12月に入ってから、体調と天気を理由にまだ1度しか走っていなかった。
天気が悪く、毎日雨か雪。
だが、まだ雪は本格的に積もることなく、降ってもとけていく。
だけど、小雨だから走ってもいいかなという日は、足元はそれまで降った雨で濡れていてぐしゃぐしゃ。
走る気がそがれていた。
昨日午前中、2時間ぐらい青空が広がった時間があった。
走るにはいい天気だなと思ったのだが、その前に晴れたらやりたい作業があった。
それが、庭の小菊やシュウメイギク、イソギクなどの刈り取りだ。
雪に当たって、茎からねじ曲がって倒れているもの、地面について雪まみれ泥まみれになっているものなどがあり、もういい加減に処理しないと、庭が汚くて仕方ない。
だから、一部まだきれいなものを除いて、大半の小菊等を剪定鋏で根元から刈りまくった。
それを細かく切り、大きな袋に詰めた。
それを終えてから走りたかったのだが、なんと1時間余りしたら天気が悪くなり、雨が降り出した。
だめだ、こりゃ。ということで、走るのをあきらめた。
1日たって、今日は晴れてはいないが、くもり空。
今日なら久々に走れるぞと、半月ぶりに娘との3kmRUN。
それが終わってから、プラス6㎞のRUNに出た。
半月も走っていないと、走れることは気持ちいいのだが、走り出すとなんだか疲れるのが早い。
走っているときの心拍数もいつもよりも高かった。
でも、外に出て走るのはやはりいい。
足元には、とけずに残った雪がある場所もある。
見える山は、みな雪化粧している。
こういった風景を見ながら走れること自体が楽しい。
池には、たくさんのカモがいた。
越冬にこの池まできたということだね。
春まで、快く過ごしてほしいな。
そして、勇気づけてくれるのは、雪に負けない植物たち。
道ばたの足元に、まだ枯れずに残っているヒメジョオンが、たくましい。
キミガヨランの花も、白さが失われたが、寒さの中でドンとがんばって咲いているのを見た。
何よりうれしかったのは、この花を見かけたこと。
ロウバイの花。
関東ではもう咲いている場所も多くあるが、こちらでは珍しい。
わが家のロウバイは、日当たりがよくないせいもあり、つぼみは付けたが、まだ堅いし色づいてもいない。
でも、走っていた道のそばに見られたのは、日当たりがいいからだろうなあ。
この明るいロウバイの花を見ていたら、久しぶりの走りでちょっぴり疲れていたけど、清々しい気分になったよ。
初期の冬の空気の中を走る。
合計9km。気持ちよかった。
よく降る雨だよなあ。
昨夜も、ずっと降っていた。
時折強い風と共に、屋根を打ちつける音が気になった。
一昨日は久々のいい天気だったのだが、それが2日と続かない。
天気が悪くてもがんばるという芯の強さは持ち合わせていない、なんちゃってランナーとしては、明日以降は雨や雪が強まる、という予報に、走る機会が失われるなあ、とも思う。
やっぱり、走っておくなら今日なのだろう。
天気が悪いときでも、雨雲レーダーで雲の動きを見て、雨雲が来ない短い時間を見計らって走る。
先週も、この「おかえりモネ」で学んだ作戦で走ったが、見事に成功。
大雨警報の下でも、娘は3km、私は6km走ることに成功したのだった。
今日も、午前「8時過ぎに雨雲レーダーを注視してみていたら、午前8時半ごろから9時過ぎまでなら雨のやむ時間がありそうだということで着替えて準備をしていた。
ところが、8時半を過ぎて雨が降ってきたので雲画像を見てみると、30分くらい回復が遅れているようで、9時過ぎになると雨は止んで40分間くらい降らない時間がありそうだと分かった。
じゃ、9時過ぎに走り出そう、とその時を待った。
すると、8時55分過ぎから雨が弱くなり、少し空が明るくなった。
よし、予想されたとおりだ。
…と9時10分頃から、娘と走り出した。
走り出したときは、南東の方角の空は青空も見えた。
だが、南の方角は少し暗く、北西の方は真っ暗であった。
でも、さっき見た雲画像からして大丈夫だろう、と思いながら走っていた。
ところが、1.3㎞近く走ったときにポツポツと雨が降ってきた。
え~っ、予報と違うじゃないか。
でもまあいいや、走り続けよう。
そう思っていたのに、まもなくバラバラと空から降ってきたものは、雨ではなくひょうだった。
痛い、痛い。だめだこりゃ。
ということで、近くの建物のひさしに駆け込んで、雨やどり(ひょうやどり?)することにした。
…う~ん。雲画像の動きでは、雨を降らせる雲がくるとは思っていなかったぞ。
―まさか、ひょうを降らせる雲は雨雲とは別だということじゃないのだろうな!?
