ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

アルビ、新潟がらみで応援する、全日本大学サッカー選手権

2024-12-22 20:51:23 | スポーツ

Jリーグの試合が終わって約2週間だけれど、今が非常に熱い試合が行われているアマチュアの大会がある。

それは、サッカーのインカレ、第73回全日本大学サッカー選手権。

12月7日から始まったこの大会。

大学ナンバー1を目指して、全国のリーグ戦を勝ち抜いた大学が戦っている。

 

Jリーグの全試合が終わって、関心は、来季入団する選手たちが気になるところだ。

だから、その選手たちが大学最後の試合でどんな戦いを繰り広げるのか、知りたいという好奇心が湧いた。

また、北信越リーグの代表としては、新潟県の新潟医療福祉大学も出場している。

大学の2大タイトルの1つ、総理大臣杯サッカーで、新潟医福大は準優勝している。

とはいえ、決勝で阪南大に敗れているから、もう1つのこの大学サッカー選手権では、雪辱を期して優勝したいはずだ。

だから、応援したいと思っていたのだ。

 

この全日本大学サッカーの大会も、予選リーグが終わり、決勝トーナメントが始まった。

今日は、その初戦、準々決勝の日。

 

来季アルビレックス新潟に入団が決まっている選手が2人出場している。

笠井佳祐の桐蔭横浜大、

稲村隼翔の東洋大は、どちらもちゃんと予選リーグを1位で勝ち抜けた。

 

そして、新潟医福大も、予選リーグで中京大、桐蔭横浜大、阪南大と同じグループになったが、なんと3連勝で堂々の1位突破だった。

特に、9月の総理大臣杯決勝で敗れた阪南大に対しては、6-2と圧倒して勝ってリベンジを果たしたのだった。

 

さて、準々決勝の組み合わせは、以下のとおり。

来季アルビに加わる選手、笠井がいるから桐蔭横浜大が、稲村がいるから東洋大が、それぞれ勝つといいなあ。

そして、新潟医福大の勝利を期待しよう。

残る1試合は、どちらが勝ってもいいけど、アルビには筑波大出身のGK阿部とDF早川がいるから、そこに勝ってほしいかな。

 

それぞれの試合結果がどうなったかというと、次のとおり。

おお、すごいね、桐蔭横浜大圧勝だ。

もう少し詳しく見てみたら驚いた。

なんと、アルビに入団する笠井佳祐選手が4得点を挙げている!

まるでルヴァン杯準々決勝町田戦第1戦の長倉と一緒じゃないか。

あの試合は、5-0で町田に完勝したが、長倉の4得点が光ったのだった。

いいね、笠井。

来季、大きな期待がもてそうだ。

 

さて、東洋大も勝っているが、稲村は出ていたのかな?

おお、出ていた。勝利に貢献したな、その守りできっと。

 

新潟医福大の試合は、YOUTUBEでライブで見た。

センターライン付近からの、日大の超ロングシュートが入ってリードされたときは、負けちゃうのかと思った。

残り時間も10分ほどしかないのに、よく逆転したよ。

決勝点がPKで運があったとしても、逆転は簡単ではなかったはず。

 

残る1試合は、スコアレスドローでPK戦。

筑波大は、明治大にPK4-5で敗れ、運がなかった。

 

さて、25日の準決勝の組み合わせは、次のとおり。

おお、笠井・桐蔭横浜大 対 稲村・東洋大。

これって、「笠井の『矛』」と「稲村の『盾』」の「ほこ・たて」対決じゃないの?

どっちが勝つだろう?楽しみだ。

 

新潟医福大は、明治大に勝って決勝に進むのだ。

すると、28日の決勝は、笠井か稲村と医福大という「新潟ゆかり対決」になる。

それを期待したいなあ。

 

…まあ、こんなふうに、アルビや新潟がらみで関心を持っている全日本大学サッカーなのであります。

 

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一発勝負は、オソロシイ ~昇格プレーオフ 3位長崎、6位仙台に敗れ去る~

2024-12-01 19:54:16 | スポーツ

サッカーJ1。アルビが負けて17位と後がなくなった。

J1残留を決められなかった昨日の今日だから、見たくない気分もあったが、今日は各カテゴリーでの入れ替え戦初日。

J1昇格プレーオフ準決勝は、3位長崎―6位仙台の試合と、4位山形-5位岡山の試合。

J2昇格プレーオフ準決勝は、3位カターレ富山-6位FC大阪と、4位松本山雅-5位福島ユナイテッド。

J3・JFL入れ替え戦第1戦は、JFL2位高知ユナイテッドSC-J3 19位Y.S.C.C.横浜。

こんなに注目の試合が行われる。

 

