路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【僭越ながら「論】」:「菅・河野」神奈川コンビへの抵抗感

2021-05-10 23:43:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【僭越ながら「論】」:「菅・河野」神奈川コンビへの抵抗感

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【僭越ながら「論】」:「菅・河野」神奈川コンビへの抵抗感

 7割という驚異的な支持率でスタートダッシュに成功したかにみえた菅義偉内閣が、新型コロナウイルス対策で躓き、失速した。

 一連のGO TOキャンペーンで感染拡大を招き、緊急事態宣言の再発出に踏み切らざるを得ない状況になったのは、菅首相の判断が間違っていた証し。後手に回るばかりの対応で支持率が急落する中、政権与党の幹部たちが深夜に銀座のクラブで遊んでいたことが判明し、国民から厳しい批判を浴びる事態となった。支持率は、これでまた下がる。

 ■逆風下で囁かれる「ポスト菅」

 逆風に晒される自民党にとってはまさに悪夢のような毎日が続いており、先月31日に行われた北九州市議会議員選挙では、公認候補22人のうち元議長や県連幹部など現職6人が議席を失う結果に――。“弱り目に祟り目”とはよく言ったもので、週刊文春の取材で、首相の長男が映像制作会社の社員として総務省の官僚を接待した場にいたことが分かり、永田町や霞が関が騒然となっている。

 日増しに強まる「菅首相では選挙は戦えない」「この政権は秋までもたない」といった党内の声。いまのところ“ポスト菅”に向けた動きは水面下のものだが、政権の先が見えてきたことだけは確かだろう。早く総理総裁を変えることには大賛成だ。

 ■好きになれない菅と河野

 記者は、同じ神奈川を地盤とする菅首相と新型コロナのワクチン接種を担当する河野太郎行政改革担当相に好印象を抱いたことはなく、むしろ二人とも“嫌いな政治家”。安倍晋三前首相も好きではなかったが、菅・河野両氏への嫌悪感はそれを上回る。

 すでに証明された形ではあるが、菅氏は黒子のナンバーワンであってトップリーダーではない。あらゆる局面で判断が揺れるのは、自信のなさの表れだろう。「志操」としての国家観を持たぬ同氏が、宰相の座に就いたことが不幸だったと言うしかない。

 国家観を持たぬ政治家が考えるのは、目先の人気取り。ゆえに大衆迎合的な政策に走るきらいがある。菅政権が進める「押印廃止」や「デジタル庁」は、その最たる例だ。

 記者が、「押印廃止」で物議を醸した河野行革担当相を忌避する理由は、彼が二世議員にありがちな単なるパフォーマーで、弱い立場・少数派を平気で切り捨てる人間にしかみえないからだ。そうした懸念が現実のものとなったのが、行革担当相就任直後に打ち出した「押印廃止」の方針だった。

 インターネットが普及した現代社会において、手続き一切がデジタルで出来るということは、おそらく進歩と言えるのだろう。手書きの書類は姿を消していき、印鑑すら存在しなくなる未来がすぐそこまで来ている。

 だが、人気取りのために、あたかもハンコを捺す行為が悪いものであるかのように受け取られる政策の打ち出し方は、あまりに乱暴。印鑑の製造業者や販売業者は、たまったものではあるまい。

 拙速に事を運んだのは、国民が便利だと喜ぶのなら、伝統ある業界といえども無くなって構わないという河野氏の思い上がりがあるからこそで、そうした不遜な態度こそが、政治家二世である彼の本質なのである。二世政治家の勘違いは、同じ神奈川を地盤とする小泉進次郎衆議院議員も同様と言える。 

 ■「デジタル化」への懸念

 デジタルと言えば、菅首相の肝いりで創設が決まった「デジタル庁」にも、うさん臭さが漂っている。

 デジタル庁の創設は、菅首相が総裁選で打ち出した政策で、行政のデジタル化を進めるための役所になるのだという。人気取りにはもってこいの話ではあるが、拙速に過ぎよう。

 デジタル化は情報流出の危険性と表裏一体の関係にあるが、政府がその点について対策を検討した形跡はなく、不安を残したままのデジタル庁発足となる。デジタル化事業のうまみを独占するのが、アマゾンというのも気になるところだ。

