半年ぶりに、昔通った50km近い道のりを行く。
違和感がない。
この機会を少し楽しみにはしていた。
以前単身赴任していた山間の土地へ。
思えば、3年間の「金帰月来」。
毎週、金曜日夜に自宅に帰り、月曜朝早く単身赴任先へと向かったものだ。
半年では、さすがに道は変わらない。
季節は違うが、3度見た秋の風景。なあに、これも大して変わりはない。
都会だと店が建ったり変わったりしているかもしれないが、田舎ではあまり大きな変化はない。
風景では、懐かしさもあまり感じなかった。
それが、かつての職場で一緒に仕事をした人たちやかかわった人たちに会うと、いっぺんに懐かしさがこみ上げてくる。
思わずこちらから声をかけてしまう。
「わあ、○○さん、久しぶり。」「●●さん、お元気?変わらず何よりですね。」
全然変わらない大人に比べて、子どもの変化は著しい。
背が高くなっている。足が長くなっている。
とにかくタテに伸びているという感じ。
かつて自分がそこにいた、と、自覚させてくれるのが、そこで同じ時間を過ごした「ヒト」なんだなあと、改めて思った。
帰りに、よく日本酒を買った酒屋に行ったが、お気に入りの地酒は、端境期(?)。来月にならないと入らないと聞いて、残念だった。
しかし、ちゃっかり新しい銘柄の地酒を購入。自分だけの土産にした。
帰路、以前2度ほど走ったことがある林道を、車を走らせた。
細い舗道。アップダウンの激しい曲がり道。
めったに車に会わない。
紅葉の進む山の木々。サルの集団とも出会った。
こういう自然が息づいている土地だった。
今回、半年前まで暮らしていた土地を訪れて思ったこと。
もっと懐かしいと感じるかと思った。
そうではなかった。
もうここは、今私の暮らす土地ではないということ。
それをさらに実感した。
過去を懐かしむ自分を感じることはなかった。
現在の立ち位置が、半年前よりも居心地が悪いものだとしても、
苦しいことが多く起こっている中だとしても、
やっぱり前を向いて生きていこうと思っていたのだ。
峠の頂上を過ぎ、眺めのいいポイント(写真)で、もう一度つぶやいた。
さらば、わが単身赴任の地!
違和感がない。
この機会を少し楽しみにはしていた。
以前単身赴任していた山間の土地へ。
思えば、3年間の「金帰月来」。
毎週、金曜日夜に自宅に帰り、月曜朝早く単身赴任先へと向かったものだ。
半年では、さすがに道は変わらない。
季節は違うが、3度見た秋の風景。なあに、これも大して変わりはない。
都会だと店が建ったり変わったりしているかもしれないが、田舎ではあまり大きな変化はない。
風景では、懐かしさもあまり感じなかった。
それが、かつての職場で一緒に仕事をした人たちやかかわった人たちに会うと、いっぺんに懐かしさがこみ上げてくる。
思わずこちらから声をかけてしまう。
「わあ、○○さん、久しぶり。」「●●さん、お元気?変わらず何よりですね。」
全然変わらない大人に比べて、子どもの変化は著しい。
背が高くなっている。足が長くなっている。
とにかくタテに伸びているという感じ。
かつて自分がそこにいた、と、自覚させてくれるのが、そこで同じ時間を過ごした「ヒト」なんだなあと、改めて思った。
帰りに、よく日本酒を買った酒屋に行ったが、お気に入りの地酒は、端境期(?)。来月にならないと入らないと聞いて、残念だった。
しかし、ちゃっかり新しい銘柄の地酒を購入。自分だけの土産にした。
帰路、以前2度ほど走ったことがある林道を、車を走らせた。
細い舗道。アップダウンの激しい曲がり道。
めったに車に会わない。
紅葉の進む山の木々。サルの集団とも出会った。
こういう自然が息づいている土地だった。
今回、半年前まで暮らしていた土地を訪れて思ったこと。
もっと懐かしいと感じるかと思った。
そうではなかった。
もうここは、今私の暮らす土地ではないということ。
それをさらに実感した。
過去を懐かしむ自分を感じることはなかった。
現在の立ち位置が、半年前よりも居心地が悪いものだとしても、
苦しいことが多く起こっている中だとしても、
やっぱり前を向いて生きていこうと思っていたのだ。
峠の頂上を過ぎ、眺めのいいポイント(写真)で、もう一度つぶやいた。
さらば、わが単身赴任の地!