ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

2019年大晦日

2019-12-31 21:22:13 | 生き方
まもなく2019年も終わる。
平成が終わって、令和が始まったこの年。
これをご覧の皆様にはどのような年だったでしょうか?
まずは、1年の最終日までがんばって生きてきた自分をほめてあげましょう。

さて、私自身のことで言えば、今年は、3月で完全に退職。
それまでは、短時間再任用ということで、定年退職後の2年間、週に3日間勤務していた。
4月からは、勤めに出ることがなくなった。
今年から年金の一部支給ということで、再任用の該当者から外れた。
今まで、家のことをかまけてきたことや、月に1週間くらいは埼玉まで行って妻の実家やその周辺、あるいは畑などを管理する必要性が生じたことなどを理由に、再々就職はしないことにしたのだった。

仕事に追われて多忙だから時間が過ぎるのが早く感じるのだと思っていたが、外へ仕事をしに行かなくなってからも、やはり日々が過ぎるのは早かった。
刺激や好奇心がなくなって、漫然と過ごしているから、時間が早く過ぎゆくのだろう。
(by「チコちゃん」)


私にしてみれば、元旦にマラソンで3位になってメダルをもらって好スタートを切った2019年だった。

それでも、無事に過ごしてこられたのが一番の幸い。
自分も家族も…。

さて、昨日スーパーに買い物に行って、用を済ませて車に戻ったら…。
ドアにほかの車がこすっていった跡が…。
傷をつけられてしまった。
近くには、傷をつけていったとみられる車はいなかった。
黙って逃げていったな…、うーん…。

1年の最後に、ちょっといやな出来事であった。
まあ、人身事故ではなかったし、とりあえずガマンするとしよう。

それでは皆様、よいお年を!


【年越しそば】
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箱根駅伝 新潟県出身選手、青学大1年岸本の活躍に期待したい

2019-12-30 20:51:13 | 新潟
正月になると、実業団と学生と2つの大きな駅伝がある。
1つは元旦のニューイヤー駅伝、そして2日3日の箱根駅伝である。
ニューイヤー駅伝では、トヨタ自動車の、東京五輪出場を決めた服部勇馬の活躍が楽しみだ。
彼は、新潟県十日町市の出身である。
長距離走で期待できる、数少ない新潟県出身選手である。

県勢の活躍が楽しみ、というところで、今季は箱根駅伝も楽しみだ。
新潟県勢注目は、今年県立三条高校から青山学院大学に進学した岸本 大紀(きしもと・ひろのり)。
大学1年生なのに、エース区間と言われる2区を走ることが発表されたからだ。

青学大は、今までいつも、エースと呼ばれる選手を2区に起用してきた。
1年生なのに、すごいと思う。
彼は、3大駅伝の初戦、10月の出雲駅伝で2区(5.8キロ)を走り、いきなり区間賞となった。
また、11月の全日本大学駅伝では2区(11.1キロ)で、区間記録を上回る31分51秒で走るという頼もしい走りを見せた。
確かに安定した実績を遺してきたからこその起用だろう。

心配は、今月19日に左脚小指付近を痛めて、3日間走るのを控えたということ。
今は練習を再開しているらしいので、出場は大丈夫だろうと思う。

彼が卒業した三条高は、運動部が格別強い高校ではなく、進学校である。
私が目にしたのは、彼が2年・3年と出場した、今年と去年の1月の都道府県対抗男子駅伝であった。
新潟県の長距離は、高校男子はあまり強くない。
なのに、彼が走るといつも区間の上位となり、新潟県の力になる頼もしさがあった。

さて、足のケガは本当に大丈夫なのだろうか?
足の痛みで、控えに回る、ということがなければいいのだが…。

1月2日、彼の快走を期待したい。

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晩白柚 …で、デカい!!

2019-12-29 20:04:11 | 草木花


近所の方が、実家の方からたくさん送ってきたから、と言いながらくださった。
この柑橘類の果物。

特筆すべきは、この大きさ。



隣に置いたコップは、普通の大きさのコップ。

過日の大きさは、コップの高さをゆうに上回る。
食用の普通のかぼちゃ以上に、じつにデカい実である。

この柑橘類の名前は、「晩白柚」という。
「晩白柚」と書いて、「バンペイユ」と読む。
以前、近くのスーパーに並んでいるのを見たことがある。
あまりの大きさに、「なんだ?これ!?」と思ったことがあった。



