愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

真に心から沖縄に向けた言葉かどうか疑わしい安倍首相では「異論排除」の体質は改善はムリ!

2015-07-05 | 沖縄

日本のマスコミは

安倍首相の憲法否定の事実を直視すべきだ!

未だに言論抑圧常習者の安倍首相に期待するのか!

攻撃・侮辱を受けた琉球新報でさえも

「抑制的」だ!

安倍首相のデタラメの既成事実化容認のもたらす

数々の弊害を自覚すべきだろう!

安倍首相謝罪/「異論排除」の体質改めよ

琉球新報/2015/7/5 6:06
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-245289-storytopic-11.html

自民党勉強会の報道圧力や沖縄2紙などをめぐる発言に関して、安倍晋三首相は

「国民に対し大変申し訳ない。沖縄県民の気持ちを傷つけたとすれば申し訳ない」

「最終的には私に責任がある」

と述べ、ようやく自らの非を認めた。

勉強会から8日後だ。遅過ぎる。

しかも「傷つけたとすれば」という仮定付きだ。真に心から沖縄に向けた言葉かどうか疑わしい。

報道圧力が表面化した翌日、首相は「報道の自由は民主主義の根幹」と語ったものの、謝罪を避け、関係者の処分にも消極的だった。

首相は今月中旬とされる安全保障関連法案の衆院採決を視野に入れ謝罪したのだろう。

世論の批判が強く、法案審議が滞りかねないと、問題を収拾させ環境整備を図ろうとの思惑があったと推測される。

謝罪はあくまで安保関連法案を優先したものだ。県民より先に公明党に謝罪したことでも明らかだ。

今回の報道圧力問題の根底には「異論は許さない。排除する」という安倍政権の本質が流れている。

安倍政権は「公正中立」を名目に、これまで何度も政治報道に注文を付けてきた。

衆院選前の昨年11月、テレビ各局に衆院選報道の「公正の確保」を求めた文書を出した。同月下旬にはテレビ朝日のアベノミクス報道を批判し「公平中立な番組づくり」を要請した。

さらにことし4月、党の調査会が報道番組でのやらせが指摘されたNHKと、コメンテーターが首相官邸を批判したテレビ朝日の幹部を党本部に呼んで事情聴取した。

安倍首相自身、官房副長官だった2001年1月、日本軍「慰安婦」問題を取り上げたNHK番組に対し、放送前にNHK理事と面会し、「公正・中立にやってほしい」と注文を付けたこともある。

政権側は「表現の自由は憲法で保障されている」と圧力を否定するが、結果的に報道機関が萎縮し、言論の自由を脅かす恐れをはらむ。

政権や与党議員が、報道が気に入らないから圧力をかけよう、排除しようとするのは、憲法21条が保障する「表現の自由」を踏みにじる行為だ。言論、表現、報道の自由は民主主義の根幹を成すものであり、マスメディアが権力を監視、検証して批判することは当然の責務だ。

これらのことを十分理解し、異論排除の体質、謙虚さを欠いた政権姿勢を改めない限り、真の謝罪とはいえない。(引用ここまで

 

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岩手日報によれば、もはや安倍政権と自公両党は子ども以下だな!主張の誤りに自覚なしだから!

2015-07-05 | 憲法を暮らしに活かす

「合法性には確信がある」=「観念的な答弁」

「憲法解釈変更の正当性」

「説得力は乏しい」!

もはや自公両党と安倍政権は子ども以下だな!

処分された理由に本人の自覚がなければ

効果がないのは、子どもをしかる場合と一緒だ。

集団的自衛権や安保法案そのもの以前の問題

根本的な不安=議員らの基本認識に対する疑念

が顕在化!

それは何か!

国家の最高法規に対する認識の欠如だ!

憲法を活かす思想そのものが欠落していることだ!

「振り出し」に立ち返らなければならないのは

憲法を活かす!政治の復活再生と創生だ!

安倍政権と自公に求めることは可能か!

否!

憲法を活かす新しい政権の枠組みを真剣に考えろ!

滞る安保論議/「振り出し」に立ち返れ

岩手日報/2015/7/2 10:05
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2015/m07/r0702.htm

安倍政権は昨年7月1日の閣議決定で、歴代政権が「憲法上、認められない」としてきた集団的自衛権の行使に道を開いた。

それから1年。国民の間に「政権の判断は憲法違反ではないのか」との疑念が高まる現状で、議論は振り出しに戻った感がある。

それでも政府、与党は、集団的自衛権行使容認を前提とした安全保障法制整備法案の今国会成立にこだわる。会期も戦後最大幅の95日間延長したが、違憲の疑いに対し「合法性には確信がある」(安倍晋三首相)などとする観念的な答弁を続ける限り、どこまで行っても国民の理解は広がらないだろう。

