ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

単独最下位、J1新潟

2015-05-31 11:36:37 | アルビレックス新潟
まずいぞ、まずいぞ。
最下位に沈んだ前節。
今節は、最下位と入れ替わった甲府が相手。

2連勝と調子を上げている相手に比べて、新潟はリーグ戦3連敗。
光明は、水曜日のナビスコカップで湘南に2対0で勝ったこと。
中2日での戦いとなるが、それは甲府も同じこと。
公式戦の連勝の期待が高まっていたのだ。
試合が始まると間もなく、相手のエースストライカー・バレーが負傷交替。
これは、新潟さらにチャンスが広がったか、と思われた。
ところが、そのバレーに代わった伊東によって、前半終了前に先取点を許してしまうのだから、何ともはや…。

後半の最初から、選手を2人交代。
加藤(13番)、成岡(18番)という中盤の攻撃的な選手を入れ、打開を図る。

選手たちも真剣に相談したりして、打開を図ろうと懸命だ。

しかし、後半もボールを支配するも、いっこうに惜しいシュートがない。
シュートに行く前に、パスやクロスにミスが出てばかり。
めったにシュートにいけない甲府が打ったシュートが、オウンゴールを誘って、2点目を献上。
私の近くで応援していた大声のじいさまは、ここで切れてしまった。
なんと甲府の選手の応援を始めてしまった。
そして、試合終了を見ることなく、帰って行ってしまった。
最後の一枚の選手交代も実らず、新潟はゴールを割れず0-2の負け。

選手たちの足取りも重い。

応援の礼をする選手たちもつらかろう。
サポーターの集まるNスタンドからは、ブーイングも起こった。
これでリーグ戦4連敗。
ついに、1チーム最下位を独走になってしまった。
17位の清水は5-2で快勝し、勝ち点で3の差がついてしまった。
奇跡の残留を果たした2012シーズンだって、最下位に落ちたことはなかった。
今回は、勝ち点で3の差をつけられ、単独最下位である。
まずい。

負けたので見たくはないが、サッカー番組を見ると、解説者たちも心配している。
新潟は、いいサッカーをしているのに、勝てない。
勝てないと、どんどんおかしくなるから心配だ、と言っていた。
そのとおり。
もうおかしくなってから久しい。
チームの心臓、レオ・シルバ抜きは、やはり相当の痛手となっている。
もっとも、レオ・シルバがいるときから今一つだったのだが、ここ4試合は、引き分けにすらならず負けている。
相変わらず得点のにおいがしない。
どうしたものか。
まずは、来週水曜日のナビスコカップ・松本戦で勝利を挙げ、ナビスコの予選を突破することによって、自信を回復してほしいと思うのだが、果たして…?
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可愛いらしく輝く~柿の木の花

2015-05-26 21:46:00 | 草木花
今の職場の窓のすぐ外には、柿の木がある。
先日、つぼみを付けているのを見つけた。

つぼみの先がオレンジ色に染まっていた。
これだけで花としてもいいような可愛らしさだと思った。

数日後、つぼみが開いて、たくさんの花が咲いていた。

オレンジ色がいちだんと輝いていた。

しかし、木の下を見ると、ぽろぽろとその花が実のように落ちてきていた。
よく見てみると、まるで小さい実のよう。

落ちているのは、雄花(おばな)。
雌花(めばな)は、枝に付いていて、実になる。

今はJ1の最下位に沈んでいるアルビレックス新潟のチームカラーもオレンジ。
秋には、柿の実がオレンジ色が鮮やかになるように、これから秋に向けて勝利を重ね、輝いてほしいなあ…なんてことまで思ったのであった。
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何かとシロバナ(白花)に出合えた日

2015-05-18 22:23:07 | 草木花
ゴールデンウイークのある日のこと、
「何か花を見たいねえ。」
「どこか近くにいいところがないかねえ。」
なんて会話を交わしながら、娘と妻を乗せて、公園と名のつくところへ、車を走らせた。
その途中、こんな風景に出合って、ビックリ!

