【京都府】:舞鶴市の4公的病院、再編どうする?「あたかも一つの総合病院」見えた現体制の行き詰まりとは
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【京都府】:舞鶴市の4公的病院、再編どうする?「あたかも一つの総合病院」見えた現体制の行き詰まりとは
四つの公的病院がある京都府舞鶴市で、病院再編に向けた議論が本格化している。市長や病院長による検討会議は10月、急性期を集約する必要性を確認し、再編・統合を伴う5パターンを提示した。4病院を残して「あたかも一つの総合病院」として機能させるとした府の計画策定から12年。深刻さを増した医療体制の現状と議論の経過を振り返る。
「救急をうまく回せていない」「診療科がそろっていないために転院搬送した例がいくつもあり、非効率」。舞鶴市が9月に4病院の医師・看護師を対象として行ったアンケートには、厳しい現状を訴える意見が並んだ。
市内の公的病院は、東舞鶴地区に舞鶴医療センターと舞鶴共済病院、西舞鶴地区に舞鶴赤十字病院と市民病院がある。
再編議論は今回が初めてではない。2004年の市民病院での医師集団退職を機に協議が始まり、府は統合を含む計画をまとめた。統合反対を掲げた医師多々見良三氏の市長就任(11~23年)で12年に計画を修正。現在は、各病院が得意分野に特化する「選択と集中、分担と連携」で4病院を維持している。
だが、各病院のデータからは、続きを読むには会員登録やプランの利用申し込みが必要です。
元稿:京都新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【地方自治体・京都府・四つの公的病院がある舞鶴市で、病院再編に向けた議論が本格化している】 2024年12月02日 05:45:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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