J1残留が決まっていない新潟だけど、来季J1に上がる最後のチームはどこになるのかは、関心がある。

特に、アルビレックス新潟に以前在籍したことがある選手がいるチームには、がんばってもらいたい。

そんな気持ちで、DAZNを見る。

午後1時から始まったJ1昇格プレーオフ準決勝

長崎には加藤大がいるが、今回はメンバーに入っていない。

仙台には中島元彦が中心選手としてがんばっている。

 

リーグ戦の成績は、3位の長崎が圧倒的によい。

長崎は、21勝5敗12引き分けで、勝ち点75。総得点74で総失点39で得失点差は35。

J2リーグ最多得点、最多得失点差だから、圧倒的な攻撃力だ。

リーグ戦5連勝で終盤は絶好調だった。

思い出せば、ルヴァン杯の試合では新潟が勝つことができたが、天皇杯では1-6と長崎の攻撃力に完敗だったっけ。

対する仙台は、38勝10敗18引き分けで勝ち点64。総得点は50、総失点は44で、地区失点差は6。

最終戦で勝利して、6位の座を獲得した、滑り込みセーフのプレーオフ参戦だった。

 

まあそんなふうに、力の差がある対戦に見えた。

順位が下でもあったから、判官びいきで仙台の応援。

試合は、予想通り長崎がボールを支配する。

だが、仙台も前線からの守備にがんばり、決定的なシュートシーンを許すことなく、進む。

時折ボールを得ると、カウンターで攻め込んでいく。

その仙台が、相手選手のハンドによりPKのチャンスを得た。

それを蹴るのは、仙台に期限付き移籍して3年目だが、中心選手に成長したもっくんこと中島元彦選手。

コースは読まれたが、見事に決めたのはさすが。

 

仙台がリードしてハーフタイム。

でも、長崎は引き分けでも勝ち上がりのアドバンテージがある。

圧倒的攻撃力のある長崎にとっては、追い付けばいいだけの話。

仙台としては、もう1点先に取って、長崎を焦らせる展開に持って行きたい。

実際にそうなるのだから、今日の仙台は素晴らしかった。

後半の8分に追加点をあげ、23分にはもう1点追加した。

守備から攻めに回ったときには、必ず決める、というような強い意志が感じられた。

この意志、アルビの今のチームにもほしいぞ、と思った。

 

0-3となってから、後半31分、長崎も1点を取って追い上げ態勢に入ろうとした。

だが、仙台の選手たちは、守備一辺倒にはならない。

前にクリアするような形になっても、そのボールを前の選手たちがいち早く奪取しようとした。

また、コーナーに逃げるような姑息な(?)手法は用いずに、ペナルティエリアに進入を図っていた。

仙台のその強気の姿勢は、アディショナルタイムに、もっくんの2つ目のゴールで実った。

さすがに、1-4となって、長崎サポはがっくり。

大方の予想に反して、6位の仙台が決勝に勝ち上がった。

これが一発勝負の怖さだよなあ。

でも、仙台の試合ぶり、強かったよ。

こんな試合をしていれば、仙台は、昨日アルビに勝ったチームより強いのじゃないかな、なんて考えたりした。

 

もう1試合は、昨季まで在籍した田上大地選手が所属するファジアーノ岡山が、リーグ戦上位だった山形を3-0で破って、昇格プレーオフ決勝に進出した。

 

J2昇格プレーオフでは、元アルビの山本康裕選手のいる松本山雅とカターレ富山が初戦を勝ち抜いた。

J3・JFL入れ替え戦第1戦は、1-1のドローで、高知とYS横浜は第2戦に賭けることになった。

 

こうして、第3者として見るのは気楽でいい。

だが、J1新潟も残留か降格かの瀬戸際にいることも確か。

だから、昇格プレーオフのレベルの「高い」試合を見ていると、一度落ちたら簡単に上がれないことを思い知らされてしまう。

圧倒的な力を有していた3位の長崎も、敗れてしまった。

一発勝負は怖い。

あんな怖い世界には入りたくない。

そう思いながらも、新潟、あとは12月8日の一発勝負にかけるしかないのだが…。

 

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孫の世代が活躍するようになった大相撲に…

2024-11-25 22:21:50 | スポーツ

大相撲九州場所は、琴櫻の初優勝で終わった。

順調に出世してきた彼は、父が琴ノ若で祖父が先代琴櫻だった。

私にしてみれば、琴櫻と言えば、今でもその祖父の姿の方が先に浮かぶ。

 