安倍首相は委員会答弁で、憲法解釈変更の正当性を国際情勢の変化に求めた。安保法制の恣意的運用が懸念される折から、その可能性を示唆しこそすれ説得力は乏しい。

大多数の憲法学者や歴代内閣法制局長官ら専門家は、こぞって合憲性に疑義を申し立てている。共同通信をはじめ各メディアの世論調査の結果も、政府方針に批判的だ。

もとより憲法に関わって、「数の力」で押し切るべき問題ではない。政府、与党は議論が振り出しに戻ったことを認めるところから出直さなければなるまい。

ここに来て、このまま与党ペースで安保法案を成立させることに根本的な不安が顕在化した。意に沿わない報道に対する圧力を主張してやまない自民党議員らの存在だ。

問題発言が相次いだ懇話会に集まったのは安倍首相に近い若手とされるが、同首相は与党の公明党・山口那津男代表に陳謝したにとどまっている。自民党の谷垣禎一幹事長は日を置かず、その権限で懇話会代表ら4人を処分。執行部は所属議員に、テレビなどへの出演自粛を求めた。

この対応には、内部に不満がくすぶる。厳重注意を受けた議員の一人が「問題があったとは思えない」と正当性を主張したのは象徴的。

処分された理由に本人の自覚がなければ効果がないのは、子どもをしかる場合と一緒だ。

加えて党は他の議員にも一律に、テレビなどでしゃべるなという。表面化した発言は氷山の一角。

同様の認識を持つ議員の裾野が広いことを、暗に認めるようではある。

安保法案に関し、国民の多くが「説明不足」と認識しているのは世論調査に明らか。その責任に目をつぶり、嵐が頭上を過ぎるのをひたすら待つつもりなのだろうか。

集団的自衛権や安保法案そのもの以前の問題として、政権を支え、法案を支持する議員らの基本認識に対する疑念が国民の不安をあおっていることを、政府、与党はもっと深刻に受け止めるべきだ。(引用ここまで

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南日本新聞の「違憲の疑いが拭えない法案の審議を続けて、どれほどの意味があるのか」論なら廃案だ!

2015-07-05 | 集団的自衛権

そもそも

憲法尊重擁護の義務を負っている政党と内閣は

違憲の疑いのある法案を提出することはできない!

南日本新聞には小アッパレ!

「いったん、取り下げるか継続審議に」

「次の国会で出直すべき」論は成り立たないぞ!

閣議決定1年/法案取り下げ再論議を

南日本新聞/2015/7/4 8:06
http://373news.com/_column/./syasetu.php?ym=201507&storyid=68011

 

憲法の解釈変更によって、集団的自衛権の行使を認めた安倍内閣の閣議決定から1年が過ぎた。

 

政府は5月、安全保障関連法案を提出し、衆院の特別委員会で審議してきた。

 

しかし、審議するほど国民の疑念は膨らむ一方である。

 

それどころか、衆院憲法審査会で3人の憲法学者がそろって、集団的自衛権の行使を可能とする法案を「憲法違反」と断じた。

 

内閣法制局の元長官も特別委で「憲法9条に違反しており、法案の該当部分は速やかに撤回すべきだ」と批判した。

 

憲法の専門家や、内閣で憲法解釈を担ってきた責任者の指摘は重い。

審議は自衛隊活動をめぐる各論から、法案が合憲か違憲かの「そもそも論」に戻った。

 

違憲の疑いが拭えない法案の審議を続けて、どれほどの意味があるのか。いったん、取り下げるか継続審議にして、次の国会で出直すべきである。

 

政府・与党は会期を9月27日まで大幅延長した。日程ありきはあまりに乱暴だ。

 

これまでの政府見解との整合性や解釈変更の妥当性、安保政策のあり方と法制化の必要性など、根本から議論を仕切り直すよう求めたい。

 

維新の党はきのう、安保関連法案の対案を自民、民主、公明の3党に示した。政府が集団的自衛権行使を認める「事態」に、個別的自衛権の拡大で対処するのが柱である。

 

だが、集団的自衛権行使を容認する政府案との隔たりは大きい。

 

特別委の審議は今週で、与党が採決の目安とする80時間になる見通しだ。このため、与党は15日の特別委採決、16日の衆院本会議での可決、通過をにらむ。

 

安倍晋三首相が今国会での成立にこだわるのは、4月の米議会演説で夏までの法整備を「公約」したからだ。

 

国民の懸念より、対米「公約」を優先する考え方には同意できない。

 

そればかりか、安倍首相に近い自民党の若手議員の勉強会では、広告料の出稿差し止めで、報道機関に圧力をかけようとする発言が飛び出した。

 

安保法案への世論の支持が広がらない焦りからだろう。

異論は許さないとして排除する「安倍政権の体質」も透ける。

国民の異論や不安を置き去りにしたまま、法案成立だけを急ぐ姿勢はとうてい許されない。(引用ここまで)

ここまで書いて、なお、再提出を進言するとは、これ如何に!

ここが、憲法を活かす!という点で大きな弱点だ!

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北街道新聞にアッパレ!維新案、日本への攻撃がないのに武力行使を認める点では政府案と大差なし!

2015-07-05 | 集団的自衛権

政府案と五十歩百歩の維新案に批判の声を!

維新は、政府案を真っ向対決すべきだ!

