ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

いわきサンシャインマラソン申込み期限日だったけど

2022-10-31 17:51:32 | RUN
今日までが、第14回のいわきサンシャインマラソン大会のエントリー申込期限日だった。



この大会には、2018年に第9回大会が開催されたとき、初めて参加してみた。
亡くなった母の故郷ということもあって、あちこちでいとこや伯父や伯母の応援を受けた。
非常に疲れたが、ゴールにたどり着いて、とても気持ちよい達成感を味わったのだった。
だから、それ以降も出場したいと、毎回エントリーしてきた。
ところが…

2019年 前々日の降雪により第10回大会中止。
2020年 COVID-19感染症の感染拡大で、開催日の3日ほど前に第11回大会中止決定。
2021年 COVID-19感染症の感染拡大で、当初から第12回大会開催中止。
2022年 4年ぶりに開催の予定で進んでいたが、COVID-19感染症オミクロン株の感染拡大で、5週間前に第13回大会開催中止決定。

なんと過去4年間のうち、3回は開催しようとしていたのに、事前に中止となってしまっていた。
その3回は、中止となっても毎回参加賞等が送られてきていたのだった。
だから、走っていないのに参加賞のTシャツは、3枚も増えてしまった。

さて、来年こそはと、大会の準備が進められているのは知っていた。
それでも、参加についてどうしようかと迷っていた。
迷う原因は、自分の体調である。
高齢者の仲間入りをした。
走ると胸が苦しくなることがある。
十分な練習を積めていない。

でも、制限時間は6時間だから、現状の力なら、まだゴールすることは可能なのだよな。
先日の新潟シティマラソンでは、あれだけ歩いたのに、5時間27分台でゴールすることができた。
事前に考えた計算では、30キロまでは、1km当たり7分の速さでいき、それ以降は、歩いても1km10分の速さになってもいいやと考えてはいたのだ。
計算すると、
7×30 + 10×12 
=210 + 120
=330 (分)
330分=5時間30分
というわけで、5時間30分くらいでゴールできるのじゃないかなと考えていた。
実際の大会では、予想以上に早く、26kmで走れなくなったけれども、ゴールタイムは5時間27分台ではあったから、予定通りだったとも言える。

だから、その気になれば、いわきサンシャインマラソンも大丈夫とは思っていたのだ。

でも、2日前に書いたように、現在腰痛に悩まされている。
これが新潟シティマラソンを走った後遺症かもしれないし、今後この腰痛がどのくらい続くのかと考えると、不安になってしまう。
現状では体がもたない。
そんなことから、無理しないことを第一に考え、今回エントリーはしないことにした。



大会ホームページでみてみると、フルマラソンの定員は5,000人に対して、まだ82%のエントリー状況だから、枠はあるけれどもやめておく。
親類も多くいて、沿道の声援もあるし、温かみのあるいい大会だから、もう一度走ってみたかったんだけど、まあ仕方ないなあ…。
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J1昇格プレーオフ、傍目で見てもやはりキビシイ

2022-10-30 20:09:33 | アルビレックス新潟
J1昇格プレーオフ1回戦。
DAZNで見ていたけれど、やっぱり大変だね、これは。
傍目で見てもやはりキビシイ。

J2のリーグ戦3位対6位、4位対5位の対戦。
上位のチームには、優位な条件が与えられる。
ホームで戦えることと、引き分けでも勝利扱いになること。

だから、3位岡山はホームに6位山形を迎えて試合を行った。
リーグ戦では、岡山は2戦2勝となっていた。
誤審のためにいわくつきの試合となった試合も含めれば、今季は岡山の3戦3勝といっていい。
それなのに、今日の大事な一戦は、山形の3-0。
ホームのアドバンテージも、引き分けOKのアドバンテージも、まったく効き目がなかった。
これだから、一発勝負はこわい!

