サッカーJ2リーグも、もう前半戦が終わろうとしている。
今季こそのJ1復帰を目指していた新潟なのに、なかなか勝ちを重ねることができない。
特に、先制されると1分け7敗。
つまり、相手に先に点を入れられると、新潟は勝てないというデータがある訳だ。
どこかでこういう悪いデータを払拭できるような試合をしてほしいと思っていた。
サッカーJ2第20節は、アウエー鹿児島戦。
前節の試合が終わってから、新潟には訃報が届いていた。
去年1年間、新潟でプレーしたターレス選手が、今年は母国ブラジルに戻っていたが、交通事故で死亡したというニュースだった。
ターレスは、年代別ブラジル代表にもなったことがある選手。
去年は大いに期待したのだが、太り過ぎもあって序盤はなかなか活躍できなかったりもしたのだった。
でも、出場したとき見せる技術に、時折観衆からは「おお~」という声が上がったりもしたのだった。
J2での1年間の戦いを苦しい思いをして共に戦ってくれた選手が、不慮の事故でなくなってしまうとは。
まだ24歳で若く、こわい風貌に似ず真面目な選手で、将来性だってまだまだあったのに、可哀想なことだった。
そのターレスの弔い合戦という訳ではないが、今は亡き彼に勝利を捧げてほしかった。
去年一緒に闘ったブラジル人選手はカウエのみだが、この試合はブラジル人選手たちに活躍してほしかった。
先発メンバーには、サムエル・サントスの名前が消えていたが、カウエ、レオナルド、フランシスの3人の選手には、勝利に直結する結果を出してほしかった。
試合序盤の新潟は積極的だった。
フランシスのバーをたたく惜しいシュートなどもありながら、先制できないでいた。
「こんなときは、ワン・チャンスで相手に決められるんだよな…。」と思っていたら、案の定、その不安が的中する。
反攻の相手に、先制を許してしまった。
まずい。
なにせ、先制されると1分け7敗だから…。
しかし、この試合は、期待した通りブラジル人選手たちのがんばりが、ひときわ目を引いた。
前半36分、FWレオナルドが相手DFに走り勝って倒され、PKを獲得。
自ら蹴って同点ゴールを決めた。
後半になると、54分、レオナルドとパスを交換したフランシスが、逆転ゴールを決めた。同様に63分、前線にボールを追って走っていたフランシスよりひと足早くボールに触れた相手DFが、クリアボールを誤ってオウンゴールとしてしまった。
フランシスの走りがないと、点は取れなかったはずだ。
この後も、新潟の選手たちはよく走っていた。
DAZNの解説でも、新潟の選手たちの戻りが早いとほめていた。
初先発デビューしたDF岡本も、ゴールを決めたフランシスも、足を負傷して交代した。
そして、試合終了の笛で、膝をついたり倒れこんだりしたのは、勝った新潟の選手たちの方が多かった。
レオナルドも、背中から倒れ込んでいたのが、印象的だった。
気持ちの入ったプレーを多く見ることができた。
ターレスに捧げる勝利。
今日のような生き生きとした戦いぶりで、去年ターレスと果たせなかったJ1昇格へつなげてほしい。
次は、その力があるかないかはっきりわかりそうな相手、上位の大宮だ。
今季こそのJ1復帰を目指していた新潟なのに、なかなか勝ちを重ねることができない。
特に、先制されると1分け7敗。
つまり、相手に先に点を入れられると、新潟は勝てないというデータがある訳だ。
どこかでこういう悪いデータを払拭できるような試合をしてほしいと思っていた。
サッカーJ2第20節は、アウエー鹿児島戦。
前節の試合が終わってから、新潟には訃報が届いていた。
去年1年間、新潟でプレーしたターレス選手が、今年は母国ブラジルに戻っていたが、交通事故で死亡したというニュースだった。
ターレスは、年代別ブラジル代表にもなったことがある選手。
去年は大いに期待したのだが、太り過ぎもあって序盤はなかなか活躍できなかったりもしたのだった。
でも、出場したとき見せる技術に、時折観衆からは「おお~」という声が上がったりもしたのだった。
J2での1年間の戦いを苦しい思いをして共に戦ってくれた選手が、不慮の事故でなくなってしまうとは。
まだ24歳で若く、こわい風貌に似ず真面目な選手で、将来性だってまだまだあったのに、可哀想なことだった。
そのターレスの弔い合戦という訳ではないが、今は亡き彼に勝利を捧げてほしかった。
去年一緒に闘ったブラジル人選手はカウエのみだが、この試合はブラジル人選手たちに活躍してほしかった。
先発メンバーには、サムエル・サントスの名前が消えていたが、カウエ、レオナルド、フランシスの3人の選手には、勝利に直結する結果を出してほしかった。
試合序盤の新潟は積極的だった。
フランシスのバーをたたく惜しいシュートなどもありながら、先制できないでいた。
「こんなときは、ワン・チャンスで相手に決められるんだよな…。」と思っていたら、案の定、その不安が的中する。
反攻の相手に、先制を許してしまった。
まずい。
なにせ、先制されると1分け7敗だから…。
しかし、この試合は、期待した通りブラジル人選手たちのがんばりが、ひときわ目を引いた。
前半36分、FWレオナルドが相手DFに走り勝って倒され、PKを獲得。
自ら蹴って同点ゴールを決めた。
後半になると、54分、レオナルドとパスを交換したフランシスが、逆転ゴールを決めた。同様に63分、前線にボールを追って走っていたフランシスよりひと足早くボールに触れた相手DFが、クリアボールを誤ってオウンゴールとしてしまった。
フランシスの走りがないと、点は取れなかったはずだ。
この後も、新潟の選手たちはよく走っていた。
DAZNの解説でも、新潟の選手たちの戻りが早いとほめていた。
初先発デビューしたDF岡本も、ゴールを決めたフランシスも、足を負傷して交代した。
そして、試合終了の笛で、膝をついたり倒れこんだりしたのは、勝った新潟の選手たちの方が多かった。
レオナルドも、背中から倒れ込んでいたのが、印象的だった。
気持ちの入ったプレーを多く見ることができた。
ターレスに捧げる勝利。
今日のような生き生きとした戦いぶりで、去年ターレスと果たせなかったJ1昇格へつなげてほしい。
次は、その力があるかないかはっきりわかりそうな相手、上位の大宮だ。