 先述した「押印廃止」は、行政のデジタル化を進める上で避けて通れない事項の一つになるが、お役所仕事のデジタル化に伴うメリットやデメリットについて、丁寧な説明がなされたことは一度もない。パソコンやスマホを必要としない――あるいは嫌う――人々を、置き去りにした政策には不同意だ。

 ネットを利用した行政手続きの簡素化自体に、異論を唱えるつもりはない。超高齢化社会の日本においても、数十年後にはインターネットに精通した世代が老後を過ごしているのであるから、不公平とは言えなくなるだろう。

 「市民に分かりやすい手続き」――聞こえは確かに良い。紙ベースの手続きからデジタルによる手続きに移行するのは時代の要請なのかもしれない。しかし、唐突な「押印廃止」が印鑑業界に混乱や反発をもたらしたように、待ったなしの行政デジタル化は、一部の人々の生業(なりわい)や普通の暮らしを奪いかねない。

 例えば、「代書屋」と呼ばれて国民に親しまれてきた行政書士。文字通り“住民の代わりに”役所に出す書類などを“書く”のが仕事だ。その手段が手書きからパソコンに移ったとはいえ、役割は昔も今も変わらない。行政書士が「まちの法律家」と呼ばれる所以である。

 実はデジタル庁が進めるという行政のデジタル化は、その行政書士の仕事を奪いかねないという側面を持っている。デジタル化で、行政がらみの手続き一切が「誰にでも分かる」「誰にでもできる」という簡単なものになれば、行政書士の果たす役割の多くが不必要になるからだ。

 だが、前述したようにパソコンやスマホを嫌う人や、操作そのものが苦手な人も数多くいて、その人たちにとっては、身近な「まちの法律家」である代書屋さんこそが頼り。いなくなったら困る存在なのである。

 もちろん、弁護士や司法書士などの仕事にも影響が出るのは必至。それぞれの組織が、デジタル化時代の「士業」の在り方を探っているのが現状である。だからといって拙速は禁物。「デジタル庁」だけが先走る現状は、後の混乱や猛反発を招きかねない。

 ■「照一隅」とは無縁の政権

 政治家に求められるのは「照一隅」の精神であり、弱者や少数派の声や思いを大切にすることだ。「押印廃止」「デジタル化」と大衆受けする政策をゴリ押しする前に、それによって困ることになる人々と向き合い、善後策を講じておくべきだろう。だが、菅首相や河野行革担当相には、そうした気遣いや思いやりが、かけらもない。だから“嫌い”、なのである。

 コロナ禍によって仕事が減り――あるいは無くなり――、先の見えない状況に不安な思いを抱いている人が大勢いる。基礎疾患を抱え、コロナ感染に怯えるお年寄りもいる。そうした国民に、菅政権がはきちんと寄り添ってきたのか――?

 「会食自粛」を呼びかけておきながら大人数でステーキを食べたり、高級クラブで遊んだりしている与党政治家の姿が、じつはその問いに対する答えなのかもしれない。

 ところで、「便利ならばデジタル万歳」との主張もあろうが、そもそも「デジタル」は「電気」がなければ機能しないもの。何らかの原因で停電が長く続いた場合、「書類がなくなった」で済むのだろうか?代書屋さんやハンコ屋さんは、やっぱり大事にしておいた方が良い。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 【僭越ながら論】  2021年02月04日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【環境省】:小泉環境相コロナ陰性 検査で国会欠席

2021-05-10 16:51:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【環境省】:小泉環境相コロナ陰性 検査で国会欠席

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【環境省】:小泉環境相コロナ陰性 検査で国会欠席

 環境省は10日、小泉進次郎環境相が新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受け、陰性だったと発表した。同日の参院予算委員会を欠席し、代わりに笹川博義副大臣らが出席して答弁した。

 小泉進次郎環境相

 小泉進次郎環境相

 秘書課によると、朝に微熱があったため、午前中に検査を受けた。11日以降の公務は発熱状況や体調を踏まえて対応を判断するという。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・環境省・小泉進次郎環境相が新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受け、陰性だったと発表】  2021年05月10日  16:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【参議院予算委員会】:蓮舫氏「東京五輪、本当にやるのか」菅首相「国民の命守る」と同じ言葉を繰り返し読み上げ

