安倍首相の記者会見の目の動きを見れば
「やらせ」会見であることが浮き彫りに!
安倍首相を甘やかすのは止めろ!
【安倍晋三首相会見詳報】
「米国のコミットメント不可欠」 4カ国歴訪で
産経 2017.1.16 23:47
http://www.sankei.com/politics/news/170116/plt1701160037-n1.html
安倍晋三首相は16日夜(日本時間同)、ベトナムの首都ハノイで記者会見し、今回歴訪した4カ国の首脳と「地域の平和と繁栄のためには米国のコミットメントが不可欠であるとの考え方のもと、引き続き緊密に連携していくことで一致した」と成果を強調した。詳報は以下の通り。
【冒頭発言】
安倍政権5年目の外交はアジア・太平洋からスタートします。この地域にしっかりと軸足を置きながら、地球儀を俯瞰(ふかん)する視点で積極的な外交を展開する。
振り返ればその最初の訪問国もベトナムでありました。4年ぶりに、ここハノイに戻って参りました。あの時と変わらぬベトナム国民の皆さんの心温まる歓待にまず冒頭、心から感謝申し上げたいと思います。
今年ベトナムはAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の議長国であります。この秋、再びベトナムを訪れることを楽しみにしています。
ハノイを貫く雄大なホン川。その水は南シナ海へ流れ込み、東シナ海を経て、東京湾の水とつながっています。その間の自由な往来を阻むものは何もありません。わが国とベトナムは、自由な海で結ばれた隣国同士であります。フィリピン、インドネシア、そしてオーストラリア。今回訪問した国はいずれも太平洋という開かれた海を共有し、基本的な価値を共有する重要な隣国ばかりであります。海洋の安全、航行の自由の原則が極めて重要であること、そしてそのためにも法の支配がしっかりと貫徹されなければならない。その認識でいずれの国とも完全に一致しました。
愛国者の邪論 欺瞞に満ちた言葉です。安倍首相のリップサービスの言葉には辟易します。本人は、というか、原稿書きの陶酔感が透けて見えてきます。詩人を装った駄語で国民を欺く、国民をバカにした姑息なネライが浮き彫りになります。
何のことはない!対中包囲網作戦そのものです。その一環として沖縄の基地建設があること、沖縄で何が行われているか!メディアは沖縄と切り離し、リンクさせないようにしていることを告発しておきます。
そして対中包囲網のためにどれだけの税金をばらまいているか!このことも全く隠ぺいしているのです。
もう一つ。この「自由な海で結ばれた隣国同士」という言葉に歴史の偽造があります。
「トンキン湾事件」以後、日米安保条約に基づいて基地を使ってベトナム侵略戦争を遂行したことは、全く不問・黙殺・隠ぺいです。世代が変わることを利用して「法の支配」に反したベトナム戦争と加担した日本政府を正当化する暴挙です。http://www.y-history.net/appendix/wh1603-065.html
この思想が慰安婦少女像撤去策動にもリンクしていることを告発しておきます。
ベトナムやフィリピンに巡視船等を供与し海上における法執行能力の強化を支援します。インドネシアのジョコ大統領とは海上安全や、離島開発における協力を進めていくことで合意しました。オーストラリアのターンブル首相とは防衛にかかる物品、役務の相互提供の新たな枠組みなど、安全保障、防衛協力の強化で一致しました。日本と豪州、そして米国、インド。基本的価値と戦略的利益を共有する国々との連携の重要性も確認しました。
日米同盟という強固な基盤の上に、わが国と海で結ばれたアジアから環太平洋地域、さらにはインド洋へと至るこの地域の平和と繁栄を確固たるものとする。そのために日本は自由で開かれたインド太平洋戦略のもと、地域の一員として大きな役割と責任を果たしていく覚悟であります。
愛国者の邪論 日米同盟を土台にして集団的自衛権行使の基盤づくりに狂奔していることを、自ら語った言葉です。ここに「安全保障法制」が「戦争法」であることを、リアルに実証しているのです。国際ふんそうは非軍事・平和的手段で解決するとしている憲法平和主義を否定する暴挙と言えます。安倍首相は口では「平和的解決」を吹聴していますが、根底には「軍事抑止力・軍事安全神話」に浸っているのです。それは「死の商人」の代理人だからです。「死の商人」から献金を受けていることを見れば一目瞭然です。
しかし、日本の情報伝達手段の、特にテレビは沈黙・黙殺・隠ぺいです。ここに堕落・腐敗・劣化が浮き彫りになります。何故か!これは戦前の教訓を無視した退廃と言えます。どれだけの民衆が犠牲になったか!
