税金でメシを食っている市長が「捏造」資料を使って組合を攻撃していた部下の責任は取らない無責任さについて
福島の被災地に行っている間に、とんでもないニュースが入っていた。やっぱり!だった。
だが、許せないのは、橋本市長の対応だ。
橋下市長「法律家として危ないなと感じていた」(2012年3月26日22時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120326-OYT1T01083.htm?from=popin
大阪市長選を巡り、前市長の支援を求める市交通局の職員リストが嘱託職員の捏造(ねつぞう)だとわかったことについて、橋下徹市長は26日、報道陣に「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」とした上で、「捏造をした職員の責任で、大阪維新の会や(リストを公表した)市議には何の問題もない。僕の部下である市職員がやったことは大変申し訳ない」と話した。
「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」だとさ。では何故、その時にそのようなことを言わなかったんだよ。これって人を騙すってことだよね。
「危ないなと感じていた」職員リストを使った「部下」である維新の会の議員には「何の問題もない」って、オイオイ、チョッと待てよ!維新の会の責任者は誰なんだよ!
部下の責任を問えば、己に責任になるんだよな。だから「何の問題もない」って言ってることぐらい誰が見ても判るぞ!
「僕」の「部下」である「市職員がやったことが大変申し訳ない」と言ったようだが、だったら責任は取らないのか?!どっちにしても、これで己の主張の「正当性」を根拠づけたのではないのか?これで労働組合のジメージダウンを狙って思想調査をやろうとしたのではないのか?市庁舎から労働組合の事務所は出て行け!ってことになったのではないのか?
この無責任市長は、辞職すべきだよね。部下の「維新の会の議員の責任はない」と言っておきながら、「市職員がやったことは大変申し訳ない」のであれば、責任を取りなさい。
この対応について、職員アンケートをやったらどうか?勿論「無記名で」だ。
労組リスト関与疑い職員の退職金留保…橋下市長(2012年2月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20120208-OYT8T00484.htm?from=popin
昨年11月の大阪市長選を巡って市職員労組名義で前市長の支援を求める職員リストが作成されていた問題で、橋下徹市長は、3月末に退職予定の職員の関与が疑われる場合、退職金の支給を留保するよう指示した。 職員リストには、交通局職員約1800人分の氏名や、前市長の後援会加入を求める紹介カードの配布・回収状況を確認する欄などがあり、3月末で定年退職を迎える非組合員の管理職も複数含まれていた。組合側は作成を否定しているが、橋下市長は特命チームをつくって調査する方針を示しており、「(調査で関与が浮上した場合)『もう退職している、退職金は満額支給した』では済まされない」としている。 また、橋下市長は、市長選期間中に前市長が市役所前で演説した際、始業時間前の市職員が大勢並んでいたことを問題視。「一体誰からどのように知らせが出たのか。偶然集まるわけはない」として調査を指示した。
橋下市長、捏造リスト公表「何の問題もない」(2012年3月27日16時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120327-OYT1T00537.htm
大阪市交通局の嘱託職員(31)が、昨秋の市長選を巡り、前市長への支援を求める職員労組名義の職員リストを捏造(ねつぞう)していた問題で、橋下徹市長は27日、「客観的な証拠から、内部告発者が捏造した高い蓋然性が認められる」と述べ、この嘱託職員が大阪維新の会(代表・橋下市長)市議団に内部告発したとの見方を示した。 市役所で報道陣の取材に答えた。橋下市長は、事実経緯などから嘱託職員と内部告発者が一致している疑いが強いと維新市議団から報告されたことを明らかにし、「維新は内部告発者と職員が同一だと見ている」と語った。 維新が捏造されたリストを市議会で公表したことについては、「捜査機関と同じだけの容疑を裏付けてからじゃないと質問もできないなら、役所の追及はできない。維新の指摘で市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」と述べ、擁護した。 問題の嘱託職員はこの日も同市西区の交通局本庁舎に普段通りに出勤。同局の担当者が前日に引き続き、動機面などについて事情聴取を行っている。
捏造の責任取らぬ無責任労組を責める橋下をこそ