路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【デスク日記】:「被災地で活動した東大全共闘の仲間です」

2019-03-12 06:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:「被災地で活動した東大全共闘の仲間です」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:「被災地で活動した東大全共闘の仲間です」

 「被災地で活動した東大全共闘の仲間です」。6年ほど前、東日本大震災の東京電力福島第1原発事故で被害を受けた福島県飯舘村を訪れたとき、村の再生を目指すNPO法人の理事長、田尾陽一さんはある女性をこう紹介した。

 田尾さんは50年前、東大生らが安田講堂を占拠した「安田講堂事件」で、講堂に立てこもった一人。当時大学院生だった。改革運動を巡って大学が学生を処分した際、無関係の人物が含まれていたにもかかわらず、大学が非を認めなかったことへの憤りからだった。今年1月には新聞記事にも取り上げられていた。

 NPOの会員は、研究者や会社員、主婦らさまざまだ。NPOの集まりで、全共闘の話が出ることはまずないが、田尾さんの現実を見つめ行動し「おかしいことにもの申す」という一貫した姿勢には学ぶところが多い。村を拠点に活動する田尾さんは昨夏、村に家を建て東京から移り住んだ。 (武井良範)

 =2019/03/11付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年03月11日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【デスク日記】:1人の児童が泣きだした

2019-03-12 06:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:1人の児童が泣きだした

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:1人の児童が泣きだした 

 1人の児童が泣きだした。4年前、小学校であった長男の「2分の1成人式」でのこと。成人の半分に当たる10歳の4年生が、生まれたときの様子、名前の由来、家族の思い出、将来の夢などを作文に書き、保護者の前で1人ずつ読んでいた。作文は「育ててくれてありがとう」という感謝の言葉で締められていた。

 強要されたような「ありがとう」に、居心地の悪さを感じていたとき、発表の順番が回ってきた子どもが、突然泣きだした。はっとした。この子には、家族との思い出したくない記憶があるのではないか。赤ん坊の頃について、聞けないのではないか。虐待を受けていて感謝の言葉など言えないのではないか。思いを巡らせた。

 先日、次男の2分の1成人式があった。式は将来の夢だけを発表する形になっていた。多様な子どもたちの環境に配慮があったのだろうか、子どもたちの決意表明は、安心して聴けた。 (菊地俊哉)

 =2019/03/09付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年03月09日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【デスク日記】:今後30年以内に70~80%の確率で起きると想定される・・・

2019-03-12 06:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:今後30年以内に70~80%の確率で起きると想定される南海トラフ巨大地震に備えて

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:今後30年以内に70~80%の確率で起きると想定される南海トラフ巨大地震に備えて 

 今後30年以内に70~80%の確率で起きると想定される南海トラフ巨大地震に備えて、大分県では津波避難タワーの建設や早期避難の意識付けなど減災対策が進む。この地震は日本沖にある海溝状の「南海トラフ」のひずみで発生し、周期的に起きることが歴史から明らかになっている。

 対策を講じる上で重要なのは、過去の地震被害の記録。近年では1944年に「東南海」、46年に「南海」地震が起きているが、両地震の県内被害はほとんど分かっていない。地震記録を研究する県立先哲史料館主幹研究員の桜井成昭さんによれば、戦中戦後の国や連合国による情報統制、行政体制の混乱が原因で、ほとんど記録されていない。詳細な被害記録は、江戸時代1854年の安政南海地震の古文書までさかのぼらなければならないという。

 戦争の愚かさは言わずもがなだが、国家が情報を統制することの罪深さも教えられる話である。 (岩尾款)

 =2019/03/10付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年03月10日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【デスク日記】:シーズン真っただ中の卒業式の取材で学校を訪れた

2019-03-12 06:00:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:シーズン真っただ中の卒業式の取材で学校を訪れた

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:シーズン真っただ中の卒業式の取材で学校を訪れた 

 シーズン真っただ中の卒業式の取材で学校を訪れた。国歌斉唱の後、卒業証書授与、校長式辞、在校生の送辞に卒業生の答辞、締めくくりは校歌。「梅の花がほころび香る今日の良き日…」で始まるあいさつ。厳かな雰囲気の中で涙する生徒に先生。

