ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

25kmを走ってみた

2015-09-28 21:13:53 | RUN
土曜日のサッカーJ1、新潟は川崎に1-2の逆転負け。
稀勢の里―鶴竜の大一番は、鶴竜が待ったを入れて2度も立ち合いで変化を見せて勝つという、横綱らしからぬ取口で、勝ってしまった。
ひいきにしている阪神タイガースも広島に負けて、巨人がヤクルトに勝ったから、差が開いて面白くない。

…こんなふうに、土曜日のスポーツは、私にとってよいことがなかったのだ。
プロのスポーツを見てストレスがたまるなんて、よくないよなあ…。
それならば、と、日曜日は走りに出ようと思った。
ただ、日曜日は、妻からの調理のリクエストが2つあったのである。
1つ目は、カレー作り。
所詮は出来合いのカレールーを使って作るのだが、わが家では、私の作ったカレーが最も人気が高い!?
翌日、妻が出かける用事が夜にあるために、夕食が作れない。
そのためのカレーの作り置きである。
2つ目は、魚をさばいて3枚に下ろすこと
前日、妻が超安価で買ってきたイナダ1匹をさばいて、刺身などで食えるようにすること。
これらのリクエストにしっかりこたえて、2つの調理を終えると、なぜか少しすっきりしたのではあるが。
(「オレってなかなかやるじゃん」という、自己肯定感・自己有用感は、とっても大切なのだ!!)

けれども、この日の当初からの予定だった走りに出ることにした。
目的は、長い距離をゆるく走って、新潟シティマラソンに備えること。
長い距離に対する不安感を少しでもなくしておきたかった。
そのためには、25kmくらい走っておきたかった。
なるべくゆっくり、疲れないように走るのがこの日のねらい。
その上で、自分の体にどのような変化が起こってくるのかを知っておきたかった。

久々に、サイクリングロードを走ることにした。
ただ、走り出しが4時に近いので、帰りは真っ暗になるだろうと覚悟した。
腰に巻いたベルトに、スポーツドリンクを入れたボトルを差し、塩飴を3個ポケットに入れて出発。
午後4時だというのに、意外と陽射しが強い。
4kmほどは6分前後で行けた。
そこから、自分の普通のペースというのが、現在は6分30秒前後だということがよくわかった。
5月に経験した、10km地点に到達。


周囲の景色も、春と秋とでは違う。

そして、もう少しだけ走って、自分にとって最長到達地点の10.7kmに。

ここで折り返すことにした。
周囲の田んぼは、稲刈り直前。

西日を浴びている時間帯は、田は黄金色に輝いている。
新潟県の秋の田園風景は、美しいのだ。
ただ、この付近は、日はすでに山に隠れて、暗くなり始めている。

さあ、帰ろう。

帰りは、しばらくゆるやかな下り坂。
復路19kmくらいまでは、6分30秒前後でいけたのだが、20kmで突然7分かかってしまった。
ハーフマラソンの距離21kmを過ぎると、やはり足が前に出ず、疲れが太ももに来る感覚。
これが、マラソンを走ろうとすると襲ってくる肉体の限界。
こんなにゆっくり走っているのになあ…と思う。
筋肉等体力面でいっぱいいっぱいになってしまうのだなあ。
心は、まったく走ることがいやにはなっていないというのに。

しかし、もっとおかしくなったのは、私の体よりウオッチの方だった。
ウオッチの距離表示が、なぜか23.1kmで止まってしまい、それ以上走っても動かなくなってしまった。
総合時間は動いているのだが、なんじゃこりゃ?
すっかり暗くなった中、家にたどり着くと、2時間39分45秒走ったとの計時。
われながら、よく走った。

距離への不安は、やはりそう簡単に払拭はできない。
しかし、このままでも30kmまでは走り続けることはできそうだ。
あとは、残り10km余りをしのぐことができるかどうか、だな。
走り終わってみると、右のふくらはぎが張っている。
最近不調だった右脚大腿部は、なんとか大丈夫。
右足薬指の爪が中指に当たって、切れて出血していた。
翌朝は、首がよく回らなくなっていた。
右の肩甲骨付近の筋肉が固まってしまった感じであった。
筋肉痛はいくらか残っているし、新たに出ようとしている感もあるが、まあ大丈夫。
なんたって、18歳58歳!
肉体疲労は残っているが、今回の25km走は自信喪失にはならなかった。
少し回復させて、チャレンジする日に万全の状態で臨めるようにしたい。

…なんて思っていたら、あたたたた…。
トイレの入口で、膝をぶつけてしまった。
困ったもんだ…(苦笑)
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チーム力は高まっている 必勝!川崎戦!!