田んぼと思われる土地に、一面の菜の花。
かなり広い面積に菜の花が咲いていた。

その後、目的地に着くと、花壇と思われるところに、いくつかのシロバナ(白花)を見つけ、写真を撮った。
まずは、アセビ(馬酔木)。

普通は、ピンクっぽい色ばかりを見かけるのだが、白い花のちょっぴり珍しさに写真をパチリ。

次に、ワスレナグサ。

普通は、青い花なのだけれど、ここにはシロバナのワスレナグサもあった。


すぐ近くには、オダマキ。
普通は、野生種では紫色のものが一般的なのだが、ピンクもきれいだし、こういう茶色っぽいものもある。

しかし、ここのオダマキは、シロバナで珍しい。


その後、松林の入り口付近では、つやつやした葉を見つけ、

「コシノカンアオイだ!」
と、思わず声を上げた。

遠くへ出かけないと見ることができないのに、こんな近くに自生しているとは思わなかった。

その林の隙間に、少し日当たりのよい場所があった。
そこに、名前の知らない、白い花が咲いていた。

よくわからないので、手元の図鑑を調べてみたのだが、なかなか適合するものがない。
キバナアマナが、最もよく似ている。

では、アマナという名の花なのかな、と思って、ネットで調べてみると、花弁の特徴がアマナとは異なっていた。
そこで、ホソバノアマナとかいろいろな名前のアマナを調べたのだが、どうにも合致するものがない。
ひょっとすると、キバナアマナのシロバナなのかな?
と思って調べてみると、同様のことを考えた人がいたらしい。
シロバナアマナ(仮称)として公開しているものが見つかった。


この日は、どうやらシロバナにたくさん会う日だったらしい。
知らない花に出合えるのは、得した気分でうれしいものだ。
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苦しい戦いは続くが、応援し続けるのみ

2015-05-17 18:05:05 | アルビレックス新潟
順位は17位。
チームの心臓、レオ・シルバの離脱で、本当に危うくなってきた今季の新潟。
それでもなんとかしてほしい。
ホームなので勝ってほしい。

という願いを込めて、ホーム仙台戦を見に行った。
チームの直面する危機に、チームを鼓舞し、なんとか勝利を!…と祈るサポーターの横断幕が印象的だった。


どんなにみっともなくてもカッコ悪くてもださくても構わない
新潟を愛する全ての人のハートに火を付けろ!

そうだよなあ。今日は燃えてるなあ、と思う。
試合が始まると、サポーターの陣取るNスタンドからは、いつもよりも応援の声が大きく聞こえた。
いつもと違っていたのは、Nスタンドばかりではない。
Nスタンドからの応援に合わせ、私のいたSスタンドでも、とてもよく拍手や声が起こっていた。
レオ・シルバがいなくても、今日は、よい試合になるぞ。
そう確信したのだったが…。

開始10分相手仙台の放り込んだボールをうまく処理できず、先制ゴールをあっさり決められてしまった。
これに目が覚めたように、何度も何度も相手ゴール前に迫る新潟。
しかし、ゴールネットを揺らすことはできない。
そのまま試合は、後半へ。
こう着状態が続きながらも、後半20分、相手選手の思い切ったシュートが決まってしまう。
0-2。
必死の反撃も空しく、後半33分にはダメ押しの3点目を入れられてしまった。
0-3。

惨敗ともいうべきスコアで、試合終了。

場内を1周して挨拶して回る選手たちの顔は、一様に険しいものだった

いつもなら写真を撮ったりする私も、その選手たちの雰囲気にのまれ、とても写真を撮る気にはならなかった。
ふがいない得点で敗れた選手たちではあるが、最も悔しいのは選手たちだということが伝わってきた。
お辞儀して応援に感謝する選手たちに、観客の一部からは、
「やる気あんのか。」
「何やってんだ。」
などの声が上がっていた。
私は、
「次は、たのむぞ。」
「次、がんばれよ。」
と、2度叫んだ。