この広大な海を舞台に古来、たくさんの人々が自由に行き交い、そして共に暮らし、共に繁栄を享受してきました。多くの日本人も未来への希望を胸にこの海を渡りました。ダバオ開拓に一身をささげた太田恭三郎もその1人です。一世紀余り前、若干29歳の若者は大きな志を持って、フィリピンのダバオにやってきました。持ち前の勤勉さで努力を重ね、暴風にも干魃(かんばつ)にもひるむことなくマニラ麻の栽培に成功しました。さらに病院、道路、港の整備、日本人とフィリピン人が共に暮らし、共に豊かになるため、力を尽くしました。
そのダバオはドゥテルテ大統領のふるさとでもあります。今回、大統領にお招きいただき、共に訪問しました。多くの方が日の丸を手に私たちを歓迎してくださいました。本当に感激いたしました。大統領の私邸にも伺い、まさに胸襟を開いて、2国間の関係の一層の発展、さらにはこの地域全体の課題について、忌憚のない意見交換ができました。
愛国者の邪論 「この広大な海を舞台に」八紘一宇の名のもとに大東亜共栄圏づくりをめざして何をやったか、まったく不問・隠ぺいです。戦後もベトナム戦争・アフガン・イラク戦争のために日本を出撃基地として、米軍と物資が通過した!このことを全く隠ぺいしています。このことを隠ぺいして、このような言葉を吐く!そして無批判的に垂れ流す!全くケシカラン話です。何故か!このことで、どれだけの民衆の命・財産が奪われ、幸福追求権がはく奪されたか!想像力を発揮すれば、この欺瞞・偽造は許されるものではありません!
ドゥテルテ大統領は今年ASEAN(東南アジア諸国連合)議長を務めます。大統領と手を携えて日本として自由で開かれたASEANのさらなる統合発展安定に貢献していく考えであります。
本年はASEAN創設50周年の節目の年であります。ASEANは大きく成長を続け、これからも世界の成長センターとして、さらに躍動していくでありましょう。この10年間、先進国が低成長に苦しむ中で、今回訪問したASEAN諸国では1人あたりの国内所得の上昇が30%から50%に達しています。ハノイの風景も4年前とは大きく変わりました。鉄道、港、発電所の建設、潅漑(かんがい)や治水など、急成長を遂げるアジアの旺盛なインフラ需要に日本は信頼と実績、高い技術力を生かして貢献していきます。
愛国者の邪論 アセアンが以下の条約を締結していることを黙殺・隠ぺいしています。紛争の平和的解決が最大の目的です。ベトナム戦争が最大の教訓です。日米軍事同盟を容認する日本の情報伝達手段は、この事実を悉く隠ぺいしています。憲法平和主義が広がることを恐れている自民党安倍政権を応援しているからです。
東南アジア友好協力条約 - Wikipedia
朝日 安倍首相にミサイル断る? 比大統領「発言」報道で波紋 2017年1月16日13時51分
http://www.asahi.com/articles/ASK1J4CVKK1JUHBI00T.html
20年前、フィリピンに進出した三重県の金型メーカーは長年、人材育成に取り組んでいきました。今や高度な金型も現地スタッフの皆さんだけで製作できるそうであります。4年前、インドネシアでも合弁会社を設立し、同じようにインドネシアの若者たちの技術向上に取り組んでいます。日本の技術を単に持ち込むのではなく、人を育て、しっかりとその地に根付かせる。これが日本のやり方です。今回の訪問では、それぞれの国に根を張って、ビジネスを行ってきた建設、エンジニアリング、物流、商社など総勢76社に及ぶ日本企業のトップの皆さんが経済ミッションとして同行しました。山形、福島、富山、広島など地方でがんばる企業の皆さんもいます。地方から海外へ、アジアへ、アジアの成長は地方にとっても大きなチャンスであります。
今回訪問したベトナム、フィリピン、インドネシアの3カ国を合わせれば、人口は日本の3倍以上、4億5千万人に達します。それだけの数の人々がどんどん豊かになっていく。この地域にみなぎる活力を日本の成長につなげ、共に繁栄していきたいと思います。その基盤は自由貿易であります。自由でルールに基づく公正なマーケットを作り上げていかなければなりません。そのスタンダードと言うべきTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の早期発効を目指すことを今回の訪問でも改めて確認しました。このTPPの成果を礎として今後、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)などのより大きな質の高い野心的な協定を目指してまいります。日本は常に自由貿易体制を期して、有り続けたいと思います。
千葉県の袖ケ浦さつき台病院では現在、24人のアジアの若者たちが働いています。いつも元気いっぱい、何事にも一生懸命な若者たちの存在は、世界に先駆け、高齢化という課題に直面する日本の医療介護の現場に、新しい活力を生み出してくれています。その1人、ベトナムからやってこられたカイさんはこう語っています。「日本で学んだことを、ベトナムに戻って、自分の後に続く人たちにも伝えていきたい」。
