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共産党の野党共闘論は民進党を侵食する手段とデマを振りまく安倍応援団の産経!安倍首相の恐怖感を代弁!(2016-08-23 | 国民連合政権)
共産党との共闘路線が争点となっている民主党代表選に圧力をかける連合の背後に安倍・フジサンケイグループアリ!(2016-08-23 | 国民連合政権)
【共産侵食~民進党代表選 まとめ読み】起こりうる「民共連立政権」の未来予想図とは 渾身の連載で「民共連携」の功罪を考える
2016.9.3 01:00
★【共産侵食~民進党代表選(1)】平成30年に「国民連合政府」が誕生したら…安保法は当然廃止 北のミサイル発射に民共連立政権は?
これは荒唐無稽な作り話ではない。複数の民進党議員が語る「起こりそうな懸念」のシミュレーションだ。起こりうる「民共連立政権」の未来予想図をもう少し見てみよう。
民進党内では、共産党の選挙協力に頼る議員を中心に増税中止を求める声が続出。
予算編成方針が定まらぬ中、官邸に驚きの情報が届いた。北朝鮮が日本海に向け発射したミサイルが、公海上にいた米艦船の近くに落下したのだ。衛星写真をみると、他にも複数のミサイル発射の兆候があった。
一方、このことは、共産党が民進党という政党を侵食していることを意味する。民進議員が「共産票」の上積みなしには国政に戻れない事態が続けば、党の政策が共産党綱領になびいていく可能性は高い。志位氏は演説で、党綱領に改めて光をあてるよう求めたうえで、こう語ってみせた。「綱領が現実政治の熱い焦点になっている。まさに“旬”であります」
★【共産侵食~民進党代表選(2)】民共連携に揺らぐ連合 「民進党の政策をゆがめるな」
連合は7月の参院選で、過去最高となる12人の組織内候補を擁立。民進党の集票マシンとして貢献したが、民進党の身内を軽視するような姿勢を前に、両者のすきま風は「嵐」に発展しかねない。
「共産党と一緒になるようなことはしてはいけない。岡田克也代表などに任せてはダメだ」
党代表選(9月15日投開票)への動きが活発化した7月22日。議員会館内で、旧民主党出身の平田健二元参院議長が細野豪志元環境相に語気を強めて詰め寄った。会談は、連合組織内候補に対する細野氏の支援にへのお礼のためだったが、参院選の話題もそこそこに民共共闘に反対する候補者の擁立を求める平田氏に、細野氏は静かに耳を傾けるばかりだった。
7月の参院選では、共産党候補が野党統一候補になった香川選挙区などで連合は自主投票を断行。共産党の地方組織と「脱原発」の政策協定を結んだ選挙区では、連合傘下の電力総連が猛反発した。
東京都知事選でも、連合東京は共産党が都政に関わることへの忌避感が強く、自主投票を決定した。連合関係者は、野党統一候補の鳥越俊太郎氏に関し「告示日にポスターを貼っただけで、街頭演説の動員要請はすべて断った」と打ち明ける。
連合出身の民進党議員は「共産党との連携で、党内の政策議論が難しくなる」とも指摘する。連合は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を推進する立場だが、共産党は反対だ。
連合の神津里季生会長は、共産党との連携で「民進党の政策をゆがめてはならない」と警告。次期衆院選の対応も「他の野党に政策を示し覚悟を問わなければならない」と安易な共闘に陥らないよう戒める。
ただ旧民主党幹部は「共産党票の恩恵を感じた議員は依存から抜け出せなくなる」とも指摘する。
連合は参院選比例代表で擁立した12人のうち8人を当選させた。民進党幹部は「連合と別離するようなことはない」とタカをくくるが、“浮気”が過ぎれば三くだり半を突きつけられる日がくるかもしれない。
★【共産侵食~民進党代表選(3)】「甘いエサ」の共産票を前に、しぼむ民進党内の改憲議論
憲法の全条文維持を求める共産党との今後の選挙協力を意識してか、改憲に前向きな保守系議員からも威勢のいい言動が消えつつある。
「蓮舫代表代行は憲法改正の対象となる具体的な条文の絞り込みを認めた。共産党はついてこれない」
