ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

新潟シティマラソンの事前郵送物届く

2024-10-02 20:08:55 | RUN

昨日話題にした、新潟シティマラソンの事前郵送物が封筒で届いた。

なぜか封筒の下部が濡れていて、ボロボロになりかけていたが、無事に届いてよかった。

 

さっそく開けてみると、出てきたのは次のものたち。

今年もまた、何を送ったのかのあいさつも報せ文もなし。

それがないと、万一不備があってもわからないじゃないか。

毎年思うけど、こういうところが不親切だと思うんだよね。

 

ゼッケン、靴に付けるタグ、荷物入れの透明袋などがあった。

え?黄色い矢印のアイボリーカラーのものは何かって?

それはね、こうしてたたんであったのを広げてみると、わかるんだ。

ジャーン!トートバッグ!!

万代橋がデザインされている。

このバッグが、今回の参加賞。

参加賞がTシャツの大会が多いが、Tシャツは、あまりに多くなり過ぎた。

新潟シティマラソンでは、過去に、ランニング用のウエストポーチ、キャップなどを参加賞にした時もあったが、こういう少し変わったものがいい。

 

少し変わったといえば、ゼッケンですよ。

このゼッケン見てくださいな。

「50fox」ですよ。

この私の、ブログと同じネームなんですねえ。

しかも、なんとナンバーよりもニックネームがでかい!

ごせん紅葉マラソンでは、ナンバーより名前を大きくしているけれど、そのよいところを真似してくれたわけですね。

「グッジョブ!」です!!

 

ほかには、何枚もの広告チラシ。

これらは、特典があるわけじゃないから、特に入れなくてもいいと思ったけどね。

スポンサーががんばっているのがわかる、というところかな。

 

とりあえず、送付物を受け取って、大会に向けて気分は高揚してきたよ。

昨日に比べて、不安より楽しみの気分が多くなってきた、というところかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気付けば、新潟シティマラソン近し

2024-10-01 21:39:31 | RUN

10月は、新潟シティマラソンの行われる月。

気付けば、もう12日後でしかない。

新潟シティマラソンのホームページには、9月26日に参加案内が完成したことが載っていた。

 

例年通りだから、送られて来なくても、ホームページでその内容は確認できる。

以前と違って、参加案内はどうせQRコードを読み込んで、ホームページにつなげて確認しろというのだろ、きっと?

ホームページでその参加案内とやらを見てみると、28ページまであるのだが、必要なのはどう見ても8,9ページ。

残りの20ページ近くは、スポンサー等の広告ですな。

今年は、広告までは印刷しないように気をつけて、印刷してサッと読んだ。

 

 

26日にホームページにアップされていたのに、5日たっても大会関係書類やタグなどの必要なものがなかなか届かないなと思っていたら、今日になって、新たな報せがホームページに掲載されていた。

「事前郵送物の一部暮れについて」だって。

「郵送物」と書いてあるから、郵便局から発送したのだろうね。

だけど、最近の郵便局は、無理して早く届けようとしなくなった。

今は地元の郵便局が受け付けてすぐに届けようとはしないからね。

この辺の郵便は、みな新潟市の郵便局に一度送られて受け付けられてからの発送となっているらしいから、届くのに時間がかかる。

また、そうでなくても新潟の郵便局だけに業務が集中してしまうから、大変だ。

そんなわけで、私の手元にもまだ郵送物は届いていない。

 

 

そんな郵送物が着くか着かないかよりも、まずは自分が走れるかどうかが、一番肝心なのは言うまでもない。

今日の午前中は、雲一つない青空だった。

自分の現状を確認すべく、走ってみた。

ジョギングで、苦しくならない走りはどんな走りなのかなと思いつつ9㎞。

すると、9㎞走って、平均のラップタイムは6分39秒。

6分40秒/㎞くらいの走りなんだが、去年はもっと速かっただろうと、大会前のタイムを調べてみると、あまり変わらず、やっぱりこんな状態だったのだなあ。

でも、去年より今年の方がなんかきつい気がして不安が大きい。

だから、本番ではタイムは悪くなってもいいから歩いたりしながらゆっくりいくことにしよう。

制限時間の7時間の枠を使いながらゴールできればいいのじゃないかな。

去年は「6時間完走大作戦」を立てたのであった。

 

