投票日まで1週間となった衆議院選挙は、12日間の選挙戦で唯一の日曜日を迎え、各党の党首は街頭演説などで党の主張を訴えました。
自民党
自民党総裁の安倍総理大臣は、札幌市で、「1人の正規雇用を求める求職者に対し、1人の正規の職があるという状況を、私たちは初めて日本でつくりだすことができた。この前、あるお年寄りが『安倍さん、最初の孫は運が悪くて民主党政権時代に就職した。なかなか就職が決まらなくて悩んでいる孫の顔を見るのがつらかった。でも次の孫はおかげさまで行きたい会社に行けたんだよ』と言ってくれた。若い人たちがみずからの努力で未来をつかみ取ることができる、働きたい人が働くことができる、これこそ未来ある希望ある社会ではないか。こういうことがまっとうな社会だ。私たちはもっともっと多くの皆さんにこの景気を実感してもらいたい」と述べました。
希望の党
希望の党の小池代表は、東京都内で、「私が都庁で最初に行った実績は情報公開だ。公のお金の使いみちがどうであったか、徹底して公開する方向に変えた。『見える化』していくことで政治に緊張感をもたらし、むだづかいを防いでいく。これからの社会保障は、お金がかかるばかりだが、皆様方のご納得がいかなければならず、ただただ負担をお願いするばかりでは、あまりにも政治の役目がおろそかになる。消費税率を8%から10%に上げるのは、ここでいったん立ち止まって考えよう」と述べました。
公明党
公明党の山口代表は、神戸市で、「0歳から5歳まで、小学校にあがるまで、すべて無償にすることを実現するのが公明党の約束であり、連立政権の目標だ。いま手を打たなければ間に合わない。少子高齢化のために、消費税の使いみちを大きく変えて、しっかりと社会保障、子育て支援に充てようというのが、公明党と自民党の訴えだ。財政再建の計画も立て直して、社会保障や子育ても安心、未来の財政も安心という政治を進めていく」と述べました。
共産党
共産党の志位委員長は、神戸市で、「安倍総理大臣は、都合のいい数字を出すが、大事な数字を言っていない。働く人の実質賃金は10万円減り、家計の消費は1世帯当たり22万円も減った。賃金と消費といういちばん大事な土台が細っているのがアベノミクスの実態だ。こんなに消費が落ち込んでいるもとでの増税はとんでもなく、『消費税10%は中止せよ』の声を突きつけよう」と述べました。
立憲民主党
立憲民主党の枝野代表は、大阪・高槻市で、「格差が拡大して貧困問題が深刻になり、社会に遠心力が働いている。少子高齢化や人口減少のなかで消費が低迷し、将来不安が大きくなって、社会が分断されている。いま、やらなければならないことは、上からではなく、暮らしを下から支えて押し上げる経済政策、社会の在り方に変えていくことだ」と述べました。
日本維新の会
日本維新の会の松井代表は、大阪・富田林市で、「消費税を上げた部分での教育無償化には反対だ。大阪では徹底した『身を切る改革』で既得権益にメスを入れて財源を生み出してきた。そのために増税をお願いしていないし、借金も積み上げていない。消費税に頼らなくても、改革すれば、教育無償化はできる」と述べました。
社民党
社民党の吉田党首は、大分県日田市で、「消費税率を10%に上げるのは反対だ。所得の低い人ほど、重い負担になるのが消費税だ。防衛費や原発の予算などを見直せば、消費税率を上げなくても済む」と述べました。
日本のこころ
日本のこころの中野代表は、東京都内で、「アベノミクスを評価しているが、消費税を上げれば、消費意欲が減退する。デフレ脱却後でなければ増税は難しい」と述べました。(引用ここまで)
日テレ 衆院選公示後初の週末 各党党首が支持訴え 2017年10月14日 18:20
第48回衆議院選挙が公示されてから初めての週末となった14日、各党の党首が全国各地で演説を行い、支持を訴えた。
自民党・安倍総裁「子供たちの未来に思い切って投資をすることにしました」「3歳から5歳、幼稚園・保育園費用を2020年度までに無償化いたします」「所得の低いご家庭については(保育園費用を)0歳から2歳、無償化してまいります」
希望の党・小池代表「(消費税の)税率上げをいったんストップしましょう、凍結しましょうということを申し上げている」「(景気回復が)もっと実感できる経済。将来への希望を持てる、そんな道筋。私たち希望の党はしっかりとそれを描いていきたい」