躍動感あふれるこのアジアでも近い将来、高齢化が大きな課題になると予想されています。日本は高度な医療技術や介護のノウハウ経験で、そうした未来の課題解決にも貢献してまいります。そしてこの地域の未来を担う若者たちの交流は、その大きなエンジンになると考えています。
共に力を合わせ、共に未来を開く。この地域の平和と繁栄のため、日本はこれからも強いリーダーシップを発揮していく決意であります。私からは以上であります。
愛国者の邪論 このことを述べるのであれば、「価値観」を口実に差別することはありません!日本はどこの国とも、経済・政治・文化の交流をすべきです。憲法前文の国際協調主義と9条の平和主義の具体化は、非軍事的手段を抑止力として使うことで、どの国の国民の暮らしも豊かなものにするのです。
【質疑応答】
愛国者の邪論 事前に質問項目を提出させていることが安倍首相の目の動きでわかります。原稿を読んでいるのです。「やらせ」記者会見と言えます。もう一つ。それは安倍首相の言いたいことを聞き出すという質問の仕方に浮き彫りです。安倍首相に自分の言い分を説明させているのです。そうではなく糺す!質す!でなければなりません!これは質問ではありません!茶番!芝居!です。
ここに日本の情報伝達手段のテレビ・テレビ・新聞の堕落が浮き彫りです!違うというのであれば、記者会見にどのように臨んでいるのか、説明すべきです。安倍首相の現行読みを正していくべきです。自分のことばで答えなさい!と。
以下の発言が新聞・テレビで垂れ流される!これが世論調査の高い支持率を形成する要因になっているのです!
その一つの事実を紹介しておきます。
安倍首相がが外国にバラまいた総額は、 70兆8119億7000万円!! 国民一人あたり約56万円!労働者一人あたり約100万円!これだけでも退場処分だろう! 2017-01-17 | テレビの劣化腐敗
--経済、安全保障の両面で、今回の歴訪の成果を対米戦略にどうつなげていきたいか
「安全保障面では紛争の平和的解決、そして武力による威嚇や武力の行使に訴えないこと。法の支配、航行の自由といった基本的原則を堅持していくことが重要であり、経済面では21世紀型にふさわしい自由で公正な市場をつくりあげていくことが重要だ」
--今後の短期的、長期的な日本ベトナム関係の展望と、日本の外交政策においてベトナムに期待する役割は
「今年最初の訪問先としてベトナムを選びました。4年前、首相に就任して最初に訪問した国はベトナムであります。そしてこの春には天皇皇后両陛下のベトナム訪問が予定されています。親密な日越関係を象徴する最重要行事であるといっていいと思います。両陛下のご訪問を通じ、両国の友好、親善関係が一層深まることを確信しています。長期的には日本は質の高いインフラ整備を中心に官民あげてベトナムの発展に協力していきます。また、将来を担うベトナムの人づくりにも積極的に協力していく考えであります」
愛国者の邪論 天皇の政治利用浮き彫り発言です。天皇をゲンパツ販売と対中包囲網作戦のために利用する!主権者国民はどうしますか?
心臓手術経験者の83歳の昭仁天皇を「国事行為」ではない1週間の海外「公務」を内閣の内閣の助言と承認で行うのは非人道的だ! (2017-01-12 | 天皇制)
--首相は党の仕事始めで新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か。発議までのスケジュールは
「今年は日本国憲法の施行から70年の節目の年にあたります。新しい時代にどのような憲法がふさわしいのか。国会の憲法審査会において、野党第一党の党首も議論していきたいとこう言っておられるので、議論が深められ、具体的な姿が現れてくることを期待したいと思います」
愛国者の邪論 安倍式政治の技術の手口の土俵で思考させようと、協力加担する質問です。キーワードは「新しい時代にどのような憲法がふさわしいのか」ということで、憲法を形骸化してきたことを免罪し国民の中に憲法は時代にそぐわないのだとインプットしているのです。憲法を活かす!それは、未だ道半ばなのに!ここでも情報伝達手段の新聞・テレビの堕落・腐敗・劣化・不道徳が浮き彫りになります!
--日本はベトナムの海洋安全保障でどのように貢献するのか
「今般、ベトナム側からの要望を踏まえまして、6隻の新造巡視船を供与することを決定しました。引き続きベトナム海上警察の能力向上の支援を行うとともに、両国の海上における法執行機関の間の協力も具体化していきたいと考えています」(引用ここまで)
愛国者の邪論 であるならば、軍事ではなく警察力で「海上」警備を徹底させるべきです。それも国境を挟んだ隣国同士の知恵です。これこそが紛争の抑止力です。