ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

野草の花たちも咲きたかったことを知った、7kmRUN

2025-03-24 22:11:53 | RUN

今夜から天気が崩れるという。

明日は黄砂の影響が大きくなるという。

新潟ハーフマラソンを走った後、体調を考えてしばらく走っていなかったが、明日明後日も走れなくなると考えると、いつ走れるか分からない。

だから、今日は用事が終わった4時半頃から、少しでいいから走って来ようという気になった。

まあ、少しでいいと言っても、私の場合の少しは7kmくらいを指すのだが。

 

せっかくだから、どれだけ春になってきたか、少しでも野草の花が見られるところを走ってみよう、と走り出した。

 

体調を考えて走らなかったと書いたが、いったん走り出すと、体が走りたがっていたようで弱い向かい風だったのに、ピッチが上がった走りになった。

そうか、これは、新潟ハーフマラソンのときに、追い風RUNで楽しく速く走ったことを体が覚えていたのだな。

だから、速く足が進むのだなと思っていくと、最初の3kmくらいは実に調子よく走れた。

 

さて、野の花だが、2週間前にもこのランニングコースを走ったときはほとんどなかったマンサクが、ちゃんと咲いていた。

あれから2週間もたっているから、当たり前だな。

 

おっと、ショウジョウバカマが、咲いている。

色の違いがあって、この花は面白い。

白っぽいもの、赤っぽいもの、ピンクっぽいものなどなど。

もうこんなに咲き始めているとは、びっくりだった。

 

そして、この春の初めに咲く花では大好きな可愛いピンクの花のイワナシまで、一つ咲いている株を見つけた。

 

雪がとけ終わってから、そんなに日数がたっていないのに、もう咲いていることに驚いてしまった。

ショウジョウバカマとイワナシの花が早く咲いているのを見て、思った。

そうか。野の花たちも早く咲きたかったんだな。

それだけ、今年の冬は長くて春を待ち望んでいたというわけだ。

人間だけじゃなく、野の花たちもそうだったんだね。

 

それなら、例年は咲いているはずのキクザキイチゲも少しは咲いているだろう。

そう思って、走るコースを外れ、見に行ってみると、いつもたくさん咲く場所にキクザキイチゲの早咲きの花があった。

夕方近くなので、全閉じか半閉じ状態の花が多かったのは残念だが、しっかり咲いている状態になっているのを確認できたから、よかった。

キクザキイチゲの花は、白いものと青いものがあるのだが、ここで咲くのはほとんどが青い花だ。

花が開いて、陽光を受けたものはもっときれいなのだよなあ。

近いうちに、いい天気の日中に見に来ることにしよう。

 

帰り道は、春の野草の花たちを見られていい気分だったことに加えて、新潟ハーフマラソンの時のような強い風ではなかったが、追い風だったのでピッチもスピードも上がった。

後半、上がりの3kmは、1kmごとのラップが5分19秒、5分09秒、5分15秒だった。

近ごろはゆるいジョギングしかしたことがなかったので、5分10秒台やそれを切る速さで走ったことなんかなかった。

なのに、足はその速さで走りたがった。

上半身は、勘弁してくれ、とでも言いたい感じになってきつくなった。

自分の体なのに、この違いが現れるなんて、面白いなあと思った。

 

久々の速さで、さすがに走り終わった後は、ふだんのジョギング終了後よりも息が上がった。

でも、久しぶりの走りたかったRUN。

そして、咲きたがっていた野草の花たちを見られた。

満足の7kmRUNであった。

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風にも負けず、体調不良にもめげず ~新潟ハーフマラソン2025~(後編)

2025-03-19 16:52:27 | RUN

急な体調不良にたたずむ私の目の前を、私と同じ「アイシテルニイガタ」と書かれたアルビユニの若い男性が抜いて行った。

いつもなら、「アルビ、ガンバ!」と声をかけるのだが、今はその余裕がなかった。

 

幸い、20秒ほど、大きく息を吸ったり吐いたりをしていたら、少し楽になってきた。

再びジョギングを始めると、なんとか走ることができるようになってきた。

無理せずこのまま行こう。

また少し雨も感じていたが、農家の風情が多い家やビニルハウスの前に立って応援する地元の方々がいた。

ありがたいなあ、と思う。

こんな悪天候の日に、手を振ったり声をかけたりして、ランナーを応援してくれている。

こんなに遅いランナーに対しても。

うれしいなあ、と思いながら走っていった。

立ち止まったせいもあって、ラップタイムは、⑫6分24秒と、30秒以上落ちた。

 

12㎞地点を過ぎて、曽野木中学校近くの県道2号線(新潟―寺泊線)に出た。

ここで左折して、天野の町並みを信濃川大橋手前まで行って折り返す。

その距離は、往復約3kmだが、この区間だけが完全に両側に町並みが続く地域になる。

往復なので、折り返し地点を回ってきたランナーたちとすれ違いながら走ることになる。

 

来た!いた!!