2021-05-10 16:37:30 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【参議院予算委員会】:蓮舫氏「東京五輪、本当にやるのか」菅首相「国民の命守る」と同じ言葉を繰り返し読み上げ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【参議院予算委員会】:蓮舫氏「東京五輪、本当にやるのか」菅首相「国民の命守る」と同じ言葉を繰り返し読み上げ

 菅義偉首相は10日、参院予算委員会の集中審議で、立憲民主党の蓮舫代表代行から東京五輪・パラリンピックについて問われたが、同じ文言を読み上げるばかりで、まともに答えなかった。

菅義偉首相

          菅義偉首相

 
 蓮舫氏は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、「東京オリパラ大会、本当にやるんですか」と質問した。
 
 首相は手元の紙に視線を落とし、「東京大会については、IOCは開催をすでに決定し、各国に確認していますが、開催にあたっては、選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じた上で、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく、これが開催にあたっての政府の基本的な考え方だ」と紙を読み上げた。
 
 さらに、蓮舫氏は「主催国の内閣総理大臣が延期や中止をいえる権限はないのか」と聞くと、同じ言葉を答えた。
 
 続いて、蓮舫氏は、安倍晋三前首相が東京大会の1年延期をIOCのバッハ会長に提案し、決まったことを例にあげ、菅首相もバッハ会長に延期や中止の相談をできないかと質問した。
 
 しかし、首相は「開催にあたっては、選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じた上で、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていくのが、これが開催にあたっての政府の基本的な考え方だ」と繰り返した。
 
 蓮舫氏が「国民の命を守る最高責任者として、大会をやらないという判断は下さないのか」とただすと、「先程来申し上げている通り」と答弁し、はぐらかした。

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・国会・参議院予算委員会・東京オリンピック2020・パラリンピック】  2021年05月10日  16:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【環境省】:小泉進次郎環境相、PCR検査でコロナ陰性 微熱で参院予算委を欠席 

2021-05-10 16:17:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【環境省】:小泉進次郎環境相、PCR検査でコロナ陰性 微熱で参院予算委を欠席

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【環境省】:小泉進次郎環境相、PCR検査でコロナ陰性 微熱で参院予算委を欠席

 環境省は10日、小泉進次郎環境相が新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受け、陰性だったと発表した。同日の参院予算委員会を欠席し、代わりに笹川博義副大臣らが出席して答弁した。

小泉進次郎環境相

小泉進次郎環境相

 秘書課によると、朝に微熱があったため、午前中に検査を受けた。11日以降の公務は発熱状況や体調を踏まえて対応を判断するという。(共同)
 

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・環境省・小泉進次郎環境相が新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受け、陰性だったと発表】  2021年05月10日  16:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加藤勝信官房長官】:中国報道官を非難 北斎の模倣画「感情あおる」

2021-05-10 13:37:30 | 【中国・共産党・香港・一国二制度・台湾・一帯一路、国家の個人等の権利を抑圧統治】

【加藤勝信官房長官】:中国報道官を非難 北斎の模倣画「感情あおる」

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【加藤勝信官房長官】:中国報道官を非難 北斎の模倣画「感情あおる」

 加藤勝信官房長官は10日の記者会見で、葛飾北斎の浮世絵の模倣画で東京電力福島第1原発の処理水放出を皮肉った中国外務省の趙立堅副報道局長を非難した。「感情的にあおっており、極めて遺憾だ」と述べた。削除に応じていないことにも不快感を示した。

中国外務省の趙立堅副報道局長がツイッターに投稿した、葛飾北斎の代表作を模倣した絵(共同)
 中国外務省の趙立堅副報道局長がツイッターに投稿した、葛飾北斎の代表作を模倣した絵(共同)
 
 趙氏による処理水放出方針への批判に対し「科学的根拠に基づいていない。日本は中国を含む国際社会に透明性を持って積極的に情報提供している」と強調した。
 
 2019年度に中国の原発から海洋放出されたトリチウムの量は、日本による放出の5倍以上あったとも指摘した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・外交・ 中国・葛飾北斎の浮世絵の模倣画で東京電力福島第1原発の処理水放出を皮肉った外務省の趙立堅副報道局長】  2021年05月10日  13:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【立憲民主党】:枝野氏、不信任案提出できない 感染拡大中の解散誘発警戒