民進党の細野豪志元環境相は9日、自ら会長を務める党内派閥「自誓会」のメンバーを都内のホテルに集め、党代表選に出馬しない理由をこう説明し、先に出馬表明している蓮舫氏の支援に回ることを決めた。
さらに保守系の筆頭格で、代表選出馬を目指す前原誠司元外相さえも「私は憲法改正が『最重要課題』とはまったく考えていません」(今月発売の月刊誌「世界」9月号)と述べるなど、改憲論議の機運はしぼんでいる。
背景には、選挙協力という「甘いエサ」(民進党中堅)を用意する共産党への配慮がある。共産党は綱領で「現行憲法の前文を含む全条項を守る」と規定し、自衛隊は「国民の合意での憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)に向かって前進をはかる」と明記している。
政府・自民党が「安倍首相の任期中に改憲発議を仕掛け、民進党を分裂に追い込む」(首相周辺)と息巻く中、民進党は共産党と一線を画し、独自の憲法観を国民に示せるか。民進党にとって政権交代可能な政党に戻れるかの試金石となりそうだ。
★【共産侵食~民進党代表選(4)】消費税増税は民進党分裂の火種 共産との連携で「3党合意」は砂上の楼閣に
3党合意の最高責任者でもある野田氏が延期議論を歓迎するわけもない。安倍首相が6月1日に31年10月までの消費税再増税の延期を表明すると、同日のブログで「国民に土下座してでも予定通りに消費税を10%に引き上げるべきだ」と怒りをあらわにした。財政再建を重視した野田氏は当時の民主党内で、消費税増税に猛反対する小沢一郎元代表のグループらと抗争を繰り広げ、大量の離党者を出して党を瓦解させてまで3党合意を結実させた経緯がある。
くしくも野田氏のグループに所属し、岡田氏の後継として有力視される蓮舫代表代行は今月23日、日本外国特派員協会の記者会見で「社会保障の充実」を掲げたものの、消費税増税の是非には触れなかった。
一方、蓮舫氏と党代表選(9月15日投開票)で争う前原誠司元外相も月刊誌「世界」の9月号で「財源論から目を背けない生活保障システムの再構築」を訴えたが、具体的な考えは示さなかった。
ある民進党中堅議員は3党合意を「過去の出来事」と切り捨てる。共産党との連携を通じ、合意見直しの機運が高まれば財政再建派との対立を招き、再び党が崩壊する危険もはらむ。
★【共産侵食~民進党代表選(5)】民進党の前原誠司氏「考え方が違う党と組むのは野合」 民共共闘という“蜜”の味を覚えた民進党は衆院選でも選挙協力するのか…代表選の最大の争点に浮上
蓮舫氏や前原氏がここまで民共共闘の物言いに神経を使うのは、参院選で複数の民進党候補が味わった共産党票の効果が、麻薬のように党内に染みついているからだ。
参院選で、民進、共産、社民、生活の野党4党は政策協定を結び、32の改選1人区すべてで統一候補を擁立。野党は平成25年参院選(2勝)を上回る11勝をあげた。
野党統一候補の得票が選挙区の総投票数に占める得票率も、22選挙区で増加。選挙協力は一定の効果をあげた。ただ、逆に野党が21敗を喫したのは、野党が基礎票を積み重ねても、自民・公明両党の厚い支持基盤を超えられなかったからともいえる。1人区の32選挙区中、自公の比例代表の合計得票が野党4党に負けたのは、沖縄と岩手だけ。野党のさらなる勝利には、4党の基礎票に加えて、無党派層の幅広いさらなる支持が必要だった形だ。
自民党の選対幹部は「衆院選で野党統一候補が実現すれば、295の選挙区中、30程度で与野党の勝敗が逆転する」と分析する。
民進党内では、参院選で野党共闘に効果があったことを受け、衆院選でも連携に期待する声が強い。前回の衆院選で落選した民進党候補は「選挙区内の共産党の基礎票は3万。公明党は3万5千。共産票が上積みされて、初めて自民党の現職と勝負できる」と本音を打ち明ける。
一方、共産党にとって共闘の維持は死活問題だ。同党で政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員は、「共産党は参院選で、結党以来初めて全国的な選挙協力ができた。党員の高齢化などで党の勢力が先細る中、野党共闘を進めるしか道はない」と指摘。