12.5km近くで、向こう側から走ってきたのは、朝久々に会ったわが息子。

今は、向こうも所帯を構えているので、日頃なかなか会わない。

こうして、すれ違いざまにハイタッチができるのはうれしい。

 

そして、それからあまり時間がたたないうちに、正面から走って来たアルビユニの男性に、「アルビ、ガンバです!」と声をかけた。

「アルビ、ガ…」まで声を出している途中で、その方が、ブログ仲間の通称八百政さんだと気づいた。

互いに笑顔になって、「がんばりましょう」とハイタッチ。

同じ60代後半になっていながら、彼は冬の間トレッドミルで鍛えているから、まったく走らない「なんちゃってランナー」の私とは違う。

私よりも2km先を行っているということが分かった。

まあ、体調の問題があるから、私は私、無理せずゴールを目指すのだ。

 

13㎞を過ぎて500mほど行くと、信濃川大橋にかかる上り坂なのだが、その途中に折り返し点が設定されてあった。

今年も銘酒「越乃寒梅」をかたどったそのポイントを回り、再び天野の町並みを行く。

雨風の中、何人かに「アルビ、ガンバです」の声をかける機会を得ながら、行った。

 

14.8㎞には、第3給水所があったが、その手前で、またちょっと気持ち悪くなって歩いた。

給水所過ぎまで20mほどゆっくり歩いていくと、そのすぐ先にイチゴ「越後姫」をランナーに1個ずつ手渡ししてくれるおばちゃんたちがいた。

ランナーが取ったかどうかチェックしながら、1ランナーに1個ずつ配っていた。

8年前にいわきサンシャインマラソンに出たときも大きなイチゴが提供されていたけど、あの時はつまみ放題だったなあ…と思い出しつつ、貴重な1個を一口でいただいた。

 

曽野木中学校の前で15kmポイント。

この街並みの中は、⑬6分07秒 ⑭6分10秒 ⑮6分53秒

追い風と向かい風・体調不良がよく分かるラップタイムだった。

 

さて、ここから先は、しばらく周囲は田んぼばかりで、家がない。

そのためここの強風がひどかった。

斜め前方からの強い風がずうっと吹いていた。

結構たくさんのランナーがこの強風にギブアップして歩いていた。

体調がおかしくなったとはいえ、風に負けるのは嫌だった。

雨ニモマケズ、風ニモマケズだ。

ちょうど目の前に体の余り大きくない男性ランナーと小さい女性ランナーが連なるように走っていたので、少しでも風を防げるようにと思いながら彼らのほぼ横から斜め後ろを走っていった。

およそ1500mくらいになるだろう、この厳しい風の条件下で走ったのだった。

この二人には、雨風に負けないランナー仲間、というような仲間意識が芽生えた私だった。

⑯6分36秒 やはりタイムは落ちていた。

⑰6分19秒

 

直角に道を折れ、スタジアム方面に向かって2km近くの距離を走る道になった。

待ってました。

この向きの風は、もろに追い風。

10km地点前後でマスターした「追い風走り」を再び発揮するときがきた。

行くぞ。

体を起こして、腕をあまり振らずに背中で風を受け止め、その風の強さを生かして足を動かす。

さっきまで2度息苦しくなったが、今は走れる。

レースの後半となり、疲れているランナー、歩いているランナーが多かったが、その脇をスイスイと追い抜いていった。

最高に気持ちよい直線路だった。

⑱5分43秒 と、このレース後半で、本日最速のラップタイムを刻むことができたのだった。

 

その直線路を終えて、スタジアムに近づき、あと2km強まで来たというのに、ここでまた苦しくなってしまった。

あと少しじゃないか、と思うのだが、難儀な感覚がなかなか抜けない。

ラストスパートどころか、完全にブレーキがかかった感じ。

ゆっくり走ってもきつくて、残り1km地点では止まって息を吸う、吐くを繰り返した。

 

やっとゆっくり走れるようになったが、かなりきつくて、多くのランナーが1㎞を切ってラストスパートにかかっていたのに、私はスタジアムに入る直前までスロージョギングをしたりゆっくり歩いたりするしかなかった。

思うように走れず、スタジアム前の広場から、Nスタンドの外を回って入場口につながる何百メートルかが、非常に長く感じられた。

 

ようやくスタジアムに帰ってきた。

残り100mをゆっくり走っている途中、スタジアム内のビジョンでは表彰式が始まった。

自分のゴール姿は見られなくなってしまった。残念。

でも、とにかくゴール。

フィニッシュして、タオルをかけてもらった。

 

