ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

若手の奮闘が魅力的なサッカーを思い出させてくれた~アウェイ岡山戦~

2021-10-31 22:24:57 | アルビレックス新潟
試合機会の少なかった若手たちの奮戦ぶりが、見ていて気持ちのいいものだった。
そうそう、こういう生きのいいサッカーが見たかったのだ。

サッカーJ2リーグ第36節、ファジアーノ岡山対アルビレックス新潟。
先発メンバーには、特別指定選手のシマブクが2戦連続で、ボランチには16試合ぶりというゴンサロ・ゴンザレスが起用され、三戸はすっかり先発が固定したかのよう。
若手や経験の少ない選手を使ってみようという意図がうかがえた。
ベンチ入りメンバーを見ても、
GK藤田 和輝
DF遠藤 凌
DF長谷川 巧
MF島田 譲
MF大本 祐槻
FW小見 洋太
FW矢村 健
島田と藤田を除けば、初のベンチ入り登録となった小見をはじめ、今季リーグ戦遠藤、長谷川、大本らは今季まだ2回目くらいだろう。
そして、最近出場機会の減っている矢村の名前もあった。

試合が始まると、ほぼ互角の展開。
だが、岡山が、前から積極的にプレスをかけ、複数でボールを奪おうとする。
時々、新潟はやや押され気味の展開にもなった。
前半16分、岡山は、鋭いカウンターを生かし、先制に成功した。
またか、と思った。
最近の新潟は、相手に先制されてしまうことが多く、そうするとよくて同点に追いつくことしかできない。
決定力不足を露呈している。
だから、とにかく先制することが勝利の条件なのだが、今日も追いかける展開だ。
前半を終えて、このままでは「運がよければ」同点にできるかも、くらいと思えた。

ところが、アルベル監督は、後半から交代カードを2枚も切ってきた。
シマブクに代えてまだ高卒1年目の小見を、堀米と代えて長谷川巧。
長谷川は、金沢ではレギュラーだったが、新潟で初出場。
小見は、新人ながら同期の三戸に刺激されて、出場意欲が非常に高い選手だ。

この二人が出て、明らかに新潟のサッカーが活性化した。
ワンタッチプレーが増え、テンポよく攻め上がるシーンが多くなった。
特に、小見は、シマブクよりも積極的に仕掛け、ペナルティエリアによく顔を出してシュートを3本するなど、物おじせず、がむしゃらながらはつらつとしたプレーが魅力的だった。
長谷川も、積極的に攻守にからみ、敵陣深くまで入ったりシュートを打ったりしていた。
これならいけるかも、と思えるようになったら、57分、ペナルティエリア内をドリブルで横切って行った谷口が、見事に相手の逆を突いたシュートを放って、同点に追いついた。

この後、三戸に代わって今季初出場の大本が、非常に積極的にゴール前に顔を出し、決定的なシュートを2本放ったが、いずれも枠をとらえることができなかった。

結局のところ、勝ち越し弾は生まれなかった。
新潟のボール支配率は65%、シュート数は新潟12:岡山6。
今日も、相手を上回りながら、決定力不足は変わらなかった。
同じ勝ち点で並んでいた山形が栃木に勝ったので、新潟は6位に順位を落とした。

だが、特に後半に見せた、出場機会の少なかった選手たちが、アルビのサッカーはこれだ、という攻めるサッカーを見せてくれた。
ポンポンとパスがつながる小気味よい攻めは、見ていて楽しかった。
これで、得点が上がっていれば言うことなしだったのだが、そううまくはいかなかった。
でも、見たかったのはこういう魅力的なサッカー。

3日後には、ホームで磐田と戦う。
もちろん応援に行く予定だ。
もう勝ち点で差がついてしまったので、昇格争いの視点から見ることはできないが、来季につながる魅力的な攻撃サッカーを見せてほしいと思った。