 だが、その間の来賓祝辞にげんなり。学校とどんな縁があるのやら、指名された議員の話が長くて長くて…。「卒業したら厳しい社会が待っている」。それは分かっております。「仕事するには我慢も必要」。今、耐えて長い話を聞いております。全てとは言わないが、記憶に残らない話が多い。長すぎて(?)体調を崩し退席した生徒もいた。

 私の高校の卒業式は校長の式辞が秀逸だった。「卒業おめでとう。おまえたちがこれからどんな人生になるか、知らん。だけど、わしより長生きしろ。以上」。インパクトがあって、実にコンパクト。30年たった今でも忘れない。 (山上武雄)

 =2019/03/08付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年03月08日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災8年】:政府主催の追悼式、被災3県の遺族ら940人が参列

2019-03-12 00:15:50 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【東日本大震災8年】:政府主催の追悼式、被災3県の遺族ら940人が参列

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:政府主催の追悼式、被災3県の遺族ら940人が参列 

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から11日で8年を迎えた。この間、関連死を含めて犠牲者は2万2千人を超えた。インフラ整備は進んだが、今も5万人以上が避難生活を送る。東京の国立劇場で政府主催の追悼式が開かれ、遺族らは午後2時46分の地震発生時刻に合わせて黙とう。「私たちを見守っていてください」。悲しみを胸に復興に向けて前へ進むことを誓った。

 ※開会の辞で、菅官房長官が、東日本大震災8年記念式典と述べたが、追悼式典間違いでは、どうして、安倍政権は、言葉軽いのか?

 岩手、宮城、福島の被災3県の遺族代表や秋篠宮ご夫妻、安倍晋三首相ら約940人が参列した。

 遺族代表の岩手県陸前高田市出身、高橋勇樹さん(41)は津波で母のフサ子さん(当時62)を失った。8カ月後には父の勇太郎さん(当時70)も病気で亡くした。「復興に向かって歩む私たちを見守っていてください」と前を見据え、決意を新たにした。

 宮城県女川町出身の今野昌明さん(52)は津波で行方が分からないままになっている母の通子さん(当時69)への思いを語った。「見つけてあげられないという悔しさと無力さ、絶望の悲しみとつらさで、心に大きな穴があいたままです」

 福島県浪江町出身の叶谷守久さん(79)は妻の緋佐子さん(当時71)を津波で失った。一緒に逃げる途中、押し寄せてきた波の中で、つないでいた手が離れた。「今は妻の笑顔と共に過ごした思い出を心に刻み、妻の分まで精いっぱい生きていこうと思っています」。一言一言をかみしめ、祭壇に語り掛けた。

 被災者代表として登壇した福島県楢葉町出身の高原カネ子さん(70)は、避難生活中に小学生から贈られた藍の種を育てたことに触れ「種によって希望が輝きを取り戻し、前を向く勇気を与えてくれている」と話した。

 安倍首相は式辞で「被災者の生活再建を支援し復興を加速していく。防災・減災対策を見直し、3年間集中で国土強靱化(きょうじんか)を進める」と強調。秋篠宮さまは「今なお多くの被災者が被災地、避難先で不自由な暮らしを続けている現実があります。避難が長期化する中、高齢者、被災者の心身の健康は深く心に掛かります」と気遣われた。

 警察庁によると、8日現在で全国の死者は1万5897人、行方不明者は2533人。復興庁によると、昨年9月末時点で避難生活での体調悪化や自殺による震災関連死は3701人。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東日本大震災8年】  2019年03月11日  21:11:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災から8年】:悪天候の中、被災地で祈り

2019-03-12 00:15:40 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災から8年】:悪天候の中、被災地で祈り

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災から8年】:悪天候の中、被災地で祈り 

 多くの犠牲者を出した東日本大震災は11日、発生から8年を迎えた。津波や東京電力福島第1原発事故により、今なお約5万2000人が避難生活を余儀なくされている。岩手と宮城、福島の3県沿岸部で暴風警報が出るなど悪天候の中、発生時刻の午後2時46分を前に、被災地では人々が鎮魂の祈りをささげた。

悪天候の中、被災地で祈り 東日本大震災から8年

 東日本大震災から8年の朝を迎えた岩手県大槌町。強い雨が降っていた(共同)