歩いていたら、後ろから年輩の女性ランナーから、急に声をかけられた。

「風が強かったので、あなたの後ろについて走りました。ありがとうございました。」

そうか。この大きい体が、他のランナーの役に立ったか。

「わざわざ、ありがとうございます。」

そう礼を言って聞いてみると、五泉から来たのだそうだ。

「ごせん紅葉マラソン、いい大会ですよね、仮装もあって。」

「ええ。私も仮装して走るんですよ。」だって。

さすが、地元を盛り上げているのですね。

 

しばらく行くと、見覚えのある男女のランナーが歩いていた。

あの、15kmから2km近く強風を受けたときに、その横や背後を走らせてもらった2人だった。

今度は、私がお礼を言う番。

「風を防ぐのに、後ろにつかせてもらい助かりました。ありがとうございました。」

ランナー同士でこういう会話ができるのはいいなあと思う。

言ったり言われたりで、共存共栄、走る仲間の輪が広がる感じがしたよ。

 

去年は、このあと着替えずに濡れた体で振る舞い餅の列などに並んだ。

マスクもせず寒さに震えていたせいもあって、あとで熱が出て新型ウイルス感染症を初発症し、苦しむことになったのだった。

その反省から、今回は預けていた荷物を受け取ったら、すぐに着替えて、その後から餅の列に並んだのだった。

 

やがて、先に完走していた息子と合流。

朝来たときには倒れていた大きな大会パネルの前で、記念に写真を撮ってもらった。

家で、ランネットから自分の記録を出してみたら、去年より4分以上よい記録だった。

特に、5kmごとのラップタイムが終始安定していていいと思った。

5kmまで:32分04秒 10kmまで:31分02秒 15㎞まで:31分32秒 20kmまで31分43秒

それだけに、最後の1kmに体調が崩れ、8分近くかかってしまい、ちゃんと走れなかったのが残念でもあった。

 

今後の大会参加にもちょっと影を落とすような、レース中の体調不良の憂き目にもあった。

でも、レース自体は楽しかった!

追い風に乗ったり、仲間意識を感じたり。

悪天候に負けず、レースを楽しんで完走できたのだから、今回はよしとしよう。

 

本大会に参加した皆さん、大会関係者の皆さん、お疲れさまでした。

そして、今年は雨風強いし寒いから少ないだろうと思っていたのに、農村部のおじいちゃん、おばあちゃんはじめいろいろな人が応援してくれていたことにも感謝します。

声援を送ってくれるのは、とても勇気づけられました。

ありがとうございました‼

 

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風にも負けず、体調不良にもめげず ~新潟ハーフマラソン2025~(前編)

2025-03-18 18:15:49 | RUN

「天候 雨  気温7.0℃  湿度 73%」というのが大会の正式な気象条件の記録だった。

だけど、そこに出てきていない気象条件の厳しい大会だったと思う。

その気象条件とは、風。

風が非常に強くて、時に冷たかった。

スタートからゴールまで風と共に進んだレースだった。

 

朝、車を走らせ、指定された駐車場に車を止めた。

アルビの試合を見に行くときにいつも止めているP4駐車場。

ここからデンカビッグスワンスタジアムまで歩いていくのに約1㎞。

雨が降り始めただけでなく、風が強くてしかも舞っていて、冷たい。

野球場であるハードオフ・エコスタジアムの脇を過ぎて行ったら、今日の大会のコースを示すために並んだカラーコーンが、強風で倒されて飛ばされていた。

スタジアム手前にあるはずの大会を示す大きなパネルも風で倒れたのか、意図的に倒したままなのかという状態だった。

スタジアム内に入った。

スクリーンには新潟ハーフマラソンを示す画面が映っていたけど、とにかく風が強く寒い。

だから、壁際に寄って風の影響を避ける待機する人ばかりだった。

画面であいさつしたゲストランナーは、新潟県出身の、東京五輪ランナー服部勇馬選手と箱根駅伝「山の妖精」山本唯翔選手。

 

出発時間15分までに整列だが、寒さを考えて、私はスタジアム到着から整列までの1時間半の間に3回もトイレに行ってから、外に出た。

スタート時間が近づいてから、整列場所は出発ゲート近くに移動となった。

でも、スタートゲートは遠い。

出発合図の号砲が鳴ってから、スタートゲートを通るのに、2分近くかかった。

ゲストランナーだけど、今回は走らない服部勇馬選手とタッチ。

もちろん、私もそれをしてから走り出した。

服部選手、ありがとう。

 