2015-09-26 11:53:52 | アルビレックス新潟
サッカーJ1リーグ、今季の年間順位は、9月25日現在、

11位 ヴィッセル神戸 勝ち点32
12位 ベガルタ仙台     31
13位 サガン鳥栖      31
14位 アルビレックス新潟  29
15位 ヴァンフォーレ甲府  29

16位 松本山雅FC     24
17位 清水エスパルス    21
18位 モンテディオ山形   20

J1リーグも残り6試合。
新潟を応援する身としては、優勝争いなどよりも、残留争いの方がはるかに気になる。
新潟の順位は、降格圏のすぐ上を行く14位。
降格圏16位の松本とは勝ち点で5の差とはいえ、油断ができない状況が続いている。
それでも、最近のリーグ戦3試合は、2勝1分けと調子が良い。
ナビスコ杯は準々決勝で浦和に勝って準決勝進出を決めたし、天皇杯も秋田に勝って3回戦に進んでいる。
前節は、チームの心臓レオ・シルバをはじめ、3選手が出場停止処分。
おまけに、左DFのコルテースの負傷などで、なんと前の試合から先発メンバーが6人も入れ替わっていた。
それなのに、アウエーの地で先制されながらも、見事に2-1で逆転勝ちした。
前野、佐藤優平、平松、大野ら控え選手たちのがんばりが大きい。
また、天皇杯秋田戦では、なんと2種登録のユースの選手たちを4人も、しかも先発で3人も起用しながら、その選手たちのアシストや得点まで生みつつ、しっかり4-0で勝ったのであった。

最近の新潟の試合は、負傷やカードの累積による出場停止などで出場できない選手がいても、代わりに出た選手たちが、しっかりその穴を埋める活躍をしてくれている。
柳下監督は、「同じメニューの練習がこなせているから、誰が出てもそん色ない働きができる」と言っている。
確かにそうなのだ。
控えに回っていた選手たちが、やっと回って来た自分の出番にしっかり結果を残している。
最初は危なっかしかった2種登録のユースの選手たちが、秋田戦で活躍した。
特別指定選手枠の慶応大生、端山が、ここのところ毎試合出場している。
つまり、チーム力が高まっている、と言えるのだ。
新潟の選手層は、それほど厚くはない。
ユースの選手たちまで含めて、練習しているくらいである。
なのに、現在のチームの好調ぶりは、見ていて楽しい。
ようやく今季のチームが完成形に近づいている、と言える。

今日は、前節名古屋に6-1で大勝した川崎を相手に、新潟はホームで戦う。
今節も、コルテースや加藤、成岡など主力選手をケガで欠くが、チーム力の高さで川崎を打ち破ってほしいと期待している。

GO!ALBIREX!!
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そばの花:山本山高原、コスモスの花:上原高原

2015-09-22 21:02:33 | お出かけ
息子が気を利かして、今日か明日のどちらか、父と母で出かけてきてもいいよ、と言ってくれた。
5月の連休の時にも一度、そう言ってくれたことがあった。
一人にするには不安のある娘を見てもらわなければ、私らは出かける訳にはいかない。
言葉に甘えてそれ以来、今年2度目の夫婦でのお出かけをすることにした。

「花見」の好きな私たち。
今回のお出かけ先も、まずは花見。
妻は、先日の地方新聞に載っていた山本山高原に行きたいと言った。
新潟県の中越地方、小千谷市にある。
そこまでは120、130kmくらいあるのだが、今は「そば」の花が満開で見頃らしい。
その花見に出かけることにした。
そばといえば、小千谷のへぎそばは、県内では有名であり、大変うまいのである。
それはさておき、高速を使って、約2時間かかって山本山高原へ。

山頂の駐車場に車を止めて、「そば畑」と書いてある看板の方へ向かって歩き出した。
山頂付近から下界をながめれば、黄金色に実った田んぼと白銀色に輝くそば畑の土地が見えて、とてもカラフルだ。