「6時間完走大作戦」 - ON  MY  WAY

去年の新潟シティマラソンでは、いやというほど歩いたのに、5時間27分台でゴールすることができた。去年は、完走する気ではいたものの、あまり自信はなかった。それでも、制...

goo blog

 

今年は、もう少し緩めでいいから、同様の作戦でいこうかと思っている。

「目指せ、6時間前後の完走!」というところかな。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋になったと感じながら13㎞RUN

2024-09-24 21:03:01 | RUN

当地は、朝から久しぶりの晴れ。

雨が降ることはないだろうという日は、10日ぶりかなあ。本当にしばらくぶりだった。

だから、今日はベランダにふとん干し。

そして、天気がいいから10日ぶりに走りに出た。

 

走らないでいたのは、天気の悪さもあるが、体も少しずつガタが来ているから。

10日前には、気温が高かったせいか汗もたくさん出て、走り終わった後は妙に疲れてしまった。

そして、数日前には、階段で脚のストレッチをやっていたら、急に左脚のふくらはぎの外側にビリビリッと痛みが走ってきた。

今までなかったような部位の痛みだったし、翌日になっても痛みがあったので、不安になった。

だから、おとなしく静かにしていた。

 

だけど、走らないでいるうちに日がたっていく。

10月13日の新潟シティマラソンのフルマラソンにエントリーしたのに、もうその日まで3週間を切ってしまった。

ぜんっぜん走っていないのも不安だ。

 

ジョギングしかできないけど、今日は13㎞くらい走ってみようか。

気温は、10日前は34℃もあったのに、今日は23℃と走りやすい。

1㎞を6分30秒から7分のタイムで走ろうというのが、去年の新潟シティマラソンの前半の作戦だった。

今日もそのくらいで走ってみようと、決めた。

 

心配していた左脚外側に傷みは出てこなかった。

だけど、6㎞くらいのところで、そこではなく両脚の太ももがちょっと変に疲れたなと感じた。

たった6㎞でこんなふうになっては、フルマラソンなんて無理だよなあ、と思いつつ走る。

 

空は青い。

稲穂はすっかり重くなり、倒れているところが多い。

そこを、コンバインで稲刈りをしている田んぼもある。

コメ不足に困った今夏の日本、もう大丈夫ですよ~。

新米の季節ですからね~。

 

いやあ、すっかり秋の雰囲気。

長雨と、気温が少し低くなったせいか、あまり野草の花が見当たらない。

かろうじて見つけたのが、ハギの花の残り。

草ではないが、まだ元気だったのが夏の花、ムクゲ。

いろいろな種類のムクゲの花を見られてよかった。

 

今が盛りなのを見つけられたのは、イタドリくらいかな?

 

陸上競技場では、小学生たちが走っていた。

市の小学校の陸上大会が近いのかな。

スポーツの秋だ。がんばれ、がんばれ。

 

まあ、こんなふうに秋に変わってきた風景や植物たちを見ながら、時々足を止めては写真を撮ったりして、13㎞RUNを終えた。

しかし、これでもまだフルマラソンの3分の1も走れていない。

去年もレース前には走れずにいたのだから、今年も何とかなるだろうという考えは、若ければそれでいいけど、こうして1年1年ポンコツになっていく身を感じていると、不安が大きい。

そういうときは、練習すればいいのさ、というのが少し若いときの考えだったが、こうして走ると不調になる体をもつ身になってくると、対処の仕方が難しい。

まあ、苦しくなったら歩けばいい。

本当に体が耐えられなくなったら、レース自体をやめればいい。

そんな気持ちももっておくことにしよう。

 

それにしても、夏と違って走りやすくなるものだ。

実りの秋、スポーツの秋だと感じたよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走りながら落葉を見て…

2024-09-14 16:01:00 | RUN

9月も半ばを迎えたのに、暑い日がある。

西日本などでは、記録的に暑い日が連続しているという。

当地では、暑さは去年よりましだ。

去年は暑すぎて、8月は一度も走りに出なかったし、枯れてしまった樹木があったりしたことを思い出す。

今年は、暑い日は暑いが、時にザアッと雨が降る時があり、いくらか救われる思いがある。

 

今日は、たいない高原マラソンから6日がたち、身体のダメージがとれた気がしたので、ジョギングに出た。

 