4位熊本は、5位大分に、試合開始1分もしないうちに大分に先制された。
ホームではあったが、内容的には押されていた。
それが、87分にようやく1点を取り、同点に追いついた。
これで残り時間は少ないが、まだまだ何か起こりそうだった。
すると、アディショナルタイム92分に、熊本がダメ押しとも思える追加点で2-1と勝ち越す。
アディショナルタイムは、5分。
ここで勝負あった、かと思えた。
おまけに、ファウルになりそうなプレーをめぐって、あわや乱闘騒ぎで試合中断。
どっちも勝ちたいからね。
特に負けている大分は熱くなる。
開始後、必死の大分は同点に追いついたが、時すでに遅し。
逆転までには至らず、2-2で引き分け。
上位アドバンテージを生かして、熊本は、山形と戦う2回戦へと進んだ。

どちらの試合も、終盤は1つ1つのプレーやジャッジに対して、選手の態度は荒くなった。
試合は、一触即発のヒリヒリした雰囲気になった。
一発勝負だと、どうしてもそうなってしまう。

敗れた大分や岡山にしてみると、どうにもこうにも切ない1回戦敗退だっただろう。
だが、勝った山形にしても、次の熊本との対戦を勝たなくてはいけない。
そのうえで、J1の16位のチームとのプレーオフ最終戦にも勝たなくてはいけない。
引き分けではいけないのだ。(熊本が勝ち上がった場合でもそうだけど)
監督や選手だけでなく、応援するサポーターだって、きつくて仕方ない。

こんな思いをしてしまうJ1昇格プレーオフ。
つくづく、アルビがこの戦いに巻き込まれていなくてよかったなあ、と思う。
不確実な昇格プレーオフを戦って勝つのは難しい。
それよりも、年間を通して、2位までの自動昇格枠に入る方がうんと難しいが、確実に昇格でき、安心できる。

そこをつかみ取ったアルビレックス新潟、自動昇格で本当によかったよ。
なにしろ、昇格プレーオフに備え緊迫感を増したチームを横目に、その前日に優勝パレードやサンクスフェスタを開催できたのだから。
(まあ、私はそれらの会場には行かなかったけどね)

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腰痛…💧

2022-10-29 17:56:34 | 生き方
ここ数日、腰痛に悩まされている。
これが、夜中寝ているときに寝返りを打とうとする時も痛むのだから、質が悪い。
先日、車を運転して温見平へ出かけたときも、乗り降りするときに、立つ・座るの姿勢を変化させるときに、痛みが走った。

私の腰痛といえば、なんといっても、23年前の腰椎椎間板ヘルニアのことが大きい。
悪化したのは、1999の7の月。
6月に痛めて入院までしていたのに、その院内で顔を洗おうと腰をかがめたときに、さらに悪化させてしまった。
そして、大きな病院に転院して、手術までしたのだった。
私にとって、最悪の出来事であり、ノストラダムスの大予言は当たっていたのだ。

それ以降、少し不安な状態になることはあったが、ここまで痛さを感じることはなかった。
50代で長い距離を走るようになってからは、むしろ腰痛を感じることはなかったのだが。今、寝ているときに痛いというのは困ったものだ。

先日、9月に受けた健診の結果が届いたが、血圧、心電図、随時血糖の3項目に、要受診のマークがついてしまった。
心電図で引っかかるのは去年に続いてだから、さっそく医者に行ってきたが、医師は、少し検査を追加して、
「ほんのちょっと数値が悪かっただけですね。心配いりませんよ。」
と、のたまった。
笑って言ってくれたので、まあ心配しなくても大丈夫だろうと安心した。

ところが、その後のこの腰痛。
65歳ともなると、こんなふうに体調不良が続くものか?
まあ、最近朝晩冷え込むようになったからなあ。
原因は、たぶん季節の変わり目による体調不良だろう。
季節の変化、寒暖の変化に、体がついていけずに困ってしまったということだろう。
…ということにしておく。
なんとか、よくなってほしいなあ…。
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アルビとオリックス、似ている!!?