なんて考えながら、ひょう止み、雨止みを待った。
小止みになったので、走り出した。
近くのグラウンドは、ひょうで真っ白になっていて驚いた。
うっ、ひょう~!!(言うと思った!!)
また雨が少し落ちてきたが、もう気にせず走り続けた。
家の近くでは、走り出したときは多く見かけなかったのに、帰ってきたら、たくさんのきれいなもみじが地面にたくさん落ちていた。
これも、ひょうが落としたに違いない。
いつもなら、娘と3km走った後で、私はもう一度走り出すのだが、今日は走る気が失せた。
「おかえりモネ」的な雨を避ける作戦、今日は見事に失敗。
変わりやすいこの時期の空の勝ち。
私は、ひょうや雨に打たれて、完全に負けたのでありました。
ま、こんなこともあるさ…。
ここ数日間、よく雨が降り、天気が悪い。
毎年この晩秋になると、よく時雨れるから、雨が降るのは普通なのだ。
ところが、今年の雨は時雨でなく、大雨となって降り続いたりするから、異常である。
新潟県では、昨日から大雨警報が出ている市町村もあった。
ご多分に漏れず、当地でも今朝未明に大雨警報が発令され、今でも解除されていない。
地域の安全メールでその報せが届いた頃は、雨音が強くて目が覚めていた。
幸い、被害が出るほどにまではならなかったが、よく降る雨だ。
今月は、走ったのはここまでわずか2回。
しかも、娘とともに3kmずつ走っただけという少なさであった。
娘の場合は、週1のリハビリだからそのくらいでもいいのだが、私の場合はレースに出たりするのだから、もう少し鍛える必要がある。
ただ、今月は、腰痛に始まった体調不良、そこに雨が多かったせいもあって、走っていなかった。
今日は、週1の娘のリハビリRUNの日。
いつも伴走して、娘が3km走った後は、10kmくらいまで走るのが普通だった。
ところが、今日は、大雨警報が出ているから走れなくて残念だなと思っていた。
でも、娘のリハビリRUNはやりたいな、と思って、雨雲レーダーで調べた。
こうして調べて、わずかな雨やみの時間に走ったこともあったのは、前にここでも紹介したことがある。
8時30分くらいに調べると、今日も、この「おかえりモネごっこ」ができそうだと思った。
午前9時10分くらいになると、雨はいったん止む。
およそ50分くらいは、まとまった雨が降らないはずだから、この雨が止むのを待って走ることにしようと決めた。
そう決めたのに、9時過ぎまでかなり強い雨が降った。
はたして9時10分ごろ、雨はさきほどの雨雲レーダーのとおり、確かに小止みになった。
やったね!(^_-)-☆
それで娘と走り出したのだけれど、雨が止んだばかりだから、走る道は、大きな水たまりや雨水が流れていて、あっという間にシューズに水がしみこんでしまった。
走れるのは気持ちいいのだが、足元がぐちゅぐちゅいうのは気持ち悪い。
雨の前には強風が吹いたから、走った道路わきには、落ち葉が吹きだまっているところがあった。
風に負けたメタセコイアの折れた枝や葉がたまって、道を塞いでいるところもあった。
大きな水たまりができたところは、水鏡となっていたのが、こんな時でないと見られない風景だな、と思った。
娘との3kmRUNが終わってからも、追加して7kmまで走った。
今日は、天気が再び崩れて雨が強くなるから、そのくらいでやめるのがいいだろうと思った。
それは正解だった。
家に入って間もなく、再び強い雨が降り始めたのだ。
道路の気温表示は、息が白くなるだけあって、「5℃」を示していた。
走る前には、ひょうが降ったりもした。
いよいよ冬も近づくなあ。
…そんな荒れる天気の下でも隙間を見つけて走れたことに、なんとなく満足感を覚えたのだった。
本日、本来なら出る予定だった、ごせん紅葉マラソン。
腰痛で不参加につき、計測タグを所定の封筒に入れて、110円分の切手を貼って返却措置をした。
いい天気だったから、走りやすかっただろうか。
気温も高くなっていなかったけど、どうだったかな、と思いをはせていた。
午前中、車で出かけて帰る途中、急に目の前に白バイが現れ、その後ろにランナーが付いて走っていた。
えっ、ランナー?