走り出してみると、足取りは重かった。

まだ疲れが残っていたのか、蒸し暑さのせいなのか。

いつもなら涼しさを感じる木陰に入ったが、涼しくなかった。

それもそのはず、頭上を見上げてみると、葉が落ちてすかすかになっていた。

地上には、落葉がたまっていた。

落葉は、大部分暑さのせいなのだろうけど、秋になりつつもあるのだろうと思った。

 

そんな思いで落ちている葉を見て走っていたら、ふと思った。

暑い夏は過ぎ、秋。

務めの大方を終えて、落ちたのかもしれぬ。

 

その様子が、今の自分に似ているように感じてしまった。

 

高齢化社会。

自分の人生はまだまだかもしれないが、秋であることは間違いないだろう。

今、こうして走れていることは、生きていることの証なのだよなあ…。

それにしても、いつまで走れるかな。

 

…そんなことを考えながら、9km走ってきた。

先日のたいない高原マラソンとほぼ同じ距離でアップダウンもなかったが、3分ほども遅く走り終えたのだった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激坂UP&DOWNのたいない高原マラソン、アップアップでダウンしそうだったが、なんとかゴール(後編)

2024-09-10 12:50:29 | RUN

さあ、見えた。

明らかに上り坂。

これが、この後、見た目以上に急な勾配になる。

遠慮なく歩き、たまに走る。

その途中、5㎞地点辺りで、給水所がある。

スポーツドリンクを飲み、普通の水は頭から首筋にかける。

走っているのと蒸し暑さで、体を冷やしたくなった。

 

あくまで走ることにこだわって、背後から私を抜く人も1人、2人はいる。

だが、それらの人たちも、歩く私と差がつく速さでは走れない。

そして、数メートル先でやはり歩くことになる。

恥じることはない。

激坂だもの。

5㎞の給水所から、6㎞地点まで、上り坂、上り坂、とにかく上り坂。

4㎞から急坂となった5㎞地点までは、7分56秒/㎞。

5㎞から6㎞までは、7分37秒/㎞。

大股歩きが中心なのだが、歩いたり歩いたり走ったり歩いたり。

それでこのラップタイムなら、スロージョギングと変わらないじゃないか。

「立派、立派。」と、走り終わった今なら言える。

だけど、レース中はとにかくきつくて、ときどき心拍が180に近づこうとするくらい高くなる。

170台できつさを感じた時は、遠慮なく歩き、ペースを落とした。

 

6㎞から7㎞地点に向かう途中で、高校時代隣のクラスだったSIさんとすれ違った。

「SIさん!」と声をかけ、すれ違いざまにハイタッチした。

フルマラソン100回を目指していた彼。

彼はしっかり長い方の14.1㎞のレースに参加していた。

フル100回の目標は、そろそろ達成できただろうか。

今度ゆっくり会えたら、聞いてみたいものだ。

 

7㎞近くからは、また新たな上り道に合流。

この1㎞は、7分22秒/㎞。

やがて、上り坂はだいたい終わる。

もう坂はいいよ、というくらい上り坂を味わい、ダウン寸前だ。

途中で小刻みなUP&DOWNはあるが、頂上付近ではやや平らなコースをぐるっと回るように走る。

その周辺を「胎内平」というのは、言い得て妙。

係員の皆さんたちは、口々に「もう少し行くと、あとは下りばっかりだよ。がんばれ!」と励ましてくれた。

だけど、ちょっとしたアップダウンでも、もう苦しくて歩く人がいる。

私も同様に歩きになったりしていた。

この1㎞は6分30秒/㎞と、日ごろのジョギングのペースに戻ったが、急な坂を上ってきた身にしてはがんばっている速さだ。

最終給水所。

体が熱くて、紙コップの水は首筋にかけて冷やすのに使うのだった。

ここで、14.1㎞コースの人は右に折れて、今まで来た道に戻って走って行く。

私たち9.3㎞の参加者は、直進してまもなく急な下り坂を行くことになる。

あと2㎞ほどだ。

先月「胎内星まつり」が行われた会場や胎内自然天文館を横目で見ると、さあ、ここからは急坂下り坂。

思わずスマホを持つ手もブレた。(ほとんどの写真がブレているけど、これは特にひどいね、スミマセン💧)

急坂の下りだが、私は、自分の足と相談。

足は、「下りならいくらか飛ばしても、まだ大丈夫」と答えた。(…ホントか⁉)