Nスタンドの前で選手たちが頭を下げると、選手たちに対して太鼓を叩いて声をかけることはなかった。
残念に思った。
しかし、選手たちが通り過ぎた後、「アルービレックス!」「アルービレックス!」と、大きな声をあげ、文字通り選手たちの背中を押していた人たちが多くいた。
罵声を浴びせるより、背中を押そう。
改めて、そう思った。

人が苦しんでいる時に、非難の声を上げても、言われた人はさらに苦しむだけだ。
愛するチームの危機だ。
苦しむチームを救えるのは、選手たちはもちろん、共に苦しみながらも励ましていくぞ、と覚悟を決めた人たちだと思っている。
苦しい戦いは続くが、応援し続けるのみ、だ。私たちは。

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お人好ししている場合じゃないよ、新潟

2015-05-15 21:40:36 | アルビレックス新潟
ホントにまあ、お人好しのチームだよなあ
自分のチームにいた選手に、他チームへ移籍され、さらにその選手にゴールを決められて負ける。
J1新潟は、悲しいことに毎年その歴史を繰り返している。
過去、広島に移籍した千葉に決められ、
柏に移籍した鈴木大輔に決められ、
鹿島に移籍した西に決められ、
この前の試合では、横浜に移籍した三門に、ゴールを決められた。
決められただけならまだしも、いずれもそれが決勝点だったりして負けている。
しかも、この選手たちはストライカーではない。
それぞれディフェンダーだったり、ボランチだったりで、攻撃的な選手ではないのだ。
それなのに、自分から臨んで出て行った相手をヒーローにしてあげるとは、なんともお人好しではないか。

そう思っていたら、とんでもない悪い知らせが入ってきた。
新潟の、チームの心臓ともいうべき、レオ・シルバ選手が離脱。
肝機能の不調で、ブラジルに帰ってしまった。
いつ戻ってくるかわからない。
数週間は、レオ・シルバ抜きで戦わなくてはいけない。
そのうえ、現在の新潟は、17位。
なんと最下位の一つ上。
降格圏に入ってしまっているのである。
それなのに、レオ・シルバ抜きになってしまった。
これは、苦しい。

明日は、ホームで仙台戦。
仙台にも、新潟から出て行った石川がいる。
これ以上のお人好しは許されない。
心苦しくブラジルへ帰国したレオ・シルバのためにも、チーム一丸となった勝利がほしい。
WE ARE ONE!
がんばれ、アルビレックス新潟 
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いいぞ、マサル!がんばれ、マサル!

2015-05-06 18:46:26 | アルビレックス新潟
「大」と書いて「マサル」と読む。
加藤 大選手。
サッカーJ1アルビレックス新潟を応援する人なら、よく知っているMFの選手である。
2012年に入団。
2014・15年には、J2愛媛に期限付き移籍。
13年にはMFながら9得点を記録している。
期待を抱かせて14年に復帰したが、途中出場等で6試合に出て、さしたる成績を残せないままであった。
だから、今季こそ、と大勢のファンは期待していたのだが、前節までの9試合で出場はなかった。
「どうして、マサルは出られないのだろう?」「いい選手なのに」「ベンチ入りもないなんて」と、アルビファンは心配していた。
今日は、久々にベンチ入りした。
そして、0-1で負けている後半32分、久々の出場となった。
ただ、マサルにあまり目立った動きはなかった。
得点のにおいもせず、今日は残念だが負けを覚悟した。
アディショナル・タイムに入り、まもなく、ゴール前の混戦から新潟が、ゴールを決め、同点に追いついた。
やった!
成岡翔選手のゴールだ。
後半15分から出場したが、さすがだと感心した。そのアシストをしたのが、マサルだった。
ゴール前に来たボールを、頭でゴール前にすらして入れ、こぼれてきたボールを、今度はゴール前の成岡に正確なパスを送った。
成岡のすばらしいシュートが、ゴールネットに突き刺さった。
いいぞ、マサル!