悪天候の中、被災地で祈り 東日本大震災から8年

  降りしきる雨の中、宮城県石巻市の旧大川小で手を合わせる男性(共同)

悪天候の中、被災地で祈り 東日本大震災から8年

 降りしきる雨の中、宮城県石巻市の旧大川小で手を合わせる岩手県の男性。「ここで子どもたちが亡くなったと思うとやり切れない」と話した(共同)

悪天候の中、被災地で祈り 東日本大震災から8年

 大粒の雨が降る中、仙台市若林区荒浜地区の海岸で、手を合わせる男性。亡くなった親戚を弔うため訪れた。「生まれ育った町が何にもなくなっちゃったんだもんね。さびしいよ。今日という日は忘れられない」と話した(共同)

 岩手県釜石市の推計で、避難者162人が犠牲となった「鵜住居(うのすまい)地区防災センター」跡地に整備中の「釜石祈りのパーク」では、追悼セレモニーが行われた。災害から命を守るための4つの教訓を刻んだ碑を除幕。

 隣接する津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」は23日の開館前に1日限定で公開。

 午後には安倍晋三首相らが参列する政府主催の追悼式が東京都千代田区の国立劇場で行われる。

 第1原発が立地し、原発事故で全町避難が続く福島県大熊町では、役場新庁舎の開庁式が行われる4月にも一部地区で避難指示が解除される。

 2011年3月11日、マグニチュード9・0の巨大地震が発生し、最大震度7を観測。警察庁の8日現在のまとめでは、全国の死者は1万5897人、行方不明者は2533人。復興庁によると、昨年9月末時点で避難生活での体調悪化や自殺による震災関連死は3701人。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東日本大震災8年】  2019年03月11日  11:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災】:愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

2019-03-12 00:15:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災】:愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災】:愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々 

 東日本大震災の発生から今日11日、丸8年を迎えた。警察庁は8日、被害状況を更新し、死者1万5897人、行方不明者2533人と発表した。大津波により全校児童108人中70人が死亡、4人が行方不明、教職員10人が死亡した宮城県石巻市立大川小学校の惨事は今も、遺族や社会に大きな爪痕を残す。鈴木義明さん(57)実穂さん(50)夫妻は、行方不明になっている小4だった長女巴那(はな)さん(当時9)を探し続けている。小6だった長男堅登(けんと)くん(当時12)も亡くし、子どもがいなくなった夫婦に、時の流れは重くのしかかっている。

愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

          鈴木巴那さん(左)と堅登くん

愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

  15年に建てた家に造った巴那さんと堅登くんの子ども部屋を見つめる鈴木夫妻(撮影・三須一紀)

  ◇  ◇  ◇

 街角のどこかに、子どもたちの影を捜してしまう。3月は毎年つらい。近所にある高校の卒業式。胸章を着けた女子生徒が肩を組んで門出を祝っていた。生きていれば巴那さんも今年、高校卒業。「見たくなかったけど、車の窓から見えてしまった」。実穂さんはその日、涙がしくしくと、止まらなかった。

 年月がたてば悲しみは薄れると思っていたが、逆だった。年々、子どもたちと会いたい気持ちが強くなる。「夢であの子たちに会うと、匂いがするんです」。実穂さんにとって、その夢だけが、2人を感じられる瞬間。しかし、良い時間ばかりではない。夫婦でテレビを見ていても昼夜問わず突然、涙があふれ出る。義明さんは「何でもないようにしてるけど、フラッシュバックするんだ」。

愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

         11年3月、津波で崩壊した大川小

 8年前のこの日。人生が一変した。大津波が大川小に到達したのは地震発生から約50分後。にもかかわらず74人もの児童が死亡・行方不明となった。

 義明さんが大川小にたどり着けたのは2日後の13日午前5時30分ごろ。「同時多発テロ9・11の映像を見ているようだった。現実とは思えなかった」。足元には子どもたちの遺体。緑豊かな住宅地が広がっていたことなど想像できないほど、黒と茶色の世界が広がっていた。「もうだめだ」。約11キロ離れた避難所に戻り実穂さんに、そう伝えた。