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紅葉の鈴ヶ滝へ

2021-10-30 20:53:43 | お出かけ
鈴ヶ滝。
日本の滝百選に入っているという。
結婚してまだ何年もたっていない頃に、一度行ったことがあった。
紅葉の時期でいい季節だから、また見てみたいものだと30何年かぶりで、妻と娘と3人で行ってみることにした。

新潟県村上市の高根集落から林道をずうっと入って行った先にある。
山の中にあったということは記憶に残っていたが、林道は道幅も狭く、車どうしがすれ違うのに困るのも大変なところも多かった。
カーブミラーも未設置で、急に対向車が現れることもあり、慎重な運転をしていてよかったと思うこともしばしばだった。

駐車場に着くと、車は5台くらいしかなく、スペース自体も狭かった。
そこから、もう滝が見えた。

入口の案内板によると、鈴が滝は小滝と大滝があるらしい。
これは、小滝。


滝って2つあったっけ?…と思いながら、さっそく細い道を下っていく。

これが、小滝。

昔の記憶では、滝は一つだった。
ということは、以前来たときは、この小滝だけを見て帰ったのだろうか?
それなりにきれいな滝を見て、満足して帰ったような記憶があるのだが…。

小滝からの水は、こうして下っていく。

大滝へ行くための道も、並行してまずは下っていく。
その水が合流するのが、この大滝から流れる川の水は透き通っていて、大きな岩は苔むしていた。


さらに進むと、つり橋があった。

揺れるので一人ずつ渡れと書いてあった。

たしかに、すごく揺れたので、その指示は適切だと思った。

橋を渡ってからは、一度上った後で滝つぼ近くへまた急なアップダウンの道を行く。

その途中に大滝が見える。

昨日まで雨も降ったし、滝から降りかかる細かい水しぶきで、道がぬかるみの下り坂になっていた。
ここで、妻はまだ大丈夫だったが、腰痛を抱え病気以降足元が弱くなっている娘は、支えていても何度も滑り、途中でギブアップ。
滝つぼの近くまでササッと行って、娘の待つところまでササッと戻った。

娘のことばかり気にしていたが、大滝はなかなかの大きな滝であった。

そして、周辺の木々の紅葉が、滝の白い水の流れをさらに美しく映し出していた。
陽光が一部にしか入らないのが残念だったが、陽射しが入ると、一段と色が濃くなる紅葉・黄葉が見事だった。


駐車場に戻るまでの道も、滑るし、道はアップダウンだし、娘の補助がなかなか大変だった。
ぬかるむ道のせいで、靴はもう泥だらけになってしまった。
ズボンのすそなどにも飛んだ泥がついていた。

ただ、それを差し引いても、小滝・大滝の鈴ヶ滝を見に来てよかったなと思った。
行楽シーズンだが、十数人にしか会わなかった。
それらの人々は、しっかりした撮影装備をして、滝や沢水にカメラを向ける人ばかりだった。
紅葉の時期の鈴ヶ滝は、清々しくて美しい。
やっぱり、写真撮りたくなるよなあ。
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第13回いわきサンシャインマラソン大会にエントリー

2021-10-29 22:27:33 | RUN
第13回いわきサンシャインマラソン大会は、来年2月27日(日)に予定されている。
第13回と書いたが、私は第9回に初参加させていただいた。

ところが、この大会は、第10回から3大会連続して開催中止となってしまっていた。
第10回は、降雪により前日中止決定。
第11回は、COVID-19感染症の感染の懸念拡大により、数日前に中止決定。
第12回は、COVID-19感染症の感染拡大により、数か月前に中止決定。

先月までの第5波の感染拡大により、来年2月の第13回も中止になるのだろうと思っていた。
だが、第5波が収束してきたせいか、実行委員会は、予定どおりエントリーを開始した。



といっても、まずは、先行エントリーだ。
先行エントリーというのは、実際に出場者を募集した第11回でエントリーはしたが中止になって走れなかった人を優先して登録する仕組みだ。