ところで、肝心の目的地のそば畑だが、どうやら少し歩く距離があるようだ。
いくらか歩いた途中で、車をとりに走り、途中で妻を拾った。
そば畑は、なるほど広大な面積だ。
北海道のような風景。

花は、今がピークを過ぎようとしているところ。
ちょっとだけ花がくたびれてきている。

しかし、真っ白な花が高原の斜面一面に広がっている。
なんともすがすがしくきれいだ。
青い空と白いそばの花の対照が美しい。

なんでも、夏はここがひまわり畑になるらしい。
向こうの畑では、トラクターが動いていた。

次の作物の栽培のために耕しておくのだろうか。
今の時期は、畑やその一角に、この前ここに載せたばかりのワルナスビやツルボが完全に雑草なのだがそこここに咲いていた。


30分ほど見て回って、目的は達した気分になった。
しかし、まだ時計は11時半にもなっていない。
そこで、次は、魚沼市の上原(うわっぱら)高原にある、コスモス畑を目指した。
そこに行くのは、何年ぶりになるだろうか?
かつて3回ほど訪れたことがある。
最後に行ったのは10年以上前、娘がまだ専門学校生だった時だ。
娘と妻と3人でコスモスを見に行ったことがあった。
そして、その帰りには、娘の通う専門学校の寮に降ろして帰ったのだった。
そんなことを思い起こしながら、上原のコスモス畑を探したのだが、国道からの入口がよくわからない。
結局、別ルートからなんとかたどり着いたけれども。
久々の上原のコスモス畑。
花はけっこう咲いているけれど、まだまだもっと多く咲くはずだ。
でも、斜面にきれいに植えられていた。

珍しい種類があるわけではないが、それでも白にピンクに赤紫。

時には、こんな縁どりのきれいな咲き方をしているものも見つかった。

青空。緑色の葉が広がるところに、暖色系の花々が揺れる。

さわやかで心地よい風が吹く。
高原からの眺めも、日常から離れた気分になる。


夕方、家に帰ると、息子と娘が茶の間でゆっくりしていた。
特に何もなかったようで、なによりだった。
娘が無事に一日を重ねていけることがうれしい。
今年2度目の夫婦での外出。
出かけていいよ、と言ってくれた息子に、感謝!
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娘よ(73)~以前の職場の方の来訪~

2015-09-21 13:36:00 | 生き方

娘が退院してから1年。
病院と違って、家で暮らすと、ほかの人と会うことが非常に少ない。
以前いた病院だと、決まった時間にホールに出て食事だのおやつだのがあったから、他の入院患者さんたちと会うこともあったし、1日3種類のリハビリが行われていたから、看護師さんや療法士の皆さんと会うこともあった。
週に1回だけは、前にいた病院へリハビリに出かけるが、会う人は少ない。
家で、家族とだけしか顔を合わせない暮らしは、変化が少ない。

そんななか、いつも娘のことを気にかけてくれている方が、先日、久々に会いに来てくれた。
娘が倒れる前に勤めていた職場の同僚に当たるAさんが上司に当たるBさんをお連れして来てくれたのである。
2人とも、日頃は仕事があって忙しいというのに、貴重な休みの日をさいて娘に会いに来てくれたことは、本当にありがたかった。
いろいろと会話を進めるうちに、Aさんは、数か月前に来てくれた時よりも、娘の反応がよくなっていることを認めて、喜んでくれた。
親であっても、かつての職場で娘がどのように働いていたのかまでは全く知らない。
今回、AさんやBさんと話をして、それを少し知ることができた。
受付の仕事をしていた娘は、そこに訪れた人が、どう行動すればよいのかをわかりやすくするマニュアルを作ったりした。
一緒に働いていた人が辞める時は、率先して別れの言葉を書くように手配して職場の人たちに色紙を回していた。
そういう、手間がかかることなのに、自分から進んで人が気持ちよく過ごせるようにしていたことや行動が早かったことなどに感心していた、と、改めて娘のことをほめてくださった。
なかなか職が定まらず、パートとしてそこに勤めていた娘であったけれども、その職場のことが本当に好きだったことや、周囲の人に可愛がられていたことがわかった。
それらの話を聞きながら、娘にも時々話を振ると、それなりに覚えていることにはうなずいていたり、話に加わったりしていた。
娘の個性とそこの職場がよく合っていたことが、改めてよくわかったように思えた。
Aさんは、うちの娘とは、3か月間くらいしか一緒に勤めていなかったらしい。
でも、こうして気にかけてもらっていることは、親として本当にありがたいと言うしかない。