ヘアピンカーブが4つ、5つあったが、雨が降った後のため濡れている。

スピードが出ているのに、今にも滑りそうで怖かった。

女性ランナーを抜いて行く際に、「滑りそうで怖いですね」と語りかけると、「ホント、そうです」との返答。

それでも、まずは転ばずに下りは、長い脚(?)を利して走って行くことができた。

だから、9㎞までの1㎞のラップは、5分10秒/㎞と、ずいぶん上がった。

 

あと500mくらいの地点では、「○○さん!」と私の名前を呼んでくれる係員がいた。

高校時代1年後輩のバレーボール部の方で、数年前まで同業の人だった。

やっぱり実名を呼ばれて応援されるのは、うれしい。

 

歩きをふんだんに入れたので、ラストはもっと走れるつもりだったが、目の前のランナーとは離れるばかり。

でも、ラスト100mの上りを駆け抜けて、ゴールゲートに飛び込んだ。

激坂UP&DOWNのたいない高原マラソン、アップアップでダウンしそうだったが、なんとかゴールというところでしょうか。

 

すぐに記録証が発行されたけれども、持っている手をつたったり顔から直接落ちたりした汗で濡れ、見ていないうちに大切な記録証がボロボロになりそうだった。

60歳以上男子の部で40人中20位、1時間0分37秒だったのだそうだ。

ただ、順位やタイムなどの記録は一切気にしない自分がそこにいた。

完走を証明する記録証をもらえたこと。

ただただそのことがうれしい。

 

うれしさのついでに、知っている実行委員長さんのもとを訪ね、一緒に写真を撮らせてほしいと願い出た。

快諾してくれた委員長さんと、一緒に写真におさまった。

(なお、よく知られている方だが、プライバシー確保のため、顔は隠しておきます)

彼は、高校時代野球部のエースだった。

当時3年間2度の県大会ベスト8、甲子園出場を目指し、毎日10㎞走っていたというナイスガイだった。

高3の時の体育祭で、高2の彼と1500m走を走ったことがある。

彼が2位、私が3位だった。

1位は、当時高1で、後年びわ湖毎日マラソンを2度制した阿部文明氏だった。

そんな思い出を共有する委員長さんの存在は、私にとってとても貴重なのである。

一緒に写真におさまってくれて、ありがとうございました。

 

この後は、ゆっくり着替え、出場割引でロイヤル胎内パークホテルの温泉につかってきた。

大会に出場した人たちで浴場はいっぱいだったけれども、疲れた体をいやすことができた。

 

体力を使い過ぎないようにしたつもりだが、今日は足首や太ももに軽い関節痛や筋肉痛が出た。

4月の燕さくらマラソン以来の大会参加だったが、いっぱい歩いたとはいえ、完走の喜びは何物にも代え難いということを改めて感じた。

 

次は、来月の新潟シティマラソン。

はたしてこの極端に少ない練習量とこんな体調で、フルマラソンのゴールにたどり着けるかな?

まあ7時間もあれば、なんとか時間内に歩ける完走できるだろう…。

がんばろう。

                               (おしまい)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激坂UP&DOWNのたいない高原マラソン、アップアップでダウンしそうだったが、なんとかゴール(前編)

2024-09-09 21:25:47 | RUN

9月8日、たいない高原マラソン、。

行ってきました。走ってきました。9.3㎞コース。

最長の14.1㎞コースをパスして、9.3㎞にしてよかった、とつくづく思ったよ。

だって、激坂UP&DOWNなんだもん。

今年、一部省略して短くしたとはいえ、再び数年前のコースに戻したこのマラソン。

あの時は、まだ体も元気だったが、本当に走る心が折られた帰路の上りだった。

いくらその部分が削られたとはいえ、残っているコースのUP&DOWNもハンパなかった…!

だから、後半を少し省略した9.3㎞コースにしたのだが、厳しいコースであることだけは確か。

今回は、体調を考え、遠慮なく歩こう、と決意した。

 

さて、車で会場まで行くと、駐車場手前で渋滞。

でも、少しずつ進んでいたから、渋滞ストレスはなし。

入口で誘導していたのは、知っている方。

数年前には、NHK-BS「こころ旅」にも出ていたっけなあ。

あれから10年。低学年だった娘さんもそろそろ高校終わりじゃないかな…。

…なんて、緊張感全くなしで、車を止めてスタート会場まで歩く。

 