2021-05-10 13:12:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【立憲民主党】:枝野氏、不信任案提出できない 感染拡大中の解散誘発警戒

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【立憲民主党】:枝野氏、不信任案提出できない 感染拡大中の解散誘発警戒

 立憲民主党の枝野幸男代表は10日、菅内閣に対する不信任決議案について、新型コロナウイルス感染が拡大する中での衆院解散・総選挙を誘発しかねないとして、現状では提出できないと記者団に表明した。

 記者団の取材に応じる立憲民主党の枝野代表=10日午前、国会

 記者団の取材に応じる立憲民主党の枝野代表=10日午前、国会

 衆院予算委で菅首相に質問する立憲民主党の枝野代表=10日午前

 衆院予算委で菅首相に質問する立憲民主党の枝野代表=10日午前

 「提出したら解散すると(菅義偉首相は)明言しているので、提出できないと思う。現状で解散できる状況ではない。総選挙できるとは思っていない」と述べた。

 これに関連し、国民民主党の玉木雄一郎代表は記者団に「出さないと決めつける必要はない。政府に不十分なコロナ対策の変更を促すことにつながる」と指摘した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・立憲民主党】  2021年05月10日  13:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:コロナの時代に考える 巨大マネーは暴走する

2021-05-10 07:45:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【社説①】:コロナの時代に考える 巨大マネーは暴走する

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:コロナの時代に考える 巨大マネーは暴走する 

 新型コロナウイルスの感染拡大は格差を固定化させようとしています。政府が出した十万円を気にも留めない富裕層、預貯金に回した庶民層、生き延びる糧とした低所得者層。コロナ予算は三つの層を映し出しました。
 格差はバブル崩壊以降の金融政策のうねりの中で徐々にその姿を現してきました。

 ◆利下げは「敗北」である

 一九九二年のある夜、日銀の金融政策を担当する幹部に「利下げはしないのですか」と問いかけました。その幹部は「うん」と言ったまま下を向いてしまいました。「平気でとぼける官僚と違って正直だな」と思いました。
 当時、バブル崩壊後の金融引き締めが効き過ぎて景気は落ち込んでいました。日銀への圧力は強まり金融緩和は必至の情勢。幹部は表向き否定したものの完全には隠しきれなかったのです。実際、利下げは翌日実施されました。
 日銀内には「利下げは敗北」とする空気が漂っていました。日銀に限らず中央銀行の最大の仕事は物価の安定です。インフレを誘発しかねない金融緩和を本能的に嫌がります。だから政治家や経済界の要求に屈した形での利下げを「負け」と感じるのです。
 あの時期の空気感に照らせば今の日銀は負けっぱなしです。二〇一三年以来、大規模な金融緩和を続けているからです。
 マイナス金利導入、銀行経由での国債引き受け、上場投資信託購入を通じた株価てこ入れ。日銀はあらゆる手段でお金が流れる仕組みを整えました。蛇口を開きっぱなしにしたのです。
 ここまでするのは「敵」がインフレからデフレに変わったからです。インフレと向き合う中央銀行の姿は消えたのです。
 だが日銀がどんなに頑張っても資金の好循環は起きません。