果実を入れた袋の絵には、あの「くまモン」の絵が付いていた。
には、「八代特産」とも書いてある。
そう、これは、熊本県八代の名産なのだ。



なんでも、縁起物だという。
神社などに飾る大鏡餅の上に載せることもあるのだとか。

これだけ大きな実がなるのであるから、どのように育て、元の木や枝にはどのような状態で実がなるのだろうか?
そんなことを知りたくなる、巨大な果実であった。


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ようやく2度目の積雪

2019-12-28 21:53:52 | 自然・季節
朝起きたら、雪が降っていた。



近所の家の屋根が白くなっていた。
12月27日にして2回目の雪。
1回目の雪よりも少し多く降り、道路が一時真っ白になった。

庭も一面雪でおおわれた。



それでも、午後から一時日が差したりしたことによって、かなりとけてしまった。
ただ、今回の雪によって、県境のスキー場等は少し助かった思いがしたのではないかな?
まだまだ足りないだろうけれど…。

年末年始の予報では、明後日以降また雪が降るとのこと。
元旦マラソンは、また雪の中を走ることになるのかもしれないなあ。
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「W ~ダブル~ 人とは違う、それでもいい」(酒井高徳著;ワニブックス)

2019-12-27 19:02:28 | 読む


著者の酒井高徳はサッカー選手。
新潟県出身の彼の父は日本人、母はドイツ人である。
彼のような人に対し、世間は簡単に「ハーフ」という言葉を投げつける。

「ハーフ」という言葉があるが、その言い方は私も好きではない。
まるで人間としての存在が半分しかないように感じる。
まして、彼はそう言われる当事者であった。
それゆえに、幼少期から、彼は人とは違うというコンプレックスを抱えて生きてきた。

その彼が、サッカーを通してそのコンプレックスを克服することができた、と言う。
現在は、半々のハーフではなく、日本人としてひとつ、ドイツ人としてひとつの「W」(ダブル)であると自認し、自信をもって生きている。
ここに至るまでの彼の足跡が本書には書かれている。


幼少時から、地元新潟の「アルビレックス新潟」時代、そしてドイツに渡っても、日本代表となっても、ずっとコンプレックスはつきまとっていた。
しかし、ドイツ・ブンデスリーガのチームに所属するようになって、苦しい日々を送りながらも、自分が日本人であることを支えにして人間的に大きく成長していく。
さらに、ドイツを理解しようと言葉を覚え、文化を知り、ドイツ人のメンタリティを体得し、そのことが認められてもいく。
日本では日本人として、ドイツではドイツ人として、認められた。
だから、古豪ハンブルガーSVのキャプテンを務めることまでできるようになった。

その経験を通して、彼は自分のことを言う。

今の酒井高徳は、ハーフではなく、一人と一人が合わさったいわゆる「ダブル」だ。

どれも、半分ではない。ひとつ。


そして、様々なことについても、一つ一つの経験を振り返って、「ダブル」だと言う。

大事なのは、やり続けることだ。決して成功している人と同じことをやる必要はない。自分には自分の強みがある。自分らしさを武器にして戦えばいい。
失敗したから成功の道がないわけじゃない。
成功したから失敗の道がないわけじゃない。
どちらもひとつとひとつ。やっぱりダブルだ。どちらも同じくらい、大事な意味を持っている。


こういう彼の現在の考え方は好きだ。
一人一人にある、自分の強み。
そして、弱みを生かしての「ダブル」。

本書が発行された2019年3月にはまだハンブルクに所属していたが、現在彼は、日本に帰って、J1ヴィッセル神戸でプレーしている。
新潟県出身選手として、さらなる活躍をと祈らずにはいられない。

現役の最後は、アルビレックス新潟の力になって終わりたい、という想いがある。

…本書には、そのような記述もある。
すぐにアルビレックス新潟には戻って来ないだろうが、いつか彼のその想いが現実になる日が来ることも期待したくなる。
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スーパーシニアのランナー、すごい !  …昨夜のNHKBS「ランスマ」を見て…

2019-12-26 21:46:48 | RUN
昨夜、久々にNHKBS1の番組「ランスマ」を見た。



昨日の特集は、「いつまでも走り続けたい!スーパーシニアが続々登場」というものだった。
私自身もすっかりシニアなのだが、昨日は、「スーパーシニア」のランナーを紹介していた。
「スーパー」だから、「シニア」を超えているのに、すごいランナーとして知られる方々やその練習法を紹介していた。

