《時代の風・12.15》:ネットが共有させた虚構 解答を推論する訓練を=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《時代の風・12.15》:ネットが共有させた虚構 解答を推論する訓練を=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員
去る11月17日の兵庫県知事選では、県議会で不信任となった斎藤元彦氏が111万票を獲得。次点候補と14万票差で再選された。
全国の関心が集まった割には、投票率は56%にとどまった。棄権した200万人近くの不作為が、111万人(有権者の4人に1人)の支持を、「県民の総意」へと押し上げた計算だ。ちなみに先般の米大統領選でも、3分の1強の棄権者が、数では同じく3分の1程度のトランプ氏の支持者をアシストする形となった。
その翌日に、とある都内在住者の、以下のようなコメントが目に留まった。
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元稿:毎日新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【時代の風】 2024年12月15日 02:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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