台風やCOVID-19感染症拡大の影響で、次々と予定したフルマラソンが中止となり、走る意欲と走力を減らしてしまった私が、果たして42kmを完走できるかと思うと、エントリーをためらった。
しかし、首、腰などの痛みも抱えるようになり、60代半ばとなる年齢を考えると、あと何度挑戦できるかわからない。
だから、逆に、挑戦できるのは今のうち。
チャンスがあるなら挑戦すべきだと考え、先行エントリーによって参加申し込みをした。

フルマラソンに絞って行い、4,000人に募集人数を減らし、感染症対策もガイドラインをっ作って、万全を期して開催しようとしている。


実行委員会や大会関係者の熱意を考えたのも、参加を決心した理由の一つではある。

いろいろと不安要素は多いが、無事に4年ぶりに大会が開催される日を迎えることを期待したい。
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「卓球王 水谷隼 終わりなき戦略」(水谷隼著;卓球王国)を読む

2021-10-28 19:46:35 | 読む


先日、卓球の水谷隼選手が引退した。
地元静岡県でのTリーグの試合で、現役最後の試合を張本選手とのダブルスで終えた。


東京五輪で、伊藤美誠選手と組んだ混合ダブルスで中国ペアを破って金メダルを獲得した活躍は、今も記憶に新しい。

先月、書店に寄ったら、スポーツコーナーの棚に彼の著書が置いてあった。
「卓球王 水谷隼 終わりなき戦略」(水谷隼著;卓球王国)。
これは、あとがきには、「2020年7月20日」の日付があり、去年の9月に発刊されたものだ。
パラパラと立ち読んでみたが、買ってじっくり読んでみたくなった。
一流選手であった彼の、一流の考え方が、1冊の隅から隅まで書かれている本で、読み応えがあった。

彼は、卓球は、究極の対人競技と強く意識している。
だから、「自分のやりたいこと=勝つためのやり方」ではない。「勝つためのやり方=相手の得意を封じるやり方」と言う。
だから、自分のやりたいプレーをすることが勝ちにつながるわけではない。
なるほど、かつて卓球をしていた身としては、そうだとうなずいてしまう。
対人競技だから、練習で限界に挑戦することよりも、いかに技術や戦術を磨き、相手を上回るようなゲーム戦略を作れるかが重要だと主張している。

練習では、生きたボールと死んだボール、生きた練習と死んだ練習がある。
緊張感のないボール、雰囲気では、無駄な練習になるというのである。
だから、「ミスできないぞ。厳しいボールを打つぞ」という重苦しい雰囲気を作るように努力していく。
そのために、例えば監督から一番見えやすい台で練習する、学校の授業でも先生に一番目立つ席で集中して学習するようにした。
また、練習で簡単にミスをしてはいけない。
だから、「自分が1本ミスをすると、100万円を失うことになる」と考え、緊張感を持ち集中して練習に取り組むことが、競った試合での冷静なプレーにつながる。
本当に強くなるために、彼のしてきたことが具体的に書いてあった。

試合の進め方についても、負ける選手は接戦で無謀なことをするが、優勝する選手は無謀な攻めはしない。
接戦でも、冷静に戦える者は勝者となり、弱気になり迷う者は敗者となる。

試合は、たまたま負けることはない、負けるだけの理由がある。
試合中、競り合いで自分がサービスミスをしたら、「これはラッキー、チャンス。相手にスキが生まれる」と考えて戦う。
試合後は、必ず振り返ってメモを取る。
勝てそうもないと思いながらも、そこで反省する。なぜ勝てないのかと負けた原因を考え、どこかにつけ入るスキはないのかと探していく。
それが、次に勝つことにつながっていくというのは簡単だが、それをきちんとしていることが彼のすごいことだ。

彼は、日本の若手選手たちについても、強くなるためのアドバイスを行っている。
世界のトップに行くためには、数多くの試合経験が必要だ。
負けた時にどれだけ悔しがり、どれだけ自分を変えることができるか。
だと。
中国選手が勝ち続けるのは、競争の激しい中国を勝ち抜いたという自信と、負けたらチャンスは来ないというがけっぷちの覚悟の中で戦っているから。