2022-10-28 21:18:42 | スポーツ
昨夜の日本シリーズ第5戦、オリックスが吉田正尚のサヨナラホームランで、対戦成績を2勝2敗1引き分けの五分に持ち込んだ。

日頃は阪神タイガースの応援をするのだが、日本シリーズの両チーム、ヤクルト、オリックスのどちらを応援するかは、あまり考えなかった。
しいていえば、高津ヤクルト。
高津監督は、以前BCリーグの新潟に監督兼選手として所属していたことがあった。
初めての監督業とのことだったが、新潟を優勝させた実績がある。
それ以降、BCリーグで新潟が優勝したことはない。
そんなこともあって、新潟人として高津監督には恩義(?)があり、多少なりとも応援した。
去年は、ヤクルト、オリックス共に前年最下位からのリーグ優勝となって、ヤクルト優勝。
高津監督、さすがだと思ったよ。

今年も、両チームは厳しい争いを制してリーグ優勝を果たし、日本シリーズの舞台で戦うことになった。
3戦を終えて、ヤクルトの打線がつながって、2勝1引き分け。
これは、すんなりヤクルトの連覇となるのかな、と思っていたら、どっこい、オリックスが連勝して、タイに追いついた。
オリックスも、リーグ最終戦で逆転優勝を果たしただけあって、なかなかすばらしい粘り強さを発揮している。
ヤクルトは、山田や内山、オスナ、サンタナ、村上などの一発攻勢で得点を重ねている。
特に、外国人3選手の長打力はすばらしい。
それに比べ、オリックスのホームランは吉田の2本だけで、外国人野手は出場していない。
そんな違いがある。

ただ、両監督ともさすがだと思うのは、ヤクルトもオリックスも、若手を積極的に起用して活躍させていることだ。
若手は、経験を積まないと、技量が向上しない。

特に、オリックスの選手起用法には驚きも伴った。
第3戦では1-0でオリックスが守り勝ったわけだが、その試合では若い宇田川と山崎颯が救援投手としてヤクルト打線を抑える活躍をした。
当然彼らをその後の試合でも重用するのだろうと思ったら、オリックスの中嶋監督は、なんと翌第5戦では2人ともベンチ入りから外したのである。
そして、以前の試合で救援として出場し失点した投手たちを起用してリベンジの機会を与えると、見事に皆その期待に応えた。
投手だけでなく、毎試合先発メンバーを何人か代えて起用しているのだ。
ローテーションという訳ではないが、様々な選手に出場経験を与えながら成長を促し、勝利を目指しているということになる。
なかなかすごいぞ、オリックス!

そう考えると、「権藤、権藤、雨、権藤」のような日本シリーズの起用法があった時代は遠くなったものだなあ…。


…そんなふうに中嶋監督のすごさを感じていたら、…あれ?
どこかで似たような思いをしてきたような…。

サッカーJ2で優勝した、今季のアルビレックス新潟だ!!

オリックスには、ヤクルトと違って、外国人大砲はいない。
アルビにも、数年前得点王になったレオナルドのように、今季はよく点を取るゴールハンターはいなかった。
去年の磐田のルキアンや京都のピーター・ウタカのような得点が期待できる外国人なしでも、いろいろな選手が得点することによって、今季はチームとしてリーグ最多得点を記録した。
そして、アルビは、選手起用を固定しないで、試合ごとに様々な選手を起用して競争心と意欲を高めて戦い、勝利を重ねてきた。
まさに、このシリーズのオリックスの選手起用も同じじゃないか。

それぞれの持ち味を十分に出して活躍できるように配慮しながら戦っているのだなあ、と感心している。

ただ、昨日の試合も、吉田のホームランが出て勝ったからよかったようなものの、もしあのまま負けていたら、なぜ宇田川たちをベンチ入りさせなかったのだ、と非難されていたかもしれない。
しかし、中嶋監督、それは覚悟のうえだったはず。
信念に基づいた起用だったのだと思う。
負けたら、監督である自分の責任、と肚を据えて戦っている。
やっぱりすごいよ。

アルビの松橋監督とオリックスの中嶋監督に、そんな共通点を見出したら、今回はオリックスを応援したい気持ちが芽生えてきたよ。
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秋の温見平へ

2022-10-27 21:58:53 | お出かけ
明日からまた天気が崩れると聞いた。
紅葉求めてどこかに出かけるなら、今日だなということで、お出かけ。
行先は、とりあえず、晩春に出かけた温見平に決まった。

