ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

春は,もうすぐ

2011-02-27 12:46:08 | 自然・季節
先週は,週の初めからずうっとよく晴れていた。
2月に5日間も連続して晴れるなんて,新潟では珍しい。
青空が毎日見られることの幸せを感じてしまった。
これだけ晴れ続けても,道路脇には,まだガードレールのように壁になっているところも多い。
スーパーなど駐車場の隅の方には,うずたかく雪の山になっている。
とはいえ,私の住む家の周辺では,だいぶ雪が消えた。
近くの田畑も,だいぶ土が顔をのぞかせるようになった。
ただし,少しでも山に近づくと,ほんの2,3km先なのにまだ田畑は真っ白だ。
朝,晴れると冷え込みが厳しい。
真っ白な田畑にかぼそく立つススキやヨシなどや,樹木の枝などに霧氷がつく。
晴れると,日中雪が解ける。
雪が解けると空気中に水分が多くなる。
その水蒸気が,朝の冷え込みで枝などについたまま凍る。
青空をバックにした霧氷のきらめきは,実に美しい。

気温が上がった昼すぎに,外に出てみた。
雪はまだ,地上のあちこちを覆っている。
しかし,モクレンの木の枝の先,ネコヤナギのように芽がふくらんでいた。

日当たりのよい小屋の軒下には,オオイヌノフグリが咲いていた。

その近くには,ヒメオドリコソウがピンクのつぼみをつけていた。
春は,もうすぐ。
春は,もうすぐ。
ああ,春が待ち遠しい。
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ランタナ 驚異の3度目の復活!

2011-02-20 21:45:59 | 草木花

ランタナ。
咲くとこんなにカラフルな花が咲く。
なんとも愛らしい花だ。
3年前の勤務先で、室内を華やかにしたいからと買ってきた方がいた。
その方は、翌春異動していなくなってしまった。
その後、私が水やりを続けていた。
あるとき、その枝(?)が1つ折れてしまった。
折れた枝を、かわいそうと思って鉢に刺しておいたら、なんと根付いてしまった。
すごいなあ、と思いながら世話をしていたら、見事に花が咲くようになった。

その1年後、自分も異動することになり、後で根付いた方を家に持って帰った。
勤務先に置いてきた元のランタナは、自分がいなくなってからきちんと水やりをする人がいなくなって、完全に枯れてしまった。
枯れた鉢を見る機会があり、残念に思った。
せめて、わが家に持ち帰ったランタナは大事にしようと思った。

さらに1年がたち、春に外に出したら、外気が冷たかったせいか、枯れてしまった。
ああ、買ってきてくれたあの方に申し訳ないなあ…と思いながら、枯れたのを鉢ごと外に置いたままにしておいた。
ところが、数週間後、枯れたはずのランタナの茎部分をさわると、弾力があることに気付いた。
ひょっとしたら…と思いつつ水をやっていたら、夏が近づいたある日、鉢の違う方向から芽が出てきたのを見つけた。
やがて、再び茎を伸ばし、枝を広げ、花を咲かせるようになった。
すごいなあ、この生命力。
感嘆した。

今度こそは、枯らさないようにしよう。
そう思って冬を迎えた。
ところが、今年の冬は、予想外に厳しい寒さが続いた。
葉の色が悪くなってきた。
このままでは、枯れてしまう。
暖かい所で育てれば、枯れないかもしれない。
そう思って、職場の窓際に持ってきたが、残念なことに手遅れだったのか、葉から水分がなくなり、枝や茎部分もしわしわになってしまい、やはり枯れてしまった。
ああ、やはり手遅れだったか、ついに枯らしてしまったか…と、悔しく残念に思った。


ところが、である。
数日後、しわしわになった茎部分から、小さい緑色のものが出てきた。
信じられなかった。
こんな、しわくちゃの水分もまともに届かないような細いところから、葉を出すなんて!
小さい緑色のものは、どんどん大きさを増してきた。
間違いなく、葉だ。
またしても復活しようとしている!!
驚きだった。
これで3度目の復活。
その生命力に、驚きと勇気をもらっている。
写真のように、また美しく咲いてほしい、と願いながら見つめる今日この頃である。
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霜柱でウキウキ

2011-02-16 18:30:50 | 自然・季節

朝は、各地で結構冷え込んだようだ。
しかしながら、こちらでは昨日のうちに路面が乾いていたせいか、心配していた路上の凍結個所は、そんなに多くなくて、ほっとした。
数日前の冷え込んだ朝には、細い樹木に霧氷がついていて幻想的な風景も見られた。