 ◆勢いづく投資家たち

 個人も企業も昔ほどお金を使わないのです。日銀が広大な砂漠の真ん中で懸命に水をまくスプリンクラーのように見えます。
 コロナ禍は乾ききった金融環境の中で起きました。政府は二〇年度だけで三回の補正予算を組み、本予算を含む歳出総額は百七十五兆円を超えました。苦境に立つ観光産業や飲食店などを救済するために支出を激増させたのです。
 予算の原資は税収だけでは足りず国債でまかなっています。その国債を日銀が受け入れていることは指摘するまでもない。政府は日銀を「打ち出の小槌(こづち)」のように使っている形です。
 政府が支出した莫大(ばくだい)な資金はどう使われているのでしょうか。確かに観光や飲食には流れています。さまざまな支援の仕組みを通じて中小企業にも流れたはずです。十万円の現金給付はほぼ全国民に行き渡りました。
 ただこの状況下で奇妙なことも起きています。バブル崩壊以降、低迷していた株価が好調なのです。コロナ失業は十万人を突破し、一〜三月期の国内総生産(GDP)もマイナス成長が確実視されているにもかかわらずです。
 政府と日銀の協力で市中に流された膨大なお金の多くは、投資に回されたと考えられています。日銀の資金循環統計によれば昨年末の国内の預貯金残高は千五十六兆円と前年末と比べ4・8%も伸びました。金融機関に預けられた資金は市場での投資に使われます。
 株価が落ちれば日銀が買い支えてくれるし政府も気前よく予算をばらまいてくれる。安心感の下で勢いよく株を買う投資家たちの姿が目に浮かびます。
 投機は雨雲に似ています。素早く近づき安く買いたたき、あびせ売りして逃げる。残された市場は売り一色の土砂降りに。今、日本の上空に投機の雨雲が集まっているようにみえます。暴走するマネーは企業を直撃し基盤の弱い中小から影響を受けていきます。
 かつて大手を中心に経営不安に陥った金融機関の多くは公的資金の投入で立ち直りました。国民が救ったのです。恩を返すときではないでしょうか。大手金融機関は苦しむ企業に救いの手を差し伸べるべきです。それはバンカーとしての務めでもあります。
 巣ごもり需要などコロナ禍を利用して幸運にも決算を伸ばした企業も、雇用を増やすなどして貢献する必要があります。

 ◆輝く民主主義の原則

 国境を越え莫大な利益を上げる巨大IT企業もしっかりと税を払うべきです。彼らもコロナ禍で一層業績を伸ばしたからです。
 不公平を正す仕組みをつくるのは政府の仕事です。国民は政府がきちんと仕事をしているか、公平な予算配分をしているか厳しくチェックしなければなりません。
 仕事が甘ければ批判の声を上げ最終的には選挙で意思を示す。災禍の中で民主主義の原則がより輝いて見えると感じています。 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年05月10日  07:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:<夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る>。唱歌の「茶…

2021-05-10 07:45:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【筆洗】:<夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る>。唱歌の「茶…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:<夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る>。唱歌の「茶…

 <夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る>。唱歌の「茶摘(ちゃつみ)」がつい、口に出る季節か▼諸説あるが、歌詞に京都の宇治に伝わる茶摘み歌の一節が入っているそうで、となると、唱歌の舞台は宇治ということになるのか。茶どころ、静岡あたりの光景かと思い込んでいた▼もう一つ、唱歌を。こちらは「茶摘」ほどには、今は歌われていない。「国産の歌」という。全国の特産品を子どもに歌で教える唱歌なのだが、この中に<米と麦とは全国に 製茶は静岡・三重・京都>とある▼明治の唱歌はやはり、今は通用しないらしい。農林水産省が最近発表した二〇一九年の統計によると、茶の産出額で鹿児島県が静岡県を抜いて初めてトップに立ったそうだ。「知覧茶」などの名は聞いたことがあったが、トップとは失礼ながら少々、意外だった▼かの地に茶の栽培を伝えたのは平家の落人だったという伝説があるそうだ。かつての島津藩も茶栽培を奨励していたが、生産量が伸びたのは戦後。そして、統計が残る一九六七年以来、首位を守り続けてきた静岡をついには抜いた▼もちろん静岡茶もこのまま黙ってはいまい。世界史で「ティー・レース」といえば、十九世紀、中国から英国に茶を輸送する帆船の競走のこと。その競走が船の性能を上げていったように、両県のトップ争いは日本の茶の味をさらに上げていくのだろう。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2021年05月10日  07:46:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【菅首相の一日】: 5月9日(日)

2021-05-10 07:45:10 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【菅首相の一日】: 5月9日(日)

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅首相の一日】: 5月9日(日)