出かけてみると、青空が美しく、まさに行楽日和。


山の奥の方へ入っていくと、秋の陽に当たって様々に色づいた山が美しかった。

天狗橋という、いつも水が美しく映える場所があって、ここにはカメラを構える人がいつも立ち寄る。


ご多分に漏れず、われわれも…。

何度もシャッターを切ってしまった。


そのまま進んで、温見平の入口で車を止める。



温見平の遊歩道に足を進めた。
前回はイワカガミの花の咲く、奥の場所まで行ったのだが、今回はほどほどに歩く。

ブナ林は黄葉が美しい。

木立の隙間から見える山-倉手山?-の紅葉も進んでいる。


色づいた葉からの木漏れ日がまぶしい。


大きな木があり、頭上を見上げて、雪もたくさん降るところなのに、まっすぐ大きく育つなんて、と感心したりもした。

ある場所では、頭上で動く音がすると思ったら、サルがいた。
器用に枝から枝へと飛び移っていた。


枯れた大木に、大きめなキノコがびっしり生えているというのも、2,3本見られた。


春に来た時には、野草の花をいろいろと見ることができたのだが、今回はほとんどない。
ノコンギクを見たくらい。

タイリンヤマハッカも、ガクばかりになっていて、花が残っていたのはこれくらい。


花の代わりに見えたのは、実。
マユミ。


クサギ。


マムシグサ。


などの実を見た。

豊かな自然の中へ出かけていき、日常では見られないいろいろなものを見ることができた。
いい日であった。





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茶の木の花と山茶花の花

2022-10-26 21:06:18 | 草木花
今、わが家の庭では、ツバキ科ツバキ属の2種類の花が咲いている。

一つは白花、



もう一つはピンクの花である。



どちらも花の中央におしべがたくさん詰まって出ている感じ。

同じツバキ科ツバキ属だけあって、その辺はよく似ている。

白い花の方は、比較的小さくて下向きに咲いていることが多く、ピンクの花の方は大きくて、前を向いて咲いている。

それぞれの名前を漢字で書くと。

花の白い方が「茶の木」、ピンクの花の方が「山茶花」。

カタカナで書くと、

「チャノキ」、「サザンカ」

となる。

今、ともに咲いている花を見ていると、なんだかきょうだいのような気がしてくる。

茶の木が弟で、山茶花が姉のような気がするのは、花の大きさから来るのだろうか。

花を見るたびに、すてきな姉弟にいやされているような気がするここ数日である。
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最終戦なんだから、何でもかんでも楽しもう(2;最終)

2022-10-25 20:39:52 | アルビレックス新潟
試合が終わった後、インタビューが3つ続いた。
最初は、試合で2得点を決めた三戸。

次が、優勝チームのキャプテンということで、堀米。

ここで、2003年の初めてJ1昇格を決めたときのキャプテン山口素弘の名言を、堀米が期待通りに叫んだ。
「新潟、最高!」

新潟サポには、当時の山口のひと言は、心にズンと響いたのだ。
だから、それをもう一度聞きたいというサポーターの願いに、堀米がしっかり応えてくれた。
堀米キャプテン、あなたはえらい!

そして、3番目に優勝監督インタビュー。
19年前、当時の反町監督は「新潟のおとぎ話の第1章が今日完結した」と、名言を残した。
松橋監督は、何を言ってくれるのか、期待がふくらんだ。

すると、「私も短く」と言った後、確かに短く叫んだ。
「新潟、超最高!」

ピンぼけになってしまったが、カメラは一瞬の松橋監督のドヤ顔(?)を写していた。

いやあ、キャプテンも監督も、すばらしい名言で締めくくった。
場内は、大喝采だった。

選手たちもとてもはしゃいで何か一斉に叫んでいたようだが、よく分からなかった。
家に帰ってから確かめてみたら、何度も何度も、「松橋力蔵、男前!」と繰り返し叫んでいたのだった。
これまた、懐かしい。
19年前には、サポーターから当時の反町、監督に対し、
「反町、反町、男前!」
のコールが挙がったことを思い出した。
サポーターでなく、選手たちが口にしていたことで、それだけ