控え室の場となっているのは、スキー場のロッジ。

ここで、上着をランニング用のTシャツに着替えた。

普通どの大会でもアルビユニで走るのだが、この大会だけは、このTシャツで走る。

なぜかというと、勤務先がここの地元にあったから。

そこで、運動会などで職員みんなでこのTシャツを着てがんばった思い出がある。

様々な思い出を残してくれた地域だから、感謝の気持ちを込めて、これを着る。

 

スタート地点はスキー場のロッジ前。

最長の14.1㎞の人たちが9時に出発する。

そこで、去年も会った女性に声をかけていただいた。

去年は、30年前の職場でかかわりのあったその息子さんと久々の再会を果たせたのだが、今年はその彼が不参加。

その代わりに、その母が最長距離を走る。

母は強し、ですな。

 

もう一人、知らない男性からも声をかけられた。

だが、話を聞くと、彼の別れてしまった奥様と私がかつて職場を同じくしていたから、知っていたのだという。

プライバシーにかかわるから深い話は聞かなかったが、来月の新潟シティマラソンにも出るそうだ。

私と同年配か少し年上だと思われる方であったが、お互いがんばりましょうと言葉を交わしてスタート地点に並んだ。

 

すぐ後ろの若い女性2人が、「初めてのマラソン大会、ドキドキするね。」と話し合っているのを聞いた。

えっ!?このハードなコースを初マラソンにするの?

「悪いことは言わん。ここを初マラソンにするなんて酷な思いをするばかりだから、やめとき。」と、本当は言いたかったが、さすがに口にはしなかった。

あの2人、その後どうなったかしら…?。

 

私たちのスタート時間が近づくと雨が降り始めた。

だんだん強くなってきて、スターターの実行委員長さんが「位置について」と言った後、引き金を引いたのだが、カチッと音はしたが号砲は鳴らなかった。

雨で、火薬が濡れてしまい、不発…⤵。

紙雷管を込め直してやり直すと、今度は号砲が轟いた。

さあ、出発だ。

雨に負けるな。

 

100mほど下ると、そこからあとはずっと上り坂。

スタートでテンションが上がったランナーたちが次々と駆け上がっていく。

私は、自分にブレーキをかける。

1㎞も行かないうちに、歩きを入れることにした。

さあ、遠慮なく歩くぞ!(早すぎるってか!?)

歩いていく私を抜いて行くランナーもいるが、大股で歩いて上る私と、そんなに差がつかない。

私の脚が長いせいだな、フハハハハハ…(と、冗談を言う元気は、この時ならまだあった)。

1㎞を過ぎて、少しだけ坂が緩くなったところもあったが、それは束の間で、また上りになった。

私同様、早くも歩くランナーを見かける。

 

ようやく2㎞地点近くから下り坂となった。

その始まりからすぐに、最初の給水所もあった。

でもね、下り坂って、スピードが出るんだよ。

給水所で止まる方が難しかったけど、紙コップを1つだけつかんで、スポーツドリンクをひと口だけ含んだのだった。

いやあ、この下り坂、スピードが出る!

わわわわわわ…止まらなーい、足が勝手に動く~!!

だから、最初の1㎞が6分50秒、次の1㎞が6分16秒だったのに、2㎞から3㎞までの1㎞は4分48秒だよ。

スピード出過ぎ。

いや出さざるを得ない下り坂なのだ。

よかった、14.1㎞コースにしないで。

もしそうならこの下り急坂が、帰路には上り急坂の壁になるはずだったからね。

 

 

3㎞手前で、道を折れ、緩やかな下り坂を行くことになる。

この辺りでようやく雨が止んだ。

下り急坂でスピードが上がった反動で、このゆるやかな下りはスピードが出ない私。

さっき抜いた何人かに抜かれてしまった。

でも気にしない。

 

やがて、4㎞の平坦な(に見える)道に出て進んで行くと、前方から先導車が14.1㎞種目の先頭ランナーを誘導して走って来るのが見えた。

彼らは、私の9.3㎞種目より15分早くスタートして走っているランナーたちが、次々とやって来る。

このランナーは、私がこれから上る本格的な急坂を、もう上って下りてきたのだな、と思うとすごいなあと尊敬の念を抱いてしまった。

その後、ぽつりぽつりと反対方向から14.1㎞種目のランナーたちが走って来る。

元気な足取りがうらやましい。

私の経験する過激な上り坂は、これから始まるのに、気持ちはもう疲れてしまっているのだった。       

                                     (後編に続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健診のちRUNしてみたのだが…

2024-09-05 22:28:33 | RUN

 

昨日は、年に一度の健診の日。

おやまあ、と思うところがいくつかあった。

まず身長。

去年は、182㎝台だったのに、今年は181.5㎝。

7㎜ほど縮んだ。

かつては、183㎝を超えていたのに。

体重は、去年の68kg台から、67.6㎏。

またやせた。

最も太っていた時代から、およそ20kg近くやせたことになる。

それはいいとして、

腹囲は、去年の82.0㎝から83.8㎝へ。

腹回りの脂肪が増えた?

