そもそも「事実上内戦状態の南スーダン」は「安全」地帯か!
新たな任務の付与について命令を発出したのは私自身だから、全ての責任は私にあるという稲田さん!自衛隊員の命と幸福追求権はあなたの責任は対等ではありません!2016-11-20 | アフリカ
南スーダンではPKO帰れのデモもあるというのに日本のテレビは自衛隊員と家族の立場に立った報道はほとんどなし!もっと系統的に報道しろ!彼らを見殺しにする気だな!2016-11-17 | アフリカ
安倍政権の閣議決定「新任務付与に関する基本的な考え方」は粉飾・偽造・偽造・やらせの極地!徹底的に批判して撤回させるべし!2016-11-17 | アフリカ
井上哲士 @21csts 3時間前
外交防衛委員会で南スーダンPKOの自衛隊資料が、現地での「戦闘」を「衝突」に書き換えている問題を追及。稲田防衛相の現地視察の際に隊員から「戦闘があった」と説明をうけた映像も指摘し、「実態通り『戦闘』と呼んでいたのに『衝突』と言い換え、安全かのように説明している」と批判し撤退を要求
日本共産党井上哲士議員の22日の参院外務防衛委員会質疑
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
日本共産党井上哲士議員の24日の参院外務防衛委員会質疑
「反政府派支配地域」を明記/南スーダン「PKO5原則」崩壊/
井上議員 陸幕資料示し追及/参院外交防衛委
赤旗 [2016.11.23]
日本共産党の井上哲士議員は、22日の参院外務防衛委員会で、南スーダンへの自衛隊派兵問題を取り上げ、南スーダンPKO第10次要員(5月派遣)の家族への説明で、政府がすでにPKO参加5原則が崩れていると認識していたのではないかとただしました。
井上氏が示した陸上幕僚監部作成の「南スーダンPKO第10次派遣要員家族説明会資料」(2月1日時点)では、南スーダン北部に「反政府派支配地域」が存在することが明記され、支配地域との境界に「戦闘発生箇所」があることも示していました。一方、今月派遣された第11次派遣要員の「家族説明資料」(8月1日時点)は、「支配地域」がなくなり「反政府派の活動が活発な地域」に差し替えられていました。
井上氏は、「政府はこれまで、反政府側の支配地域があるかどうかはPKO参加5原則が維持されているかどうかの基本的な指標だと答弁してきた」と指摘。「それなのに、反政府側の支配地域があると家族に説明しながら、第10次要員を派遣した。つまり、参加5原則が崩れていると認識しながら、それを承知で派遣したということだ」と迫りました。
稲田朋美防衛相は、「第10次要員が派遣される場合においても、紛争当事者が現れ出たとは認識していない」と言い訳に終始。井上氏は国連事務総長報告を読み上げ、「2月より8月の方がさらに治安は悪化しているのに改善したかのように家族に説明し、派遣を継続することは許せない」と批判。「PKO参加5原則が破たんしていることは明らかだ」と強調し、南スーダンからの自衛隊のすみやかな撤退を求めました。(引用ここまで)
東京朝刊 南スーダン資料を一転公開 黒塗りは現地報道の情報 2016年11月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201611/CK2016112402000131.html
にまとめた資料。タイトルなどが変わっている |
防衛省が今年六月、表題以外をすべて黒塗りにして開示した陸上自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)に関する作成資料を今月公開し、内容が現地報道を基に反政府勢力の「支配地域」を示した地図だったことが分かった。現地で公になっている情報まで黒塗りにする姿勢に、野党は「こんなものまで隠すのか」と批判している。 (新開浩)
黒塗り資料は六月、フリージャーナリストの情報公開請求に対して開示。共産党が今月、同じ資料を要求し、勢力図の地図が公開された。南スーダンPKO十次隊が今年五月に出発する直前、隊員の家族向けに開かれた説明会で使われた資料の一部。「反政府派支配地域」や「戦闘発生箇所」などが記載されている。
共産党の井上哲士参院議員は資料提出を受け、最近の国会審議で取り上げ「なぜ(六月は)隠したのか」と質問。稲田朋美防衛相は「当時は南スーダン暫定政府が発足したばかりで、内容を公にすれば同国に不利益を与え、わが国との信頼関係が損なわれる恐れがあった」と指摘した。公開に切り替えた理由は、七月に首都ジュバで大統領派と反政府勢力との銃撃戦が発生し、二百七十人以上が死亡したため「情勢を可能な限り国民に説明すべきだと判断した」と述べた。
一方、これまで稲田氏は国会答弁で、南スーダンでは「反政府勢力が支配を確立した領域はない。武力紛争の当事者が現れたとは認識していない」と説明。戦闘の発生を否定し、衝突が起きているとの考えを示してきた。
だが、資料には「反政府派支配地域」や「戦闘発生箇所」の表現がある。防衛省として双方とも認定していると受け取れ、自身の答弁と矛盾するが、稲田氏は「現地報道の表現を引用した。不正確な記述だった」と述べ、資料が間違っていたとの見解を示した。
防衛省は共産党に八月にまとめた資料も公開した。「反政府派支配地域」は「反政府派の活動が活発な地域」に、「戦闘発生箇所」を「衝突発生箇所」との表現に修正していた。(引用ここまで)
現地の情勢把握ができていることを示すことこそが安全の第一歩ではないのか!