スタートしてから、約1kmでハードオフエコスタジアムとも別れて道路上に出た。

弁天線と呼ばれる道路までまた1kmあるのだが、やはり東方向からの風が強い。

その手前の建物の前に、知っている方が声をかけてくれた。

「うちの息子は、さっき行きましたよ。」

そうか、この大会に40代半ばの息子さんが走っているんだな、その応援だ。

その彼と会ったのは、一昨年のたいない高原マラソンだったなあ。

20年ぶりくらいの再会だったっけ。

 

弁天線に入る辺りで2kmなのだが、雨が落ちてきた。

私は、防寒と防水を兼ねてこの前の女性のように、ビニール袋に頭と両手を出す穴を開けて着用していた。

準備して身に付けていてよかったと思った。

 

工業団地の中を行き、3km地点を過ぎていく。

今回も無理をせず、苦しくないジョギングのペースでいく。

ここまでの3km、1kmごとのラップタイムは、①6分37秒、②6分12秒、③6分15秒だから、多少の向かい風の中、順調に来ていた。

 

それが、建物がなくなったら、田を渡ってくる風が厳しい。

4km辺りからは、我慢のレースになってきた。

 

5kmを過ぎて、初めての給水所。

暑くないしのどは乾いていないが、スポーツドリンクのカップに手を伸ばした。

 

6km辺り。左側からの風が強いので、こうして少しでも高さのある建物の陰はそれが防げて大変ありがたかった。

 

「もう少ししたら、追い風になるよ」と声をかけてくれた係員(?)の方もいて、県道220号線が嘉瀬の家並みの中に入ると、たしかに急に楽になった。

風の影響を受けない走りは気持ちいいね。

④6分20秒 ⑤6分24秒 ⑥6分24秒 と、6kmまでは風を受けて来ていたのに、

⑦6分15秒 ⑧6分15秒と、ここの区間は10秒くらいずつ速くなった。

 

8kmを過ぎて、今まで南に向かっていたのが、西の方に向かって走ることになる。

この目の前を走る、帽子をかぶった2人の男女のランナーとは、15km付近でも一緒に走ることになったのだが、そのときはとりあえずいいリズムで走ろうという思いで走っているだけだった。

 

この先の辺りに毎年楽しみにしている応援の人たちがいる。

今年も会うことができた。

その1つは、スポ少の(?)野球をしている少年たち。

毎年ずらっと並んで、声援を送りながら手を出している。

その手の波に1つずつタッチしながら、「ありがとう」と告げながら、通り過ぎた。

よし、元気をもらったぞ。

 

そして、もう1つ、正義の味方たちの励ましだ。

小野自動車という看板の辺りで、3色のレンジャーたちが毎年応援してくれている。

今年は、私も近づいていき、「毎年ありがとうございます!」と礼を言いながらタッチを交わしたのであった。

うん、ありがとう、正義のパワーをもらったぞ。

 

そして、少年たちや正義の味方にパワーをもらったせいか、少し加速がついた。

⑨6分06秒 と、またタイムがよくなっていた。

走りやすくなったな、と思ったら、それもそのはず、レンジャーたちに会ってから、風が完全に追い風になっていた。

楽に走ろうとすると、逆にブレーキをかけるような感じになる。

これなら、風に身を任せてみたらどうなるのだろう?

胴長短足で長身の私の背中は、たくさんの風を受けることができる。

よし、力を入れずに風まかせで走ってみよう、と決め、腕をあまり振らずに後ろからの風を受け止めるような感じでピッチだけを少し速くして見ることにした。

すると、いやあ、よく進む。

前のランナーを何人か一気に抜いて行くことができた。

10kmのポイントを過ぎた。

ここまで、1時間2分余り、苦しくなく順調だ。

ラップタイムも、⑩5分51秒。

5分台で走れるのは久々だ。

風が強いのも悪くない。

追い風を利用すれば、楽でいいのだ。

11km地点も、ラップは5分44秒。

追い風サマサマ、ありがとうございます。

楽でいいです。

 

11km地点の舞平清掃センター前に、第2給水所があった。

風は利用できるし、ここでスポーツドリンクを補給して、気持ちよく残り10kmも走れそうだな、といい気分で給水所を後にした。

 

ところが、であった。

この給水所を過ぎてから、胸がなんだか苦しい。

スポーツドリンクがよくなかった訳ではあるまいが、おまけに少しくらくらしてきた。

走るのをやめて、少し足を止めた。

給水所で生き返った(?)ランナーたちに次々と抜かれながら、困ったなと思った私だった。

                                (後編につづく)

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オレンジ色の夕陽見RUN

2025-03-10 20:56:44 | RUN

いい天気の陽射しの暖かい一日だった。

外で過ごしたかったが、今日は、4時まで用事があって(意図的なダジャレではない)外には出られなかった。

その用が終わって外を歩いていても、まだ外は明るかった。

あと10日で春分の日、ずいぶん日が長くなったなあ。

数日前まで雪消しをやったりしていたのに、今では雪が積んであるのは除雪車が積み上げていった場所ばかりだ。

 

6日後には新潟ハーフマラソンが予定されている。

だけど、今週は私用があって少し出かけるから、その日まで走れる日はあとはないかもしれない。

そう考えたら、今日のこの晴れの夕方がもったいなくなった。

7,8km走ってくるか。

と、走り出した。

 

歩道に雪がなくなって、走りやすくなっていた。

前回は見られなかった野生のマンサクの花が開いていた。

この花は、春に「まず咲く」のなまった「マンサク」だから、春の野の花一番乗り!