 翌14日、捜索を開始。水を含んだ顔が膨らみ目、鼻、口、耳から血を流す遺体が多かった。義明さんは「こまかい砂や土が毛穴という毛穴に刺さり、肌が紙ヤスリのような状態になっていて…」と、悲惨だった遺体状況を振り返った。

 「怖いなんて気持ちは、もうなかった」と実穂さん。遺体が上がるたび、親たちは顔を近づけて確認し合った。「この子、何年生のあの子かもしれね」「みんな見てけろ」と声を掛け合った。駐在の警察官が名前を書いたガムテープを、それぞれの遺体に貼った。

 震災から8日後、堅登くんが見つかった。激流による損傷で顔が分かりづらい子が多い中「ひと目で分かった」と実穂さん。体には細かい砂や木材の破片が無数に刺さっていた。「頑張ったね」と声をかけた。

 なかなか見つからない火葬場。日に日に、体は紫色になった。発見当初はなかった打撲のあざが全身にわたって見えるようになった。息子が耐えた痛みを思うと、言葉にならなかった。

 しかし、巴那さんには一向に会えなかった。遺体が見つかった遺族は次の段階である「検証」へ向かっていた。焦りが募った。

 あらゆる骨を拾った。実穂さんは「骨が買い物袋いっぱいになるの。これは鳥、牛、豚。拾ってるうちに分かるようになった」。義明さんも「鳥の骨と人の指の骨が似ているから捨てられないんだ」と言った。娘の骨かもしれない-。わらをもつかむ思いで鑑定したが、見つからなかった。

 5月、実穂さんは捜索に専念するため医療事務の仕事を辞めた。建設会社に勤務していた義明さんは震災後1カ月間、休職を許された。しかし、会社に復帰した頃、同僚の反応が変わっていた。「仮設住宅っていいな。家賃、かからないんだろ」。娘の捜索のため、沿岸部でたくさんの塩水をかぶり、故障しかけた車を買い替えただけなのに「いいな、車も買えて」と、心ない言葉を受け続けた。

 2年間耐えたが、限界が来て転職した。義明さんはむなしそうに「子どもを亡くしただけじゃないんだよね。被災者は。地元の人の方が冷たかった」。

 今もなお、愛娘の捜索を続ける鈴木夫妻。今年2月、石巻市教委に対し、捜索活動の中で地中探査レーダーの導入を要望した。義明さんは「硫黄島での遺骨探査にも使っていると聞く。これまで有効的な具体策を何も打ち出してこなかった市教委に、本気度を見せてもらいたい」と訴えた。

 まさか平成が終わろうとしている今の今までかかるとは。実穂さんは「『津波が来たら泳ぎ切る』と言うぐらい強気な子だった。ハワイ沖ぐらいまで泳いでいったんでねえか」。義明さんは「宇宙人に助けられてどこかの星で暮らしてるのかな…」。そう思うしかなかった。

 震災5日後、大川小の屋上で見つかった巴那さんのランドセル。教科書、体操着、給食袋、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、クーピー、絵の具…。ランドセルは当時のまま残され、中の教科書は今もまだ、津波の湿り気が残っている。

 2922日が経過しても、大川小遺族にあるのは悲劇の爪痕だけ。実穂さんが昨年、控訴審で述べた巴那さんの代弁が、今もどこからか聞こえてきそうだ。

 「私も見つけてもらったら抱っこしてもらいたい。ずっとそう思ってきたけど、もうその願いはかなわないみたい。だって、もうすっかり骨だけになっちゃったんだもの。でも、こんな姿になっても、お父さんとお母さんの所に帰りたいな」。【三須一紀】

 ◆鈴木夫妻を含め大川小の児童23人の遺族は14年3月、石巻市と宮城県を提訴した。学校に隣接する裏山に避難させず、50分もの間、校庭にとどまらせていた学校側の対応に過失があったと主張。仙台地裁、同高裁ともに約14億円の賠償を命じ、控訴審では1審で認めなかった学校側の防災体制の不備を認定し、今後の学校防災において重要な判決が下された。市と県は高裁判決を不服とし最高裁へ上告した。