最初に出た方は、84歳の女性。
70歳の時にランニングを始めたのに、今やマラソンをはじめ、年代別のマスターズ世界記録を持つというのだから、すごい。
そして、その女性は、来年になるとカテゴリーが85歳以上の年代になるので、また新しい記録がいくつも達成できそうだと言って、笑っていた。

次の方は、71歳の男性。
なんとフルマラソンを3時間2分で走る。
そして、この年齢で3時間切りの記録をねらって、厳しいトレーニングを毎日自分に課している。
「1kmを4分15秒ペースで走れれば、フルマラソンで3時間を切って2時間台で走ることができる。」
体の様々な部分を鍛えるトレーニングはもちろん、時には若い人とトラックを走ってスピードをつけようとしている。
何千メートルも走り、最後は1km3分50秒まで上げていたのにはびっくり。
私は、1kmだけなら4分15秒で走れるときもあるが、そのペースでとても3kmまでは走れない。
1kmだけ走るとしても、1km4分を切ることなんてできない。
毎日毎日、若い選手並みのトレーニングをしている、すごいランナーだ。

最後は、91歳の男性。
家であまりよく動けない奥さんのために食事を作ったりしながら、毎日10km走っている。
坂道が厳しい上りになると無理をしないで歩く。
そんな姿も微笑ましい。
フルマラソンを6時間を切って走りたいということも言っていた。

紹介された3人とも、「楽しむ」ということを言っていた。
「暇だから走る」ということも言っていた。
また、これは私も実感していることだが、走ると幸福感を感じる。
他者に対し寛容になって、性格もよくなる、というようなことも言っていた。
確かにそうかもしれないなあ。

いい刺激になった。
私より人生の先輩である方々の走る姿はとても素敵であった。

さて、この3人ほどのめり込むことはできない私だが、走ることは本当に気持ちがいい。
週2回の走りをなんとか続け、「スーパー」とまではいかなくても、シニアでできるだけ長くRUNNERでいたいと思ったのであった。


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なかなか雪が降らないなあ

2019-12-25 20:22:50 | 自然・季節
今朝は冷え込んだ。
放射冷却現象。
だから、午前中歩いた道でも、日陰には氷ができたままだった。



空には、とてもきれいな青空が広がっていた。
そこに飛行機雲も一直線に伸びて、その青さを強調していた。



なんて清々しい空なんだ。

しかし、この時期にこんな天気は珍しい。
本来ならば、新潟県内の空は鉛色の空に毎日覆われているはず。

確かにくもり空は多いのだが、空から雪は降りてこない。
そのくもり空も、数日するとこうして青空に変わることが多い。
平場で暮らす私たちにとっては、たいへんありがたいのだ。




県内で、一部だけでなく全面普通に滑走が可能なスキー場は、なんと2か所しかない。
クリスマスにもなったのに、雪が足りないのである。

去年は、里にはあまり雪が降らず、山の方に雪が降ったので、スキー場にとっても庶民である私たちにはちょうどよかったのだ。
今年は、里にも山にも雪が少ない。
特に、観光関係でスキー場に雪が降らないと困る人たちがたくさんいるのである。
だから、降らなければ降らないで困るというわけだ。

年末に雪の予報はあるが、さほど降るという予報ではない。
さて、今後、いつまとまった雪が降るのだろうか。







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戸嶋祥郎、その移籍コメントに彼の人柄を見る…やっぱり惜しい!

2019-12-24 22:24:54 | アルビレックス新潟


意外だった。
つい先日まで、来季の目標を「J1昇格」と公言していた戸嶋祥郎の柏レイソルへの移籍が、突然発表された。
筑波大から入団2年目とはいえ、多くの試合でゲームキャプテンを務め、信頼感の高いサチローが、移籍してしまうとは思っても見なかった。

だが、彼のびっしり並んだ発表コメントを読んで、納得し、これからもがんばれ、とエールを送りたい気持ちになった。

■コメント
アルビレックス新潟に関わる全ての方々へ。
お世話になっております。戸嶋祥郎です。この度、柏レイソルに完全移籍する決断をいたしました。

昨年、アルビレックス新潟のJ1復帰という目標を胸にプロサッカー選手をスタートすることになりました。
そして、今年はアルビをJ1昇格させるという気持ちでプレーしていました。
しかし、J1という一番の目標を達成することはできませんでした。
みなさんを悔しい思いや辛い気持ちにさせてしまったこと、非常に申し訳なく、また不甲斐なく思っています。この2年間、自分の力不足で悔しいことばかりだったなと思います。加入の際、ピッチ内外で貢献するとコメントしましたが、少しでもそれができたのかと自問自答しています。それでも、僕はこの2年間で成長することができたと思っています。