 

5kmほど走って、ふと振り返って見た山が、夕陽を浴びて赤くなってきていた。

前方は、夕陽と田んぼに反射した光でまぶしく感じた。

雪が多く、鉛色の空ばかりよく見た新潟も、夕陽がまぶしく見える季節になったということだ。

なんだかウキウキした気分で、走り続けた。

夕陽に向かって走っている。

 

青春だなあ!!

そんなバカなことを考えていたが、久々の夕陽RUN。

もう少し違った風景の夕陽の風景も見たくなった。

ちょっとだけ高いところに駆け上って、見てみよう。

うーん、オレンジ色が暖かい。

このアルビカラー、いいね。

何か郷愁を覚える。

まだ家並みのシルエットに沈むところまでいかない夕陽。

 

頭の中にふいに、「太陽にほえろ」のテーマが流れ出した。

そういえば、番組の始まりはビルに沈む夕陽の映像だったっけ。

それがもう50年以上前か…と苦笑した。

 

8km走ったけれど、後半の3kmは足取り軽く夕陽見RUNであった。

夕陽を見ながら走るって、改めていいものだなあと思った。

60代後半のジイさんが夕陽に向かって走ったって絵にはならないけれど、心の中は50年余り前の青春時代と変わらないのサ、吉川クン!!……なんてね。(…分かる人だけ分かってくださいな)

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新潟ハーフマラソン目指し、10㎞走

2025-03-05 20:19:28 | RUN

3月20日の新潟ハーフマラソンの出場関係物が届いた。

なんだかんだとおくられてきたけれども、相変わらず、今年も何を送ったのか書いてある物がない。

参加案内は、二次元コードからの読み取りを促した1枚のみ。

A4判ででっかく書くくらいなら、入っている物の一覧くらい載せればいいのに、と毎年思う。

二次元コードから入った参加案内は8ページに及ぶが、何を送付したかは書いてなかった。

ちょっぴり不親切、と思ってしまう。

半月前に関係物が届くのは、とてもよい心づかいだと思うのだけどね。

 

さて、昨日は、関東方面などでは雪が降ると、大々的に報道されていた。

だけど、当地ではずっと曇天だったし、翌日から天気が悪くなるという予報だったので、新潟ハーフマラソン目指して、昨日のうちに少し走っておきたくなった。

 

しばらく走っていなかったサイクリングロードを中心に走ってみよう。

大雪で折れて落ちてしまったモクレンの枝。

けなげにも、それでもなんとか生きようと芽をふくらませていた。

 

入口から1.5kmほどいくと「五十公野宿」の表示がある。

サイクリングロードの両脇には、雪の山がまだ高く残るところが多い。

 

入口から3km近くでは、少しだけ山に近づきこんな感じに多くなった。

 

ロードのすぐそばの田はまだまだ多くの雪に覆われていた。

4km地点に近づいていくと、雪原状態の田の向こうに、五頭山系の山々がはっきり見えた。

 

4km地点の手前の県道との交差点に出ると、残念ながらそこから先は積雪で進めない。

仕方がない、戻ることにしよう。

 

住宅近くの桜並木。

この写真では分からないが、やはり雪による枝折れもよく見かけた。

その後も淡々と腰高で走ることができた。

再びモクレンの場所を通り、やがてロードのスタート付近に到着。

まだ10㎞に満たない距離なので、10㎞になるまで走り続けた。

最近にない速さだったので、無理せずそこでやめた。

 

サイクリングロードを走ったのは、記録を振り返ると、なんと1年ぶりだった。

この日は気温8℃。

陽射しもなく、走りやすい気温だったから、いつもよりスピードが出た。

最近は1km6分30秒台のゆったりペースでのジョギングが多かったのだが、この日はやけにピッチが上がった。

10㎞を56分14秒、久々に1時間を切って走ることができた。

平均すると、5分37秒/㎞のラップタイム。

ずっと楽なジョギングでしか走ることがなかったので、この速さで走れたのはいい気分だった。

 