強くなるための言及は、指導者にも。
ベンチコーチはすべての得失点を記憶していなければ指導者として失格。
なかなか厳しいが、正論だろう。

この本が出たのは、去年だったのだが、こうも断言していた。
東京五輪が開催されれば、混合ダブルスでの金メダルはチャンスがあるし、狙いたいと強く思っている。
その通り、実現して見せたのはすごいと思う。
その際の戦い方として、本書には、「ダブルスでは実力が落ちる方の選手を徹底して潰す」とあった。
五輪の決勝で、普通は女子選手をねらうのに、男子選手に迷いが見られたから、伊藤選手とそこをついて戦い、見事に日本初の五輪金メダル獲得につなげたのだった。

そんな水谷隼選手が、目の不調から現役引退というのは残念だが、リオ五輪で団体銀メダル・個人銅メダル、東京五輪で混合ダブルス金メダルという成績を収めた実績は、輝かしいものだと思う。
なぜ、それができたのか。
その答えが、この本にあるように思えたのだった。

また、先月下旬には、「打ち返す力 最強のメンタルを手に入れろ」(水谷隼著;講談社)という新刊も出た。
こちらも、いずれ読んでみたいと思う。
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「アルビレックス新潟」という名のチーム、13戦連続勝ちなし

2021-10-27 22:39:36 | アルビレックス新潟
新潟には、「アルビレックス新潟」と名前が付くチームが、球技では5つある。
サッカーだと、男子はJリーグのアルビレックス新潟、女子はWEリーグのアルビレックス新潟レディース。
バスケットボールだと、男子はBリーグのアルビレックスBB、女子はWリーグのアルビレックス新潟ラビッツ。
野球では、独立リーグ北信越BCリーグのアルビレックス新潟BC。

サッカーJ2リーグのアルビレックス新潟以外にも、これらのチームの試合の勝敗を気にしている。
今は、野球はすでにシーズンオフに入ってはいるが、それぞれのチームが、新潟を代表するチームだからがんばってほしいと思う。

ところが、サッカーにしてもバスケットボールにしても、男子にしても女子にしても、現在アルビレックス新潟は、しばらく勝利から見放されているのである。

10/9 (土)アルビレックス新潟 1-0 レノファ山口
10/9 (土)アルビレックス新潟BB 77-64 三遠ネオフェニックス
この10月9日(土)の男子サッカー、男子バスケの勝利以来、勝てていないのだ。

●10/10(日)アルビレックス新潟BB 82-85 三遠ネオフェニックス
●10/16(土)アルビレックス新潟BB 75-88 レバンガ北海道
●10/16(土)アルビレックス新潟BBラビッツ 57-110 アイシンウイングス
△10/17(日)アルビレックス新潟 1-1 V・ファーレン長崎
●10/17(日)アルビレックス新潟BB 69-72 レバンガ北海道
●10/16(日)アルビレックス新潟BBラビッツ 58-66 アイシンウイングス
●10/17(日)アルビレックス新潟レディース 0-3 マイナビ仙台レディース
●10/22(金)アルビレックス新潟BB 58-81 シーホース三河
●10/23(土)アルビレックス新潟BB 75-77 シーホース三河
●10/23(土)アルビレックス新潟BBラビッツ 53-76 日立ハイテククーガーズ
●10/23(土)アルビレックス新潟 1-2 ブラウブリッツ秋田
●10/24(日)アルビレックス新潟BBラビッツ 44-91 日立ハイテククーガーズ
●10/27(水) アルビレックス新潟BB 78-79 アルバルク東京

今日あったBリーグの試合でも、アルビレックス新潟BBは、最後の最後に逆転シュートを食らって負けてしまった。
なんと、「アルビレックス新潟」を冠名に持つチームは、13試合連続勝ちなし!
3連敗して1引き分け、そして9連敗となっている。

うーん。
地元紙のスポーツ欄を開く気がしない。

さて、どのチームがこの連敗、連続未勝利を止めてくれるかな?
日曜日には、サッカーJリーグのアルビレックス新潟と、WEリーグのアルビレックス新潟レディースが、それぞれ試合を予定している。
勝ってほしいなあ。
がんばろう!