「お世話になっております」から移籍転出のあいさつをした選手など、今まで見たことがなかった。
次に感謝の言葉である。
「はじめに、2018・2019シーズンの2年間、アルビレックス新潟で活動し、クラブに関わる皆様と共に闘わせていただけたことに感謝申し上げます。」
「共に闘わせていただけたこと」「感謝申し上げます。」
ここまで敬語を使っていることに、おごりがなく謙虚な彼の心を知ることができる。

そして、移籍の決断に至った経緯を、しっかりと自分の言葉で述べている。

アルビに加入した頃より、自分の思った通りのプレーが増え、体つきや顔つきも変わったのではないかと思っています。だからこそ、今回のオファーをいただくことができたと思います。ありがたいことに、アルビレックス新潟からは、もっと新潟でプレーしてもらえないだろうかというお言葉をいただきました。今現在、このクラブは、育成からトップまで一貫したサッカー、100年続くクラブなど、いろいろな目標を掲げ、さまざまな取り組みをしていますが、その中心になってほしいと言ってもらえました。
1選手、1人間としてこれほど光栄で嬉しいことはありません。しかしながら、移籍する決断をしました。それは、少しでも早くJ1でプレーしたいということ。その想いが今回の決断の一番の理由です。言い訳や都合のいい言葉に聞こえるかもしれませんが、目標達成できないままこのクラブを離れていいのか、新潟で長くプレーしアルビを強く大きくし、新潟という街を盛り上げるという想い、クラブからの言葉に反する決断が一番いいのか、即決できずにいました。それでも、最終的には自分がこの2年間で目指していた景色をみるチャンスに挑戦したいと思いました。今までの言動、行動からは矛盾するものかもしれません。誰かを欺くようなかたちになったかもしれません。


新潟にいる間に成長することができたからこそ、移籍のオファーをもらえたのだと、あくまで客観的にとらえている。

また、他チームからのオファーと、新潟からの中心選手としての期待を込めた契約継続の話とのはざまで悩んだことも書かれてある。
・目標達成できないままこのクラブを離れていいのか。
・新潟で長くプレーしアルビを強く大きくし、新潟という街を盛り上げるという想いに反していいのか。
・クラブからの言葉に反する決断が一番いいのか。
と、彼は煩悶している。
いかにも、私たちが知っているサチローらしい真剣な悩み方である。

しかしながら、移籍の決断を下したのは、自分の夢の実現のチャンスを生かしたいという強い思いからのものであることを、なんとか分かってもらいたいという熱意が伝わってくる。
その心中を吐露したあとも、なお残る心苦しさがあるといい、誠意をもって謝りの言葉を述べている。
それは、目標を達成しないうちの移籍転出は、どう説明しても自分のことを心から応援してくれた人たちにとっては裏切りでしかないということを知っているからにほかならない。
だからこそ、彼は、最後の方でもう一度謝りながら感謝の言葉を入れている。

それに対して心苦しく申し訳なく思っていますし、この決断に何を言われようと全て受けとめます。1年目から自分のチャントを歌ってもらい、どんな時も熱い声援、サポートをしてくださるなかでプレーできたことは本当に嬉しく幸せでした。
アルビレックス新潟のサポーターがどんな時もこのクラブを支え大きくしていくと確信しています。今後は違ったかたちでアルビレックス新潟の発展に貢献し、応援したいと思います。アルビレックス新潟でプロのキャリアをスタートできたことは誰にも変えられない事実で、僕の誇りであり自信です。その誇りを自信に加え、覚悟をもって、より一層の努力をし、柏レイソルでも精進します。
改めて、2年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。

戸嶋祥郎


最後には、「今後は違ったかたちでアルビレックス新潟の発展に貢献し、応援したいと思います。」と言い、新潟でのキャリアのスタートを、誇りであり自信であるとまとめている。
そして、「覚悟をもって」より一層の努力と精進を誓っている。

ここまで丁寧に自分の思いを語るコメントを残しながら去って行く選手は少ない。
自分で言葉を選びながら、なるべく多くの人に分かってもらいたいという気持ちがひしひしと伝わってきた。
改めて、惜しい選手がいなくなってしまうなあ…と悲しくなった。
でも、これだけの言葉を駆使して思いを出してくれた彼の誠意に、心から感謝したい。


