昨日は、朝方は悪かった天気も回復し、晴れて暖かくなった。
午前中は、娘と妻で4000歩ほどの散歩に出てきたのだとのこと。
1週間ぶりに外歩きができてよかったなあと思っていた。
妻が夕食作りをしている時も、「何か手伝うこと、ない?」と聞いてくれたりもしていた。
相変わらず今日が何日かはよくわからないけれど、それでもその日のことを少しでも覚えていることもあったりもした。
少し状態がよくなってきたな、とわれわれ夫婦は話をしていた。
ただ、今までの娘のこととして、よくなってくると痙攣が起こっている。
だから、最近は、状態がよいからこそ不安を覚えていたのだ。
前の発作から2か月半近くになり、よさを感じるがゆえに、そろそろまた発作が起こるのではないか、と懸念をいだいていたのだった。
今朝4時前、その不安が的中した。
ふと目覚め、同じ部屋で寝せている娘の様子がおかしい、と気付いた。
娘は、拳を固く握って、腕は硬直し震えていた。
顔は、白目をむいており、口からよだれが垂れていた。
幸いにも呼吸は止まっていなかった。
痙攣は、全身に及んだわけではなく、脚は特に変化に気付かなかった。
呼吸しやすいように、顔の向きを変えて、何度も名前を呼んだ。
数分すると、妻の呼びかけに応えられるようになった。
眠さを訴えるので、ゆっくり眠るように言った。
外からは、嵐を思わせる雨風の打ち付ける音が、バラバラバラと何度も何度もやかましく響いてきた。
眠りについた娘だったが、前回前々回の発作では、これから1時間くらいおきに複数回の痙攣が起きたのだった。
油断ができない。
朝が来て、7時になった。
幸いこの3時間で痙攣は続発することはなかった。
このままあとは発作が起きないことを願った。
トイレに行きたいと言うので、支えながら連れていくと、ふらついて倒れそうになった。
トイレのカレンダーを見て、「今日が何月何日だか、わからない。」とつぶやいた。
朝食は、普段通り食べることができた。
しかし、熱を測ると、微熱であった。
頭痛や顔面の違和感も訴えていたので、食後の薬の服用後、茶の間にふとんを持って来て、寝せることにした。
今は、寝息も立てずに眠っている。
目を凝らして見ると、わずかながら掛け布団の上下する動きを感じる。
それにしても、調子が少しでもよくなってくると、こうして発作が起きる。
そのくり返しが切ない。
まるで、よくなってはいけない、というようなものではないか。
脳の働きがよくなってくると、こうして発作も促してしまうような働きが娘の体に形成されてしまっているのであろうか。
ただ、今回の発作がこれで収まることを願う。
いったん起こると連続して起こっていた発作が、単発になり、しかも程度が軽くなる。
その過程だというのなら、救いもあるのだが。
どうか、今回、発作はもう起こりませんように。ひどくなりませんように。
今はただ、ひたすら願っている。
午前中は、娘と妻で4000歩ほどの散歩に出てきたのだとのこと。
1週間ぶりに外歩きができてよかったなあと思っていた。
妻が夕食作りをしている時も、「何か手伝うこと、ない?」と聞いてくれたりもしていた。
相変わらず今日が何日かはよくわからないけれど、それでもその日のことを少しでも覚えていることもあったりもした。
少し状態がよくなってきたな、とわれわれ夫婦は話をしていた。
ただ、今までの娘のこととして、よくなってくると痙攣が起こっている。
だから、最近は、状態がよいからこそ不安を覚えていたのだ。
前の発作から2か月半近くになり、よさを感じるがゆえに、そろそろまた発作が起こるのではないか、と懸念をいだいていたのだった。
今朝4時前、その不安が的中した。
ふと目覚め、同じ部屋で寝せている娘の様子がおかしい、と気付いた。
娘は、拳を固く握って、腕は硬直し震えていた。
顔は、白目をむいており、口からよだれが垂れていた。
幸いにも呼吸は止まっていなかった。
痙攣は、全身に及んだわけではなく、脚は特に変化に気付かなかった。
呼吸しやすいように、顔の向きを変えて、何度も名前を呼んだ。
数分すると、妻の呼びかけに応えられるようになった。
眠さを訴えるので、ゆっくり眠るように言った。
外からは、嵐を思わせる雨風の打ち付ける音が、バラバラバラと何度も何度もやかましく響いてきた。
眠りについた娘だったが、前回前々回の発作では、これから1時間くらいおきに複数回の痙攣が起きたのだった。
油断ができない。
朝が来て、7時になった。
幸いこの3時間で痙攣は続発することはなかった。
このままあとは発作が起きないことを願った。
トイレに行きたいと言うので、支えながら連れていくと、ふらついて倒れそうになった。
トイレのカレンダーを見て、「今日が何月何日だか、わからない。」とつぶやいた。
朝食は、普段通り食べることができた。
しかし、熱を測ると、微熱であった。
頭痛や顔面の違和感も訴えていたので、食後の薬の服用後、茶の間にふとんを持って来て、寝せることにした。
今は、寝息も立てずに眠っている。
目を凝らして見ると、わずかながら掛け布団の上下する動きを感じる。
それにしても、調子が少しでもよくなってくると、こうして発作が起きる。
そのくり返しが切ない。
まるで、よくなってはいけない、というようなものではないか。
脳の働きがよくなってくると、こうして発作も促してしまうような働きが娘の体に形成されてしまっているのであろうか。
ただ、今回の発作がこれで収まることを願う。
いったん起こると連続して起こっていた発作が、単発になり、しかも程度が軽くなる。
その過程だというのなら、救いもあるのだが。
どうか、今回、発作はもう起こりませんように。ひどくなりませんように。
今はただ、ひたすら願っている。