ゼッケン付けて走っている。
そうか、これはマラソン大会だ。
参加者は、多いとは言えなかったが、続々とランナーが走っていた。
通りすがりのマラソン大会。
開催中に車で対向車線を走ったのは、初めてのことだった。
走っているランナーたちに、「がんばれ~」の念を送った。
家に帰ってから調べてみた。
すると、これは新発田市で開催される「第67回新潟県マラソン選手権 / 第43回しばた女子マラソン」という大会だったのだ。
■主催 一般財団法人新潟陸上競技協会 新発田市
■主管 新発田市陸上競技協会
■後援 新発田市スポーツ協会 新潟日報社 BSN新潟放送
■支援 陸上自衛隊新発田駐屯地
■協賛 日東アリマン株式会社
■期日 2024年11月10日(日)
■コース 新発田市五十公野公園陸上競技場附属公認マラソンコース(新発田市五十公野公園陸上競技場~新発田市大友地内「特養くるま乃付近」折り返し 42.195km)
■ 種目
[新潟県マラソン選手権]
①選手権の部 42.195 km(往復コース)
②一般の部 42.195 km(往復コース)
[しばた女子マラソン]
①フルマラソンの部 42.195 km(往復コース)
②ハーフマラソンの部 21.0975 km(片道コース)
もう少し詳しく調べてみた。
これには、参加資格があった。
①選手権の部 2024 年度新潟陸協登録者で5時間以内で走れる新潟県内の選手
※県外登録者のエントリーもできますが、オープン参加となります。
②一般の部 5時間以内で走れる県内・外の登録選手及び一般選手
女子 しばた女子マラソン
①フルマラソン 5時間以内で走れる健康な選手
②ハーフマラソン 2時間30分以内で走れる健康な選手
この参加資格は、厳しい。
フルマラソンは、以前の新潟シティマラソンと同じ5時間制限だ。
以前なら挑戦できただろうけれど、今の私なら無理だな。
女子のハーフマラソンなら、大丈夫だろうけど、女子のみ参加可能だからね。
「なら、あたしも大丈夫でしょ!?だって、「ハーフ」まらそんでしょ、うっふん。」
…それは女子ではありませんな。(クダラン!)
車ですれ違いながら、ずうっと進んで行くと、「後送」と大きい文字が貼られた車の前に、最終ランナーが走っていた。
あのくらいのペースなら、自分でも行けるかもしれない。
でも、いずれにしても腰痛の今なら、ダメだな…。
もっと若くて健康だったら、挑戦してみたかったな、この大会。
でも、この大会、以前はRUNNETで募集していなかったからな。
だから、RUNNETで知ったごせん紅葉マラソンに参加してきたのだったよ。
67回目を数えた新潟県マラソン選手権だったのだと知って、それなりの歴史があった大会だと思った。
ところが、検索していたら、次のような文章にも突き当たった。
『新潟県マラソン選手権』『しばた女子マラソン』は、昨今の交通事情等大会継続が難しくなってきた為、協議の結果残念ではございますが、今大会をもちまして長い歴史に幕を閉じることとなりました。本大会を長い間ご愛顧いただきありがとうございました。最後のレースに沢山の声援をお願いいたします。
おやおや。今回で終わりの大会だったのか。
でも、田園地帯を走る大会だから、そこまで交通事情に影響があるとは思えないけどなあ。
同一日で比較的近くの「ごせん紅葉マラソン」とかぶる事情があったから、参加者が多くはならないとも思うけれど、仕方ないのかな。
そういえば、10年ほど前まで胎内市でやっていた県のマスターズ選手権も打ち切りになったから、「胎内市ロード大会」が新たに「たいない高原マラソン」に生まれ変わったんだった。
この新発田でのマラソンは、市民マラソン向けの大会か何かに生まれ変わらないのかな?