50年以上前になる自分の小学校時代は、「巨人大鵬卵焼き」の時代。

男の子の遊びとしては、外では野球、中では相撲というのが結構当たり前だった。

相撲は、木の床なので固い運動場(あの頃は体育館というしゃれた呼び名はなかった)でありながら、結構やったものである。

今の時代なら、けがが危ないので止められるところかもしれないが、あの頃はそんなことは気にせず、何年生でもよく興じたものであった。

 

私の小学生以前から、大鵬の時代は長く続いた。

なにしろ、32回も優勝した横綱だからね。

小学生になる前には、まだ集落にはテレビのある家が数軒しかない時代だったから、ある家まで出かけて行って、「見せてください」と言って、上がり込んだものだった。

大鵬が好きだったから、彼が土俵に上がると、テレビの前で大きな声で「大鵬、大鵬」と声援を送っていたら、その家の主に「やかましい。静かにできないなら、出て行け!」とどなられたこともあった私であった。

その大鵬の孫にあたるのが、王鵬である。

下から上がって来たときには強さをあまり感じなかったが、ここ数場所力をつけてきた。

今場所優勝した琴櫻に、唯一の土を付けたのが王鵬であった。

 

その琴櫻―王鵬の一番を見て、しみじみ時の流れを感じた。

昭和40年代、彼らの祖父に当たる大鵬と琴櫻は、何度も対戦していた。

圧倒的に大鵬が強く勝っていたが、現在の孫同士の対戦は、琴櫻が秋場所前まで4連勝していた。

だが、地力をつけてきた王鵬が今場所も琴櫻に勝ち、2連勝。

攻守、力のこもったいい相撲だった。

なかなかいい勝負になってきた。

今から50年以上前の時代に、先代琴櫻も大鵬も、まさか半世紀余りの後に孫同士が戦うことになるとは思いもしなかっただろうなあ、と思ったのであった。

自分は、その、祖父たちの現役時代も知っているし、現在の孫たちをも知っている。

もちろん、彼らの父の琴ノ若や貴闘力の相撲もずっと見てきた。

ずいぶん長く見てきたことになるなあ、とちょっぴり感慨にもふけったのである。

 

さらにいえば、大横綱大鵬が引退した頃には、横綱となって活躍していたのは、北の富士だった。

そして、その頃は大関でその時代が長かった先代琴櫻も、大鵬が引退した2年後、33歳で横綱昇進を果たした。

ただ、横綱時代は8場所と短かった。

2年後、昭和49年名古屋場所の直前に琴櫻が、場所中には北の富士が引退していった。

 

…子どもの頃から、そんなふうに、大鵬・北の富士・琴櫻を見てきた。

一時代を築いた、それぞれ魅力のある横綱たちだった。

 

今場所は、場所中に解説者の北の富士の訃報が流れた。

昭和40年代の横綱が、3人とも、もうこの世にいなくなってしまった。

横綱と言えば、ヒーローである。

子どもの頃よく見たそのヒーローたちがいなくなって、その孫たちが土俵を盛り上げるようになった。

そこに、長い年月を感じ、自分の年齢が上がったことを感じてしまう。

だが、その活躍は、うれしいことでもある。

孫たち世代の活躍は、きっと天上の彼らも喜んでいるに違いないのだから。

 

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佐藤瞳・橋本帆乃香ペアのWTTファイナルズ優勝を称える

2024-11-24 21:53:45 | スポーツ

卓球の国際大会シリーズ年間王者を決めるWTTファイナルズ2024という大会が、今日まで日本の福岡で行われていた。

この試合は、シングルスは16人、ダブルスは8組が出場する。

基本的に、その種目の世界ランキングで上位の選手しか出場できない。

 

この大会では、日本の選手たちもそれなりに健闘した。

男子シングルスでは、日本のエースの張本が、中国選手を2人破って決勝に進出した。

決勝では、世界1位の中国選手に完敗ではあったけれども、ランキング上位の選手からの2勝は貴重だった。

男子ダブルスでは、戸上・篠塚組が初戦で格上の中国ペアを破り、準決勝も勝って決勝に進んだ。

決勝ではゲームオールの接戦となったが、フランスペアに惜しくも敗れてしまった。

女子シングルスでは、5人も出場し、同士討ちの組み合わせもあったが、3人が初戦を勝って準々決勝へ進出した。

ただ、そこで3人とも、中国人選手や欧州チャンピオンの選手に敗れてしまったのだが。

 