だけど、こうしてちょっと速く走ると、翌日はやっぱりくらくらすることがあるのがちょっと残念だ。

とりあえず、半分に近い10㎞を走れたのは、新潟ハーフマラソンに向けていい感じだとは思っている。

まあ、練習も大会も、無理せずに走りを楽しんでいくことにいたしましょう。

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3月初日、気持ちよく升潟周遊RUN

2025-03-01 20:35:49 | RUN

今日もいい天気。

青空が広がり、午前9時すぎの気温も12℃と高い。

久々に娘とのジョギング。

娘が走るのは、1月下旬以来だから、5週間余り間を置いて本当に久しぶり。

3km走りながら、足音が乱れず「苦しい」とも「きつい」とも言わずに走り通せる娘に、10年余り前の大病で足腰が弱ったときの面影はない。

さすがに速さはないが、いいピッチを刻める走りは、小学校6年間マラソン大会女王だったから、「昔取った杵柄」だなあと感心した。

 

その娘との走りを終えた後、もう少し走りたいので新発田市五十公野公園升潟に行った。

升潟には、親子連れで訪ねてきている人も多かった。

カモなどの水鳥がたくさんいた。

そんな中に、あれ?この鳥って、「鵜」じゃないの?

そうだとしたら、ここで見るのは初めてだ。

と思うような鳥も見かけた。

 

カモたちは、冬の間にここで餌をもらう習慣がついたらしく、えさらしきものをもった子どもが来ると、陸上で追いかけていく姿があった。

おじけづく子どもの姿もあって、思わずほおが緩んだ。

思わず足を止めて見てしまった。

 

さて、升潟から奥にはあやめ園があるのだが、さすがに雪に埋もれていた。

だけど、そこに行くまでの道がよく除雪されていた。

場所によっては、とけた雪でぐしゃぐしゃになっている道もあったけど。

 

そういうところから少し離れて、雪の多い坂道を少し上ってみた。

そこには、マンサクの木があるのだが、残念ながらまだ咲いていなかった。

1本だけ、枝の先っちょに黄色いつぼみらしきものをつけたのを見つけたが、小さすぎてスマホではよく撮れなかった。

 

でも、奥まで行っても、升潟・あやめ園をぐるりと回る道が除雪されていて、訪れる人たちのためにがんばってやってくれたのだなあ、とありがたく思った。

自然公園として、きちんと整備しようとしているんだなあ。

今週初めまでは毎日雪が降っていたのだから、ここまできれいにしてくれたことに感謝だ。

 

帰るとき、上空に小さく飛行機が飛んでいるのが見えた。

青空に薄く白い筋を付けながら飛ぶ姿をきれいと感じたのは、きっと走るのが気持ちよかったからだろう。

さっき見たカモたちの中には、北へ帰るものもいることだろう。

3月初日、陽気がよく気持ちよく走れた、五十公野公園升潟周遊(?)RUNであった。

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雪は残るが、出合うものを楽しみながら走る

2025-02-16 20:16:54 | RUN

昨日は快晴、3か月ぶりにふとんが干せるような天気だった。

今日は、くもり。

この1週間、雪が降る日は少なかったので、歩道の雪はだいぶとけた。

明日からまた天気が崩れ雪になるのだという。

では、その前にもう一度走っておこう。

9~10kmくらい走りたいが、道が悪ければあきらめようと思いながら、歩道除雪がされている道を走った。

今週には雨も降ったので、除雪された歩道はアスファルトが露呈していて走りやすかったが、雪どけの水たまりがあちこちにできていて、シューズがぬれてしまった。

 

頭上を羽をはばたかせて白鳥が横切っていった。

その後も旋回していたから、えさのありそうな場所を探していたのだろうか。

白鳥たちも、あと2週間もすれば、また北の国へ旅立っていくのだろうな。

 

毎回見ている場所のロウバイも、まだ寒いせいか開き切らないものが長く咲いている。

 

私と同様に、歩道を走っているランナーとすれ違った。

どちらからともなく、互いに頭を軽く下げて、がんばっている仲間に対してあいさつをした。

走る仲間がいるのは、うれしいと思うなあ。

 

今日は、いつもと違う道を進んでいき、歩行者専用の階段を上り、陸橋を渡ろうとしたら、列車の姿が見えた。

おお、あの姿は、土日休日だけ走る、酒田行きの快速「海里」ではないか!?