 実穂さんは「平成が終わる前に、今後の学校防災に好機となる結果を出してほしい」と願う。義明さんも「日本のどこかで大きな震災がまた起きるかもしれない。早く判決を出さないと、また同じことが起きてしまう」と危惧する。そして「大川小の『事故』を教科書に載せてほしい。文科省は、この悲劇を繰り返さないために検討してほしい」と訴えた。

愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

  巴那さんと堅登くんのランドセルを手にする鈴木実穂さん。右は堅登くんのランドセルに入っていた嵐の本(撮影・三須一紀)

 ◆堅登くんのランドセルにはアイドルグループ嵐の本が入っていた。妹と一緒に読むため、小学校の図書室でなんとかして借りた人気の本。妹思いの兄だった。8年たった今も、その本はランドセルに入ったままだ。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東日本大震災8年】  2019年03月11日  06:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【福島第1原発事故】:事故から8年、元フラガール「前向いて進んでいる」

2019-03-12 00:15:20 | 【原発事故・東電福島第一・放射能汚染・デプリ・処理水の海洋放出と環境汚染

【福島第1原発事故】:事故から8年、元フラガール「前向いて進んでいる」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【福島第1原発事故】:事故から8年、元フラガール「前向いて進んでいる」 

 福島県いわき市のリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」のダンスチーム「フラガール」の元リーダーで、モアナ梨江の名前で活躍した猪狩梨江さん(35=旧姓大森)は16年に引退後、フラガール出身初の女性管理職として、後輩のシフト管理など事務全般を担当し、裏方としてサポートしている。東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となった故郷の思い出が薄れていくことに戸惑いながらも、後輩育成に力を注ぐ毎日を送っている。

事故から8年、元フラガール「前向いて進んでいる」

  フラガールを引退し、今は管理職としてフラガールを支える立場に立つ猪狩梨江さん(撮影・近藤由美子)

事故から8年、元フラガール「前向いて進んでいる」

  モアナ梨江の名前で12年から4年間、フラガールのリーダーを務めた猪狩梨江さん(中央)

   ◇   ◇   ◇   

 今年2月、両親と数年ぶりに福島県双葉町の実家を訪れた。場所は第1原発から約2キロ。放射線量が高く、滞在は数時間だった。事故の数年前に新築した家の内部は壁紙がはがれ、雨漏り箇所は崩れ落ち、サッシがサビついていた。傷みは進む一方、カレンダーや時計は当時のままだ。「すべて時が止まったままですが、朽ちていくのを見ると、時はたっているんだと。早いと思いました」。

 フラガール引退後、17年に結婚した。今はいわき市に住むが、事故の前までは実家で暮らしていた。見慣れた風景はすっかり変わった。周辺では帰宅をあきらめ、取り壊された家もある。住宅跡地には、ブルーシートで覆われた汚染物が積み上げられている。「楽しい思い出や、やんちゃした思い出が浮かぶ景色が、行くたびにどんどん削られていくので悲しいです」。

 放射線量が高く、家から持ち出せたのは、学生時代に友人がくれたロバのぬいぐるみや、フラガールの先輩が手作りしてくれたバッグなど数点だけ。「あとは全部思い出として置いて、帰るたびに懐かしいなと振り返ります。半面、あれ? 前はこうだったかな、と思う時もあります。悲しいですが、記憶が薄れていくんです」。双葉町時代の友人と会っても、東日本大震災や原発事故の話はしない。「今の生活や今後の話はします。みんな前を向いて進んでいるんだなって」。

 事故発生から11日で8年となった。「時がたつにつれて育った故郷が遠ざかっていく。寂しい気持ちが増す時もあれば、それがあるから前に進める自分もいる。複雑な気持ち」。両親はいわき市に住み、事故当時飼っていた愛犬は昨年死んだ。双葉町に戻りたい気持ちはあるが「現実的に考えると難しい」。ただ「場所によっては復興に向けて進んでいる部分もあるので、いわきを拠点に住んで、そのつど様子を見ていきたい」。離れた場所から故郷を見守るつもりだ。

 今は、半数が地元出身というフラガールの後輩たちのサポートが仕事だ。「大変だけど楽しいです」。後輩には、被災地も試合会場となるラグビーW杯大会や来年の東京五輪に関わってほしいと思っている。「ぜひ、そういったチャンスがあれば。得難い経験になり、地域のアピールにもなる」。薄れていく思い出に寂しさはあるが、未来を見つめている。【近藤由美子】

