ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

天地人ダービー、勝ち切りたかったよ~

2009-07-26 23:22:00 | アルビレックス新潟
どうして、ホームで同じような場面が繰り返されるのだろう。
後半43分。山形の起死回生の同点ゴールが決まってしまった。
山形のサポーターは、数分後の試合終了で、勝ったような喜びを表す。
新潟は、負けたような雰囲気。サポーター席からは大きなブーイングが出た。
なぜ、毎回毎回同じようなシーンが繰り返されるのだろう。
前のホーム戦、川崎戦も、後半ロスタイムの失点で同点。
今季リードしていて同点に追いつかれるという場面は、ホームでその他にも、広島戦、千葉戦、磐田戦があった。
これだけで、勝ち点3を勝ち点1に減らしているのが、5試合。
(3-1)点×5試合分=10点
逃した勝ち点を上積みすれば、なんと鹿島と同じ勝ち点に並ぶ。そうなら、1位争いをしていることになる。
一応勝ち点1で、浦和を抜いて2位に上がったけど、鹿島との差は縮まらない。
あー、悔しい。
本当の強豪になるためには、勝ち切らなくては。
ホームで今季1試合しか負けはないが、勝ちも少ない。
みんなで万歳をしたいよう!今日はできると思ったのに…。
あー、バンザイしたい病だよー。
新潟のサポーターは、バンザイに飢えているよ。
次回は、絶対勝とうね!!!
アルービレックス!!!アルービレックス!!!アルービレックス!!!
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ロスタイムの失点で、もったいない引き分けだったけど…

2009-07-12 18:09:04 | アルビレックス新潟
今思い出しても、非常に悔しい結果となった。
昨日の新潟対川崎戦である。
先制―同点―勝ち越し―同点(ロスタイムで失点。まもなく、試合終了)…という、手中にしていた勝利を逃す展開だったからだ。
だが、どこか清々しい思いも残っている。

試合開始直後は、しばらく川崎の一方的な攻撃にさらされた。
速い球回しとチェック、トラップも正確だ。
さすが好調川崎。ACLでも日本勢で勝ち残っているだけはある。
アジアで戦っているだけはある。
押され気味だった新潟だが、徐々に相手のペースにも慣れ、反撃に転じ始めた。
そして、FKのチャンスから先制。
後半早いうちに、川崎に同点に追いつかれた。
一瞬の隙をついた川崎・中村憲剛のパス。そこに足を伸ばして決められてしまった。
同点にされても、気を落とさずに攻める新潟。
強くなった、と思った。新潟。昨シーズンは、降格争いをしていたのだった。しかし、今季は、こんなに強い相手に対し、一歩も引かない戦いができている。今までとは違う。
そして、新潟には、こんなにすばらしいプロスポーツチームがある。熱戦を展開し、観衆が沸きかえる試合を見ることができる。
このスタジアムの雰囲気。興奮と熱気。今は、地元のチームが、日本の中でも上位で奮闘する姿を見ることができるのだ。
なんとも言えない感慨に包まれていた。素晴らしい試合を見ることができることを、心からうれしいと思った。
確かに、試合は、勝利目前だった。なのに、相手FWジュニーニョの起死回生のシュート一発にやられ、勝ち点3を逃してしまった。悔しいことは悔しい。
しかし、そんな一発のシュートを放てるレベルの高い選手のシュートを目の当たりにし、今、アルビレックス新潟という、地元新潟にあるチームが、本当に高いレベルで戦っているのだと、改めて実感した。
ロスタイムに失点、は、今季何回目だろう。ホームで、リードしているのに試合最終盤に失点し、同点で引き分けるのは、今季なんと4回目。逃がした勝ち点は、「8」くらいにのぼる。
だけど、勝ち切らないのに、今季半分を終了して3位にいるという、この素晴らしさ。
もし、試合運びまで身につけられれば、もっと強くなる、もっと上位にいるということだ。

次節からは、後半戦に入る。
後半戦でも活躍が続くことを、そしてもっと強くなることを、大いに期待している。
アイシテル、ニイガタ。私たちは、これからも地元新潟に熱い声援を送り続けるぞ。
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新潟で13年ぶりのプロ野球は、いいなあ、やっぱりサッカーの方が…(あれれ???)

2009-07-10 23:05:46 | アルビレックス新潟
新潟に待望の県立野球場が完成した。
命名権の関係で、「ハードオフ・エコ・スタジアム 新潟」と言う。
去る7日・8日の両日、こけら落としのプロ野球の試合が行われた。
広島-巨人戦。
幸いにも、チケットが手に入ったので、8日、家族とともに見に行った。
確かに、新しさ一杯の野球場。
プロ野球の試合も、県内13年ぶりで新鮮であった。
しかし、である。
試合そのものがつまらなかった。
阪神が、1回表に先制する。
その裏に、広島が4番栗原のホームランで逆転する。
投手の球の速さ、打者の打球の速さ。さすがプロである。
3回に広島マクレーンのホームランで1点追加。3-1。
でも、そこまでだった。
途中降った雨のように、両チームの打線が湿っている。
これでは、見所がない。つまらない。
特に、ひいきの阪神。2回に先頭打者がヒットで出たあと、すぐ併殺打。
なんということか、その後ヒットはおろか、9回までずっとランナーもなし。
7回は、3者三振。8回は、打者3人初球打ち。凡飛・凡打で、たった3球でチェンジ!こんな芸のない野球初めて見た。
試合はそのまま終了。
あー、つまらなかった。
1人分のチケット4800円も出したのに…

今や、新潟でスポーツと言えば、やっぱ野球じゃないな!!?
サッカーだよ。
土曜の川崎フロンターレとの2位争いが見ものだ。
サッカーなら、こんなにつまらない試合はないよな。選手が皆、必死に走って試合を作るものなあ…。
なんだか、そんなことを思ってしまった。
そんなことを思うのも、サッカーは、新潟でホームの試合はよく観戦するから。
もう新潟で一番のプロスポーツは、サッカーに決定!!