北海道新聞が、維新の提出する法案に対して、まともな批判を展開していますので、紹介します。愛国者の邪論が書いてきたことと、同じです。大アッパレを贈りたいと思います。以下ご覧ください。

今必要なことは、提案された政府案の違憲性を徹底して暴いて、世論を高め、安倍政権を包囲し強行可決を許さない世論を固めていくことです。そのためには集団的自衛権行使は違憲であるという従来の政府見解で一致することです。

勿論、愛国者の邪論は、それだけでとどまることはできないと確信しています。しかし、今どこで一致するか、それは自衛隊を合憲とする人たちとも団結する目線との連帯・団結です。それは従来の自衛権発動の三要件のレベルで一致することです。

この点で、大きな団結を創りだしながら、安倍首相派のような集団的自衛権行使容認論、自衛隊の海外武力行使容認論が、何故出てくるのか、その点について、「旧三要件」と9条の関係の弱点を洗い出し、そもそも9条を活かすためには、どのような「歯止め」が必要か、二度と安倍首相のようなデタラメな主張が出てこないような「合意」を形成する必要があると思っています。

そのためにも、国際情勢の安全保障環境の変化があろうとも「旧三要件」を逸脱して集団的自衛権行使などというスリカエ・デタラメ・ゴマカシ・大ウソを暴き、トリックを許さない世論の構築をめざしていくことが大切だと思います。

その点で、北海道新聞の社説は、その最低の「ものさし」を述べていると思われます。

新安保法制/維新の対案 与党を利してはならぬ

北海道新聞/2015/7/4 10:00
/news/opinion/editorial/2-0027310.html

維新の党はきのう、安全保障関連法案の対案を自民、公明両与党と民主党に示し、事実上、各党との修正協議に入った。

対案は政府が集団的自衛権行使の要件とする「存立危機事態」に代え、要件を厳格化した「武力攻撃危機事態」を新設する。

政府が想定する中東ホルムズ海峡での機雷掃海など経済的危機を理由とした武力行使は認めない。

だが日本への攻撃がないのに武力行使を認める点では政府案と大差なく、違憲の疑いは残る。

政府・与党は関連法案を15日に特別委員会で採決、16日の本会議で可決、衆院通過させる構えだ。

維新が対案を示すこと自体に異論はない。

しかし与党と修正協議をまとめたり対案を国会に提出したりすれば、与党単独の採決を避けたい安倍晋三政権を結果的に利することにつながりかねない。慎重に判断すべきだ。

武力攻撃危機事態は

《1》条約に基づき日本周辺で日本防衛のために活動している他国軍への武力攻撃が発生

《2》これにより日本に外部からの武力攻撃が発生する明白な危険がある

―事態と規定した。

維新は

集団的自衛権の行使ではなく、個別的自衛権の拡大であり、合憲だ

と説明している。

だが日本への武力攻撃に対する必要最小限度の反撃のみ認められるとしてきた従来の政府の憲法解釈を逸脱しているのは明らかだ。

理解できないのは対案の扱いをめぐる維新執行部の態度である。

松野頼久代表は先の党首討論で、与党との「修正協議に応じるつもりは全くない」と言明したはずだ。なぜ方針転換したのか。

安倍政権との協調路線を模索する大阪選出議員らは、対案の早期国会提出に前のめりだ。提出すれば、与党が強引な国会運営をした場合でも、維新は審議や採決を拒否しにくくなるのではないか。

安保関連法案をめぐっては、政府が憲法学者らの違憲との指摘に十分反論できず、11本に上る関連法案の具体的な中身についての議論はほとんど行われていない。

国民の理解も進まず、今国会での成立に反対する声が強い。

16日に衆院通過を図ろうという政府・与党の方針は極めて乱暴であり、到底容認できない。

維新は他の野党と連携し、政府案の問題点を徹底的に洗い出すことで廃案に追い込むことに全力を挙げるべきだ。(引用ここまで

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映画『おかあさんの木』を観賞!被害者となった国民の悲劇を好演した鈴木京香さんらスタッフに大アッパレ!

2015-07-05 | 戦後70年

国民を侵略戦争に駆り立てたモノは何か!

反戦運動がどのように弾圧されたか!

「お国のために」を信じて疑わなかった臣民に

どのような悲劇が待っていたか!

映像と話の展開に若干の意見はあるものの

加害者である臣民が被害者となるプロセス浮き彫りに!

侵略戦争の被害国民と連帯するためには何が必要か!

戦後70年談話論議で欠落している視点浮き彫りに!

「謝罪」と「お詫び」をすべきは

被害国とその国民だけではなく

臣民である「おかあさん」・皇軍兵士・銃後の臣民へ!

だろう!何故黙殺するのか!マジで怒り満載!