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健診、受診、検診

2021-10-26 22:39:22 | 草木花
先週、先月行ってきた健診結果が送られてきた。
あらかたよかったのだが、去年に比べてよくない印が付いたのが2つ。
1つは、血圧。
2回計って、2回目の低い方が計測値とされたのだが、その133-89というのは、自分の中では上も下も高い値だった。
それくらいでは軽度異常だという結果だったので、まあよしとする。

ただ、よくないもう1つが、心電図の結果だった。
「散発性期外収縮」と書いてあった。
どうやら不整脈の一種らしい。
「受診が必要です」という言葉が書いてあった。
そして、受診した後の医師からの結果報告書が添えられてあった。

まあ、確かに、RUNに出た際などに、動悸が大きく感じられたりきつさを感じたりすることが、たまにあるけれど、どうなのだろう…。

ということで、月曜日に、循環器系の医院を探して、受診してきた。
いやあ、結構通院者は多いものですな。
受付から受診で名前を呼ばれるまで、1時間余りかかった。
ずうっと難しいナンプレ(数独)をやっていたら、目がぼやけてしまった。

心電図を改めて撮り直して、医師の話を聞いてきた。
心臓の図を見せながら、説明してもらった。
要は、重い症状が見られなければ、そんなに心配しなくてもいい、という話だった。
ほっとした。

そして、今日は、胃検診。
あの、バリウムを飲んで、ぐるぐる回されるやつ。
これまた、待ち時間が長かった。
部屋で待たされ、廊下で待たされ、受付してから、終わるまでに1時間半近く。
読書でまぎらわし、持って行った池井戸潤の文庫本のページが結構進んだ。

ようやく、検診車に入り、胃の写真撮影となった。
姿勢を変えるときに、首や腰に軽い痛みを感じながら、なんとか終えた。


健康維持のために、健診・検診は大切なのはわかるのだが、手間がかかるのが厄介ではある。
年齢が進むと共に、何らかの異常が発見される頻度も高くなる。
昨日受診した時の医師が言っていた。
「若いときと同じつもりで無理すると、それが体にストレスとなってしまうことが多い。年齢を考えて、気をつけないとね。」
うーん、そうかあ。
いつまでも若いつもりでいたいのだけれどねぇ…。
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クレオメの白花が咲いている

2021-10-25 21:41:21 | 草木花
秋深くなってきても、クレオメは咲き続けている。
少しずつ花は小さくなってきているけれども。

その花は、紫っぽい色しかないのかと思っていた。


そしたら、以前書いたように、ピンクの花も咲くことを知った。


それだけでも、別な美しさがあっていいなあと思っていた。


夏がほとんど終わってからも、生命力の強さか、また新しいものが育ってきていた。
先月、背丈を伸ばしてきた1本が花を咲かせたら、またちょっとした驚きがあった。
色がついているはずの花に色がなかった。
つまり、白花だったのだ。



クレオメの白花というのは、今まで見たことがなかったので、驚くと共に、見ることができてうれしかった。

この白花の種をまけば、白花がさくのだろうか?
それとも、普通のクレオメが咲くのだろうか?
種ができれば、試してみたい気がする。

寒さが少しずつこたえるようになってきたが、白花も、まだがんばって咲き続けている。

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苦労人に「恩返し弾」を食らってばかり…のアルビレックス新潟

2021-10-24 22:05:48 | アルビレックス新潟
昨日のアルビレックス新潟の試合は、ブラウブリッツ秋田に1-2で敗れた。
先取点を挙げた秋田の増田繁人は、2011年から2017年まで新潟に在籍していた選手だ。
そうはいっても、彼は、2013年に群馬へ、2014年に大分へ、2015年に町田へと期限付き移籍を繰り返していた選手だった。
2016年に新潟に復帰したが、2017年には再び町田に期限付き移籍し、シーズン後に退団となっている。
以後、2018年から2020年の10月までファジアーノ岡山に所属。
移籍して2020年の10月から12月まで藤枝MYFCへ。
そして、今季からブラウブリッツ秋田の選手となっている。
J1からJ3まで、いろいろなチームに所属し、大変苦労をしている選手だ。
その苦労を思えば、勝利につなげる得点を決めたことには、新潟に在籍していたことを考えると、おめでとうと祝福したい気持ちになった。