まあ、こんなふうに、かなり善戦していた日本人選手だったが、栄冠を勝ち得たのは、女子ダブルスだった。

女子ダブルスで優勝したのは、佐藤瞳・橋本帆乃香のペア。

特徴的なのが、カットマンペアだったということ。

今の時代、カットマンで世界の上位に君臨する選手はほとんどいない。

最新の世界ランクでは、橋本は34位、佐藤は81位である。

その佐藤・橋本ペアの初戦の相手は、ダブルスの世界ランク1位、中国の孫・王(芸)組であった。

孫はシングルスでも世界ランク1位、王は3位である。

彼らの強打と鋭い打球は、男子顔負けのすごさがあった。

善戦しても勝ち目はないだろうな、と思っていた。

 

ところが、どっこいであった。

強打されながらも、カットで拾いまくる2人。

テニスと違って、卓球のダブルスは、1球ずつ交互に打たなくてはならない。

その難しさがあるのに、前に後ろに右に左によく動いてボールを相手コートに返す。

ダブルスは2人が動きながら交互に打たなくてはいけないということを、日本のペアは逆に、最大限に生かした。

カットするだけでなく、時にはドライブして打ったり、攻撃に転じたり、プレーにも変化を加えて相手をかく乱していた。

時には、スマッシュを連発されてもカットやロビングで粘って相手のミスを誘ったり、想定しがたい強打で反撃したりして、接戦に持ち込み、要所で得点していった。

日本の2人のカットマンの技術はすばらしかった。

1+1が3にも5にもなっている感じだった。

2ゲームを先取しながら、第3ゲームをジュースで落としたときは、この後はやられるのだろうと思ったが、違った。

集中力は途切れず、第4ゲームを奪い、中国の1位ペアをゲームカウント3-1で破る殊勲を打ち立てた。

 

佐藤・橋本ペアは、続く準決勝でも別な中国ペアを3-0で破り、決勝進出。

決勝は、日本人ペア大藤・横井組との同士討ちとなったが、やはり3-0で退けた。

 

どの相手も、威力のある攻撃で打ち抜こうとしてくる相手に対して、本当によくカットで拾って粘っていた。

あれだけ攻められても、長いラリーになっても、粘りに粘るプレーには魅せられた。

それは、会場の卓球ファンも、ひょっとすると世界中のファンも同じだったのではないだろうか。

 

優勝したということは、今年の世界一ペアであるという栄冠を手に入れたということ。

長い間ペアを組んできて、世界の舞台で優勝したのはおそらく初めてだろう。

佐藤瞳・橋本帆乃香ペアを、心から称賛したい。

本当におめでとう!

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DeNA、先取点とエースの力生かし、日本シリーズ初勝利

2024-10-29 22:18:31 | スポーツ

アメリカではMLBのワールドシリーズ、ドジャース対ヤンキース。

日本ではNPBの日本シリーズ、DeNA横浜ベイスターズ対福岡ソフトバンクホークス。

今季の野球も、日米でチャンピオンを決めるシリーズの戦いが続いている。

 

ここのところ、午前中はMLB、夜はNPBの野球中継を見ている。

MLBはドジャースの大谷がいるから、日本のメディアはその活躍を追いかけている。

今日が第3戦。

大谷は、肩の亜脱臼の影響もあって、今日はヒットを打てなかった。

それでも、ドジャースは勝利して3連勝。

ワールドチャンピオンの座に輝くまであと1勝となった。

負傷を押してがんばる大谷なので、やっぱり応援したくなってしまう。

 

さて、NPBも今日が第3戦。

ソフトバンクが、パ・リーグの圧倒的な覇者として日本シリーズに進出したのに対し、セ・リーグは、3位のDeNAが2位の阪神も1位の巨人も破って、「下剋上」を果たしたのだった。

1,2戦は、ソフトバンクが先取点を挙げ、差を広げてDeNAの追撃を抑えて勝つという展開で連勝していた。

今日もソフトバンクが勝つと、優勝に王手をかけることになる。

う~ん、盛り上がりに欠けて、面白くない。

もっと面白い試合を見たい。

せっかく阪神に勝って上がっていったんだから、もっといい勝負をしてほしいものなのだけどなあ。

DeNA、がんばれよ~。

 

その思いが届いたのか、今日は、エース東が復活登板。

何度もピンチを迎えたが、10安打打たれながらも、7回を1点に抑えた。

打線も、このシリーズ初めて先取点を奪って主導権を握った。

すぐに同点に追いつかれてしまったが、東の踏ん張りに応えて5回に2点を入れて勝ち越し、8回にもダメ押しとなる1点を追加した。

先制とダメ押しは効果的だった。

 

やっぱり、先取点を取るのとエースがいい働きをするのって、大事なんだなあ。

…とつくづく思う。

アルビレックス新潟もそうだよな。

ルヴァン杯決勝では、ぜひ先制して勝ってほしい。

エースは誰だ?長倉か?谷口か?小野か?