映画『おかあさんの木』 特報(6月6日公開) https://www.youtube.com/watch?v=BAYwBZyDzZA

おかあさんの木 http://www.toei.co.jp/movie/details/1204694_951.html

戦場へ向かった子供たち――
おかあさんは、「おかえり」と言えたのでしょうか。
子供たちは、「ただいま」と言えたのでしょうか。

イントロダクション

原作は児童文学者、大川悦生(98年没)著「おかあさんの木」(ポプラ社刊行)。発表から40年を経ましたが、その間幾度も小学校中学年から高学年の国語教科書に採用されてきたお話です。映画では、おかあさんとこどもたちのお話を中心に、戦時下に生きた普通の人々の物語が描かれます。
決して声高ではありませんが、戦争が人々にもたらす悲しみ、そしてそれ以上に普遍的な、いつの時代にも通じる“母と子の情愛”がそこにあります。
主演は鈴木京香。監督は磯村一路。戦後70年という節目に当たる2015年初夏、すべての子供を戦争に奪われたおかあさんの愛が、おかあさんを想うこどもたちの愛が、観客の頬を熱く濡らす"泣き"のエンタテインメント。
映画『おかあさんの木』は2015年6月6日、日本中の"おかあさん"へロードショー。

キャスト・スタッフ

【出演】
 鈴木京香
 志田未来  三浦貴大 / 田辺誠一 / 奈良岡朋子

【原作】
 大川悦生『おかあさんの木』(ポプラ社刊)

【監督・脚本】
 磯村一路(引用ここまで

おかあさんの木 息子を待つ母を通じて、戦争の悲劇を訴える感動作 http://luckynow.pics/okaasan-no-ki/

児童文学者、大川悦生(98年没)著「おかあさんの木」の映画化。原作は小学校の教科書に採用され、戦争で7人の息子が次々と戦地に赴く中、その度に桐の木を植えて無事を祈った母を通じて、戦争の悲劇を訴え続けてきた。

それはある場所で起こった特別な物語ではなく、日本全土で同じ想いをした人がたくさん居たことだろう。今もう一度「おかえり」「ただいま」と言えるありがたみを、映画にして訴える。(引用ここまで

スポ日 京香が放つ大地の匂い…「おかあさんの木」で戦地の息子案じる母 [ 2015年6月2日 10:30 ]http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/06/02/kiji/K20150602010463240.html

戦後70年。複数の映画会社が記念作を製作する中で、先陣を切って6日に公開されるのが鈴木京香(47)主演の東映「おかあさんの木」だ。戦争に7人の息子をとられた母親に魂を込めて向き合った。作品との出合いに感謝しながら「これからも大地の匂いがするおかあさんを演じて、はまり役にしたい」と力強く語る。

銀幕デビュー作は森田芳光監督の「愛と平成の色男」(89年)だったが、そのたたずまいにはどこか昭和の名女優の残り香が薫る。小津安二郎、成瀬巳喜男といった巨匠たちが生きていたら、きっと声がかかったのではないか。勝手にそんなことも思う。

「おかあさんの木」で演じたのは戦争に息子をとられるたびに桐の苗木を植え、子供たちの無事を祈りながら育てていく母。「あの時代を生きた女性がどれだけ大変な思いをしてきたかは、私が想像する以上だと思いましたので、“こうじゃないか、ああじゃないか”というイメージの枠をつくらないように心掛けました」

難役だが、自然に溶け込めていた自分に気付いた。最近になってハタと気付いたことがある。91年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「君の名は」で演じたヒロイン役。京香の名を一躍全国区にした作品だ。

「そういえば、あれも空襲のシーンから始まった。当時は“真知子”という女性を演じるのに必死でしたが、ドラマを通して、その当時の女性の暮らしぶりを学んでいたんですね。戦後60年目に作られた“男たちの大和/YAMATO”で、また戦争のことを考える時間も持てましたし」

体に染みこんでいたものがわき出していた。「例えば、モンペをはいたこともない。薪(まき)を割ったこともない。洗濯板もどうやって使うのか知らない。そんな状況では、やらなければいけない準備もたくさんあったと思います。でも、私は20代のときからいろいろ勉強させてもらった。そのおかげで自然と理解できたからこそ、主人公ミツさんの気持ちに集中できたんじゃないかなって思うんです」

そのまなざし、強さ、存在感に次男を演じた三浦貴大(29)は「本当のお母さんのようだった」と称えた。耳にした京香は「とんでもないこと。三浦さんのお母さんといったら…ねえ。誰しもが思う素敵な理想の女性ですから!」と照れくさそうに笑った。もちろん三浦百恵さんを意識した言葉だ。

原作は77年から小学校の国語教科書にも採用されてきた大川悦生氏の児童文学。「地方によって使う教科書も違いますから、残念ながら私は知らなかった。5年生のときに、このお話を読んでいたらどう感じたか。出合えなかったことをもったいなく思ったんですね」

そんな気持ちが、自ら発案した「読み聞かせ」キャンペーンに結実し、全国5カ所の小学校を回った。最後に訪れたのが広島市立本川小学校。「音楽室の窓から原爆ドームが見えるんです。階段の踊り場には自由学習だと思うんですが、“平和のこと”“戦争のこと”と書かれた大きな模造紙が張られていた。この子たちは他のどの都道府県の子供たちよりも戦争を身近に感じながら暮らしてお勉強してるんだなと実感しました」

