以上男子の部。
日頃の練習は、週1回、10kmくらいを走るくらい。
およそ倍の距離を走れるか、と不安をかかえつつ、参加した。

今日は、あいにく天気は冬型。
雪まで降るという。
気温も、3℃と低い。
開始時は、くもり空。
荒れそうな天気だった。
そんな中、スタート地点に着いた。

9時30分、ハーフマラソンのスタートの号砲が鳴る。
今日の目標、「疲れずに走り切る」。
時折風が真横の海から吹いてくる。
典型的な冬型の天気。北西からの風だ。
幾つかあるトンネルを抜けたら、雪が斜めに降っている。
7kmくらいまでは、1kmあたり5分10秒くらいでいけた。
前に人は多くいるし、結構後ろから来た人に抜かれるけれど、まあいいだろう。
ひたすら遠い遠い(?)折返し点を目指していく。
折返し点が近づくと、もう戻って来た人たちが多い。
結構早い人たちの中に、今までの勤め先での副会長さんがいた。
「がんばって。」
と声をかけたら、驚いていた。

さて、折返し点で、53分54秒の所要時間。
しかし、いつも練習していたのは、12kmまで。
ここから先は、日頃経験の少ない世界。
あまり足を使わないようにしてきたつもりであったが、足が前に動かなくなった。
昨年の新潟マラソンの時のように、痙攣したりはしないが、足が重い。
次々に、抜かれていく。
自分より年輩のおじさんに。
自分より年下の女性たちに。
ついて行きたいけど、上りの坂道になると、こっちは置いていかれる。
その繰り返し。
足が上がらない。
意地だけで走る。
走るというにはおこがましいスピードのなさ。
大腿部を鍛えないといけないなあ。
大腿部の筋肉が弱っているから、足が上がらないのだろう、と思う。

あと5km、3km、2km、1km…。
残りが少なくなってきた。

ここのコースの最後の難所は、ゴールの旧桑川小学校への最後の最後の急坂。
私の足には、もう限界だった。
ゴールしたたくさんの人が下って来る中を、登っていくのだが、恥もなく歩いて登る。
しかし、あまりにも進まないので、腕だけでも大きく振って歩いて登った。

ゴール。
なんとか目標としていた2時間を切ることはできたが、参加者253人中150番前後。
荒れた天候もあったが、正直きつかった。
これでは、ハーフが精一杯。
フルマラソンに挑戦は、100年早いな、と感じた(そうなら、もう生きていない…(苦笑))
55歳の自分より年上の方々がたくましく走っていた。
自分も、そうなりたいなあ…。
もう少し走りのほかにトレーニングもしなくちゃな…。

帰りには、本格的な荒天になった。
冷たい雨が横なぐりに降り、折りたたみ傘が折れ、濡れてしまった。
体力を失った体が完全に冷え切ってしまった。
4月1日とは思えない、冬型の天気のマラソン大会であった。

明日からは、新しい職場。
今日の走りと同様の気持ちで、「あと1歩だけ、前に進もう!」

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