今年の夏は、そんなに暑くないな、と思っていた。
1週間ほど前に梅雨が明けてから暑くなってきた。
ここ数日は、「暑い!」と叫んでしまう時もある。
そんな暑い中、住宅街の垣根や刈られていない空き地などで見かける、かわいらしい花がある。

巻き付いたつるに、その花がある。
外側が白く、内側が紅色の花。

その花の名前は、「ヘクソカズラ」と言う。
かわいい花なのに、「屁」「糞」である。
なんとも強烈な、ひどい名前が付けられたものである。
確かに、そのつるを切ったりすると、とんでもない悪臭がするのだ。
わが家の生け垣にも生い茂ったことがあり、切らなくてもその独特の臭いは結構していたのである。
そんな嫌われ者のヘクソカズラの思い出から物語が展開していくのが、有川浩(ありかわ・ひろ)の「植物図鑑」という恋愛小説だ。
本屋の店頭にたくさん並んでいるのを見かけて、面白そうだな、と思った。
・ 主人公の前から突然いなくなってしまった男のエピソードは、ヘクソカズラから始まる。
・ 空腹から行き倒れになっていた男を拾って、同居が始まるという、「天空の城のラピュタ」も真っ青な二人の出会い。
・ 出会い方も突飛だったが、別れも突然だったことで、一気に読ませる。
・ 出会いから別れまでの、様々な植物(雑草)の登場と、それを男が料理して二人で食べることによる、思い出の積み重ね。
・ 再会までのつらさとハッピーエンド。
期待通りの楽しい小説だった。
そして、この小説の中で何度も登場し、再会への大切な役割を果たすのが、ヘクソカズラである。
ひどい名称のヘクソカズラに、とてもすばらしい役割を与えてくれている、という点でも、この小説が気に入った。

なお、今人気の朝ドラ「とと姉ちゃん」で主役の高畑充希がヒロインとなって、今年6月にこの「植物図鑑」が映画化されている。
こちらの映画は、どの程度の評価なのかは全く知らないが、まあそれについてはどうでもいいだろう。
1週間ほど前に梅雨が明けてから暑くなってきた。
ここ数日は、「暑い!」と叫んでしまう時もある。
そんな暑い中、住宅街の垣根や刈られていない空き地などで見かける、かわいらしい花がある。

巻き付いたつるに、その花がある。
外側が白く、内側が紅色の花。

その花の名前は、「ヘクソカズラ」と言う。
かわいい花なのに、「屁」「糞」である。
なんとも強烈な、ひどい名前が付けられたものである。
確かに、そのつるを切ったりすると、とんでもない悪臭がするのだ。
わが家の生け垣にも生い茂ったことがあり、切らなくてもその独特の臭いは結構していたのである。
そんな嫌われ者のヘクソカズラの思い出から物語が展開していくのが、有川浩(ありかわ・ひろ)の「植物図鑑」という恋愛小説だ。
本屋の店頭にたくさん並んでいるのを見かけて、面白そうだな、と思った。
・ 主人公の前から突然いなくなってしまった男のエピソードは、ヘクソカズラから始まる。
・ 空腹から行き倒れになっていた男を拾って、同居が始まるという、「天空の城のラピュタ」も真っ青な二人の出会い。
・ 出会い方も突飛だったが、別れも突然だったことで、一気に読ませる。
・ 出会いから別れまでの、様々な植物(雑草)の登場と、それを男が料理して二人で食べることによる、思い出の積み重ね。
・ 再会までのつらさとハッピーエンド。
期待通りの楽しい小説だった。
そして、この小説の中で何度も登場し、再会への大切な役割を果たすのが、ヘクソカズラである。
ひどい名称のヘクソカズラに、とてもすばらしい役割を与えてくれている、という点でも、この小説が気に入った。

なお、今人気の朝ドラ「とと姉ちゃん」で主役の高畑充希がヒロインとなって、今年6月にこの「植物図鑑」が映画化されている。
こちらの映画は、どの程度の評価なのかは全く知らないが、まあそれについてはどうでもいいだろう。