記念館があり、生徒たちが案内してくれた。「レーザービームが出る文房具を、あの小さな手に持って“こちらをご覧ください。学校はここで、ここが爆心地です”と、一生懸命に説明してくれる。そんな姿を見てたら、この子たちは悲惨さだけじゃなく平和の大事さも日々学んでいる。だからこそ、私たちにもこんなに丁寧に教えてくれるんだと感激したんです」

訪問先ではどこでも生徒たちが真剣に読み聞かせに耳を傾けてくれた。一人一人の心の中に苗木を植えた。平和への思いが芽吹いてくれたと信じたい。そういえば、大切な仕事の一つにNHKで放送中の「こころフォト~忘れない~」がある。東日本大震災で肉親や友人を亡くした人たちからのメッセージを紹介するものだ。「亡くなられた方に対しての気持ちでもあり、なおかつ大事な人を亡くされた方々が、どこか自分を奮い立たせたり、慰めたりする言葉でもあるので、一言一言に重みがある。おかあさんが桐の木に話しかける映画のシーンと共通項を感じたものです」

絶世の美女、道ならぬ恋に揺れる女、そして三谷幸喜作品ではコミカルな味と、幅広い役をこなす。「逆に言えば、私に個性と魅力がないからじゃないですか」と謙遜するが、今作に参加して心に誓ったことがある。「野良仕事に子育てに、激動の時代を生きた女性に尊敬の念を抱いて演じました。ミツさんをやらせてもらって、土の匂いのするおかあさん役が似合うように、これからも仕事をしていきたいと思ったんです。私はガッチリしてたくましいから、大地を思い起こさせるおかあさんを」

着物の着付け講師をしている母親にはチケットを送った。「おかあさんの記(感想)」も楽しみにしている。

◆鈴木 京香(すずき・きょうか)1968年(昭43)5月31日、宮城県仙台市生まれの47歳。88年カネボウ水着キャンペーンガールに選ばれデビュー。主な代表作に映画「119」「39 刑法第三十九条」「血と骨」、ドラマ「王様のレストラン」「セカンドバージン」など。14年毎日映画コンクール田中絹代賞受賞。

 ▼物語 現代の長野県の田舎町。国の整備事業の対象となり、ミツの桐の木が伐採の危機を迎える。土地の所有者を奈良岡朋子が演じ、同時に語り部となって木にまつわる秘話を回顧していく。時代は昭和初期。郵便局員の夫が急逝し、女手一つで7人の息子を育てるミツ。戦争に突入していく日本。息子に召集令状が届くたびにミツは桐の木を植え、話しかけては無事を祈る。平岳大、田辺誠一、志田未来らが共演。演出は磯村一路監督。 (引用ここまで

赤旗 きょうの潮流 2015年6月10日(水) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-10/2015061001_06_0.html

桐(きり)の木は成長が早くて葉も大きい。すくすく育っていく若木に、戦争に奪われた息子たちの姿を重ね、無事を祈る母親。公開中の映画「おかあさんの木」です

▼「あの木を切ってはならん」。老女の回想から始まる悲話。小さな村で貧しいながらも幸せな日々を送っていた母親を戦争の嵐が襲います。次々と召集され、戦死していく7人の息子。ついに抑えていた感情が爆発します

▼五郎が出征する場面。募っていた苦悩や悲しみがあふれ出て、見送りのホームで息子の足元にすがりつく母。その姿に「非国民」とののしり、足蹴(あしげ)にする憲兵。戦争の愚かさや理不尽さが際立ちます

▼戦時の母を演じた鈴木京香さんは「戦争の悲惨さはもちろん、母親の愛の強さ、あの時代を必死に生きた女性の姿を伝えたい」と。手柄なんかたてなくてもいい、死んだらいけない、生きて帰ってこい―。桐の木に正直な気持ちを語りかける母の思いを胸に

▼原作は国語の教科書に掲載されてきた大川悦生(えっせい)さんの同名の児童文学。京香さんは今の子に戦争について考えてほしいと、みずからの発案で各地の小学校をめぐり、原作の読み聞かせをつづけました

▼「学校で勉強したり、友だちと遊んだり…。その何気ない毎日が平和なんだと思う」。ときの政府によって、ふたたび若者が戦地に送られようとしているいま、それを阻止するためにも、たくさんの人々の目にふれてほしい。(引用ここまで

産経 【ロケ地巡りの旅】 映画「おかあさんの木」 「懐かしい」日本の原風景そのもの…茨城・かすみがうら市『民家園』 2015.6.13 13:00更新 http://www.sankei.com/premium/news/150613/prm1506130006-n1.html

あらすじ 長野県の小さな村で暮らす女性ミツは、恋愛結婚をして7人の息子に恵まれ、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。そんなある日、夫が突然の心臓発作で他界。さらに、成長した息子たちは、次々と兵隊に召集される。ミツは息子を戦地へ送り出すたびに桐の木を1本ずつ庭に植え、7本の木とともに彼らの帰還を待ち続ける。果たして、お母さんは息子たちに「おかえり」と言えたのか-。小学校の国語の教科書で長年にわたって愛され続けた大川悦生の同名児童文学を映画化した、感動のヒューマンドラマ。6日から全国ロードショー。(引用ここまで

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日本共産党がEU議会で初めて講演したのに扱いは小さい!アベノミクスと緊縮財政を批判したのに!