なんだか、いいことがないなあ。

 

そう思っていたら、血圧が123-90。

家では最近は下が90なんてならないのになあ、と思っていたら、「もう1回計りますね」だって。

すると、今度は、「146-91」だって!?

うっそー!?血圧は家で毎日測っているけれど、いくら高くても130前後。

上が146なんてことは未だかつてなかった!

これは誤っている。

そう思っていたら、目の前の担当者は、なんと記録欄にその数字を書き込んだ。

はあー!?何、これ!?

という異常値で、医者との問診を勧められてしまった。

まあ、医者は、「毎日測ってそこまで高くないなら、いつもと違う環境で緊張したのかもしれませんね」などと言ってくれたから、まあ少しは救われた気がした。

 

健診が終わってから数時間後、元気でいたくて(?)久しぶりに夕方に走ってみた。

走ったのは5kmほどに留めたが、なんだか健診の計測値が気になっていたせいか、いつもより速く走りたくなってしまった。

いつもだと6分30秒/㎞くらいのジョギングなのに、この日は5km走って平均の速さは久々に5分39秒/㎞の速さ。

最近の自分としては、少しだけ速かったつもり。

 

なのに、今日は、血圧の上は低いのだが、下は高かった。

そのせいか、今日は少し動悸がするような、ちょっと立ちくらみしそうになるような、ちょっとした体調不良を感じた。

これは、昨日の健診の後遺症…?

まあ、そんなわけはないな。

あるとすれば、昨夕のRUNが今の体調にしては速過ぎたということかもしれない。

もっとゆっくりのジョギングでないと、体はきついよ、ということを示しているのかもしれないな。

やれやれ………。

加齢とともに、体が変化してきているのかなあ…と、昨日今日と考えこんでしまっている私なのである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たいない高原マラソンの関係書類等が届いた

2024-08-28 14:00:05 | RUN
 
参加を迷っていた第8回たいない高原マラソン。
その参加通知証やゼッケンなどが届いた。
この大会は、迷った末に、締め切りに近い7月下旬、エントリーした。
迷った理由は、そのコースが山の中の舗装道路とはいえ、激坂だから。
とにかくUP&DOWNの厳しいコースなのだ。
以前走っていたコースに戻したのは、激坂を売りにする高原マラソンにふさわしいからだろう。
 
高低図は、長い方の14.1㎞だとこんな感じ。
短い方の9.3㎞だとこうなる。
このコース図だけだと分かりにくいのだが、高低差の非常に激しいルートで、14.1㎞だと3つの山、9.3㎞だと2つの山を上り下りすることになる。
数年前に走ったコースで、3つの山の上り下りは、心が折れた。
せっかく上り切った険しい2つ目の山を、復路でもう一度超下り坂で下り、そこから3つ目の山の上りになるところで、歩くしかなかった。
もう、あんなコースはいやだ、と心が叫んでいる。
だから、2つ目の急坂を上り切った山の頂上から、あとは一気に下ってゴールに近づく9.3㎞のコースでよしとすることにした。
 
名称が「たいない高原マラソン」と高原をうたうようになってから、毎回出場しているのは、かつて10年ほど前にはその地域に勤めていたから、思い入れがあるのだ。
(勤務先は、ずっと麓の街の中にあったのだけれどもね。)
だから、最長のコースはあきらめたけれど、2番目に長いコースを走って盛り上げようというのである。
(まあ参加者が一人増えたくらいでは盛り上がりもないか。)
 
年々自分も高齢化していき、ハードなコースには合わなくなっている。
走る回数も距離も減っている。
まあ、暑さのせいもあるけど。
だから、急坂は歩くことも恥と考えず、とりあえずゴールすることを目標にして参加することにしよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の暑さ、日陰を選んでRUN