…そんなことを思ったりした。
こうして走れない私だけど、大会が減ってしまうのはさびしいな…と思うのですよ。
ニュースでは、週末は天気が悪くなると予報していた。
困るなあ。土曜日にはサッカールヴァン杯の決勝があるというのに。
今季の新潟は、雨天時の戦績がよくないのだ。
できれば、いい天気の下で存分に力を発揮してほしいと思っているんだけどなあ…。
今日の当地はいい天気。
朝はそれなりに冷え込んだ。
昨日までまだ咲いているわが家のアサガオなのだが、今朝は開いている花がなかった。
原因は、たぶん朝の冷え込み。
寒くて、らせん状に閉じたつぼみがかたまって、開けないままだったらしい。
残念。
着実に秋が深まり錦秋の時を迎え、季節は晩秋に近づきつつあるということだ。
今日はジョギングに出たのだが、走りながらその雰囲気をたっぷり味わってきた。
まずは、あちらこちらで陽光を受けたススキとセイタカアワダチソウがきらきらと輝いていた。
今年は、富士山の初冠雪がまだだと言っていたけれど、当地の山も初冠雪はまだ。
早ければ今月の上旬には白くなっているはずなのに、まだ。
今日は、頂上付近には雲がかかっていたけれど、まだまだ雪を降らせる雲ではない。
川には陽光が反射して眩しいほどだった。
川面に近い岸の植物は、草もみじが始まっている。
田んぼは、稲のひこばえの青いこと。
全体的に暖かく、寒くならないから、その葉が緑なんだな。
そして、水路わきは、ミゾソバが一面元気に群落を広げ、たくさんの花を咲かせていた。
まだまだ花のピークが続きそうだ。
家の近くのイチョウ並木は、すでに黄葉が美しく、木によってはギンナンの実が落ちて独特のにおいを放っていた。
家に帰ると、サザンカがもう花を咲かせていた。
暖かいせいなのか、冷え込む朝もあるようになったせいか、例年よりも早くその花が見られたように思った。
子どもの頃は、10月下旬の今ごろは冷え込んで、よくあられがバラバラ降ったものだった。
近くの山の頂上付近も、白くなっていたはずだった。
だけど、今年は、まだ。
うーん、やっぱり地球温暖化が進んでいるぞ。
そんな実感はともかくとして、空は薄い雲に覆われる時もあったが、概して18℃~20℃の気温の中で、錦秋を実感しながら気持ちよくジョギングできた。
今日は、11kmのジョギング。好天に足が軽かった。
明日から、11月になるのだなあ…。
今年も、あと2か月になるのか…。
ごせん紅葉マラソン2024に関わるいろいろなものが送られてきた。
早いね、来るのが。まだ2週間以上あるのに。
でも、余裕があるのはいいね。
当たり前だけど、こういう送り状が付いていた。
何を送ったのか、ちゃんと「送付内容」として書いてある。
こういう配慮がありがたい。
なにしろ、新潟シティマラソンの時には、毎年送り状がない。
それがないだけで、不親切に思えてしまう。
だって、何が送られているのか、ホームページを見てもわかんないのだから。
ブツブツ…。
まあ、終わってしまった大会の愚痴を言っても仕方ないか。
届いた封筒を持ったら、ズシリと重さを感じた。
その正体は、大会スポンサーからおくられた、「しゃぶしゃぶもち」。
これは、今年ももう少し寒くなったら、わが家では鍋に入れていただきます。
今年もゲストランナーは、「よこたっきゅう」の横田選手。
出身地のために、ひと肌脱いでいますね。
ごせん紅葉マラソンの楽しいところは、やっぱり毎年仮装ランナーだね。
個人で、あるいは集団でコスプレランナーがたくさん参加している。
送り状にもあったように、「コスプレ賞」まで設けているのは楽しい。
それ以上に楽しいのが、沿道で応援する人の中にも仮装している人が結構いたりするのを見つける。
今年も楽しませてもらおうと思う。
私は、仮装はせずに、見るだけ。
また、アルビの「アイシテルニイガタ」のユニで走ろうと思う。
新潟シティマラソンで話をかわした「長倉ユニ」のランナーともお会いできるかな?