2分弱の後、まもなく試合終了。
自分たちより下位の山形に負けていた試合を、なんとか同点に追いついたのは、大きい。
中心選手のレオ・シルバも欠場していた今日だから、負けてしまえば、「やはりレオ・シルバがいないとだめなのか。」と誰もが思ってしまうところだ。
ただ、途中出場ながら、こうして同点に追いつくゴールをアシストしたのが、期待していたマサルだった。


これからも、攻撃的に、新潟の頼もしい戦力となってほしい。
たのむぞ、マサル!
がんばれ、マサル!
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20km練習RUNに挑戦

2015-05-06 10:46:23 | RUN
連休でありながら、全く走らないなんて、いけません。
ランナーの名折れだね。
まあ、どうせ大したランナーではないのだが。
久々に雨が降ると言うので、それなら暑くならないでいいなあ、と思っていた。
ところが、大した雨にはなっていない。
雲の様子を見てもすぐには大雨にはならない模様。
そんなら、行くか。

20km以上走りたいと思ったのだ。
ハーフマラソンの大会には何度か出たが、練習で20km以上走ったことは、実はまだなかったのである。
ゆっくり走ろうと思っていても、走るといつも、キロ6分くらいで走り始めてしまう。
これが、キロ7分くらいなら、長い距離を楽に走れるのだろうか。
それを試してみたい。
目標は、キロ7分で20kmを走り通すこと。
果たして、長い距離になっても苦しまずに走れるのだろうか?
ウエストポーチを、ボトルホルダーにして、800mLのスポーツドリンクをセット。
塩飴も3個ポケットに入れて、サイクリングロードのスタートラインを、いざ出発。

10km地点まで走って、戻って来れば、往復20kmとなる。
ゆっくり1km7分ペースで20kmを走ってみるつもりが、最初の1kmがなんと、6分10秒。
…速過ぎる。
そこで、歩幅を狭め、さらにゆっくりめに走る。2kmまで6分35秒、3kmまで6分48秒、4kmまで6分40秒。
やっとなんとかペースが合わせられるようになってきたようで、5km6分57秒、6km7分ジャスト、7km7分14秒、8km7分ジャスト。
さて、ここから先は、自走するのは初めて。
目標地点は10km地点。
ゆるやかな上りとなっており、楽に、とは思っても、結構きつくなってくる。
道の両側に、金属線が張られており、「強い電流が流れています」と書いてある。
野生の猿対策なのですな。
さらに山がちなところを走り抜け、目指していた地区名の入った看板が目に入った。
もう少しだ。

ついに目標としていた10km地点に到達。

タイムもゆるやかな上りだったのに、9km6分50秒、10km6分49秒。
いい走りだった。
ここで小休止。用意してきたボトルの水を飲み、塩飴をなめて、気分転換。
よし、帰るぞ。復路に出発。

11kmが6分11秒と速すぎるので、一旦停止。
辺りを見回して、

もう一度ゆっくり始めようとしていたら、右の太ももに刺されたような痛み。
見ると、山ブヨが私の脚をくったのだ。
明日以降は、きっとかゆくなるだろうなあ…とちょっと気分が下降。
そのせいか、次以降3kmほどタイムを記録することができず、間違えてしまった。
それでも、おそらくキロ6分50秒くらいでその後の4キロくらいを走ったようだ。
15km以降も、6分29秒、6分34秒、6分52秒と続いた。
楽に、と思って走っているが、ただタイムは正直だ。
終わりの3kmは、それぞれ6分57秒、7分1秒、7分8秒であった。

こうして走ってみると、1km7分で走ることは、20kmなら難しくはない。
ただ、距離とタイムが示すように、それまでの速さを維持しようとすると、後半になるほど楽ではなくなってしまった。
この辺が、克服すべきところなのだろう。
1km7分で走ると、楽だなあと思いながら長く走り続けることができるように、またそのうちこの練習をやってみようと思っている。

あとは、体ですな。
明けて翌日、やはり結構朝から疲れ気味であり、股関節周辺の筋肉は鈍い筋肉痛があった…。
それは、さすがに五十路の終盤なので仕方ない。
ただ、おまけに脚だけでなく腕や首の裏側なども複数箇所を虫に刺されていたらしく、かゆい。
それだけが何とも…。

