【日産自動車】:志賀取締役退任へ…ゴーン元会長が抜てき
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日産自動車】:志賀取締役退任へ…ゴーン元会長が抜てき
日産自動車の志賀俊之取締役は6月の任期満了に伴い、取締役を退任する意向を固めた。志賀氏は2005年から13年まで最高執行責任者(COO)として日本人トップを務めるなど、前会長のカルロス・ゴーン被告とともに長らく日産を支え、後任の会長候補としても注目されていた。
![志賀俊之氏](https://www.yomiuri.co.jp/photo/20190109/20190109-OYT1I50047-N.jpg)
志賀氏は9日、読売新聞の取材に対し、「今の日産の状況から、日産のコーポレートガバナンス(企業統治)の立て直しを最後の仕事とし、若い世代にバトンタッチするべきだと考えた」と述べた。6月に開催予定の定時株主総会で退任する意向を示した。
志賀氏は1976年に日産に入社。ゴーン被告に手腕を見込まれ、COOに抜てきされたが、業績低迷を受けて2013年に退任し、副会長を経て、17年6月から取締役を務めていた。
元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 経済 【企業・産業】 2019年01月09日 22:45:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。