ありがとう、サチロー。
来季こそ、あなたのキャプテンシーの発揮でJ1昇格の戦いを実りあるものに引き上げてほしいと思っていた。
でも、あなたは、J1チームの選手としての戦いを選択した。
それは、プロサッカー選手なら、自分をより高く評価する、レベルの高いチームで戦いたいというのは当然のことだ。
ましてJ1の選手になることがあなたの夢だったのだから。
今季、一番アルビレックス新潟の選手らしいプレーをしていたのがあなたでした。
ピンチでもチャンスでも、「走れ!ニイガタ流儀」を実践していた貴男の姿が大好きでした。
リーグの違うところでのあなたの健闘を期待しています。


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「大きな古時計」歌の思い出

2019-12-23 21:39:19 | うた
昨日時計のことを書いていたら、頭の中で時計の歌が何度も流れて止まらなくなってしまった。
どんな歌かというと、「たぶん、アレ!?」と思い浮かんだ人も多いはず。

そう、その歌は、今日の表題にも書いてあるとおり、
「大きな古時計」

もともとはアメリカの合衆国のポピュラー・ソング。
1876年に発表され、「おじいさんの古時計」という邦題もある。

この「大きな古時計」は、2つの理由で、私にとって子どもとの思い出の歌。

1つ目の理由。
1年生を担任していた頃、朝の会で、日直が好きな歌をみんなで一緒に歌おう、というコーナーを設けていたことがあった。
手持ちの歌集から一曲を選んで歌うのだった。
ピアノが弾けない私は、フォークギターを1つ教室に持ち込んでいたのだが、その歌集だとFだとかCだとかB♭だとかのコードが載っていたので、なんとか音を出して歌を歌わせることができたのだった。
その中で、最もよく選ばれたのがどういうわけかこの歌だった。

この歌を、みんなで歌っていたら、いつの間にか1番から3番まで、みなそらで歌えるようになってしまった。
そして、3番を歌う時には、なぜか静かになって歌う子どもたちだった。
「だって、おじいさんが死んじゃうんだよ。」
だから静かに歌うのだと。
そういう感受性豊かな子どもたちと過ごし、よく歌ったこの曲のことは、30年余り前の忘れられない思い出である。

そして、この歌を大切に思うもう一つの理由。
それは、この歌を子守唄にしていたことである。
前述の感受性豊かな子どもたちを受け持っていた頃、私は、単身赴任であった。
1歳の娘とも別れて暮らしていた。
家に帰ると、人見知りの娘にまるで知らないおじさんと会ったように泣かれた時期もあったが、夜寝かせるのが私の仕事になったときがあった。
そのときによく歌って聞かせたのが、「大きな古時計」であった。
だいたい3番まで歌って聞かせていると、いつにまにか眠りについていた娘であった。
3番が終わっても眠らないときは、もう一度繰り返してうたってやると、いつの間にか寝息を立てているのであった。

こんなふうに、子どもたちや自分の子どもとかかわりのある、大切な歌となったのであった。

これらのことは、平成の時代に平井堅がこの歌を歌うはるか前の昭和の時代のことである。


この歌の大きな古時計は、自分の経験から、掛け時計なのではないかな、と思っていた。
「おじいさんの」古時計ではないが、昭和の時代から30年以上使っている掛け時計。
わが家でも、まだ、ネジを巻くゼンマイ式の振り子の掛け時計を使っている。



すでに、わが家の歴史をみてきた古時計となっている。
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37年間家で時を刻んだ時計にサヨナラを

2019-12-22 22:30:42 | 生き方
あと10日ほどでまた1年が終わるなあ…。
年々時が過ぎるのを早く感じるというが、本当にそうだなと思う。

時が過ぎる、というが、時を見るための道具、といえば、時計 !

このたび、思い出に残る時計が2つ壊れて久しいので、サヨナラさせていただいた。

急に敬語を使ったのは、2つともいただいたものだからだ。
しかも、結婚祝いとして。

こちらの壁かけ時計は、当時の職場の先輩からいただいた。

シンプルなデザインで、とても気に入っていた。
だが、金属部分が腐食して動かなくなってしまった。
残念。

もう一つは、置時計で、当時の教え子たちの親御さんたちからいただいた。
とてもありがたかった。

これも、湿気がたまり、中で金属が腐食してしまい動かなくなってしまった。

裏に、日付がある。

昭和57年の5月。
…時がたったなあ。

いただいてから、37年。
時を刻み、家の中でのいろいろを見てきてくれた時計。
今までありがとう。
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