 【午前】東京・赤坂の衆院議員宿舎で過ごす。

 【午後】0時55分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」。同ホテル内の歯科「ミヤタデンタルオフィス」で治療。3時31分、公邸。4時35分、吉田学新型コロナウイルス感染症対策推進室長、樽見英樹厚生労働事務次官。6時、東京・赤坂の衆院議員宿舎。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・首相の一日】  2021年05月10日  07:46:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナ】:高齢者接種、各地で本格化 ワクチンも大量配送開始

2021-05-10 06:23:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナ】:高齢者接種、各地で本格化 ワクチンも大量配送開始

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:高齢者接種、各地で本格化 ワクチンも大量配送開始

 新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種事業が10日、各地で本格化した。今週以降、全市区町村に向けてワクチンが大量配送される。4月12日に地域、ワクチンともに限定され始まった同事業は、十分な供給を受けた全面的な実施へと局面が移る。感染の「第4波」が続く中、政府は高齢者分の7月末完了を目指し事業を加速させていく。

 山口県周南市は10日午前、ショッピングモール「イオンタウン周南」の空き店舗を利用し、新たに集団接種を開始。緊急事態宣言が発令中の兵庫県では神戸市が午後、区役所など12会場で初めて集団接種に当たる。

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 社会 【話題・医療・新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種事業】  2021年05月10日  06:23:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【個人情報保護法】:地方の制度が「後退」の懸念

2021-05-10 06:10:50 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】
【個人情報保護法】:地方の制度が「後退」の懸念
 
 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【個人情報保護法】:地方の制度が「後退」の懸念
 
 <ここが論点・デジタル法案>

 ◆「2000個問題」解決のために

 個人情報の取り扱いを巡り、政府を悩ませてきたのが「2000個問題」だった。
 
 現在は民間、行政機関、独立行政法人などの対象別に3つの個人情報保護法が存在する。さらに都道府県や市区町村、広域連合は個別に個人情報保護条例を制定している。これら全国に約2000の法令があることで情報共有に支障が生じている状況を意味する言葉だ。
 
 
 大量の情報が行き交うデジタル社会に向けてこの問題を解決するため、デジタル改革関連法案に含まれる個人情報保護法改正案は3つの法律を一本化。自治体の個人情報保護制度も同法に統一する。
 
 ◆政府の方針に矛盾する条例は廃止
 
 国会審議では、各自治体の条例の扱いについて議論されている。思想や信条に関わる「要配慮個人情報」の扱いなどで改正法案より厳しい規定を設けている自治体も多く、野党からは自治体の保護制度の「後退」を懸念する声も上がる。
 政府は改正法と同趣旨だったり、逆に矛盾したりする条例は廃止してもらうと説明。法律の範囲内で「地域の特性に照らして特に必要のある場合」に限り、今後も条例で独自措置を講じることが可能としている。

◆監督機能は中途半端?

 今回の改正によって、個人情報の取り扱いを監督する政府機関「個人情報保護委員会」の役割も大きくなる。今までは民間が監督対象だったが、自治体や省庁も対象になるためだ。
 しかし、改正案では行政機関に対してできるのは勧告までで、民間には可能な立ち入り検査や命令ができない。野党は監督の実効性を疑問視している。
 政府は、行政機関に対し同委員会が行うことができる実地調査について「罰則がないことを除けば立ち入り検査と同じ」とした上で「勧告は当然尊重され、実効性が欠けることはない」と強調。現在は150人規模の組織体制は「所掌や権限が大幅に拡大するので、人員や組織を十分に強化する必要がある」としている。(井上峻輔)
 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・個人情報の取り扱いを巡り、政府を悩ませてきたのが「2000個問題」】  2021年05月10日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政府】:公文書は民主主義のインフラ 「政治に左右されず判断を」 

2021-05-10 06:10:40 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】

【政府】:公文書は民主主義のインフラ 「政治に左右されず判断を」 ◆国立公文書館前館長、加藤丈夫氏インタビュー

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政府】:公文書は民主主義のインフラ 「政治に左右されず判断を」 ◆国立公文書館前館長、加藤丈夫氏インタビュー

  政府の公文書管理を巡っては、森友、加計学園の問題や桜を見る会での法律違反の文書廃棄など、国民の信頼を損なう事例が後を絶たない。歴史的に重要な公文書を保存、公開する独立行政法人「国立公文書館」の館長を3月まで務めた加藤丈夫氏(82)は、政治家や官僚が公文書保存の意識改革を徹底し、アーキビストを活用すべきだと訴える。(聞き手・後藤孝好)