めったに見ない快速列車が見られて、なんかラッキー。

いいことありそうな気がするよ。

 

このあとは、いつもよく走る運動公園に寄ってみた。

だが、走るコースは、ごらんのとおりの雪の山積み状態で先に進めない。

これではしばらく走れないね。

 

同様に、人工芝グラウンドも、積雪たっぷりで真っ白、まったく地面が見えない状態。

これではだれも運動できませんな。

 

こんなふうに走ってきたが、たくさん走ったつもりでも、9kmに過ぎなかった。

前回160を超えていた平均心拍数も下がったが、今回は150台とまだ少し高めだった。

9km、57分12秒。ジョギング終了。

 

今日は、白鳥、ロウバイ、ランナー、快速海里…などといろいろと見て走ることができたので、十分楽しかった。

去年の今ごろは、まったく雪がなく、マンサクや菜の花などを見ていたのだった。

今冬は、まだまだ雪が降りそうだなあ…。

ま、ファンラン・ランナーだから、これからもいろいろ見ながら楽しんで走る時間を作っていこう。

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20日ぶりに8km強を走った

2025-02-12 20:22:26 | RUN

大雪があったりして、しばらく走っていなかった。

ここ3日間ほど雪の降り方はひどくなかった。

だけど、明日からまた天気は荒れるとのこと。

あー、走れないじゃないか。

いったいいつから走ってなかったのかを調べてみたら、なんと20日間も走っていなかった。

ジムやスポーツクラブに行くのは好きでない私は、屋内で走ろうとまでは思わない。

走っていると実感するのは、やはり外。

外で走ると風景が変わる。

自分の足で走っているという実感がわくのは、やっぱり外を走っているときだよ。

でも、いつも走っているところは、何十cmも雪が積もっていて走れない。

道によっては、凍り付いた圧雪が多くて、滑って危ない。

ということで、今日は、久々に地下道(…俗にいう「アンダーパス」)の脇道を中心に走ることにした。

ここは、雪がとかす水が出るからね。

前にもここで書いたことがあるが、アンダーパスは、全長400m。

下って200m、上って200mだから、ここの往復だけで800mになる。

一部に雪は残るが、往復アップダウンで800m走れるのは、ありがたい気がする。

そして、アンダーパスを抜けて200mほど歩道の雪道を我慢して走る。

そうすれば、今度は消雪パイプから出た水で雪が消えた旧道に出る。

この旧道が約300mあるから、往復で600mくらいになる。

…つまり片道でいえば、アンダーパス400m+雪の歩道200m+旧道300mになり、ここを往復すると、1800mも走ったことになる。

 

よし、行こう。

いざ走り出してみると、体が重く感じた。

そんなに苦しくはなかったのは幸いだった。

交差点では、雪を積んだ大型トラック(除雪作業お疲れ様です!)に遭遇して通せんぼされてしまったこともあったが、特に大変なこともなかった。

空気は冷たかったが、やはり走るのはいいなあ。

外の空気を吸いながら、自分の足で駆けていく。

刻々と違う場所へと移動できる。そのありがたさを感じる。

いつまでもこうして走れる自分でいたいなあ、と改めて思う。

もうすぐ68歳となる自分ゆえ、いつまで走る生活ができるだろうか、走るたびにいつもそんなことを考える。

 

今日走った時間は、53分ジャスト。

距離にして8.3kmほどでしかない。

速さは、6分20秒/km。

RUN1回につき10km以上走るのが普通だったのだが、チト少ない…。

まあ久々だから、いいことにしよう。

だけども、走った後ランニングウオッチを見て驚いたのは、心拍数の平均値が160だったこと。

今までこのくらいの距離を走っても、130台だったのに、ちょっと高すぎる…。

別に苦しくはないジョギング走りだったのに…。

どうしたことでしょう…???最近鍛えてなかったから、いささか脚がだるいことも事実なのだが。

それ以外は、まあ、ともかく20日ぶりの走りは気持ちよかったことは確か。

今夜は雨が降っている。

明日の天気予報は、雨のち雪だというから、やっぱり外を走れてよかったよ。

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3月、4月に走る大会

2025-02-01 21:48:21 | RUN

昨日は、燕さくらマラソンのエントリー締め切り日だった。

先日、今年もこの大会のハーフマラソンの部にエントリーをした。

 

今日から2月。

この月末には、私も1歳、齢をとる。

60代も、アラSEVENTYと言っていい、68歳になる。

60代前半と違って、体力の落ち込みが激しいと感じるこの頃だ。

走ることは好きなのだし、走っている時間は心地いい。

だけど、私の場合、走った後に体調不良が来る。

直後ではなく、少し後や翌日の午前中などである。

必要以上にドキドキしたり、クラクラしたりする症状が出ることが多いのだ。

だから、走る回数や距離を減らしたりしてきた。

また、出る大会も選ばざるをえない。

レースに出て自分の記録が伸びるのが楽しかったのだが、記録に挑戦する走りはできなくなり、やめざるを得なかった。

そんなわけで、もっぱらファンランなのである。

 

さて、そんな青息吐息の68歳だが、今年も春先のレースは、とりあえずエントリーした。

まずは、3月16日の新潟ハーフマラソンだ。

この大会は、去年はあまりにも天気が悪く気温も低かった。

大会後には、例の新型ウイルス感染症に感染して苦しむはめになった。

今度は十分に気を付けよう。

 