…って悩むということは、エースがいないってことかな?

おっと、話が脱線してしまった。

野球の話だったはずだ。

でも、アルビ、先制してほしいな。

 

さて、日本シリーズは、第3戦、DeNAが4-1で勝利し、ソフトバンクの勢いを止めた。

阪神や巨人の投手陣を打ち崩したDeNA打線なのだから、ソフトバンクにも打ち勝って、シリーズをもっと面白くしてほしいものだ。

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母校立教大、痛快な箱根駅伝予選会トップ通過

2024-10-20 19:49:08 | スポーツ

昨日は関東の方は真夏日だったそうだ。

いつまで夏が続くの、という気がしたそうだ。

こちらは午前から雨で、夕方からは結構冷えてきた気がした。

 

そんな関東地方の酷暑の中で、午前中、箱根駅伝の予選会が行われた。

 

去年は、第100回の大会であったが、わが母校立教大学は、第99回、第100回と予選会を突破して、久々に連続出場を果たした。

それはよかったけれども、去年は予選会前に前監督が不祥事で解任されたのだった。

その逆境をはね返して、選手たちは予選会を突破し、今年1月の本選にも出場したということがあった。

そんなバタバタのせいもあって、1月の本選でシード権は獲得できなかったから、今回も立教大は予選会に出て10位以内に入り、本選出場権を獲得する必要があった。

4月から駒澤大学OBだった高林監督が就任して指導してきたとはいえ、他大学で箱根常連校はたくさんある。

監督も新任だし、選手獲得も簡単ではなかっただろうから、今年は難しいのじゃないかな、なんて素人的に考えていた。

 

ところがどっこい、であった。

 

去年まで予選会はBS日テレで放送していたのに、今年は地上波で放送していた。

以前は予選会放送なんてなかったのに、BSで放送するようになり、ついに地上波でもやるようになった。

力入れてるねえ、日テレ。

それはともかく、レースが始まって途中経過を見たら、10㎞ポイントでの10人通過順位は、なんと立教大が1位。

日本人の第2集団の前方にも立教大のランナーがいるし、後方からも次々と胸に「R」の文字のある紫のユニフォームを着たランナーが過ぎていく。

善戦以上に、よくやっていると思えた。

15㎞ポイントの通過順位も立教大が1位。すばらしい。

17.4㎞ポイントの折り返し地点の画面には、他校の選手たちに混じって、ポツリ、ポツリと立教大ランナーが通過していった。

17.4㎞ポイントの通過順位も、2位の専修大学に1分13秒の差をつけて、立教大は1位であった。

 

映像を見ると、想像以上に暑いコンディションのようだ。

想定外のことが起きなければいいが、と思っていたら、他校の選手ではわき腹を抑えたり走れなくなったりした選手が続出していた。

 

ゴール地点では、次々と外国人ランナーがゴールし、日本人1位選手も帰ってきた。

その後、ラストスパートで1人抜いて日本人3位でゴールしたのは、立教大の選手だった。

レース中個人名で呼ばれることはなくても、10人目のランナーがゴールしたのは、立教大が一番早かったのを見た。

じゃあ、立教大が予選会トップということじゃないか。

すごい!

すばらしい!!

 

次々ゴールする選手の姿を見ていたら、東海大の選手がゴール目前まで来て倒れ、棄権せざるを得なくなる姿を見た。

それによって、東海大は、予選会突破を果たせなかった。

やはり、どれだけ厳しいコンディションの中でのレースだったかということだ。

ただでさえがプレッシャーのかかる予選会。

心身相当に過酷な状態でレースをしてきたのだろうなあ。

昨年わずか3秒の差で本選出場を逃した東京国際大は、エースの外国人ランナーが腹痛を起こし、主将は途中棄権、副将はチームで11人目のゴールだったそうで、予選落ちのピンチだったが、なんとか8位となり、チーム力を発揮して本選出場を決めた。

 

結果発表では、立教大は、2位の専修大に1分3秒の差をつけて見事1位で今年も予選会を突破した。

悪コンディション下にあっても、だれもブレーキになることがなく全員が完走していたことにもチーム力の向上がうかがえた。

よくここまできたなあ、と思う。

まさかのトップ通過は、とても痛快な偉業だった。

いや、偉業と言えるのは本選でシード権を確保することかな。。

 