政府の公文書管理の問題について話す国立公文書館の加藤丈夫前館長=3月26日、東京都千代田区の国立公文書館で

 政府の公文書管理の問題について話す国立公文書館の加藤丈夫前館長=3月26日、東京都千代田区の国立公文書館で

◆欧米に比べ遅れている日本の公文書管理

―館長の任期中、当時の安倍晋三首相や、菅義偉首相の下で、ずさんな公文書管理の問題が相次いだ。
 「個人的な感想はあるが、公文書館としてはコメントする立場にないとしか言えない。公文書管理法が施行され10年となったが、公文書管理の水準は欧米の先進国と比べて1周2周ほど遅れている。いろいろな公文書を巡る問題も歴史の浅さが背景にある」
 
―森友学園や加計学園、桜を見る会などの問題が起きた要因は。
 「公文書管理法は『公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源』と明記している。文書を正確に保存、管理して内容を後世に伝えることは国の重要な責務だ。その基本理念が政治行政に携わる人たちに十分に徹底されていない」
 
―多くの問題で文書が残っていないとして、うやむやになってしまった。
 「政治家や公務員が何をしていたのか、問題が起こった時に検証できる仕組みが必要で、公文書は民主主義の基本的なインフラだ。日本では明治時代から、公文書は役人が仕事に使う書類で、よほど大事な書類でなければ捨ててしまう習慣が染みついていたが、今は発想が逆転して記録を残すのが基本になった。館長の任期中は公文書管理の人材を育成することに最も力を入れて取り組んだ」

◆ア-キビストの専門性認知を

―重要な公文書が短期間で廃棄されてしまう懸念は今も残っている。
 「官僚が、文書を公文書館に移管して保存するか、廃棄するかの判断を迫られた時、政治に左右されない専門家が目利きし、助言、指示するようなチェック体制が大事だ。これまで保存期間が1年未満とされて文書が廃棄された問題の多くは、作成者らの判断で勝手にやってしまって起きた」
 
―専門家であるアーキビストの公的資格ができた。
 「アーキビストの専門性を社会的にきちっと認知させて、各役所に配置される仕組みを確立すべきだ。各府省の公文書監理官の下にアーキビストが配置されれば、公文書管理のレベルが飛躍的に上がる。役所で実務に携わる人たちにも役立つ『准アーキビスト』のような公的資格の創設に向けた検討も始まっている」
 
―公文書管理法は施行から10年を迎え、法改正の必要性も指摘されるが、政府・与党の動きは鈍い。
 「10年で最大の変化はデジタル化だ。公文書は長らく紙媒体の記録だったが、今はオンラインの情報伝達や意思疎通が一般的で、政策立案や決裁もオンラインで行われている。今後、デジタル庁もできて、行政機関の日常業務から紙が大幅になくなるが、現行法では電子媒体は付属的な記録で、オンライン化の世の中は想定外。デジタル化時代に対応した記録の保存、管理、公開を念頭に置いた法律の見直しが必要だ」

 ■かとう・たけお 

  1938年、東京都生まれ。東京大法学部卒業後、富士電機に入社し、副社長や会長を歴任。2008年に当時の福田康夫首相が設置した「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」のメンバーを務めた。13年6月から21年3月まで国立公文書館長

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・政府の公文書管理を巡っては、森友、加計学園の問題や桜を見る会での法律違反の文書廃棄など、国民の信頼を損なう事例が後を絶たない。】  2021年05月10日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政府】:公文書管理の専門家アーキビスト 中央省庁での活用策未定 森友問題など受け創設

2021-05-10 06:10:30 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】

【政府】:公文書管理の専門家アーキビスト 中央省庁での活用策未定 森友問題など受け創設

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政府】:公文書管理の専門家アーキビスト 中央省庁での活用策未定 森友問題など受け創設