ところで、どういうわけか新潟は、かつて在籍していた選手から「恩返し弾」を食らうことが非常に多い。
今年も、振り返ってみると、そのせいで負けや引き分けに持ち込まれることがいろいろあったのだ。

第1節 2/27(土)ギラヴァンツ北九州 〇 富山貴光(2017在籍)
第6節 4/4(日)SC相模原 △ 平松宗(2015,16,17,19)
第23節 7/17(土)京都サンガF.C. △ 荻原智也(2020)(
第35節 10/23(土)ブラウブリッツ秋田 ● 増田繁人(2011,12,16,17)

増田だけでなく、富山も平松も多チームを渡り歩いている。
荻原だって、若いけど浦和からの期限付き移籍で来ていたし、今年も彼は京都に期限付き移籍でプレーしている。
どういうわけか、そういう過去に新潟に在籍した苦労人に得点を許しているのだ。
彼らは、そうたくさんゴールを挙げている選手たちではない。
なのに、よりによって、なぜ苦しめてくれるの?恩を仇で返すの?と思ったりする。
新潟に在籍していた時のことを思い出すと、今までにない力を発揮できるのだろうか?
まあ、元気にがんばってくれるのは、懐かしいし、うれしいけどね。
(みんな、試合後は、新潟サポーターの前に来て礼をし、あいさつしてくれる。)

「昔の名前で出ています」の選手たちの活躍はうれしいが、どうか新潟を苦しめないでおくれ!!?

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秋田相手に、見事に「潟る」! ~ホーム ブラウブリッツ秋田戦~

2021-10-23 22:06:35 | アルビレックス新潟
「はい、今シーズンも終わり。」
「お疲れさまでしたあ。」
「次のジュビロ戦、もう来ないかもしれないなあ。」
試合後、そんな声が、近くの座席で観戦していた人たちから聞こえてきた。


サッカーJ2リーグ第35節、ホーム・アルビレックス新潟対ブラウブリッツ秋田。
秋田は、13位で現在3連敗中。
上位との差が開いて、他チームに追い上げられ追い抜かれていっている今、新潟にとって、この試合は勝たないといけない試合。
なのに、見事に、「潟った」!
1-2…。


新潟は、来季入団が決まった、シマブク・カズヨシを初出場・初先発させた。

けがで出場できない至恩に代わって、動きのよさで秋田をかく乱しようということか。

ボールを保持する新潟、守って前へボールを送る秋田。
前半は、ずうっとその展開。
ただ、新潟がたくさんシュートを打ったかというと、そんなに見ていない。
(あとでDAZNで調べてみると、
前半のボール支配率は、新潟78%:22%秋田。
前半のシュートの本数は、新潟5本:1本秋田。)
ボールを支配している割に、シュートの本数が少なすぎる。

今日は、いつもとは少し違う席で試合を見ていた。
2階から見てみると、普段より選手個々の動きがよく見えた。

新潟の選手たちは、完璧を目指し過ぎている。
相手を完璧に崩してゴールを挙げ、勝とうとしている。
ボールを支配していても、攻撃に速さがなく、意外性がない。
だから、なかなかシュートに持ち込めない。
得点のにおいがしない。

後半になって、秋田が、少し攻撃に積極的になってきた。
だが、新潟は、それに対し冷静に対応ができてきた。
ところが、セットプレーになると、相手の動きについていけなくなるのはどういうことだ。
前節しかり、そして今節しかり。
前節は、コーナーキックから同点ヘッドを決められた。
今節も、コーナーキックからコーナーポストに当たったボールのはね返りを、かつて新潟にいた増田繁人に決められ、先制されてしまった。