2015-07-05 | アベノミクス

「緊縮財政」応援の日本のマスコミ

日経 ギリシャ首相「緊縮財政は野蛮」 強硬発言続ける  対EU 2015/2/6 20:50 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM06H4C_W5A200C1FF2000/

時論公論 「ギリシャ危機は回避できるのか?」2015年06月26日 (金) 午前0:00~ 百瀬 好道  解説委員

 

読売社説 ギリシャ危機/混乱の拡大防ぐ最善の努力を  2015/6/30 2:00

朝日社説 ギリシャ不安/ユーロ分断避ける道を 2015/7/1 4:00

毎日社説 ギリシャ危機/国民投票では解決せず 2015/6/30 14:00

産経主張 ギリシャ危機/国民投票への逃げ許すな 2015/6/30 8:00

日経社説 ギリシャを破綻国家にせぬ道を模索せよ 2015/6/30 4:00

東京・中日社説 ギリシャ危機/悲劇はだれも望まない 2015/6/29 8:00

 

 

 「緊縮財政」による国民生活苦の責任免罪!

「債権者」のお儲け放置!

「緊縮」是認の世論誘導=「イデオロギー攻撃」に大喝!

何故か!

「緊縮財政」=「自己責任・自助」論で政権免罪!

「責任」は大儲けしている大企業と富裕層に応能の負担を!

「国民生活犠牲にした財政再建はない」

日本共産党代表 欧州議会会合で講演

赤旗 2015年7月4日(土)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-04/2015070404_01_1.html

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写真

(写真)欧州議会で開かれた公的債務を議論する会合で講演する森原公敏・党国際委員会副責任者(右)と各国左翼政党の代表ら=2日、ブリュッセル(島崎桂撮影)

【ブリュッセル=島崎桂】ベルギー・ブリュッセルにある欧州連合(EU)の欧州議会で2日、「周辺国の債務―原因、結果、解決策」と題する会合が開かれ、公的債務問題を議論しました。各国の共産党や左翼政党で構成する同議会会派「欧州統一左翼/北欧緑左翼(GUE/NGL)」が主催したもの。同会派から招待を受けた日本共産党を代表して、森原公敏・党国際委員会副責任者が7人の報告者の1人として発言しました。欧州議会で党代表が講演するのは初めて

森原氏は日本の財政赤字拡大の原因について、

経済不況の中で消費税増税と法人税減税、社会保障の削減を強行し、国民生活を犠牲にした結果だと指摘。社会保障の拡充を口実に増税を重ねてきた消費税収が法人税減税の穴埋めに使われている実態や、大企業の利益拡大の一方で労働者の実質賃金が下がり続けている現状など、日本の実態を明らかにしました。

こうした事態の解決の方向として、

▽大企業や富裕層の「能力に応じた負担」を原則とする税制改革

▽国民の所得を増やす政策による経済成長と税収増―

という日本共産党の財政危機打開の提言の内容を説明しました。

会合ではギリシャ債務問題が大きな論点となる中、森原氏は「期限を切って国の借金をゼロにする必要はない」と主張。「国民生活を犠牲にして借金を減らそうとすれば、景気が冷え込み、財政はかえって悪化する」、これが日本のこの20年間の現実が示していることだと訴えました。

会合には、欧州議会議員と秘書らのほか、ギリシャ与党・急進左派連合(SYRIZA)やポルトガル共産党など各国左翼政党の代表らが参加。森原氏と意見交換する中、前回総選挙での日本共産党の躍進を祝福する声も多数寄せられました。(引用ここまで

欧州債務問題 社会的弱者を犠牲にしてギリシャは救えない 2015年2月26日(木)17時06分
ケマル・デルビシュ(国連開発計画前総裁) [2015年3月 3日号掲載]
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/02/post-3565.php
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安倍首相に陳謝・責任の心なし!テレビ・新聞は「常に権力の問題点に立ち向かう姿勢」を示せ!

2015-07-05 | 安倍内閣打倒と共産党

最高権力者であることを自覚しているが故にこそ

夜な夜なマスコミ関係者と会食していることは不問!

「ニュース23」の内容批判は「自由」とする思考回路!

「責任」を口にするなら、態度・行動で示せ!

どれほど「責任」「陳謝」をすれば済むのか!