旧民主党政権で閣僚を務めた重鎮は、共産党と選挙協力を進める危険性をこう指摘する。「衆院選でも民共が選挙協力をすれば、政策は違うといくら訴えても、現場レベルでは共産に引きずられるだろう。これでは政権を取り戻す気概が伝わらず、万年野党の入り口になる」
★【共産侵食・番外編】「共産党の本質は何ら変わっていない…」「暴力革命方針」閣議決定導いた山田英雄元警察庁長官が警鐘を鳴らす
山田氏が警察庁警備局長として答弁に立ったのは昭和57年4月20日の衆院地方行政委員会。共産党に対する警察の情報収集活動のあり方に反発した同党の三谷秀治議員の質問に対し、暴力革命を意味する「敵の出方論」に言及した。現在の共産党は「分派が行ったこと」としているが、同党は戦後の一時期、全国的な暴力破壊活動を展開していた。綱領には57年当時から「暴力革命」の記述はなかったものの、共産党の本質は暴力革命にあるとにらんだ山田氏は当時のトップ、宮本顕治委員長の著書「日本革命の展望」を引用。「革命への移行が平和的になるか非平和的になるかは(中略)敵の出方にかかる」との記述を根拠に「暴力革命の方針を捨て切っていない」と答弁した。三谷氏は激高。ただ、党員必読書だった宮本氏の著書を持ち出されたためか、山田氏は「明確な反論はなかった」と振り返る。共産党はその後に規約や綱領の変更を行ったが、山田氏は平成16年に改定された現在の綱領についても「衣の下に鎧(よろい)は見え見えだ」と語る。
山田氏は「結局は一党独裁になるということだ」と指摘。さらに綱領の「生産手段の社会化」との記述を挙げ、「資本主義を打倒し、生産手段を国有化するということであり、大革命だ。そんなことが平和的な方式だけでできるのか。あり得ない」と問題視する。
山田氏はこうした理念を持つ共産党に“侵食”されるように7月の参院選で共闘した民進党に対しても「野党共闘が、あまり疑問なく行われることは非常に危険だ」と批判する。具体例として挙げるのは、改選数1の「1人区」である香川選挙区で民進党が譲歩し、共産党公認候補が野党統一候補となったことだ。
両党の地元組織は6月3日、統一候補擁立にあたり「基本的事項の確認書」を交わした。共産党綱領に明記している日米安保条約の廃棄や自衛隊解消を野党共闘に持ち込まないこと、「天皇制」を含めた現行憲法の全条項を守ることなどが確認された。
共産党の綱領を民進党が追認した形となり、志位和夫委員長は6月15日の党会合で、この確認書を「党綱領の立場に他党から共感や信頼が寄せられるところまで野党共闘が進化していることは大変うれしい」と称賛した。
結果は共産党候補の惨敗だったが、山田氏は「共産党は綱領で『民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだ』としているのに、『今の天皇制を守る』との立場は虚言にしか聞こえない。綱領の一部を切り取って安心させる罠だ」と強調。その上で「それを受け入れている民進党が問題だ。なぜそんな道を選ぶのか」と首をかしげる。
共産党の参院選の獲得議席は3年前よりも2議席少ない6議席にとどまり、ここ数年の躍進の勢いにかげりもみられる。それでも志位氏は次の衆院選での野党共闘に意欲的だ。山田氏はその動きを牽制するように、こう語った。「国民にはぜひ共産党の綱領を読んで本質を理解してほしい」(酒井充)
★【共産侵食~民進党代表選】連合・神津里季生会長インタビュー「共産党とは互いに信頼できる間柄にはなれない」
--共産党は野党連立政権「国民連合政府」構想を掲げている
「連合は民主的な労働運動を行ってきた組織であり、歴史的な経過もある。共産党が党名と綱領を変えるような本当の変革を考えているなら別だが、共産党と互いに信頼できる間柄にはならない」
--憲法改正議論や自民党との大連立については
「憲法はしっかりと議論すべきだ。参院選で改憲勢力が発議に必要な3分の2を占めた中で、一切議論しないという方がおかしいだろう。大連立は、条件が整うならばあっていい話だ」(引用ここまで)