とてもありがたい訪問であった。

2人が持って来てくれたおみやげは、プリンであった。
夜にそれをいただく前に、娘は、付箋にお礼の言葉を書いた。

私に、写メ撮ってそれをAさんに送ってほしい、とのこと。


さっそく送ったら、Aさんから返信があった。
「図々しくまた伺います」とのこと。
図々しいなんて、とんでもない。
これからも、ぜひ。です。

娘にとって、よい記憶を思い起こさせることは、精神的にも記憶の回復にもよいことだろう。
心地よくそのことをさせてくれたAさん、Bさんに心より感謝!!!

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悪役には見えないけれど…ワルナスビ

2015-09-18 18:16:43 | 草木花
勤務先の庭に、雑草がぼうぼうに生えている一角がある。
その元気のよい緑の中で、負けずにきれいな雑草の花が咲いている。

このように星の形をして白い花びら、黄色い雄しべの葯が非常に美しく咲かせている草花だ。

ナスやトマトの花によく似ている。

この草花の名前は、「ワルナスビ」。
「悪茄子」だもんねェ…。
なんとまあ、ひどい名前だろう。
確かに、この茎には鋭いトゲが何本も生えていて、触ると痛い。
それだけでなく、繁殖力が強い外来種なのだそうだ。
抜いても抜いても、地下茎を地中深くに残してしまうから大変なのだそうだ。
そんなわけで、迷惑だからついた名前が、ワルナスビ。
花自体は美しいのだけどなあ…と思う。

最近はお出かけができないから、久々に目にする草花を美しいなあと思うのだ。

生命力たくましいワルナスビ。
名前を聞かず、花がきれいだというところに感心しておくことにしよう。
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季節の変わり目!?「いたたた…。」2つ

2015-09-15 18:09:16 | 生き方
「いたたた…。」その1

先週火曜日の朝、起きようとして、体を右から起こそうと右脚を外に向けようとしたら、グキッ。
あら、股関節のあたりを痛めてしまった。
右脚を外側に開くと痛い。
ということは、…。
座ってみても、…やっぱり。
あぐらをかこうとしても、痛い。
これは、ひょっとして、かみはやし穀菜マラソンの後遺症か?
それとも、季節の変わり目によくある体の痛みか?
…というような火曜日の朝だった。
歩くことは、まあ普通にできるが、動きによっては痛い。
それからずっと、右脚の痛みは続いている。

「いたたた…。」その2

土曜日は、1日勤務。
その勤務終了後は、町内会長さんたちとのある総会&懇親会。
総会の最中、まずい、と思ったのだ。
座らされた場所が、冷房の吹き出し口の直下。
今は、冷房をガンガンきかせるような暑さじゃないのに。
ちょっと寒すぎるぞ、とは思ったのだ。
幹事の方が気をきかせて設定温度を上げてくれたのはよかったが、ならばもう少し早く気がついてくれよ、と思った。
総会後の懇親会で、ビールをたくさん注がれて、寒気は飛んだのでよかったのだ。
懇親会終了後、家まで約4kmを歩いたら、逆に汗びっしょり。
汗をかいたことも悪かったらしい。
夜中、2時過ぎ、極度の寝汗をかいて目覚めた。
体が熱い。
のども痛い。
風邪だ。
間違いなく風邪をひいた。

日曜日は、一日おとなしくしていたが、月曜日の朝は、頭痛&のどの痛みが上昇。
無理して出勤するのはやめて、自宅療養。
あー…。
午前も、午後も、よく寝た。
体の具合が悪いと、よく眠れるものだ。

そんな訳で、体が今日も痛いところだらけ。
こんなふうになるのは、季節の変わり目か?
季節の変わり目に体が痛むようになってしまうのも、五十路のなせるワザか?
体調不良のこの1週間である。