続いて、表彰式が行われた。
まずは、トロフィーが堀米主将に渡された。

そうか、渡されるのは、シャーレだけではないのだなあ。
次に、お待ちかねのシャーレが渡された。
そのプレゼンターが、野々村チェアマンだった。

堀米にしてみると、野々村氏は、彼がコンサドーレ札幌在籍当時の社長だっただろうから、きっと感慨深いだろうなあ、と思った。




そして、そこから、優勝チーム待望のシャーレを掲げるシーンになる。

一度に挙げるのではなく、2度ためて、3度目に挙げるというふうにやっていたなあ。
最初は、堀米主将が、ベンチ入りメンバーと共に挙げ、そして選手に促されて松橋監督も挙げていたのが、やはりいい感じだった。

それから、ベンチ外だった選手たちも、コーチやスタッフも入って、いろいろな選手やスタッフがシャーレ挙げを楽しんでいた。
その最初に、チーム内ではこの5年がんばってきた堀米、高木、早川の3人で挙げるようにしていたのはさすがだった。

もっとも、そのとき、堀米の顔に手をかけ前が見えないようにしていた、千葉のいたずらがあったのだった。



そして、ホーム最終戦セレモニー。
今年は、知事も副知事も新潟市長も来なかった。
もっとも、中原市長は市長選投票の日、来られるはずがない。
中野社長は、話は長くなったが、5つの感謝について心を込めて話していた。


続いて、松橋監督の話、

そして堀米主将の話だったが、

今回は万感迫っているような堀米の表情が印象的で、2人が何を話したか、思い出せないな。


セレモニーが終わって、すぐに場内1周に移るかと思ったら、ここで今季最後の「千葉劇場」。
騎馬戦のようなGK勢で馬を作って、馬上に弓を構える三戸。

流鏑馬のように走りながら、3度矢を射ると、そこに現れたのは、

「松橋力蔵男前」の文字。


やがて、選手や家族、スタッフが場内1周して1年の支援にあいさつして回った。
選手の子どもたちには元気な子たちもいて、選手たちより早く400mトラックを2周して回る子たちもいた。

家族と一緒に回って歩くのも、とてもいい記念になるのだろうなあ。

選手生活は長くはないから、できるだけ長くこのチームで活躍して、家族とともにいい思い出を新潟で作ってほしいなあと思いながら見ていた。

印象的なのは、松橋監督と、トーマス・デン。

2人とも、スタンドに顔を向けて、ずうっと手を振って歩いてくれた。

本当に、いい人柄をしているんだな、と感心し、そういう監督や外国人選手がいるチーム自体をうれしく思った。


多くのサポーターがいるNスタンド前で、歓迎を受けながら、「ハルヲスイング」やシャーレ挙げや写真撮影などを行っているのを見ながら、私たちは、帰ることにした。
なにしろ、試合前から試合中、試合後と、ずっと雨に当たったので、体が冷えてしまったのだ。
だから、その直後にあった松橋監督の胴上げは見そこねてしまったのは、残念だったけれども。

ああ、今季の試合が完全に終わってしまった。
雨の中だったけど、勝利で締めて有終の美を飾った新潟。

勝ち点84で優勝。
堂々1位でJ1昇格。
勝利数は25で1位で、負け数は8で2位。
得点数は最多の73、失点数は最少の35で、得失点差は驚異の38。
しかも、連敗は1度もなし。
ファウルの数も最少。
レッドカード退場者は、0(ゼロ)。
2ケタを記録した得点者こそいなかったが、なんと20人がゴールを記録した。

攻守にわたって、すばらしい成績を残した2022シーズンも終了だ。


スタジアムの外は、すっかり暗くなってきていた。
スタジアムの変化する七色の光がきれいで、さびしい心を少し温めてくれる気がした。

これを見るのも、今年最後。

今度来るときには、2023年、J1リーグの戦いになる。
アルベル監督の指揮するFC東京とも戦うことになるのだな。
とにかく、今からアルビレックス新潟の来季の活躍が楽しみだ。

Visca Albirex !!
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最終戦なんだから、何でもかんでも楽しもう(1)

2022-10-24 19:53:38 | アルビレックス新潟
昨日の試合は、今季最終戦。
今年は、11月にW杯があるせいで、10月でJリーグの試合が終わってしまう。
昨日も書いたとおり、シーズンが終わるのが残念で仕方ない。
例年通りなら、Jリーグの開幕は2月下旬だから、4か月もアルビレックス新潟の試合がないことになってしまう。
残念だから、この日は、試合のあることやスタジアムで起こることをなんでもかんでも楽しみたいなと思った。