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阿賀町の旧4町村で野草の花見

2015-05-05 20:35:56 | お出かけ
娘が病に倒れてから、夫婦で泊まりがけのお出かけには出られなくなっている。
去年は、娘はまだ入院中であった。
だから、日帰りで数時間のお出かけなら、できた。
だが、昨年9月に退院して自宅療養になってから、いつ発作があるかわからないので、誰かがそばについていないと不安である。
だから、夫婦二人での「花見」は、しばらくできていないのだった。
先月の休日、娘に付いてばかりいる妻に、「娘を見ているからどこか花見に出かけておいで。」と言って、気分転換に出かけさせたことがあった。
感謝しながら妻は出かけて行ったが、案外早く帰ってきた。
「一人で出かけてきれいな花を見ても、『きれいだね』と一緒に喜び合う人がいないと、つまらない。」との弁であった。
なるほど、確かにそういうものだよなあ、と思ったのであった。

「5連休にもなるし、母の誕生日もあるのだから、一日だけでいいから夫婦でお出かけさせてくれないか?」と、息子に頼んだが、最初は「約束があるからだめ」だと言っていた息子であった。
ただ、考え直してくれたようで、約束を遅くして、3時過ぎくらいまでに帰ってくれるなら姉(娘)の面倒を見てくれるとのことであった。
ありがたい、ということで、8か月ぶりに夫婦で数時間のお出かけに出た。

去年のように県外にまで出るほどの時間的な余裕はない。
花を見たいので、東蒲・阿賀町のたきがしら湿原に行こう、と出発した。
東蒲原郡は、10年前の4町村合併により阿賀町1つとなった。
まず、旧三川村の綱木地区の県道沿いには、この時期、ニリンソウやルリソウの花が咲くところがある。
今年も、ちゃんと咲いているのを見られてうれしかった。


目的地のたきがしら湿原は、旧上川村にある。
車を進めていたところ、「たきがしら湿原は、5月9日に開園します」という立て看板が目に入った。
ええ~っ!
今までいつも連休前にはオープンしていたのに、それはないだろう!!
かみかわ物産直売所に車を止め、山菜等を購入。店の人と話をすると、今年は雪が多くて、たきがしら湿原までの除雪が間に合わなかったとのこと。
なるほど、それで開園が遅れたのか。…と納得。
しかし楽しみにしていた行き先がダメになったことに変わりはない。
この直売所の一角には、鉢植えのシラネアオイが満開であった。

いつもなら、たきがしら湿原にはシラネアオイが咲いている頃なのだが、かえすがえすも残念だ。

普通と同じ道を通るのではつまらないので、山道・農道を走る。
何かあるだろう。
ほら、見つけた。

サワオグルマだ。
この辺りでは、春によく見かける雑草の一つかもしれない。
田や用水路の脇でよく見かけた。
旧津川町の芦沢高原ハーバルパークに立ち寄った。
先日の新聞に菜の花が見ごろ、と出ていたとおりであった。

色とりどりのチューリップも美しかった。

花の苗も売っていて、サルビアひと株50円ナリを2つと同じく50円のマリーゴールドを1つ買った。

安い。

その後は、きりん橋を渡り津川駅前からJR磐越西線・阿賀野川と並行する道を鹿瀬駅方面へと向かう。
その途中で、今まで会ったことのない花を見かけ、車を止めた。

後で調べると、「ラショウモンカズラ」と言う名の植物だとわかった。
うれしい出合いである。
夫婦二人でのお出かけは、花見を目的にすることが多い。
今回も、本来はたきがしら湿原での花見だったのだから、こうして知らなかった花との出合いは最高であった。
旧鹿瀬町方面に向かったのは、赤崎山に登るためだ。
赤崎山は標高372mの小高い山だ。歩いても1時間半もあれば登れるはずだが、この日は時間が足りない。
3時過ぎには家に帰り着かないと、ということで5kmほどの山道をくねくねと車で登る。
「天女の花筏」という名前が粋な展望台で絶景を楽しむ。