 ◆スパリゾートハワイアンズ 

 66年に常磐炭礦が温泉を利用した「常磐ハワイアンセンター」を開業。76年に全面閉山し、90年に現在の名称になる。ダンサーを題材にした06年映画「フラガール」がヒット。11年3月、東日本大震災で全館休業。同5月23日から休館中のホテルを避難所として首都圏に避難していた福島県広野町町民約550人を一時受け入れた。同10月に一部営業を再開。12年2月に全面再開。13年に累計入場者数6000万人突破。今年、フラガール養成学校「常磐音楽舞踊学院」が55周年。

 ◆双葉町の現状 

 「帰還困難区域」と「避難指示解除準備区域」に分けられているが、全町避難が続く。人口は6005人(2月現在)。町として支援対象としている避難者は県内の他市町村に4075人、県外に2812人、所在不明者は2人。11年3月から13年6月まで、役場機能が埼玉県加須市内に移っていたこともあり、県外避難先は埼玉県が818人で最多。県内最多はいわき市で2204人。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【東京電力福島第1原発事故・放射線汚染・環境破壊・東日本大震災8年】  2019年03月11日  06:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災8年】:岩手県田野畑村で語り部が「あの日」の記憶を伝える

2019-03-12 00:15:10 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:岩手県田野畑村で語り部が「あの日」の記憶を伝える

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:岩手県田野畑村で語り部が「あの日」の記憶を伝える 

 東日本大震災の発生から11日で8年。被災地では10日、「あの日」の惨禍の記憶を伝えるイベントが行われた。

岩手県田野畑村で語り部が「あの日」の記憶を伝える

  語り部のツアーで、当時の被災状況を説明する宮森秀幸さん(右端)(共同)

岩手県田野畑村で語り部が「あの日」の記憶を伝える

  海の方向に向かって黙とうする、語り部ツアーの参加者ら(共同)

 津波で大きな被害を受けた岩手県田野畑村では当時の被害を伝える語り部のツアーが開かれた。自宅が半壊状態になった語り部宮森秀幸さん(74)は、被災前後の村の写真を手に「家に戻って津波に巻き込まれた人もいる」として、高台に避難することの重要性を訴えた。参加者らは真剣な表情で耳を傾けていた。地震発生時刻の午後2時46分には、各地のイベントの参加者らが海に向かって手を合わせ、黙とうした。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月10日  21:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災8年】:震災で亡くなった園児の慰霊碑除幕式、遺族らが献花

2019-03-12 00:15:00 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:震災で亡くなった園児の慰霊碑除幕式、遺族らが献花

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:震災で亡くなった園児の慰霊碑除幕式、遺族らが献花 

 東日本大震災の津波で犠牲になった日和幼稚園(宮城県石巻市)の園児の遺族らは10日、子どもたちが見つかった場所近くに建てた慰霊碑の除幕式典を行い、献花した。

震災で亡くなった園児の慰霊碑除幕式、遺族らが献花

  日和幼稚園の園児たちの慰霊碑の除幕式典で、あいさつする亡くなった愛梨ちゃんの母の佐藤美香さん(共同)

 佐藤愛梨ちゃん(当時6)を亡くした母美香さん(44)は参列者に向け「生きた証しが形になった。子どもたちの命が一番に守られる社会になってほしい」とあいさつした。日和幼稚園は送迎バスが津波と火災に巻き込まれ、園児5人と職員1人が亡くなった。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月10日  21:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大阪府】:松井府知事「騒動に巻き込まれ」辰巳琢郎の固辞語る

2019-03-12 00:10:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【大阪府】:松井府知事「騒動に巻き込まれ」辰巳琢郎の固辞語る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪府】:松井府知事「騒動に巻き込まれ」辰巳琢郎の固辞語る 

 大阪維新の会代表の松井一郎大阪府知事(55)が11日、大阪府庁で記者団の取材に応じ、自民党の大阪知事選候補に急浮上した大阪市出身の俳優辰巳琢郎(60)が出馬を断念したことについて「この騒動に巻き込まれ、ご家族ともたいへんな思いをされたのではないかな」と語った。