公明党・山口代表「リアルな北朝鮮の危険にきちんと立ち向かおうという姿勢のない野党の皆さんに、これからの日本を、そして北朝鮮問題の解決を任せるわけにはいかないではありませんか」
共産党・志位委員長「憲法を壊し、民意を踏みつけにし、国政も私物化」「安倍政治さようなら、新しい政治を作る、新しい日本を作る選挙にしていこう」
立憲民主党・枝野代表「森友・加計、税金が食い物にされているという意味でも深刻です。でも、情報を隠し、ごまかす、開き直る。こんなことを通用させていいんでしょうか。権力の私物化じゃないでしょうか」
日本維新の会・松井代表「一般の皆さんにはお金が足りなくなるから(消費税)増税。高齢者の社会保障費が必要だから増税。ぜひこの増税を止める。まずは止める。そして約束(国会議員の歳費削減)を守らせる」
社民党・吉田党首「憲法をいかす政治こそ、いま求められている。憲法をいかす政治こそ、安倍政治への対案である。そのことを訴えています」
日本のこころ・中野代表「自衛隊の存在が必要だ、活動が必要だということであれば、やっぱりはっきり日本国憲法に明記をすべきなのであります」
今回から定数が10削減され、小選挙区と比例代表あわせて465議席が争われる。衆議院選挙の投票日は今月22日で、即日開票される。(引用ここまで)
TBS 衆院選まであと1週間、党首たちが各地で訴え
衆議院選挙まであと1週間となりました。最後の日曜日に、党首たちは何を訴えたのでしょうか。動画でご覧ください。
FNN
自民党の岸田政調会長「アベノミクスで力強い消費と将来の安心を」(16:50)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151701_52.jpg" />動画
共産党の小池書記局長 アベノミクスを批判 消費税増税に反対(16:50)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151702_52.jpg" />動画
22日の衆議院総選挙を控え、共産党の小池書記局長は、安倍政権の経済政策を批判し、消費税増税に反対する姿勢を強調した。
小池書記局長は「(消費税は)最悪の不公平税制。トリクルダウンが破綻したことを認めるべきだと思うし」、「この4年間で825万円、従業員1人あたり、内部留保が積み上がっている。1割でも2割でも賃上げに回せば、わたしは日本の景気は回復すると思う」などと述べた。
小池書記局長は、消費税の増税は家計に大打撃になると述べて、税率引き上げに反対した。
そのうえで、社会保障の充実の財源には、高所得者の所得税率や、大企業の法人税率を正すべきだと述べた。
立憲民主党の福山幹事長「アベノミクスの見直しが必要」(16:45)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151603_52.jpg" />動画
希望の党の細野元環境相「大企業内部留保への課税が必要」(16:42)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151602_52.jpg" />動画
公明党の斉藤幹事長代行「消費増税分を社会保障や教育負担軽減に」(16:40)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151601_52.jpg" />動画
日本のこころの中野代表「消費税にマイレージ制度の新設を」(16:38)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151503_52.jpg" />動画
社民党の福島副党首「安倍政権は非正規雇用を増やした」(16:35)政治<input class="image_link" type="hidden" value="/news/jpg/ho201710151502_52.jpg" />動画
衆院選 公示後初の週末迎え 各党が批判合戦を展開(2017/10/14 17:34)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000112171.html