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集中豪雨

2015-09-11 18:16:03 | 生き方
台風が近くを通らなければ、大した被害は出ないだろうと思っていた。
それが、台風は近くないのに、これほどの豪雨の被害が出るとは。
日本は小さく山が多い地形なので、川は短く流れは急である。
このことは、昔、社会科で確かに学習した。
ただ、台風が近くにないのに、限られた地域に大雨が短時間に降るというということは、以前にはないことであった。
一昨日の夜から北関東・東北を襲っている集中豪雨。
福島の会津地方に降っても、新潟のこちらの方にも影響が出る。
なぜなら、阿賀野川の源流はそちらにあり、やがて流れてくるからだ。
3年前の新潟・福島豪雨では、下流でもその被害が出たことがあった。
今回は、川沿いの地域では避難勧告まで出たところもあったが、幸いにも大きな被害はなかった。
急に流れ下ってくる激流。
堤防を決壊して押し寄せる濁流は、今回、人の想像する以上の速さと強さで押し寄せてきた。

鬼怒川の堤防が崩れたことによる濁流に囲まれて助けを求める人々の映像が、テレビ画面に次々と映し出された。
3・11の津波を連想させた。
CGの映像などを見慣れていると、これが現実という認識がもてなくなってしまう。
ヘリコプターで救出される方々の映像を見ると、よかったなと思う反面、ここに映らないで流された人もたくさんいたのではないか、と懸念と不安に包まれてしまう。

常総市、と聞いてピンとこなかったが、旧水海道市と石下町が合併してできた市だと聞いて、急に思いついた。
旧市名で聞くと、そこには、従姉夫婦が住んでいるはずだ、と。
電話しても直接の連絡は取れなかった。
が、他の親類に電話で聞くと、「主な荷物を2階に上げ、千葉の従妹宅に避難した」とのこと。
そうか、避難したか。
それがわかって、ひとまずほっとした。

ただし、それはあくまで従姉夫婦についてだけのこと。
豪雨は宮城を中心とした東北地方に移った。
やはり堤防が決壊したところが出たという。
東日本大震災からの復興もまだ途上だというのに、この災害。
多くの人たちが苦しんでいる。
当事者の方々には、遠くで見ている人たちには想像できない深刻さがあると思う。
私たちには、常にそのことを忘れない言動が求められている。

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新潟サポは素直に喜んでよいのだ

2015-09-08 21:33:22 | アルビレックス新潟
アウエー浦和戦は、雨中の戦いとなり、後半の3失点で新潟は、0-3で敗れた。
しかし、2戦合計、「新潟5-3浦和」で、新潟が準決勝進出となった。
初の予選突破・準々決勝進出に次いで、準決勝進出。
これは、うれしい!
なんてったって、初めての準決勝進出だから。

ところが、試合終了後、埼スタに集まった新潟サポーターは、すんなりと喜びに浸れなかったらしい。
1試合目は完勝だったが、2試合目は完敗だったから、というのがその理由だろう。
特に2試合目の後半は、一方的に押されるばかりで、サポーターにすれば、5点取られずになんとか終わったという試合だったから。
だから、素直に喜べなかったのだろう。
サポーター団から、準決勝進出をたたえる声はなかなか聞こえてこなかった。
それでも、恒例の選手と一緒の万歳が行われたのはよかった。
だが、その万歳に違和感を唱える人々も、結構いたらしい。

私は、ここに、新潟のサポーターの初々しさを見た思いがした。
新潟が、ナビスコ杯で予選を突破したのは初めてだ。
だから、ホーム&アウエーで連続して2戦を戦うという経験は、初めてなのである。
連続した2戦の合計で勝利を決める戦いというのは、新潟は今までしたことがなかったのである。
それゆえ、第1戦が勝利、第2戦が敗戦で互角なような気がしてしまうが、選手たちの気持ちは違っていたのだ。
この試合は、2戦合計で勝利が決まるのだ。
第1戦が終わっても、まだ前半が終わっただけにすぎない。
大切なのは、後半である第2戦が終わった時に合計で勝っていればいいのだ、と。
選手たちとサポーターとの心の持ちようが、違っていたということだ。

そうだよ、新潟のサポーターの皆さん。
私たちは、2試合戦って勝利を決めるという戦いの方法に慣れていなかっただけだよ。
その証拠に、浦和まで応援に行った、私の職場の人が言っていた。
われわれは、アウエーで負けてがっかりしながら話していたけど、すれ違う浦和のサポーターの大半は、皆うつむいて話すこともなく通り過ぎて行った、と。
そう。このような戦いに慣れている浦和側は、この日は勝ったとはいえ、新潟との準々決勝が完全な敗北であることを知っていたのである。

勝ちは、勝ち。
誇ってよいのだ、新潟は。

これで準決勝進出。
次戦は、昨季の王者、ガンバ大阪戦。
ここも突破し、チーム初のタイトル獲得へ近づこう!