なので、内心それを期待していたのだが、今朝は、ほとんどそれも見られず残念だった。
その代わりに、冬に太平洋側ではよく見かけるが、新潟では冬はあまり見かけない、珍しい冬のものを見た。
それは、写真のような「霜柱」であった。
太平洋側では、冷え込むと、霜柱ができる。
新潟では、冷えると雪が降ってしまう。
雪が地上に降ると、霜柱はできない。
また、積雪の下ではやはり霜柱はできない。
昨日雪から解けた水が地面の中浅い所にたまったままだったのだろう、今朝は、雪のそば、土があらわになった場所に、霜柱を見ることができた。
子どものようだが、なんだかうれしい。
昔、学生時代、関東にいた頃、冬の公園で霜柱を踏んだ時のことを思い出した。
靴の下の踏みごたえを感じながら、バリバリ、パリパリ音がするのが楽しかった。
今日は、もったいなくて、霜柱を踏むことができなかった。
いい気分で朝が始まり、いい天気、いい青空で1日が終わった。
とはいうものの、わが家の庭、霜柱ができたそばには、まだまだたくさんの積雪がある。
春よ、早く来い。
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いちおう、復活

2011-02-15 22:50:26 | 生き方
明日の朝は、また冷えるそうだ。
でも、さすがに2月中旬になると、連日の冷え込みとは違う毎日になる。
今日降る雪も、ずいぶん水分を含んでいた。
こんな雪が降るようになると、東京など関東でも結構雪が降ることが多い。
そのとおり、昨日は関東方面も、数センチの雪が積もったらしい。
関東方面では、このような雪が解けた日の朝の路面の凍結が怖い。
滑って転倒…でケガする人も多いと思うから。

4週間近く前に転倒した私。
あの時のケガは、意外と治りが悪かった。
尾を引いた。
1つ目。ひじ付近の皮膚がベロッとむけた大きな傷は、半月医者に通った。
2つ目。右の首付近のムチ打ち症状は、10日以上続いた。
3つ目。左腰の打撲に起因する股関節の痛みは、ひねるとすぐ強くなった。
この雪で除雪しなくてはいけない時があって、シャベル等で除雪したら、痛みがひどくなった。
そんなこともあって、3週間以上たっても、左腰を下にすると痛くて、ふとんの上で寝返りがよく打てなかった。
しかし、もう、回復をただ静かに待つだけの日々はいやになった。
走りたい。
走りたい!
そういう思いが強くなった。
今日は、4週間ぶりに体育館内を走ることにした。
1周100mもないが、週に1度は50周以上走っていた。
今日は、30周くらい走れればいいなと思いつつ、ゆっくりジョギングを始めた。
左をかばうせいか、20周くらいで右足の裏が痛くなってきた。
やめようかな、いや、もう少し走りたい。
ええい、いっちまえ~。
…ってことで、結局50周走ってしまった。
24分55秒。
まだ、やわやわとした走りだが、約1カ月ぶり、ケガの後だ。これでいい。
復活!
…としよう。
写真は、その記念の汗。
明日は、冷え込みが厳しいらしい。
私のような凍結路面転倒!は、ないようであってほしいなあ。
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母の命日、日曜日

2011-02-14 19:16:40 | 生き方

今年も母の命日を迎えた。
母が亡くなったのは、日曜日の朝だった。
命日は、今年、日曜日だった。
今年は、亡くなった年と曜日が重なった。
1年365日。1年ごとに曜日が1つずつずれていく。
だが、うるう年が1年入ると、曜日は2つずれる。
間にうるう年を1回はさんだので、6年たって7つ曜日がずれた。
去年も、曇天模様の中、雪の上を歩いて墓参りに行った。
今年も、雪はあった。
平均して10数センチ。
冷たい風も吹いていた。
しかし、空は青かった。
その分、気分も晴れていた。
冷たい風に吹き消されないように、植木鉢を持って行った。
鉢の中で線香の火がつくように、という工夫である。
線香を立て、水をあげ、墓前で母に近況を報告しながら、われらが家族を守ってほしいと祈った。
今年も、娘は雪玉を2つ作って重ね、小さな枝を2本刺して、ミニ雪だるまを作って墓に供えた。
頭上で鳥が寄って来る気配がした。
もう、カラスがお供えの菓子やリンゴをねらって枝に集まってきていた。
カラスも、厳寒期、生きていくのに必死だ。
「七つの子」という、カラスの歌を思い出した。
そう、母の命日も「7」回目。
七回忌であった。
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