いろいろ届いて、楽しみになった。
今年最後の大会参加だけど、関門閉鎖時刻にひっかからないように、またゆるりと完走を果たそう。
新潟シティマラソンの日、私は、アルビユニを着ているランナーに声をかけながら走った。
ちょうどルヴァン杯準決勝の日だったから話しかけやすかった。
私は、後方の方だったので、早くスタートした方にはどんなユニのランナーがいたのかは分からなかったが、結構いたと思う。
私が分かったのは、私の後ろから追い抜いていったランナーや、私が追いついて抜くことができたランナーである。
失礼とは思いながら、後ろからユニの背中を撮らせていただいた。
スタートして1km、長倉のユニを着たランナーが、ピューッと私を抜いて行った。
27番、しかも神ユニだ。
最初に見たアルビユニランナー、元気が出たぞ。
2km近くでも、見かけたのは、長倉の神ユニランナー。
さすが長倉、アルビの旬の選手の神ユニは人気が高いようだ。
3km手前では、去年配布された野球のユニフォームタイプのアルビユニ。
これは着ていると風通しがいいんだよね。
4km手前では、ペアで走っているランナーがいた。
1人は高木のユニ。もう1人はナンバーなしのユニ。
だけど、後者は、ネームに「ALB」と入れていたのがすばらしい。
5km周辺で会ったのは、ブログ本文でもふれた「長倉ユニ」のランナー。
レースでも、長倉のように、われわれも最後まで走り切りたいなあ。
6km辺りで私を抜いて行ったのは、前面に「アイシテル ニイガタ」と文字のあるユニ。
これは私と同じで親近感があった。
私よりうんと速く、どんどん前に進んで行った。
8km付近では、「28 FUMIYA」
早川史哉が28番を背負っていた頃のユニだね。
史哉、もうひと花咲かせましょう。
19km手前では、懐かしい伊藤涼太郎の神ユニ。
最近活躍をあまり聞かないのは残念だな。
25km付近では、「14」。
遠目に、三戸ちゃんじゃないよな、元希だよな、と思いながら後者と確認。
がんばれ、元希。最近の君のプレーはいいぞ。
こんなふうに、10人のアルビユニに抜いたり抜かれたりした。
そのたびに、元気が湧いてくる気がした。
その際必ず声をかけたが、結論は、必ず
「今日も、勝ちましょう!」
と、ルヴァン杯準決勝突破に向けて気勢を上げたのだった。
同じ思いになれるっていいね。
アルビユニランナー、ガンバロー \(^o^)/
さて、明日は11月3日予定だったが、前倒しとなった東京ヴェルディ戦。
必勝!! 勝ち点3 !!!
「勝ちましょう!」
いよいよ40㎞ポイントまで来た。
当然なのかもしれないが、不思議なのがゴールまで距離が少なくなってくると、走り続ける人が多くなる。
最後の力が湧き出てくるということかい?