駐車場の車も、試合3時間前ながら相当混んでいた。
事前に知っていたのは、チケットが完売したということ。
2週間前のJ1昇格がかかった一戦では、約3万3千人の入場者を記録したが、最終戦でも同数くらいが入るのかと考えられた。
スタジアムに近づくと、試合の2時間半前だというのに、Eスタンドの入場者の列が。




スタジアムの入口広場だけでなく連絡通路を通って、エントランス広場からP3駐車場の方まで伸びていた。
入口広場は、どこもかしこも行列になっていた。
食い物関係はもちろん、入口広場に設置されたチームのグッズ売り場に並んだ列もすごかった。
くねくねと大蛇のような列になっていた。
アルビレックス新潟の来年のカレンダーがほしくて並んではみたが、あまりにも時間がかかりそうなので、入場を先にした。

入場した先にあった看板が、これ。



三戸舜介選手。
奇しくも、この日2得点を挙げてヒーローになった。
まるでそうなることを予言(?)するかのようだったなあ。

私は、前述のカレンダーがほしくて、座席を確保した後、スタジアムの西側Wスタンドに設置されたグッズ売り場に行ってみた。



そうすると、これまたすごく長い列が3本。
みんな、自分が何の列に並んでいるのかよくわからない人もいた。
それぞれ聞いてみると、1つは、グッズ売り場隣に出店している食べ物関係の店に並ぶ列。
2つ目の一番長い列は、チームの選手に関するガラポンの機械に並ぶ列。
3つ目の列が、グッズ売り場に並ぶ列。
この3番目の列に並んで、少しずつ前に進んでいると、すぐ近くにアルビ関係のYOUTUBE番組を公開している方の姿が。
それは、この方。



「山口県のサッカー王は俺だ!」というチャンネルを作っている神田さん。
「山口県の…」と言いながら、アルビレックス新潟の熱心なサポーターなのだ。
私も、よくのぞかせてもらっている。
だから、「写真を撮らせてもらっていいですか?」と聞いてOKをもらったので、パチリ!

その神田さんが来ていたアウェイの神ユニは、この日ヒーローになる三戸舜介選手のもの。



三戸選手は、山口県の出身だから、特に応援しているのが分かるものだった。
さっそく、YOUTUBEにいくつかアップしていたのは、さすがだ。
これからも、楽しい内容のものをアップロードしてくださいね。

30分くらい並んで、やっと待望のカレンダーをゲットしたのだった。



並んでいる間に、強い雨が降って、スタジアムの屋根がかかっていない自由席に座る人は少なかった。
私は家族で行ったが、みんなアルビのポンチョに身をくるんで、時折雨に打たれながらずうっと観戦したのだった。
チケットは完売ということだったが、そのわりには雨のせいか、空席が目立つ。
晴れていたら、もっと人が集まったことだろう。

試合前に、熱心なアルビサポの人たちが、Eスタンド、そしてSスタンドの2階へと回ってきた。



段ボールに手書きしたものを持ちながらハンドマイクで、最終戦の応援に手拍子で応援してほしいと、お願いして回っていた。
もちろん、こちらもそのつもりだったけどね。
何か所でも訴えて回るその熱心さ、好感!

J2リーグでは、最も多い得点を挙げているアルビだけれど、チーム内で2ケタ得点している選手がいない。
高木、伊藤、谷口は9得点、鈴木が8得点。
けがをしている高木はともかく、ほかの誰かが、2ケタ得点を記録してほしいなと思っていたが、結局この試合で得点したのは、三戸のみ。
本人は、インタビューで「ハットトリックもねらえたのに」と、単純に喜びに浸るのではない姿を見せていたのが頼もしかった。



本間至恩も三戸舜介も、試合中にレッドカードをもらって退場して涙を見せたことがあったのに、そんなことはもう遠い昔の話になった。
至恩は、ベルギーに羽ばたいて行ったし、三戸は今はすっかりチームの中心選手になったのだなあと思った。
ずっとアルビを応援していて、選手が経験を通してどんどん成長していく姿を見、ちょっぴり感慨にふけった。
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勝利を喜ぶも、この楽しいサッカーが、もう今年は見られないのかと残念に思う ~2022ホーム町田戦~