 森友学園問題での財務省の決裁文書改ざんなどを受け、創設された公文書管理の公的資格「認証アーキビスト」について、政府が中央省庁での活用策を決めていないことが分かった。公文書管理法は2011年4月の施行から10年を迎えたが、文書管理の不正防止に向けた政府・与党の法改正の動きは停滞している。(後藤孝好)

 
 アーキビストは、公文書の適正な管理や保存、利用に関する知識を国立公文書館の研修などで学んだ専門職。20年度に募集を開始し、今年1月に190人が初めて任命された。各地の公文書館や資料館での勤務者が大半を占める。
 
 政府は公文書管理を担当する自治体職員や、関連知識を学ぶ大学院生らを想定し検討中の「准アーキビスト」を含め、26年までに約1000人を認証する方針だ。
 
 しかし、政府内でアーキビストの活用計画や指針は作られていない。内閣府公文書管理課の担当者は「専門人材を各役所にどう配置していくかなどは今後の検討課題。まだ何も決まっていない」という。
 
 役所への配置を伴わない形での活用の動きはある。法務省は2月、裁判の判決確定後も廃棄せずに保管する重要な「刑事参考記録」を指定する手続きに、アーキビストを関与させる方針を決めた。
 
 かつて公文書管理担当相だった上川陽子法相は記者会見で「公文書の保存・管理が歴史の評価に耐えるものとなるためには、アーキビスト等の専門家が歴史的重要性の観点からしっかりと評価を行い、大事なものは確実に残していくことが重要」と語った。
 
 公文書管理を巡っては、森友問題で自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が決裁文書改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」の存在を、国が今月6日に認めるまで1年以上もかかるなど、不適切な対応が相次ぐ。
 
 立憲民主党など野党は改ざん禁止の徹底や電子決裁の義務化を盛り込んだ公文書管理法改正案を18年5月に提出。問題発覚当時の安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは当初、法改正に前向きな考えを表明していたが、その後は具体化していない。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・森友学園問題での財務省の決裁文書改ざんなどを受け、創設された公文書管理の公的資格「認証アーキビスト」】  2021年05月10日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

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【米軍】:沖縄で核実弾訓練、半年150回 冷戦下の1950~60年代

2021-05-10 06:03:30 | 【米国・在日米軍・地位協定、犯罪・普天間移設・オスプレー・安保】

【米軍】:沖縄で核実弾訓練、半年150回 冷戦下の1950~60年代

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米軍】:沖縄で核実弾訓練、半年150回 冷戦下の1950~60年代

 冷戦下の1950~60年代、米軍統治下にあった沖縄に配備された米空軍の核兵器管理部隊による活動の詳細が9日までに米軍記録で分かった。

 核爆弾の実弾を使った搬出入訓練が住民に近接した地域で57年前半だけでも少なくとも約150回確認されるなど、アジアでの核実戦使用を想定した出撃基地として沖縄が使われていた実態が明らかになった。

 核爆弾には日本に投下された原爆を上回る破壊力を持つものも含まれていた。核分裂物質を含む「核コンポーネント」と呼ばれる核兵器の中核部分が頻繁に搬出入されていたことも確認された。

 一連の文書は近く琉球大島嶼地域科学研究所HPで公開される予定。

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 国際 【米国・米軍統治下にあった沖縄に配備された米空軍の核兵器管理部隊による活動の詳細】  2021年05月10日  06:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【米国】:コロナ沈静化手応え ワクチンで「峠越える」

2021-05-10 06:03:20 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【米国】:コロナ沈静化手応え ワクチンで「峠越える」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米国】:コロナ沈静化手応え ワクチンで「峠越える」

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスで新型コロナウイルス対策を担当するザイエンツ調整官は9日、CNNテレビの番組で、成人の58%が少なくとも1回のワクチン接種を済ませたと明らかにした。「われわれは峠を越えつつある」と述べ、米国が新型コロナ沈静化に向かいつつあるとの認識を示した。

 バイデン政権は、7月4日の独立記念日までに1回の接種を完了した成人の割合を70%に高め、社会の正常化に道筋を付けることを目標にしている。

 ザイエンツ氏は「誰もが戻りたがっている普通の生活に近づきつつあるが、自制を続けるべきだ」と述べた。

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 国際 【米国・医療・健康・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う患者数の増減】  2021年05月10日  06:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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