2024-08-17 18:47:27 | RUN
大騒ぎしたわりには、大きな被害がなくて済んだと言える、台風7号。
弟たちが住む千葉県も、昨日は市川市の出水が報道されていたが、5年前の台風のような被害はなかったようでよかった
母方の親類が多くすむ福島県いわき市も、全域に避難指示は出たが、特に被害はなかったようで、とりあえず安堵した。
 
今日の当地は、暑い。
ただ、風があるので、日陰にいるとホッとする。
熱中症警戒アラートは出ているが、「危険」になるのは、12時という。
ならば、ということで娘と走りに出た。
娘のリハビリ走も、月に3回くらいなのだが、以前に比べて足取りが軽い。
足音がいいリズムで刻まれている。
それに比べて、私の方が足取りが重く、リズムが感じられない。
そんなことを思いながら、一緒に走ると、娘の予定距離3kmは、20分余りであっさり終わった。
キロ6分40秒強で3kmを走るのは、決して速くはないけど、そこらへんの40歳の女性なら結構しんどいことだろう。
運動能力の回復という点では、よくなったなあ、とうれしく思う。
 
反対に、私の方は、走り出したときほど苦しい。
キロ7分くらいがキツイだなんて、数年前を思うと、馬鹿言ってんじゃないよ、と言いたくなる。
まあ、それでも、走っているうちに少しは自分を取り戻す。
6分台半ばくらいのジョギングが心地よくなる。
 
だが、こうして暑いと無理はしたくない。
道路わきの気温表示は、陽射しが当たると35℃を示し、太陽が雲に隠れて5分ほどたつと32℃、と変化した。
走るコースを考えて、日陰を選び、マイペース、おらおらで一人行ぐ。

木陰で走っているときに、風が吹いた。
爽やかだった。
 
木陰の下を行くと、さすがに夏、セミの鳴き声が聞こえる。
それもそうだ、木の葉の裏には、こんなふうに抜け殻がたくさん見つかる。
地上での短い成虫生活、たっぷり元気に過ごしてほしいもの…!?
まあ、私もこうして走れるのは長くはないのだろうから、たっぷり元気に走りたいものだ。
 
水飲みは、途中2回、塩飴は合計3個なめた。
予定より1㎞短く、合計9㎞のジョギング終了。
汗がひっきりなしに出てくるが、気分的には充たされた感覚に包まれていた。
 
昨日は、秋の気配を見つけたようなことを書きながら、今日は完全に夏の中を走った私なのであった。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気分転換、元気回復 野の花花見RUN

2024-08-10 22:05:46 | RUN

木曜日、午前中晴れる=暑くなるとのことだったが、少しくもりがちだったので、いいだろうと、どうしても走りたくなった。
というのは、気分が晴れなかったから。
前日夜は、アルビレックス新潟の磐田戦、終盤で勝利を逃す、という「潟る」のを見て、ガッカリ⤵️
翌日木曜早朝は、オリンピック卓球男子の準決勝スウェーデン戦で、日本の大逆転負けを見てしまって、ガックリ⤵️⤵️

こういうときは、走る。
走ると、なぜか達成感、充実感に包まれ、気分が爽快になってくるから、不思議だ。
そのうえ、風景や野草に心が癒されるから、サイコーだ。

この日も、走ってみると、いろいろな出合い、発見があった。
前日が立秋だったせいか(?)、秋桜(コスモス)が咲いていた。


コスモスの茂みの中に、ひまわりが1本咲いていて、「まだ夏だぜ」と主張しているようで、クスリと笑ってしまった。

 

おお、 ヒルガオだ。

明るく堂々としていて、美しい。
なんか、元気をもらうなあ。

山からの水がわき出る辺りの水場近くで、足を止めた。
小さいが、紫の筋がきれいな花が咲いていた。

コバギボウシ。

 

もう一つ、可愛い小さな白い花をいくつか付けて咲いていた。

これは、ヌマトラノオ。
うねるような形なら、オカトラノオだけど、少し違う。
この2つの野草は、湿地が好きなのだろうね。
やっぱり夏は、水辺がいいよね。
ボクら人間もそうなんだよ。

 

走っているうちに、野の花たちを見ているうちに、スッキリしてきたよ。

やっぱりもやもやした気分のときは、走って、野の花見て。

これが私にとっての、最高の気分転換、元気回復法だなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする