【政府】:羽生善治、褒章受章者に選出「これを励みに前進」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政府】:羽生善治、褒章受章者に選出「これを励みに前進」
政府は2018年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は797人(うち女性170人)と22団体。3日に発令される。学問や芸術、スポーツで功績を残した人に贈られる紫綬褒章16人(うち女性4人)には、将棋棋士の羽生善治竜王(48)、俳優真田広之(58)、作家の林真理子さん(64)らが選ばれた。
- 紫綬褒章の授章会見に応じた羽生善治竜王
羽生については、長年にわたり、学術や芸術上の発明、改良、創作に関しての著しい功績が認められた。将棋界では昨年11月の森内俊之九段に次いで15人目。今年2月の国民栄誉賞に続く表彰に、羽生は「とても驚いている。これまでの活動に加え、これからの期待も込められているのかなと思います」と話した。
現在、タイトル獲得通算100期に向け、竜王戦7番勝負で広瀬章人八段(31)の挑戦を受けて連勝している。とはいえ、油断はできない。防衛に失敗すれば無冠の可能性もある。「棋士の活動は休みなく続く。安定した状態はない。自分なりに持てるものを出し切ることが問われている」。その竜王戦第3局(茨城・鹿島神宮)は、今日2日決着の予定。「(紫綬褒章という)大きな形で評価してもらえたのはありがたい。これを契機に、励みとして前進して行かなければいけない」と力を込めた。
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・2018年秋の褒章受章者】 2018年11月02日 08:14:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。