大学は、2024年1月の箱根駅伝本選出場を目指す「立教箱根駅伝2024」事業に取り組んできていた。

2024年に立教大は、創立150周年となるので、その記念事業の一環として箱根本選出場を目指していたのだった。

その取り組みの成果として、目標より1年早く、2023年1月に本選出場を達成することができた。

そして、不祥事が明らかになった2023年10月に開催された第100回箱根駅伝予選会では6位の成績を納め、2024年1月に2年連続となる本選出場を果たしたものの、総合14位に終わっていた。

 

今回の箱根駅伝予選会では見事にトップ通過した立教大。

常勝駒澤大で活躍した高林監督の指導が浸透しているということだろう。

調べてみると、立教大は、全日本大学駅伝でも6月の関東予選を通過し、来月の本選出場を果たしていた。

今回、酷暑の中でも、選手たちの実力を十分に発揮したその手腕は注目だ。

 

来月の全日本大学駅伝、そして1月の箱根駅伝。

母校立教大学チームの、去年以上の活躍を期待している。

 

 

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9月は野球が気になるシーズン

2024-09-03 22:32:48 | スポーツ

昨日の立教大学体育会応援団を見ていて、六大学野球は、まもなく秋のリーグ戦が始まるのだな、と感じた。

学生時代は、よく母校の応援に行ったものだった。

学年が上がると、私はよく対戦相手にヤジを飛ばしたものだった。

ある時、自分より強烈なヤジを飛ばす奴がいるな、と思ってその方を向くと、よく知っている大学のサークルの後輩だった、なんてことは懐かしい思い出だ。

 

それはともかく、大学野球は、だいたい春季と秋季のリーグ戦の2回覇権を争う。

リーグ戦では、六大学野球だと対戦相手は5校。

1校相手に先に2勝したら、勝ち点をゲットとなる。

対戦相手は5校しかない。

全敗したら、わずか10試合でリーグ戦終了だ。

4年生にとっては、学生時代最後のリーグ戦。

1戦1戦貴重な戦い、がんばってほしいと思う。

 

大学野球だけでなく、9月は野球シーズンだ。

高校野球は、春のセンバツのもとになる県大会の戦いが行われる。

新潟県の大会の組み合わせも先日発表されたが、強豪チームが意外と多く固まったブロックもある。

どこが勝ち上がるか、分からないぞ、と思っている。

どこが優勝してもよいから、10月の北信越大会で好成績を収めて、最近県勢が出場していない春の選抜大会で甲子園に行ってほしいと願っている。

 

NPB日本のプロ野球も、9月に優勝が決まることが多い。

パ・リーグは、ソフトバンクの優勝だろうが、セ・リーグは、まだ分からない。

広島と巨人が首位争いをしているが、まだまだ阪神もDeNAも、優勝を狙えないことはない。

まとまりと勢いがある広島、メンツがあって負けられない巨人、アレンパ目指す阪神、打撃が好調なDeNA、どこが抜け出すだろうか。

私は、強いのか弱いのか分からない阪神を応援する。

投手力はそれなりによいのだが、今季は致命的なエラーが目立つのが気がかりだ。

去年より打線につながりがなく怖さがないけれども、接戦は多い。

守備ではエラーを出さず、攻撃ではタイムリーヒットを打って、そういう試合をものにできればよいのだが…。

期待して見守ろう。

 

期待して見守るといえば、なんといっても、メジャーリーグ、ドジャースの大谷。

ホームラン王にばかり関心が集まっていたら、いつの間にかすごい勢いで盗塁数を伸ばしてきた。

「40-40」達成から、今度は前人未踏の「43-43」そして「44-44」まできた。

こうなったら、やはり「50-50」という、夢のような数字の達成を望んでしまう。

今や「44-46」で、盗塁数は大丈夫だろうから、ホームラン数が届くかどうか、というところまで来ている。

今の勢いなら、あっさりやってくれるのではないか!?

