今日月曜日は、土曜日が勤務となった代わりの休み。
昨日日曜日は、娘の通算7回目の外出=帰宅日であった。
体調が今一つ思わしくない娘は、帰宅するなり廊下で足をくじいてしまった。
それでも、ガラス戸に突っ込むことはなかったのが幸いであった。
昨日の昼食で、娘が欲したのは、「父の作ったラーメン」。
…ということなのであった。
妻が具材を用意してくれたこともあり、特別うまいという訳ではないが、インスタントラーメンにいくつか小さいホタテやミックスベジタブルなどを入れて、塩ラーメンを作ったのであった。
前回は、髪を染め直した娘であったが、今回は、左足をくじいたので、特別したことはなし。
動きの少ない滞在となった。
あまり面白い試合にはならなかったが、テレビで阪神とロッテの対戦をぼんやり見ていた娘であった。
娘はともかく、今日は、家族の中で一人だけ休みという私。
家事はあるわ、好きなことを何かしたいわ、娘の病院も訪ねたいわ…。
ともかく、まずは、朝から主夫である。
茶わんを洗い、洗濯物を干し、定番のカレーライス作りにいそしんだ。
カレーが完成したのは10時半過ぎ。
これなら、少しの自由時間ができる!
…ということで、今が旬の花を見たくなった。
簡単に山登りもしたかった。
しかし、疲れから早起きはできなかった。
遠くへは行けない。
でも、旬の花は見たい。
旬の花、旬の花、旬の花…。
そうだ、ヒメサユリ!
三条市下田地区でヒメサユリが見ごろだとのニュースがあったが、そこまではさすがに遠い。
午後から娘の病院を訪ねることができなくなってしまう。
そこで、登り始めて20分もすれば頂上に行ける山、臼が森山を選んだ。
登り始めると、ヤマツツジがあちこちに花を開かせたりつぼみでいっぱいだったりしていた。
アマドコロもいくつか見かけた。
そして、10分余り急坂を登り切ると、見晴らし台があり、そこにはヒメサユリがさっそく2本ほど咲いていた。
もう少し登っていくと、道の両脇にぽつんぽつんと、咲いているヒメサユリを見かけた。
山頂部には、十数本の咲いているヒメサユリと満開のヤマツツジが待っていてくれた。
雨の降る前のくもり空だったため、眺めはよくなかったが、それでも田植えを終えたばかりの田が、眼下に広がっていた。
ヒメサユリ、ヤマツツジ、山頂…。
ふう。気分がよかった。
下山中は、大きなホオの木の花が目に留まった。
花見と山登りを短い時間に楽しんだ。
それから、午後から病院の娘を訪ねた。
訪ねていくと、やはり昨日痛めた足が痛いとのこと。
レントゲンを撮ってもらいに行き、幸い骨に異状はなかったようで何よりであった。
いくら記憶が積み上がらなくても、さすがに足の痛みは忘れられずにいた娘だった。
明日は、夜の会合があり、娘を訪ねることができない。
その分、たっぷり病室で付き添った。
娘と時間を共有できる、そのことをたっぷり楽しんだ。
家事、山登り、病院通い。
今日もあっという間に終わったが、それなりの充実を感じた一日であった。