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「こくさいマラソン」を走った!

2015-09-06 16:47:51 | RUN
夏が終わり、気温が下がってきて、走りやすいシーズンになって来た。
今日は、6月の関川マラソン以来のマラソン大会に出場
してきた。
しかも、こくさいマラソンだぞ!…と。
え?なぜ国際マラソンと、漢字で書かないかって?
だいたい、どこで行われた国際マラソンだ?
「こくさいマラソン」じゃなくて、「うさんくさいマラソン」じゃないか、と言われたりして。
では、大会要項で開催地とその名称を確かめてみるとしよう。

ほら、「穀菜」マラソン
「こくさい」でしょ?
「かみはやし」は、数年前に村上市と合併した「神林村」から来ている。
非常にローカルな大会ではあるけれど、ごらんのとおり、もう17回目を迎えたマラソン大会なのだ。
ただ、この会の主管は大会実行委員会だが、それはNPO法人が担っているらしい。

一般は、3km、5km、10kmと種目があった。
最も多く参加者があったのは、私が出場した10kmで、118人がエントリーしていた。
女子の部の17人も入れると、135人のエントリー。

10kmは、総合運動公園を1周半して、大半は田んぼの中の農道を行って戻って来るコースである。

私の今回の目標は、50分を切ること。
できれば、今春の村上元旦マラソンでマークした48分29秒に迫りたいものだと思った。
土のグラウンドをスタートして、農道へ。
田んぼの中を走るのは、南魚沼グルメマラソンと同様だなあと思っていた。
さすが米どころ新潟県だ。
スタートして最初の2kmは、いずれも1kmあたり4分30秒ペース。
いささか速過ぎる。
まして、うす曇りの中にも少し日が出てきて暑さを感じるようになってきていたから、なおさらだ。
案の定、4kmや5kmでは、1km5分強のペースとなってしまった。
面白いもので、自分のペースが遅くなると、後ろから来る人がいて追い越していく。
その追い越していく人に付いていけないのだから、悔しいなあ、と思う。
まあ、50代後半なのだから、無理はやめておこう。
この辺でレースに出るといつも会うSNさんは、「昨夜飲み会だった。終わったら周囲にビール瓶が30数本近く並んでいた」とのこと。
そんな訳で、さすがに今日の走りにはキレがない。
折り返し地点を回ってから、800mくらい後ろに彼がいるのが分かった。
そこから運動公園に戻る農道コースでは、1か所、陸橋を上り下りするところがあるのだが、そこで時間を要した。
キロ5分18秒。
残り3km。懸命にペースを上げようとするが、上がらない。
大変ありがたいのは、給水所が4か所もあり、しかも往復ともに使えることだ。
給水所では、水だけでなくスポンジも置いてあった。
首筋や腕にスポンジの水をかけながら、走る。
グラウンドに入る辺りで、今日は5kmに出た息子や、前の勤務先で今年4年生になった子の一家が応援してくれた。
ようし、とばかりにスパートをかけがんばったが、後ろから来た2人のランナーに抜かれて、順位を落としてゴール。

もらった札には、「59」と書いてあった。
出場した人々の半分くらいの順位かな?
しかし、不発に終わったがラストスパートで、疲れ切った。
アクエリアスとおにぎり2個、バナナをいただいた。

すぐに立ち上がれずに、芝生に腰を下ろす。
5分くらいして、SNさんがゴールし、ねぎらい合った。

さて、お楽しみ抽選は、…当たっていました。

今回は、村上まんまスティック「こめんぼう」。


こんなものが村上市にあるとは知らなかったが、ありがたくいただきます!
これで、今年は、笹川流れマラソン、関川マラソンに続き、当選。
ごっつあんです!

今回の記録は、49分15秒。
目標であった48分台は出なかった。
まず、50分を切れたことはよかったことにする。
ただ、スタート直後にがんばって走ってしまうのは、いけないなあ。
それが後の疲れにつながってしまう。
それを反省として、次回のレースに生かそう。
次は、新潟シティマラソンだ。
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ナビスコ杯準々決勝は、浦和に5-0の大差で先勝!