毎打席毎打席、期待がふくらんでいる。

 

こんなふうに、9月は、毎日毎日いろいろなジャンルの野球の結果が気になる月になりそうだ。

どれも真剣勝負。

その行方を楽しませてもらおうと思っている。

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大谷、ホントすごいわ

2024-08-24 21:32:34 | スポーツ

驚嘆の一撃。

今日一日の驚きは、大谷に尽きる。

日本でも達成が難しい「40-40」つまり「40本塁打、40盗塁」をメジャーでやってのけたのだから。

この記録は、メジャーでも過去5人しか達成していない偉業だ。

それを史上最速の126試合で成し遂げてしまったのだ。

今までの記録が147試合だから、20試合以上も早い。

大したものだ。

 

しかも、その達成した場面が、9回裏2死満塁というしびれる場面。

外角低めの変化球を軽くとらえたように見えたが、打球は、右中間スタンド最前列にt日込んだ。

チームに貴重な勝利を呼び込む劇的な一打となるおまけ付きだった。

 

今季は、手術後なので投手としての起用は見送られたが、打者として勝負する1年になった。

そのシーズン前半では、三冠王をとるのではないか、と言われたが、今月に入って打率が下降し、その望みは薄れた。

だが、今度は、足で魅せる。

盗塁数をぐんぐん伸ばし、なんと今日で40盗塁。

どうせなら、同じ日に40本塁打も達成できるといいなあ、と応援する人誰もが思っていた通りのことを成し遂げた。

いやあ、あっぱれ! である。

 

このペースでいけば、大リーグ初の「50-50」つまり「50本塁打、50盗塁」も達成可能な数字だと言われている。

夢のような数字だが、今までいろいろな記録を達成してきた大谷だから、つい期待したくなってしまう。

見る人を、ホント楽しませてくれるよ。

今後も、彼の一打一打に大いにドキドキしながら期待して見守りたい。

それにしても、すごいなあ…。

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天皇杯のラウンド16を傍目で見る

2024-08-21 22:18:31 | スポーツ

週の中日の水曜日。

サッカー天皇杯のラウンド16の戦い、8試合が行われた。

われらがアルビレックス新潟は、先月の3回戦でヴィファーレン長崎に大敗し、すでに敗れ去ってしまった。

ひいきのチームが出ないというのは、味気ないものだ。

だから、どの試合を見ても、ちっともハラハラもドキドキもしない。

 

少しでも興味があるとすれば、2試合。

うち1つは、ヴァンフォーレ甲府対鹿島アントラーズの一戦。

J2リーグでは苦戦が続いているが、天皇杯になると強い甲府。

毎年のように鹿島と当たって、過去2回は勝利してきた。

鹿島とすれば、因縁の相手。

3回も続けて負けるわけにはいかないだろう。

この試合、NHK-BSで放送していたから、とりあえず見ていた。

 

すると、甲府が先制したのに、前半のアディショナルタイムに鹿島に追いつかれてしまった。

後半もがんばったが、結局コーナーキックから決勝点を挙げた鹿島の勝ち。

甲府の選手たちも健闘していたけれど、鹿島がリベンジに成功した試合だった。

 

もう1つ興味があったのは、新潟を破った長崎対横浜Fマリノス。

無料で見られる放送があればよかったけれど、残念ながらそれはなし。

ネットで試合経過を確かめると、前半を終えて0-0。

やっぱりいい試合しているじゃないか、長崎。

58分に長崎が先制したが、マリノスも10分たたないうちに追いついて、1-1。

このまま試合終盤までスコアが変わらなかった。

その後、結果をチェックして驚いた。

なんとアディショナルタイムに得点がパカスカ入っていたのだ。

90分+2分、長崎、2-1と勝ち越し。

90分+8分、マリノス、2-2と同点に追いつく。

90分+10分、マリノス、3-2と逆転。

なんとまあ、慌ただしい。

長崎サポは、2-1となったところで勝ったと思っただろうなあ。

マリノスはドラマチックな試合で、J1の意地を見せた。

 

J1の意地を見せたのは、大分に勝った京都。

そして、愛媛を破った広島。

 

だけど、J2のチームから1点も取れずに敗れ去ったJ1のチームも2つあった。

0-2で山口に負けた鳥栖。

0-1で千葉に敗れた札幌。

まあ、この2チームは、リーグ戦で降格圏の19位、20位だから仕方ないか。

天皇杯の勝利より、リーグ戦の勝利が優先だよなあ。

でも、J2勢に負けて、意気は下がるなあ。

 

そのほか、J1勢同士の戦いは、リーグ戦で上位のチームが順当に勝ち上がった。

神戸1-0柏。

ガンバ大阪3-2湘南。

順当な勝利は、さすが上位、優勝争いをしているチームは違う!…ということにしておこう。

 

さて、ベスト8が出そろった。

横浜対山口、G大阪対広島、鹿島対神戸、京都対千葉。

J2勢は山口、千葉と残っているが、ここまでかな?