2022-10-23 21:10:42 | アルビレックス新潟


あ~、終わってしまったなあ。
この楽しいサッカーが、もう今年は見られないのか。
そんな気分になってしまった。

第42節の今日はホーム最終戦であり、今シーズンの最終戦。



すでに、J1昇格も、J2優勝も決めていたアルビレックス新潟。
今日の勝敗は、大きな意味は持たない。
だからといって、負けてシーズンオフを迎えるのはいやだ。

今日勝てば、J2通算200勝になる。
また、勝ち点84になり、試合数の42×2という立派な勝者の勝ち点になる。
やっぱり勝って終わりたい。
勝ってほしいと思って、試合を見守っていたのだった。

町田には、去年今年と、ここのところ3連敗だったから、多少は苦手意識があるのではないかとも考えていた。
いくら新潟が首位で昇格と優勝を決めているからといって、あなどれない相手だった。

試合が始まると、町田が前から積極的に攻めてきた。
新潟は、それに対応してしのいでいたが、危ない場面もあった。

しかし、そこはJ2首位の新潟。
13分、初めて迎えたチャンスで、三戸→伊藤→三戸と渡り、俊足と機敏さを生かした三戸が見事なシュートを決めてみせた。



残念なことに、前半のうちに同点に追いつかれてしまった。
後半は、かなり一方的に新潟が攻めまくった。
町田にもチャンスがなかったわけではないが、新潟はしっかり守っていた。
結局ドキドキしながら見守っていた83分、またしても三戸劇場開演。
交代出場していた鈴木と見事なワンツーから、最後は、キーパーの頭上を越えるループシュートを決めてみせた。

今日のMVPは、やっぱり三戸。



弱冠20歳の若武者と呼ぶには子どものような小柄な身ながら、忍者のような動き。
相手はつかまえられないし、動きは素早く足元の技術も巧みだ。
本間至恩の跡を埋めて、十分すぎる活躍をした今季。
来年は、J1の舞台でもっと大暴れすしてくれるはずだ。
それよりも早く海外へ…なんてことがあっても不思議はないな、と思った。



新潟は、最終戦を、三戸の2ゴールで見事に勝利を飾った。
ただ、三戸だけがすごいのではない。
出場している選手たちすべてが、自分の持ち味を出し、他の選手の持ち味を引き出す。
だから、試合での個々の選手のプレーが見ていて本当に楽しい。
どうやって、得点を挙げるのだろう、といつもワクワクしながら試合を見ることができる。
ああ、そんな試合をしばらく見ることができないのか。
残念だ。

去年は、感染症禍の影響で、シーズンが12月下旬まであったけれど、今季はW杯のために、それよりも2か月も早くシーズンオフを迎える。
きっとチームでまだ練習は続けていくだろうとは思うが、来季を見据えてチーム戦術や個々の技量を高めていってほしいと思う。



今日は、最終戦の勝利の喜びとシーズン終了の残念さがあったことを書くにとどめておこう。
まだいろいろ書きたいことはあるのだけれど、それは後日。

Visca Albirex !!


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クサギの実は、やっぱり美しい

2022-10-22 21:36:29 | 草木花
クサギ。
漢字で書くと、「臭木」と、なんともヒドイ命名だと思う。
でも、それは葉の臭さからきているのだそう。
だから、ちょっと敬遠したくなるけれど、その実を見ると、逆に近寄りたくなるのだ。



何度かここでも書いたけど、クサギの実って、つやつやしていて本当に美しいと思う。



この前見たときは、まだ黒いままだったけれど、もう少し日数がたつと青みを増して瑠璃色に変わっていく。



黒でも青みを増しても、いずれにせよきれいなものだなあと感心する。

植物の中には、こうして花がきれいなわけではなくても、実がきれいだというものもある。
ノブドウなんかもそうだ。



実が見どころ。
実りの美しさを楽しむ。
意味が違うけれど、実りの秋、だなっ。
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