【秋田魁新報社】:本紙イージス取材班に新聞協会賞 「ずさん調査」スクープ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【秋田魁新報社】:本紙イージス取材班に新聞協会賞 「ずさん調査」スクープ
日本新聞協会は4日、2019年度の新聞協会賞を発表した。優れた報道を対象とする編集部門では、秋田魁新報社イージス・アショア配備問題取材班(代表・松川敦志社会地域報道部編集委員)の「イージス・アショア配備問題を巡る『適地調査、データずさん』のスクープなど一連の報道」(ニュース部門)を含む3件が選ばれた。本紙の受賞は1968年度、74年度に続き45年ぶり3度目。
今年5月に防衛省が公表した適地調査の報告書に対しては、妥当性を検証する報道を展開。他の国有地を「不適」とする理由に事実と異なるデータが用いられていることを調査報道で明らかにし、6月5日付1面で「適地調査、データずさん」のスクープを報じた。
報道を受け、岩屋毅防衛相が国会で謝罪。防衛省は適地調査をやり直すことになり、新年度予算案への土地造成費などの計上が見送られた。
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◆日本で初めてとなる陸上据え置き型の迎撃ミサイル発射施設、地上イージスを秋田市に配備する計画が浮上して、1年が過ぎた。ギリシャ神話に登場する万能の防具「イージス」になぞらえた現代の盾は、何を守る存在なのか。計画の背景を探っていく。
元稿:秋田魁新報社 朝刊 主要ニュース 特集・連載 【「盾は何を守るのか」・イージス・アショアを問う】 2019年09月04日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。