そもそも「衝突発生箇所」のないことが「安全」ではないのか!
東京新聞 南スーダンの情勢覆い隠す黒塗り 陸自報告書
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201611/CK2016111602000107.html
十五日の衆院安全保障委員会で、南スーダンの治安状況に関し、大部分を黒塗りにして政府側が開示した資料を野党側が示して追及した。政府は環太平洋連携協定(TPP)承認案を巡っても、交渉の関係資料を表題と日付以外、全て黒塗りにして開示し、「のり弁当のようだ」と批判された。
民進党の後藤祐一氏は南スーダンの首都ジュバを十月八日に訪問した稲田朋美防衛相に陸上自衛隊が参考資料として提出した「現地状況報告」の開示を要求。項目欄以外は塗りつぶされた状態で開示された。後藤氏は黒塗り資料を示し「『のり弁』では困る」と指摘。日本政府が首都ジュバの治安について「比較的落ち着いている」と説明しているのに情報を隠すのはおかしいと追及した。稲田氏は「開示した場合、派遣部隊の情報収集能力が推察され、任務の効果的遂行に支障が生じる。わが国の安全が害される恐れがある」などと説明した。(引用ここまで)
テレビ朝日 「駆け付け警護」で蓮舫代表 黒塗り報告書を批判 (2016/11/16 17:02)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000087924.html
民進党の蓮舫代表は、自衛隊に新たに「駆け付け警護」の任務が与えられたことを巡り、政府は派遣先の南スーダンの情勢を明らかにすべきと批判しました。
民進党・蓮舫代表:「稲田大臣が南スーダン、ジュバを視察した時の報告書です。真っ黒です」「自衛隊員の命、我が国の国際貢献の本質がずれてはいけない。判断たるものは国会に出すべきものではないでしょうか」
蓮舫代表は、派遣された自衛隊が稲田防衛大臣に提出したアフリカの南スーダンの状況報告書がすべて黒塗りになっていることを取り上げ、駆け付け警護を付与した根拠を示すべきと政府の対応を批判しました。そのうえで、「自衛隊員の命を守る医療体制の強化が先だ」と強調し、15日に国会に提出した救命救急体制の整備を政府に義務付ける「自衛隊員救急救命法案」の審議入りを強く求めていく考えを示しました。(引用ここまで)
丁寧な説明はできていないのに派遣するというのか!
これでは自衛官はたまったものではない!
しかも、国民には事実を隠ぺいして「安全」を強調している!
Q:先ほどの質問、もう一度伺いたいのですけれども、時事通信の世論調査で「駆け付け警護」の反対が賛成を上回ったと。国民になぜ理解されていないのか、原因はどこにあると思いますか。
A:まだまだ、しっかりと意義について説明が出来ていないというかですね、説明が浸透させていることができていないということだというふうに思います。ここはしっかりと努力をしていきたいと思っています。
Q:衆議院の安全保障委員会で、民進党の後藤議員の方から、ジュバの現地状況報告書について取り上げがあったと思うのですけれども、「のり弁」の状況で、改めて委員会に提出してほしいという要求があったと思うのですが、それに対してはどういうふうに対応されるお考えでしょうか。
A:黒塗りの書面だった点については、わが方の、また、現地の自衛隊の資料で、現地の自衛隊の情報収集能力が明らかになることは、自衛隊、特に現地で活動している自衛隊の安全確保という意味においても、支障があるという思いで、ああいった公表になったわけでありますけれども、その際、国会の中で後藤議員からしっかり具体的な事実を教えてほしいという意見があり、理事会預かりになりました。そして、出された書類は10月8日のものですけれども、そこから今までもかなり時間も経過しておりますので、現時点のジュバの市内、すなわち市内及びその周辺といいますか、また、南スーダン全体の治安情勢が分かる、しかも公表して差し支えないものをしっかり資料として提出するように指示しております。(引用ここまで)
赤旗 主張/南スーダン自衛隊/危険な新任務は中止し撤退を [2016.11.19]
赤旗 南スーダンPKO 撤退相次ぎ組織的危機/安倍政権は任務拡大狙うが…/「武力介入」の限界示す [2016.11.7]
赤旗 国連調査報告/南スーダン「保護失敗」/国連施設182棟が被弾 [2016.11.3]