ここから、ようやく目が覚めた新潟の選手たちは、怒濤の反撃を見せた。
相手のキーパーの守備位置を見た谷口が、センターライン付近から蹴ったボールは、見事にゴールネットを揺らした。
同点!
ここからの新潟の攻撃も、15分近く続いた。
だが、ラストパスの精度がない。
様々な攻撃練習のようなシーンが続いたが、結局入らない。

アディショナルタイムに入り、今日も結局引き分けなのかと思ったら、終了寸前に攻め入られた。
必死の秋田の最後の攻撃だが、防げるだろう、と思っていたら、ゴール前に放り込まれたボールがアルビの選手に強く当たって、ゴールへ吸い込まれた。
痛恨のオウンゴールが記録された。
もう残り時間はなく、センターラインからボールを蹴ったボールが地面につかないうちに、終了のホイッスルが鳴った。
手痛いなんてもんじゃないほど厳しい1敗。



ボールの支配率と勝ちはつながらない。
秋田のシュート数6本、新潟12本。
とにかくシュートを放つ、あるいはゴール前にボールを上げる、こういう思い切りがゴールにつながるということだ。
数少ない秋田のチャンスシーンを見ていると、それがよくわかる。
少ないからこそ、攻めようという必死さがうかがえた。
そして、それがゴールに、勝利につながった。

新潟は、きれいにつないで、きれいに決めようとしすぎている。
だから、どう攻めてくるのか、相手も読みやすい。
その裏をかこうとするのだろうが、そこまでうまくはいかない。

先月、直接対決でこっちが勝ったのに、甲府は以降がんばっている。
今日も、長崎との3位・4位対決に勝ち、上位との差を詰めた。
すごいなあ。

いずれにせよ、冒頭で書いたように、「終わった!」感が強くなった。
今季のJ1昇格の夢は、限りなく可能性が薄くなった。
それでも、応援は続けるよ。
だって、地元の大切なチームだもの。


顔を上げてくれ!
今季は、まだ6試合残っている。
意地を見せてくれ!!

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田んぼの中の道を走り、秋を楽しむ

2021-10-22 19:59:40 | RUN
今日の東京は寒かったそうだ。
雨が降り、最高気温が10.7℃と聞いた。
これは、12月中旬の気温だそうだ。

こちらが寒かったのは2,3日前。
雨に混じって、ひょうまで降っていた。
でも、今日は、青空が広がっていた。
昨日までは、晴れていてもいつ雨が降るのかわからない天気だったのに、何時間かは好天が続きそうだ。
今日は、走ろう。
走るのなら、陽射しをいっぱい浴びて走りたい。
こんな気分になるのは、夏とは違うということ。
さえぎるものがないコース、田んぼの一本道を選んで走った。

稲が刈られた田んぼ、ひこばえが生えた田んぼを見ながら走る。
遠くの山は、雪で先端が白くなっているのが見えた。
数日前まで黄色い花がきれいだったセイタカアワダチソウが、先日来の冷え込みで、花が茶色く枯れかかっていた。


水分がほどほどにある水路のそばには、青々とした低い雑草たちががんばっていた。


今日の気温は、16℃。
暑くもなく寒くもなく、それなりに汗は出るが、走っていて非常に気持ちがいい。

おお、いたいた。

大勢で餌あさりのお仕事に出かけているハクチョウたち。

時折、コオコオと鳴き声を出しながら、空をかけて移動する者たちもいる。

新潟県には、田んぼが広がっている。
存分に、餌を探して、おいしくいただいていただきたい。

青い空、暖かい陽射し、枯れ草色の田んぼ、ひこばえで青い田んぼ、餌をあさるハクチョウたち、空をゆくハクチョウたち、枯れゆく草たち、青さを保つ草たち…。
目に入るものすべてが、秋の風景。
そんな風景の一つ一つが楽しかった。
田んぼの中で、秋を楽しむ10km走であった。


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