いいなあ、走る余力があって。
私には、ないぞ。特に今回は。
私は、40歩も走ると、両脚上部が痛くなっていた。
もう外側だけでなく内側も痛くなる。無理すると、けいれんが起きて歩くことも完全にできなくなりそうだ。
だから、無理はしないで歩きに変える。
40.7㎞で第13エイド。
水だけをいただく。アクエリアスは飲みあきた。
41㎞ポイントを過ぎる。
そして、あと1kmのポイントが近づくと、目の前に緑のビブスを着たランナーがいた。
彼は、マラソンを6時間ペースで走るというペースメーカーだ。
ということは、彼を抜けば、5時間台で完走できるということだ。
やがて、前方からにぎやかな声が聞こえてきた。その声の主は、間違いなくQちゃん高橋尚子さんだ。
そして、その後方から列をなして、ゲストランナーが続々と来た。
高橋尚子さん、大島めぐみさん、市河麻由美さん、松宮隆行さん。
現在、大島さんと松宮さんは、新潟医療福祉大学駅伝部の監督とコーチ。
新潟のためにがんばってくれている。
ゲストランナーの一人一人とハイタッチしながら、最後のパワーをいただいた。
4人連続とは、なんと豪華な計らいだろう。
皆さん、ありがとうございました。
だから、がんばります、と走り続けたかったが、脚が限界。
ハイタッチが終わって間もなく、痛くて足を引きずって歩いた。
競技場入口で42㎞地点。そこから約200m行って、スタジアムに入った。
あとは直線100m。ここだけは痛くても走るフォームでフィニッシュゲートまで行くぞ、と気合を入れた。
やはり両脚が痛くなったが、もうこれがラストだからどうなってもいいや、と走り続けた。
ガッツポーズで、ゲートの下を通過。
やった、完走したぞ。
ゴール!!!
後方を見て、一礼。
「ありがとうございました。」とつぶやいた。
記録は、グロスタイム5時間56分51秒。
ネットタイム5時間48分24秒。
ずっと痛いままだった脚だが、ここまでもたせることができた。
苦しくても、痛くても、それらを実感しながら、ここまで来た。
ヘンなのかもしれないけど、そのこと自体が楽しかった。
㊵10分49秒 ㊶9分11秒 ㊷9分1秒
最後は、歩きと走りのバランスが安定して9分台ばかり。
フィニッシャータオルをかけてもらい、ペットボトルで水をもらった。
シューズに付けていたタグを外してから、係の人にスマホを渡して、完走記念として写真を撮ってもらった。
完走賞は、おにぎりかパックご飯の選択だが、私は後者を選択。家へのお土産ですな。
場内で、家に無事ゴールのメール連絡をしていたら、クラクラして目の前にはチラチラ星まで見えてきた。
やばい。やはり疲れているのだ。
取り急ぎ陸上競技場を出て、誘導路に添って、朝預けた手荷物の手渡し場所にゆっくり歩いて行った。
近くの体育館内で一度座り込んでへたり込み、ひと息ついてから更衣室で着替えた。
最後に、サトウの切り餅をいただくための列に並んだ。
食べてからスタート地点のデンカビッグスワンスタジアム行きのバスが出るところまで歩き、順番を待って乗り込んだ。
バスの車内でアルビのルヴァン杯準決勝第2戦の速報を何度もチェックした。
途中、小見の先制ゴールの方を見て、「よし!」とこぶしを握った。
バスがスタジアムに着いて、駐車場まで歩いているときに、太田のダメ押しゴールと第2戦も勝ったことを知った。
スタジアムを見上げて、「よく勝った!これで初の決勝進出だ。」と、アルビの勝利を心から喜んだ。てっぺんまであと1勝だ。
11月2日(土)、国立で名古屋を倒すのみだ。
完走の喜び。
アルビレックス新潟、勝利の喜び。
そんなものをかみしめながら、車を家に向けて走らせた。
家に帰ってから、RUNNETで自分の記録を確かめてみた。
「新・6時間大作戦」では、前半20㎞は7分30秒/㎞で行く作戦だった。
5㎞換算では、37分30秒ということになる。
10㎞まではその作戦で行けたが、15㎞や20㎞地点では、もうそれを上回っていた。
だが、合計でみると、147分強であり、予定した150分に近いから、うまくいっていた。
あとは、10分/kmでいいと考えていたから、5kmのラップは50分でいいという予定だったが、それ以降の5㎞のラップは最多でも49分台と、目標を達成していた。
今の自分をよく知って立てた計画が、記録の後半の低下があっても、うまくいったということだ。
苦しみ、痛みが多くなるだろうという予測通りだったから、それらが出ても「走っているからこそ、味わえる。楽しいじゃないか。」と、楽しむことに代えて完走することができた。
年々老化する体。
来年は出場できるかどうか分からないな、できれば出て走りたいけれども。
そんな思いがあったからこそ、今年はだいぶ長いレポートになってしまったな…。
以上、長々と書いてきた、新潟シティマラソン2024の奮走記を終わります。
読んでいただいた皆様、お付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m💦