反省猿CM(新三共胃腸薬)

https://www.youtube.com/watch?v=XZ08ub7Rx-o

違憲の暴言に対して形ばかりの無反省な陳謝で話題は維新の対案にシフトする安倍政権とメディア! 2015-07-03 23:21:56 | マスコミと民主主義

首相は党本部で行われた勉強会だから最終的には私に責任がある」と陳謝。枝野氏が勉強会での発言を基に「沖縄の二つの地元紙の報道はゆがんでいるのか」と畳み掛けた際は、「報道の自由を守ることこそが私たちの責任だ」と低姿勢で答弁した。ただ、枝野氏がさらに追及すると、首相の態度は一変。民主党が与党だった2012年、当時の政調会長が批判記事を書いた記者の会見出席を拒否したことを念頭に、「安倍政権において記者会見からどこかの会社を排除したことはない。報道の自由を大切にしている証しだ」とやり返した。
報道機関への威圧に関しても「萎縮しているなら『権力におもねろう』という(気持ちがある)ことになる。常に権力の問題点に立ち向かう姿勢が求められる」と開き直り、「安倍政権が大きな批判にさらされているのは、民主主義が正常に機能している証しだ」と独自の論理を展開した
首相としては、民主党政権時代の問題を持ち出すなどして批判をかわし、幕引きを図る狙いがあったとみられるが、民主党の代表は記者会見で「安倍政権がメディアに対して制約を加えているのは公知の事実だ」と強調、政権批判を強めた。(引用ここまで

逆ギレする安倍晋三に「反省」「陳謝」の心なし!

日本のテレビ・新聞は正々堂々と

「政治的」などとは言わせない

「常に権力の問題点に立ち向かう姿勢」を示せ!

 【報道圧力発言】首相、陳謝も民主政権に皮肉? 

「安倍政権はどこかの会社を排除したことない」

産経 2015.7.3 19:42更新

http://www.sankei.com/politics/news/150703/plt1507030036-n1.html

安倍晋三首相(自民党総裁)は3日の衆院平和安全法制特別委員会で、党の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が出た問題について「党本部で行われた勉強会なので最終的には私に責任がある。大変遺憾で非常識な発言だ」と述べた。その上で「極めて不適切だった。総裁として国民に心からおわびしたい。沖縄県民の気持ちも傷つけたとすれば申し訳ない」と陳謝した。

首相は「報道の自由や言論の自由を軽視する発言、あるいは沖縄の思いに寄り添い負担軽減と振興に尽くしてきた党の努力を無にする発言だ」と指摘。「今後、謙虚にかつ緊張感を持って政策実現に邁進(まいしん)することで国民の信頼を回復したい」と述べた。

一方で首相は「安倍政権を厳しく非難している報道機関でも言論の自由を侵されてはならない。言論を守っていくことも私たちの義務だ」と強調。圧力が報道機関を萎縮させているとの批判を念頭に「本当に萎縮しているなら報道機関にとって恥ずかしいことだ。萎縮するのは権力におもねろうということだ。常に権力に立ち向かう姿勢こそ求められている」と述べた。

さらに「安倍政権では正式な記者会見から、どこかの会社を排除したことはない。報道の自由を大切にしている証だ」とも語った。民主党政権下の平成24年2月、前原誠司政調会長(当時)が定例記者会見から産経新聞記者を排除したことを念頭に置いた発言とみられる。(引用ここまで

産経が調べた民主党の「言論統制」は

民主党政権が崩壊した原因なのに

安倍政権を擁護応援する産経は判っていない!

安倍政権は崩壊するぞ!

次は憲法を活かす新しい政権だな!

【酒井充の野党ウオッチ】

民主党に「言論統制」を批判する資格があるのか? 

政権時の言論封殺の数々…

産経 2015.7.3 01:00更新

http://www.sankei.com/premium/news/150703/prm1507030007-n1.html

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引退表明した橋下氏が維新分裂をエサに維新執行部を脅し安倍式安保法制への援護射撃を始めた!

2015-07-05 | 集団的自衛権

引退を表明した橋下氏が今更「自立」発言とは!

安倍式安保法制への援護射撃!

政界再編で脅し、次の出番を狙う!

民主も維新も野合政党だから!

虎視眈々と再「第三極」を狙う!

「大阪維新、自立の準備を」橋下氏が指示

 維新の党に不信感

産経 2015.7.5 06:00更新

http://www.sankei.com/west/news/150705/wst1507050011-n1.html

地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長が4日夜、同市内で開かれた党の全体会議で、出席した大阪維新所属の国会、地方議員に、上部政党にあたる「維新の党」からの離脱に向けた準備をしておくよう指示する発言をしていたことが、複数の出席者への取材で分かった。橋下氏は「維新の党の国会議員は、地方分権などの維新の精神を忘れている」と指摘し、「大阪維新が国政政党として、いつでも自立できるよう準備しておくように」などと呼びかけたという。全体会議には大阪維新所属の大阪府議や大阪、堺両市議のほか府内選出の国会議員ら約100人が出席していた。国会議員主導の地方を軽視した党運営に対する不信感を背景に、大阪維新が離脱も辞さない強硬な姿勢を見せることで、執行部を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。(引用ここまで

 民主を恫喝し、安倍式違憲法案審議の土俵に乗せる!