松井府知事「騒動に巻き込まれ」辰巳琢郎の固辞語る

  登庁後、記者団の質問に応じる松井一郎大阪府知事(撮影・松浦隆司) 

 自民党幹部が8日に東京都内で辰巳と面談し、正式に出馬を要請した。辰巳は10日夜に自民党関係者に出馬を見送ることを伝えた。松井氏は「辰巳さんは辰巳さんの事情がある。きょうの報道をみていたら、打診を受けたけど、(辰巳さんが)了承したわけではない。それはずっと言われていた」と話した。

 辰巳の固辞を受け、自民党は元大阪府副知事小西禎一氏(64)へ立候補を要請。小西氏は受諾した。小西氏は1980年に大阪府に入庁し、総務部長などを歴任。松井知事の下で副知事を務めたことがある。小西氏について松井氏は「役人としては優秀な人だった。ただ役所の人なのでどうしても内向き。外に向いて大阪を成長させる政治家タイプではない」と切り捨てた。

 ダブル選は松井氏と吉村洋文大阪市長が辞職し、4月7日投開票の統一地方選前半戦でそれぞれ市長選、知事選に入れ替わり出馬する。知事選は21日、市長選は24日に告示される。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・大阪ダブル選】  2019年03月11日  17:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大阪ダブル選】:元大阪府副知事出馬へ 知事選、自民が要請

2019-03-12 00:10:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【大阪ダブル選】:元大阪府副知事出馬へ 知事選、自民が要請

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪ダブル選】:元大阪府副知事出馬へ 知事選、自民が要請 

 大阪維新の会代表の松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が辞職し、立場を入れ替えて立候補するダブル選で、元府副知事の小西禎一氏(64)が11日、自民党からの知事選への立候補要請を受諾した。自民党大阪府連幹部への取材で分かった。小西氏は松井知事の下で副知事を務めたことがある。同様に出馬を要請していた俳優辰巳琢郎(60)は10日夜、要請を断った。

 小西氏は1980年に大阪府に入庁。総務部長などを経て2012年に副知事に就任した。橋下徹知事時代に改革プロジェクトチームを統括し財政再建を進める一方、大阪維新の会府議団が提案した条例を巡り、原案の問題点を指摘して修正させるなどした。

 辰巳は共同通信の取材に「今回は受けられませんと自民党サイドに伝えた。家族会議にもかけたが、あまりにも急だった。短い時間で整理もできなかった」と述べた。

 知事選は21日、市長選は24日に告示される。

 2014年、大阪都構想を巡る対立をきっかけに市長だった橋下氏が出直し選挙に踏み切った際には、自民、公明、民主(当時)、共産各党が選挙自体を批判し、候補を擁立しなかった。自民府連関係者は「選挙に大義はない。相手にしない方法もある」と語った。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・大阪ダブル選】  2019年03月11日  12:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大阪府知事選挙】:辰巳琢郎氏、立候補要請固辞「向いた方がやるべき」

2019-03-12 00:10:00 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【大阪府知事選挙】:辰巳琢郎氏、立候補要請固辞「向いた方がやるべき」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪府知事選挙】:辰巳琢郎氏、立候補要請固辞「向いた方がやるべき」 

 自民党からの大阪府知事選への立候補要請を固辞した俳優の辰巳琢郎氏(60)が11日、自身の公式フェイスブックでコメントを発表した。「数日間悩み、家族とも話し合って出した結論」とし、「政治は政治に向いた方がやるべきだと改めて思う」と記している。

辰巳琢郎氏、立候補要請固辞「向いた方がやるべき」

  大阪知事選出馬に関して自宅前で会見した辰巳琢郎氏(2019年3月10日撮影)

 一部報道機関の取材に「光栄なことだと思っている」と答えたことが騒ぎを大きくした原因だと反省しているとした上で「自民党サイドにも過度な期待を持たせてしまった」と謝罪。舞台や映画の企画があり「スポンサー各社への責任もきちんと果たさなければならない」と理由の一端を説明した。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・大阪ダブル選】  2019年03月11日  11:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【大阪府知事選挙】:辰巳琢郎「自然でない。天の声」不出馬理由を説明