衆議院選挙は公示後、初の週末を迎えました。与党が優勢という序盤の情勢を受けて、与党側は足場固めに。そして、野党側は巻き返しに批判合戦を繰り広げています。
自民党総裁・安倍総理大臣:「たくさんビラを掲げながら『平和安全法制反対』、こう叫んでいましたよね。憲法違反って言ってたんですよ。党が変わったら合憲になるって、ちょっと考えればおかしい」
公明党・山口代表:「(立憲民主党は)枝野さんが代表、菅直人さんが顧問でしょ。思い出しますね。あの民主党政権、東日本大震災の対応、危機管理。これがまるでできなかったのが、菅直人さんと枝野さんのコンビだったじゃありませんか」
希望の党・小池代表:「安倍総理にも女性政策、もっとやりましょうよと促してきた。『分かった』という話でしたけれども、しかしながら中途半端なんですね、やり方が。その結果は出ていない」
共産党・志位委員長:「こんなにも日本国憲法をないがしろにしてきた政権はかつてないんじゃないでしょうか。安保法制、秘密法、共謀罪。どれもこれもが憲法違反の法律です」
立憲民主党・枝野代表:「森友・加計問題。税金が食い物にされているという意味でも深刻です。でも、情報を隠しごまかす、開き直る。こんなことを通用させていいんでしょうか。権力の私物化じゃないでしょうか」
日本維新の会・松井代表:「なぜ消費増税を反対して教育無償化を言えるかというと、実は大阪では高校は私学も無償になってます。公立高校だけではありません」
社民党・吉田党首:「公正公平であるべき行政運営がゆがめられている。これも安倍政権の政治姿勢として、厳しく問わなければならない」
日本のこころ・中野代表:「自衛隊の存在が必要だ、活動が必要だということであれば、はっきり日本国憲法に明記をすべきなのであります」(引用ここまで)
テレビ朝日 衆院選 投票日まで1週間 各党党首らが批判合戦 (2017/10/15 17:31)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000112197.html
衆議院選挙は投票日まであと1週間です。15日は選挙戦最後の日曜日で、党首らによる批判合戦が激しくなってきています。
自民党総裁・安倍総理大臣:「少子化という大きな壁を打ち破っていかなければなりません。当選するために党の名前を変える、あるいは当選するために人気のありそうな党に移っていく、やっぱり厳しそうだから元に戻る、こんな話ばかりであります」
公明党・山口代表:「ある人たちは希望の党に身を隠しました。ある人たちはまっとうな政治と称して立憲民主党を作りました。何がまっとうな政治ですか。まっとうなのは国民の皆さんでしょう。どうかまっとうな判断を下して頂きたい」
希望の党・小池代表:「改革を進めるのであるならば、政治家自らが身を切る改革をしてこそ皆様方にお願いすべきではないか。小さな政府を目指していくということがなければ、足りない分を増税しますなんていう政治はあまりにも怠惰ではないでしょうか」
共産党・志位委員長:「憲法をこれだけないがしろにした政権はかつてないんじゃないでしょうか。安保法制、秘密法、共謀罪。どれもこれもが憲法違反の法律です。権力が憲法を無視して暴走している」
立憲民主党・枝野代表:「立憲主義を全く理解していないのが安倍政権じゃないですか。それが集団的自衛権、安保法制なんですよ。勝手に解釈で国民の意見も聞かないで勝手に変えてしまう。憲法のもとで権力を使うんだというその基本がおかしくなってるじゃないですか」
日本維新の会・松井代表:「教育無償化は増税しなくてもできると申し上げているわけであります。自民党は教育無償化のために、消費増税分を教育無償化の財源とする。今、大阪では実質、高校まで無償化できております」
社民党・福島副党首:「一握りのための安倍政治を、人々の暮らしを見ない安倍政治を、人間をモノとして扱う労働法制の規制緩和を本当に変えていきましょう。変えて参ります。税金の取り方と使い道を変えましょう」
日本のこころ・中野代表:「一夜のうちに議員バッジ欲しさに希望の党に合流する。そんなことが許されるのでしょうか。全く信念も主張も180度、違うではありませんか」(引用ここまで)