せめて、明日から開幕する高校野球の県予選では、先日の阪神戦の試合以上の熱戦を期待することにしよう。

まずは、がんばれ、アルビレックス新潟!!!
…ということになったプロ野球観戦であった…。



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貴章愛、新潟愛

2009-07-01 22:32:46 | アルビレックス新潟
この1週間というもの、アルビレックス新潟のファン、サポーターは、気が気ではなかった。というのも、新潟の中心的な存在、FW矢野貴章(やの・きしょう)選手が、契約満了に伴い欧州移籍を模索していたからだ。

矢野貴章選手は、2006年から新潟に移籍。今は、押しも押されもしない新潟の顔である。
長身。端正な顔立ち。ポーカーフェイスでありながら、地震後の試合でのゴールを決めた時には、袖に縫い付けられた「がんばろう新潟!」を誇示するなど、熱い姿も見せている。
プレーの魅力は、FWとしてゴールを狙いに行く動きだけでなく、献身的な守備にもある。
さっきシュートしたかと思うと、直後の味方のピンチにはいつの間にか味方ゴール前に立ちはだかり、体を張って敵のシュートを防ぐ。
移籍してきた年には、なかなか決まらなかったシュートも、今シーズンは、すでに5得点を数えている。
先月、日本代表に呼ばれて彼がチームを離れた時、チームはナビスコ杯4連敗だった。
まさにアルビレックスに欠かせない中心選手である。

その彼が、代理人を通じて欧州移籍を検討していると聞き、新潟のファン、サポーターは、心の動揺を抑えきれなかった。
「現在2位の新潟の中心選手である貴章がいなくなったら困る、だから行かないでほしい」そんな単純なものではないのである。

新潟のファン、サポーターは、貴章にはもっと活躍してほしいと願っている。
日本代表、欧州移籍、結構じゃないか。とは思う。
…でも、何も今、急いでいなくならなくてもいいじゃないか。
まだ日本代表としての地位が確立したわけじゃないのだし、欧州に行っても活躍できるかどうかまだ力は未知数だし。
せっかく自分たちが応援してきた貴章が、花開こうとしている今シーズン。完全に花開かせてから、実力を完全なものにしてから行くことでも遅くないのではないか。
本音を言えば、新潟に残ってほしい。
でも、決めるのは、本人。決めるのは矢野貴章本人。
貴章が欧州行きを決断したら、オレたちは止めはしない。活躍を祈るだけだ。
そんな思いでいたはずだ。

下手をすれば最後の試合となる6月28日の名古屋戦。矢野貴章に自分たちの気持ちを伝えたくて、ホームNスタンドのアルビレックスのサポーターが作ったのは、写真のコレオグラフィ。
貴章の背番号11をハートでかたどったもの。
これを見て、思わず泣けた。
貴章は、これを見てどう思っただろう。
そのあと繰り返し歌われた「オメ キメレ 貴章」の歌。
貴章は、これを聞いてどう思っただろう。

あったかいなあ。あったかいよ、新潟のサポーター。

貴章は、今回のことについて、自ら次のようなコメントをアップしている。

「いろいろご心配をおかけしましたが、今回アルビレックス新潟との契約を更新することにしました。
まず、ここまでなかなか結論が出せずに、多くの皆さんにご心配をおかけしてしまったこと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回の一件で、僕自身とても悩み、考えました。
今日のご報告に至るまでの経緯と思いを説明します。
ひとりのサッカー選手として、海外でプレーするというのは、子供の頃からはもちろん今でも抱いている夢です。そして、W杯日本代表として選ばれるようになるためには、また、W杯でベスト4という目標を果たしていくには、自分自身がもっと成長して世界と戦える存在にならなくてはならないという想いもありました。
海外のクラブから具体的なお話もいただきました。
しかし、Jリーグがシーズン中である状況で、チームも今、リーグ戦2位という順位にあることを思うと、どうしても、今、この時期にチームを去るという決断をすることはできませんでした。
今は、アルビレックス新潟の一員として優勝目指して頑張りたいという思いでいっぱいです。
これからも、皆さんの心に響くようなプレーができるように精いっぱい頑張ります。」

これを読むと、新潟のサポーターの貴章愛の思いが伝わったように思える。
また、貴章も、それに応えて新潟愛を表したように思える。
うれしい結論だ。

今季の新潟残留を決定した貴章の、さらなるパワーアップ、さらなる活躍を願うばかりだ。
がんばれ、貴章! オメ キメレ 貴章!!

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