12日の新潟との試合では負けたが、京都の出足の鋭さは脅威だった。

意外と京都が勝ち進むかもしれないな。

 

まあ、関心が薄いから、そんなことを何のしがらみもこだわりもなく言えてしまう。

どこが勝っても、まあいいや。

こだわっているのは、週末のリーグ戦の勝利だ。

首位町田をホームに迎えるが、勝ち点3をとりたいアルビレックス新潟。

こちらの試合の方が、はるかに関心が高く、今からでも、さあ勝てるかと、ドキドキしてしまう。

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パリ五輪が終わろうとしている…

2024-08-11 22:23:32 | スポーツ

三戸ちゃんの2ゴールから始まった(?)日本選手の活躍。

パリ五輪もいよいよフィナーレを迎えた。

最後は、レスリング女子鏡優翔選手の最重量級初の金メダルで締めくくった。

金メダルの数で評価するつもりはないが、選手団の目標金メダル獲得数は20個だったから、堂々と目標を達成したと言える。

選手たちは、すばらしい活躍を見せてくれた。

 

よい結果が出た選手たちがいれば、4年に1度のこの舞台で悔しい思いをした選手たちも多い。

戦いの中で見せてくれる人間としてのすばらしい力や技。

そして、そこに現れる歓喜や悲哀に、引き付けられた。

 

ただ、パリは遠い。

時差が7時間もあると、競技が行われるのは日本の深夜というのが多かった。

注目の競技や選手たちの結果はどうなったのか、気になった。

だが、齢をとってきたこともあり、睡眠不足となってしまうのは困るから、夜中に中継を見るのは慎むようにした。

 

それでも、あの試合どうなったかな、応援しているあの選手どうなったかな、と気になって仕方がなかった。

そのせいか、夜中に目が覚めてしまうことが多かった。

夜中に目が覚めると、ついスマホに手を伸ばし、競技結果がどうなったかを知ろうとしてしまった。

そして、それを調べてみると、もっと詳しく知りたくなり、あちこちネットで関連記事を探してしまうのだった。

そうすると、今度は目がさえてしまい、朝まで眠れない、ということがよくあった。

 

そればかりか、そのうちそれでは満足しなくなり、TVerでネット中継していることを知ると、夜中にそれを見てしまうことも何度かあった。

いずれにせよ、寝不足の2週間となってしまった。

 

やはり日本選手たちが勝つとうれしいから、素直に喜んだ。

負けると、今までの努力してきたのだろうになあ…とかわいそうでたまらなくなってしまった。

 

今回の五輪では、バレーボールやバスケットボールなどの団体球技では、厳しい五輪出場権を獲得しての出場が多かったので、期待した。

だが、男子バスケのフランス戦、同バレーのイタリア戦、同ハンドボールのクロアチア戦など、大逆転負けをしたのが多かったのは、残念だった。

同様に団体戦での逆転負けと言えば、柔道の混合団体決勝のフランス戦、卓球男子団体の準決勝スウェーデン戦など、惜敗が目立った。

 

反対に、団体戦で躍進したのが、なんといってもフェンシング。

個人戦では加納選手の金だけなのに、男子も女子も、様々な種目の団体戦でメダルを獲得したことにびっくりした。

予想外と言っては失礼だが、大活躍したのがレスリング。

男女とも金メダル4個の荒稼ぎ。

特に男子は、毎大会メダル1個は取っていたが、今回は金4、銀1とはすばらしい。

女子はほかに銅2つで、全員がメダリストになったのだから、こちらもすごい。

 

そのほか、初めてや久しぶりのメダル獲得となって、目立たない競技にも光が当たった。

馬術の3位、近代五種の2位は、立派だ。

やり投げの北口選手の金メダルも、日本の女子選手のフィールド種目初優勝だった。

 

メダルに届かなくても、健闘した選手の活躍に心躍ったことも多い。

今やアフリカ選手の独壇場となる男女のマラソンでも、男子の赤崎選手や女子の鈴木選手の6位入賞は、最後まで粘って走り切ったからであり、感動ものだった。

まだ、スケボー関係やブレイキングなどいろいろあるのだけど、とにかくたくさん楽しませてもらった。

 

ただ、オリンピックは「平和の祭典」と呼ばれるものなのに、この間にもロシアとウクライナの戦いは続き、イスラエルのガザ攻撃は止まなかった。

それどころか、争いの火種がもっと広がりそうで、怖い思いがする。

次回の五輪は、平和の中で競技に集中できる大会になってほしい、そう願うのだが、難しいだろうか…。

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