赤崎山の頂上まで散歩し、その途中にオオイワカガミや

チゴユリを

見つけてまた楽しんだ。
この白い花も見つけたが、

名称不明なままである。

帰る途中には、道路沿いにレンゲソウを見て、

夫婦で6時間ほどの日帰り旅を締めくくった。
旧三川村、旧上川村、旧津川町、旧鹿瀬町、それぞれで花を撮影し、十分満足できた、久々の夫婦お出かけであった。

娘を見守ってくれていた息子に、「ありがとう。」
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「応える」~コースケの活躍を喜ぶ

2015-05-04 14:31:23 | アルビレックス新潟
昨季までは、田中亜土夢選手が担っていたアルビレックス新潟の、中盤から前の攻撃、そして守備。
激しい上下動、つまり走りが求められる。
今、それを行っているのは、山本康裕(こうすけ)選手だ。

昨季途中、ジュビロ磐田から期限付き移籍してきた山本選手。
昨季最終節は降雪の影響で、新潟は、本拠ではない鹿島スタジアムでの試合となった。
その柏戦が負けに終わった試合終了後、泣き続けていた山本選手は、今季も新潟でプレーすることを選んでくれた。
開幕前に、彼がサイン入り色紙に選んで書いた言葉は、「応える」だった。
その言葉にふさわしく、攻守にわたって彼の走る姿、体を張る姿は、心を打つ。
今季は、ずっと試合に出続けていたが、2戦前に、前半だけで退き、先日の試合はベンチ入りすらしなかった。
よほど体調が悪いのかな、と懸念していた。
しかし、この3日の松本戦では、後半途中から出場すると、見事に決勝ゴールを決めてくれた。

以下、山本選手の言葉だ。

 (途中出場の難しさより)自分のコンディションの方が不安はあった。
 キツかったが勝利に貢献できてよかった。
 少なからず僕たち選手の中で、不安だったり迷いがあったり、自信や勇気を持てなかったりがありながらピッチに立っていたかもしれない。
 それがアップでピッチに出た時に、あれだけの多くのサポーターの方々が声援を送って僕たちに力をくれた。
 僕たち選手はそれを力に代えて今日勝つことができた。
 これが一緒に戦うということだと思うし、サポーターの声援を力にするのが僕たちの使命でもある。
 どんな時でも一緒に戦えばこういう結果が出てくると思うので、サポーターの方々の力はすごいものだと改めて感じた。

…このコメントからは、「応える」と書いていた決意が変わらずにあり、それを強く持っていることがうかがえる。
そして、応援する身としては、こういうコメントを聞くと、ますます応援したくなる。
山本選手、ではなく、われら新潟の「コースケ」として。
これで、今季3点目。
次戦も、これからもがんばってほしい。
引き続き、がんばれ、コースケ!
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カリンの花が咲いて…

2015-05-02 22:39:47 | 草木花
カリン。

カリンの実がなる樹木に、赤い花が咲いた。

実の大きさに比べて、花も1つがそれなりの大きさだけれども、「可憐」(カレン)な花だなと思ってしばらく眺めていた。
これは、まさしくカリンの花だな、と思って写真に撮った。
少々興味を持ったので、カリンについて調べてみる気になった。
すると、別名「セイヨウカリン」と呼ばれる、マルメロの実のことも「カリン」と呼んだりすることもあるという。

そして、「カリン」を漢字で書くと、「花梨」だと思っていた。
ところが、ウイキで調べてみると、「花梨」と書く「カリン」は、マメ科の植物で、東南アジアやフィリピンなどで自生するものなのだそうだ。日本では八重山諸島が北限で、金木犀に似たオレンジ色の小さな花が密集して咲くとのこと。
へえ。それでは、どんな漢字を当てて「カリン」と書くのか。
そこを調べると、
榠■
と書いて「カリン」と読むのだそうだ。
■は、木へんに「虎」の字の最下部が「且」になった字。
…読めませんねえ…。



調べたいという気持ちを起こしてくれたカリンな、いやカレンなカリンの花であった。
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