2015-09-03 23:04:49 | アルビレックス新潟

ナビスコカップ、決勝トーナメント。
初めて予選リーグを突破し、準々決勝に進出したアルビレックス新潟。
それなのに、対戦相手は、浦和レッズ。
新潟は、浦和に対して9年間未勝利なのである。
今季も、リーグ戦では第1ステージ2-5、第2ステージでは1-2で連敗。
せっかく予選を突破したのに、よりによって相手は、大の苦手の浦和。
勝てっこないじゃん!
…と多くの人は思っていた。

でも、新潟を代表して抽選会に出た指宿選手は、
「何かを成し遂げるためには、必ず困難があるもの。浦和を倒して、タイトルを獲るだけです。」
ときっぱり言い切っていた。
私は、そこに頼もしさを感じていたのでもありました。

この試合は、シーズン・パスでは見られない。
改めてチケットを買い、駐車券も買う必要があった。

今回は、サポーターの多いゴール裏のスタンドへ。

いつも私たちが見ている席には、ビッグフラグが。

試合は、ホーム&アウエーで行われる。
そのせいか試合は、両チームとも、まったりとした入り方。
浦和は、槙野がけが、GK西川やFW興梠は日本代表招集で、欠場。
しかし、メンバーを見ると、永田、阿部、森脇、柏木、梅崎、李、武藤と、日本代表経験者がずらりと並ぶ。
なんともうらやましい布陣だ。
試合前半、絶対的なチャンスを最初につかんだのは、浦和だったが、前回のリーグ戦での対戦でヒーローとなった梅崎の足が、ボールにヒットせず助かったのだ。

ただ、見ていて、浦和の選手たちはうまいのだが、接触プレーがあるとすぐに倒れ、痛がってファウルをもらおうとする。見苦しい。
新潟の選手たちは違う。本当にひどいファウルがあった場合はともかく、多少の接触では倒れようとしない。
そこはいつも誇らしく思う。
だから、浦和の選手が手を使って妨害しようとするのだが、新潟の選手は倒れないようにがんばって、つかまれたまま浦和の選手を逆に引きずっていくのが頼もしい。
仕方なしに浦和の選手が倒れて痛がる。まったく…。

そのようなプレーの質の差が出たのは、前半のアディショナルタイムだ。
まもなくそれも終了、という時だった。
もらったファウルで敵の動きが緩んだのを見た大井が最前線の山崎にロングパス。
それを山崎が見事に決め、1点先制。
新潟が1-0でリードして後半へ。

後半早々、コーナーキックから、山本―大井―舞行龍とつながって新潟追加点。2-0。

その6分後、指宿のゴールが決まり、3-0。

新潟は、DF大野をMF加藤に代えて出す。守りを固める。

75分。指宿のこの日2本目のゴールが決まる。4-0。

76分には、けがで2か月以上休んでいたラファエル・シルバが山崎に代わって出場。
そのラファエルがゴールするのだから、たまらない。5-0。
ゴールが決まるたびに、私たちとハイタッチして喜び合う人が増えていく。

新潟は、来季の入団が決まり、特別指定選手として出場が認められた、慶応大の端山(はやま)豪を出場させる余裕までできた。

名前が「豪」なだけに、サポーターの声援も、「GO GO 端山」。

さすがにまだ線が細いから、守備では浦和の選手にはじき飛ばされていたけど、攻めに回った時は、浦和の選手を翻弄していた。
これはいい素質を持った選手だ。大いに楽しみだ。

試合終了。
いやあ、勝った。勝った。
5-0の圧勝。
これでホーム&アウエーの2戦戦うと言っても、大差で先勝したのは大きい。
日曜のアウエーで、余程のことがなければ2戦合計で勝てるであろう。
非常にうれしい勝利だった。

2点を入れた指宿がヒーローインタビュー。

次も勝つ、とは頼もしい限り。
浦和に勝ったのは、2006年以来の9年ぶり。
浦和相手に5点差以上の大差というのは、J2時代に新潟市陸上競技場で6-1で勝って以来だから、15年ぶりくらいだね。
この夜は、気持ちよく眠りについた人が多かっただろう。
アウエー埼スタでも、新潟、ぜひ勝利をあげて準決勝に進もう!!!
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