時事通信 維新との修正協議に前向き=自民・高村氏 2015/07/04-12:03 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015070400115

自民党の副総裁は4日午前、山口県防府市で講演し、維新の党が安全保障関連法案の対案を提出することについて「政党として責任ある態度だ。お互いの協議になることもあり得る」と述べ、修正協議に前向きな姿勢を示した。対案の内容については「私たちの案とは、ちょっと離れている」と指摘した。一方、民主党に対しては「自分たちは何も決めないで反対と言うだけだと、かつての社会党みたいになる」と批判した。 (引用ここまで

「1%の一致点を100%の一致点に」を狙う!

悪法も既成事実化で悪法でなくなる!

NHK 維新の対案 “隔たりあるが早期提出に期待” 7月4日 14時45分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150704/k10010138721000.html

 

維新の対案 “隔たりあるが早期提出に期待”
 

 

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自民党の高村副総裁は山口県防府市で講演し、維新の党がまとめた安全保障関連法案への対案は、政府案とは考え方に隔たりがあるとしながらも、対案が速やかに国会に提出され議論が深まることに期待を示しました。

 

安全保障関連法案を巡り、維新の党は、アメリカ軍への攻撃が日本への攻撃にもつながる危険がある場合に限り武力行使ができるなどとする独自の対案をまとめ、自民党などに示しました。
これに関連し、自民党の高村副総裁は「私たちの案とはちょっと離れている」と述べ、武力行使の要件などを念頭に、政府案とは考え方に隔たりがあると指摘しました。
一方で高村氏は「維新の党が対案を国会に提出することは、政党として責任ある態度だ。国会での審議になれば、お互い協議することもありうる」と述べ、対案が速やかに国会に提出され議論が深まることに期待を示しました。
また高村氏は安全保障関連法案の委員会採決に関連し、「日米安保条約やPKO法案なども、国民の理解が十分得られて承認や採決したわけではない。国会で十分審議をしたうえで、採決したあとも理解を得る努力を続ける必要がある」と述べ、理解を求めました。(引用ここまで

 

 民主も維新も廃案・撤回を前提にしていない!

今は違憲法案の廃案・撤回論議をすべきだろう!

産経 維新の安保対案提出 維新・与党・民主…それぞれの思惑とは 2015.7.4 01:30更新http://www.sankei.com/politics/news/150704/plt1507040004-n1.html

維新…「責任野党」強調

維新の党は安全保障関連法案の対案を国会に提出し、十分な審議を求める方針だ。橋下徹最高顧問(大阪市長)は3日のツイッターで、十分な審議が行われない場合は「採決拒否」も辞さない構えを示した。

維新が対案提出を決断した背景には、橋下氏の衰えぬ影響力がある。松野頼久代表は最後まで渋ったが、政府案への反対が目立つ民主党とは異なる「責任野党」を掲げる橋下氏が押し切った。橋下氏はツイッターに「しっかりと対案を出したのに十分な審議がされない場合」は、「審議拒否、採決拒否は成り立つ」と投稿。党幹部には政府案と同等の審議時間を求めるよう促すメールを送った。

維新は来週、民主党と幹部会合を開き、政府案の衆院平和安全法制特別委員会の採決は今月末に行うべきだと提案する方針。いわゆる「60日ルール」を適用させない狙いだ。政府・与党には「維新の対案を審議すれば、政府案の採決に応じる」(自民党幹部)との見方があるが、一筋縄には行きそうもない。

与党…「強行採決」印象緩和に期待

自民党の高村正彦副総裁は3日に維新の対案説明を受け、「政府案との隔たりは大きい」と漏らした。高村氏は国会での対案審議を優先する考えだ。政府案と対案を同時に採決し、維新の欠席を防いで「強行採決」のイメージを和らげたいとの思いがある。

ただ、修正協議の見通しは暗い。対案に含まれる領域警備法案について、自民党幹部は「自衛隊がいきなり前面に出るケースが増え、武力衝突に発展する可能性がかえって高まる」と指摘。自国防衛を明確にした対案の「武力攻撃危機事態」についても、「事実上活動範囲を日本周辺に限定し、先祖返りすることになる」と否定的だ。

そもそも15日を目指している衆院特別委員会の採決までに溝を埋めるには、あまりにも時間が足りない。公明党は7日に維新と実務者協議を行う予定だが、北側一雄副代表は3日、高村氏と都内で会談し、対案への対応で足並みをそろえることを確認した。

民主党…軟化気配も対応定まらず

民主党の岡田克也代表は3日の記者会見で、領域警備法案について「民主党案と維新案は基本的に同じだ」と述べ、共同提出に含みを持たせた。執行部は当初、対案提出に慎重だった。対案を出せば、政府案を追及する時間が減りかねないためだ。

変化の兆しの背景には、政府案への反対を重視する党方針に疑問を抱く保守系を中心に「対案を出せば反対だけではないとの国民へのメッセージになる」との声があることが影響している。むしろ、対案提出で審議を引き延ばす余地が生まれるとの見方もあり、細野豪志政調会長は3日に維新の説明を受けると、記者団に「基本的には(維新と)一緒に行動していく」と明言した。

ただ、岡田氏は対案提出について「出すとも出さないとも現時点では申し上げない」と慎重姿勢を崩しておらず、方針はいまだに定まっていない。(引用ここまで

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