2019-03-12 00:09:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【大阪府知事選挙】:辰巳琢郎「自然でない。天の声」不出馬理由を説明

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪府知事選挙】:辰巳琢郎「自然でない。天の声」不出馬理由を説明 

 松井一郎大阪府知事(55=日本維新の会・大阪維新の会代表)と吉村洋文大阪市長(43)が辞職し、入れ替わりで出馬する4月7日投開票の知事・市長のダブル選で、自民党の知事選候補に急浮上した大阪市出身の俳優辰巳琢郎(60)が10日、出馬を断った。

辰巳琢郎「自然でない。天の声」不出馬理由を説明

  大阪知事選出馬に関して自宅前で会見した辰巳琢郎(撮影・大上悟)

辰巳琢郎「自然でない。天の声」不出馬理由を説明

         辰巳琢郎(16年8月17日撮影)

 辰巳は11日、自身のフェイスブックを更新した。以下全文。

 昨日の深夜、大阪府知事選への出馬を正式にお断りしました。

「光栄なことだと思ってます」と、毎日新聞の取材に答えてしまったことが、騒ぎを大きくした原因だと反省しています。申し訳ありません。自民党サイドにも、過度な期待を持たせてしまいました。ただ、オファーがあれば誠意を持ってお話を伺うのが、これまで通りの僕のポリシー。正面から向き合いました。そして数日間悩み、友人知人に相談し、家族とも話し合って出した結論です。

 インタビューでもお伝えしましたように、大阪愛は人一倍持っているつもりです。大阪都構想にも、当初から関心を寄せてきました。きちんと勉強しているんですよ。ですから、今回のW選そのものへの批判はあれ、大きな意味では支持しています。大阪を再び分断しての真っ向対決というのには、当初から違和感を覚えていました。維新の友人へも「何とかならへんの」と直接話したくらいです。

 昨年、還暦を迎えました。論語では耳順です。周囲の意見をよく聞いて従うのでなく、天の声に従えということだと理解しています。自然体という言葉も大好きです。そういう文脈で、出馬するのは自然なことではないとの天の声が聞こえた、と捉えていただいくのも良いかもしれません。

 自分にしか出来ないことを探し続けてきました。やるべきことが沢山あります。ますは、昨年就任した『日本のワインを愛する会』の会長としての役割。そして、自分で企画したライフワークとも言える二つのテレビ番組、『辰巳琢郎の葡萄酒浪漫』『辰巳琢郎の家物語』を続けること。直近では、4月に娘とツアーするディナー&コンサート。舞台も控えていますし、映画の企画もあります。スポンサー各社への責任もきちんと果たさなければなりません。政治は、政治に向いた方がやるべきだと改めて思います。

 今日も、これから埼玉ロケです。まだ、家の周囲には報道関係の皆様が残っていらっしゃいます。仕事とはいえ雨の中、本当に大変ですね。でも今のところ、これ以上お話し出来ることはありません。お騒がせしてしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。 辰巳琢郎拝(原文まま) 

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・大阪ダブル選】  2019年03月11日  10:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日産問題】:ゴーン被告側が日産側へ不信感…案内状送り出席拒否

2019-03-12 00:08:50 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【日産問題】:ゴーン被告側が日産側へ不信感…案内状送り出席拒否

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日産問題】:ゴーン被告側が日産側へ不信感…案内状送り出席拒否 

 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)について、東京地裁が12日に予定されている同社取締役会への出席を許可しなかったことに関して11日、ゴーン被告の弁護人の弘中惇一郎弁護士が都内で取材に応じた。弘中氏は決定を不服とし、「準抗告を検討している」と話した。

ゴーン被告側が日産側へ不信感…案内状送り出席拒否

  事務所前で取材に応じるゴーン被告弁護団の弘中惇一郎弁護士(撮影・近藤由美子)

 弘中氏は「日産側が弁護士を通じて、絶対にゴーンさんに来てもらっては困るといった趣旨の意見書を検察側に提出していた」と明かした上で「ファクスで日産側から取締役会開催のご案内をいただきました。招待状いただく場合、普通は来てもらうという意味ですよね」と日産側への不信感をあらわにした。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【事件・犯罪・疑惑】  2019年03月11日  20:21:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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