4月には、12日(土)に燕さくらマラソンが、13日(日)には笹川流れマラソンが予定されていた。

ただ、さすがに2日続けてハーフマラソンを走るのは、できない。

(もっとも、去年燕さくらマラソンで会った栃木県の75歳ランナーは、翌日の笹川流れマラソンも出場して、両方完走していたのでビックリだったけどね。私にはできない。)

どちらに出ようかな。

…ずいぶん悩んだ。

 

結局、出場の決定は、アルビレックス新潟の試合に重ならない日にしようと決めた。

当初発表された日程では、第10節ホーム横浜FC戦が12日か13日ということだった。

1月22日に正式な試合日程が発表されるので、そこまで決定を待った。

その試合は、正式に13日(日)14時試合開始と決まった。

最近出ていなかった笹川流れマラソンを走ってみたかったけど、13日では、出場してから帰ってくると、ホームの試合に間に合わない。

…という理由で、笹川流れマラソンを断念し、結局今年も12日(土)の燕さくらマラソンにエントリーすることを決めたのだった。

 

近年は、レースの開催日とアルビレックス新潟の試合と重ならない日を選ぶのは、最重要なことなのだ。

あまり遠方の大会出場は考えず、県内の大会ばかりだけど、今年はいくつの大会に出られるかな。

去年は、3月の新潟ハーフマラソン、(ハーフ)

4月の燕さくらマラソン(ハーフ)

9月のたいない高原マラソン(8.9㎞)

10月の新潟シティマラソン(フル)

の4大会だったな。

11月のごせん紅葉マラソン(ハーフ)は、エントリーはしたが、腰痛で欠場だった。

 

いくら体調がおかしくなりがちだといっても、歩いてばっかりじゃ楽しくない。

しょせんファンランなのだが、なるべくゆっくりでも走ってゴールまで行きたいとは思う。

多少は鍛えておかなくては、と思ってはいるのだけど…。

 

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13日ぶりの9km走

2025-01-23 18:12:15 | RUN

しばらく走っていなかったなあ。

荒天もあったし、積雪もあった。

だが、その後の雨などでだいぶ歩道の雪も消えた。

いつも走るところは走れないが、場所を選べば走れそうだ。

ということで、今年になって2度目、13日ぶりの娘との3kmRUN。

だけど、いざ走ろうとしたら、雨が降ってきて、小止みになるまで20分ほど待ったのだった。

待ちくたびれてしまったから、少しくらい雨にぬれてもいいや、とばかりに走り出した。

 

いつものコースは積雪が残っていたから、違うコースを走った。

場所によっては、まだ圧雪があったり、雪がとけた水や雨が降った水が行き場がなくたまっていたりと、走りにくい場所もあった。

娘との3kmを終えて、6km追加の9km走。

住宅街の歩道は、こんな状況でいくらか走りやすかったが、少し郊外に行くと、歩道は除雪されていなくて走れなかった。

仕方がないので、危なくないように気をつけながら車道を走るしかなかった。

 

雪の田園風景に、すっくと立つ1本の木。

吹きっさらしの厳しい環境の中、堂々としているように見えた。

細かい枝の先まで見えるようで、なんだかとても強い生命力を感じた。

 

そして、12月から花を咲かせていたロウバイの木。

大きく見て3本ほどあるのだが、約2週間見なかったうちに、また咲いている花は多くなっていた。

いやあ、これは元気が出るなあ。

そう思って見上げていたら、軽乗用車に載っていた中高年の女性が車を止めて降りてきた。

私同様にスマホをかざして、写真を撮り始めた。

「すごいですね。もうこんなに咲いていて。」

「ここの花、12月から咲いていましたよ。」

などという言葉を交わした。

「じゃ、失礼しま~す」とあいさつして別れ、再び走り出した。

すると、50mほど行った足元に、ロウバイの細い枝が1本落ちていた。

その枝には、つぼみがいくつもついていた。

誰かが折ったのか、風雪で折れたのか、鳥が運ぼうとしたのか、といろいろ考えながら通り過ぎた。

10mほど過ぎた後、このままだとほかの人に踏まれたりして可哀相だよな、と思ったのだ。

そこで、引き返してその枝を拾って、着ていたウインドブレーカーのポケットに入れて持ちかえることにした。

 

一段と多くの花が咲いたロウバイを見て、晴れやかないい気分になった。

だけど、さすがに約2週間ぶりの帰り道は、足取りが重かった。

走る機会が少なすぎだよな…と反省しつつ、今日は雪のある環境下で合計9km走れたことで満足した。

 

なお、ポケットから取り出したロウバイのひと枝は、小さなコップに入れて、仏壇にお供えしたのであった。

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