旅につかれた 若い二人に
さすらい人の子守唄を
星は歌うよ どこへゆくの
ふるさとのあの丘に もう帰れない
今はもう 帰れない
これは、詞中に曲名があるが、はしだのりひことシューベルツが歌った「さすらい人の子守唄」だ。
18歳の頃、初めて親元を離れ、県外で暮らし始めてから少しした頃、北山修作詞のこの曲がラジオから流れてきたとき、この歌に聞き入った。
ふるさとのあの丘に もう帰れない
今はもう 帰れない
という部分が、心に響いて涙が出たのを覚えている。
故郷に帰りたいのに、帰れない。
そんな歌というのは、その後いろいろと結構耳にして、心にしみたものだった。
あれから春が また秋が
流れていまは 遠い町
帰れない
帰りたいけど帰れない 帰れない
夕焼け雲のその下で
ひとりの酒に 偲ぶ町
これは、千昌夫の「夕焼け雲」。
「北国の春」がヒットする少し前の歌だった。
帰れない 帰りたいけど帰れない 帰れない
と歌う部分が切なかった。
「帰りたい」と歌う歌もある。
帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
大きな声で叫んだ 故郷へ届けと
これは、松山千春の「帰りたい」。
故郷へと「帰りたい 今すぐにでも」
そんな気分になったことも、学生時代には何度かあった。
そんなとき、「帰って来い」と言われたら、ますます思いが募るよなあ。
東京ぐらしで 忘れたか
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
帰ってこいよの連発でその気を高める、松村和子の「帰ってこいよ」は三味線の音と一緒によみがえる。
歌で「帰ってこい」は、もう一つある。
声を限りに 叫ぶのさ
帰ってこい 帰ってこい 帰ってこんでもいい
帰ってこい 帰ってこい 帰ってこんでもいい
これは、山崎ハコの「帰ってこい」。
だけど、「帰ってこんでもいい」と付くとかえって帰りたい気持ちの方が大きくなる、という感じ。
故郷に帰りたくなった気持ちを歌う歌。
ここに紹介したのは、皆、自分が10代後半から20代前半のころの歌ばかり。
なぜか、そんな歌を集めてみたくなった。
年齢を重ねていくと、自分が生まれ育ったところをよく思い浮かべるようになるせいだろうか。
さすらい人の子守唄を
星は歌うよ どこへゆくの
ふるさとのあの丘に もう帰れない
今はもう 帰れない
これは、詞中に曲名があるが、はしだのりひことシューベルツが歌った「さすらい人の子守唄」だ。
18歳の頃、初めて親元を離れ、県外で暮らし始めてから少しした頃、北山修作詞のこの曲がラジオから流れてきたとき、この歌に聞き入った。
ふるさとのあの丘に もう帰れない
今はもう 帰れない
という部分が、心に響いて涙が出たのを覚えている。
故郷に帰りたいのに、帰れない。
そんな歌というのは、その後いろいろと結構耳にして、心にしみたものだった。
あれから春が また秋が
流れていまは 遠い町
帰れない
帰りたいけど帰れない 帰れない
夕焼け雲のその下で
ひとりの酒に 偲ぶ町
これは、千昌夫の「夕焼け雲」。
「北国の春」がヒットする少し前の歌だった。
帰れない 帰りたいけど帰れない 帰れない
と歌う部分が切なかった。
「帰りたい」と歌う歌もある。
帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
大きな声で叫んだ 故郷へ届けと
これは、松山千春の「帰りたい」。
故郷へと「帰りたい 今すぐにでも」
そんな気分になったことも、学生時代には何度かあった。
そんなとき、「帰って来い」と言われたら、ますます思いが募るよなあ。
東京ぐらしで 忘れたか
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
帰ってこいよの連発でその気を高める、松村和子の「帰ってこいよ」は三味線の音と一緒によみがえる。
歌で「帰ってこい」は、もう一つある。
声を限りに 叫ぶのさ
帰ってこい 帰ってこい 帰ってこんでもいい
帰ってこい 帰ってこい 帰ってこんでもいい
これは、山崎ハコの「帰ってこい」。
だけど、「帰ってこんでもいい」と付くとかえって帰りたい気持ちの方が大きくなる、という感じ。
故郷に帰りたくなった気持ちを歌う歌。
ここに紹介したのは、皆、自分が10代後半から20代前半のころの歌ばかり。
なぜか、そんな歌を集めてみたくなった。
年齢を重ねていくと、自分が生まれ育ったところをよく思い浮かべるようになるせいだろうか。