沖縄戦に対する言葉と態度はどうか!
先の大戦において、ここ沖縄は、国内で最も苛烈な地上戦の場となりました
沖縄で失われた、二十万人もの尊い命、痛ましい犠牲、筆舌に尽くし難い苦難の歴史を経て、今を生きる私たちがあること、平和と、安全と、自由と、繁栄を、享受している
私たちが享受する平和と繁栄は、沖縄の人々の、言葉では言い表せない塗炭(とたん)の苦しみ、苦難の歴史の上にあることをかみ締めながら、静かに頭を垂れたいと思います
米軍基地(日米核軍事同盟)に対する言葉と態度はどうか!
沖縄の負担軽減と振興策に対する言葉と態度はどうか!
沖縄の方々には、永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいており、この現状は到底是認できるものではありません。政府として、基地負担軽減のため、一つ一つ確実に結果を出していく決意
昨年十二月には、二十年越しの関係者の御努力により、県内の米軍施設の約二割に相当する北部訓練場の過半、本土復帰後最大の返還が実現しました。今後、地元の皆様の御意見を伺いながら、地域振興に向けて、基地の跡地利用を政府として最大限支援してまいります。これからも、できることは全て行う。沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
私たちは、戦後七十年以上を経た今もなお、沖縄が大きな基地の負担を背負っている事実を、重く受け止めなければなりません。私たちは、今後とも、国を挙げて、基地負担の軽減に、一つ一つ、取り組んでまいります。
申すまでもなく、米軍基地の集中が、今なお沖縄県民の大きな負担となっています。沖縄の負担を少しでも軽くするよう、全力を尽くすことを、ここに改めて誓います
「日本国憲法」平和主義を隠蔽して日本国憲法の成果を横取りしている!
我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国としてひたすらに歩んでまいりました。戦争の惨禍を決して繰り返してはならない。この決然たる誓いを貫き、万人が心豊かに暮らせる世の中を実現する。そのことに不断の努力を重ねていくことを、改めて、御霊にお誓い申し上げます。
私たちの祖父母、父母たちがしてきたように、戦争を憎み、平和を築く努力を惜しまぬ国民として、また明日から、未来に光明を求める歩みを、始めなくてはならないのだと思います
毎年毎年使っている一つひとつの言葉に国民愚弄のこころ浮き彫りに!
辺野古基地建設にどのような態度と行動をとっているか!
全く不問・黙殺・隠ぺいして民意を愚弄する!
政府として、基地負担軽減のため、一つ一つ確実に結果を出していく決意
沖縄の負担を少しでも軽くするよう、全力を尽くす
私は、可能性に満ちた沖縄の、明るい未来を切り拓いていくため、先頭に立って、沖縄の振興を更に進めてまいります
日本語を弄ぶな!言行を不一致は公約違反だ!退場せよ!
平成29年6月23日平成29年沖縄全戦没者追悼式における内閣総理大臣挨拶
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0623okinawa.html
平成29年沖縄全戦没者追悼式が執り行われるに当たり、沖縄戦において、戦場に斃(たお)れた御霊(みたま)、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧(ささ)げます。
先の大戦において、ここ沖縄は、国内で最も苛烈な地上戦の場となりました。のどかな日常は、修羅の巷(ちまた)に変じ、二十万人もの尊い命が失われ、豊かな自然は焦土と化しました。多くの方々が、家族の行く末を案じながら犠牲となられ、豊かな人生を送るはずであった子供たちの輝かしい未来、多くの若者の夢や希望も無残にも奪われました。平和の礎(いしじ)に刻まれた多くの戦没者の無念を思うとき、胸塞がる気持ちを禁じ得ません。
沖縄戦から七十二年がたった今日においても、決して癒えることのない最愛の肉親を失った御遺族の皆様の深い悲しみ。そのことに思いを致し、そして、私たちが享受する平和と繁栄は、沖縄の人々の、言葉では言い表せない塗炭(とたん)の苦しみ、苦難の歴史の上にあることをかみ締めながら、静かに頭を垂れたいと思います。
我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国としてひたすらに歩んでまいりました。戦争の惨禍を決して繰り返してはならない。この決然たる誓いを貫き、万人が心豊かに暮らせる世の中を実現する。そのことに不断の努力を重ねていくことを、改めて、御霊にお誓い申し上げます。
沖縄の方々には、永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいており、この現状は到底是認できるものではありません。政府として、基地負担軽減のため、一つ一つ確実に結果を出していく決意であります。
昨年十二月には、二十年越しの関係者の御努力により、県内の米軍施設の約二割に相当する北部訓練場の過半、本土復帰後最大の返還が実現しました。今後、地元の皆様の御意見を伺いながら、地域振興に向けて、基地の跡地利用を政府として最大限支援してまいります。
これからも、できることは全て行う。沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
沖縄は、美しい自然の中で豊かな文化を育んできました。成長するアジアの玄関口に位置し、出生率は日本一です。沖縄の尽きることのない魅力に惹(ひ)かれてこの地を訪れる人々や、寄港する外国クルーズ船の数は、近年、目を見張るほど増え続けており、沖縄は、その優位性、潜在力を存分に生かし、飛躍的な発展を遂げつつあります。私は、可能性に満ちた沖縄の、明るい未来を切り拓いていくため、先頭に立って、沖縄の振興を更に進めてまいります。
結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、御遺族の方々の御平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。
平成二十九年六月二十三日 内閣総理大臣 安倍晋三
平成28年6月23日平成28年沖縄全戦没者追悼式における内閣総理大臣挨拶
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/0623okinawa.html
「平成28年沖縄全戦没者追悼式」に臨み、沖縄戦において、戦場に斃れた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、御遺族の方々に、深く哀悼の意を表します。
七十一年前、ここ沖縄の地は、凄惨な地上戦の場となりました。二十万人もの尊い命が失われ、何の罪もない市井の人々、未来ある子供たちが、無残にも犠牲となりました。沖縄の美しい海や自然、豊かな文化が、容赦なく壊されました。平和の礎に刻まれた方々の無念、残された人々の底知れぬ悲しみ、沖縄が負った癒えることのない深い傷を想うとき、ただただ、頭を垂れるほか、なす術がありません。
祖国の行く末を案じ、愛する家族の幸せを願いながら、戦争のために命を落とされた方々。その取り返しのつかない犠牲、そしてその後に沖縄が忍んだ苦難の歴史の上に、今、私たちが享受する平和と繁栄があります。今日は、静かに目を閉じて、そのことを噛みしめ、私たちがどこから来たのか、自らに問う。過去と謙虚に向き合い、平和な世界の実現に向けて不断の努力を続けていく、その誓いを新たにする日であります。
同時に、私たちは、戦後七十年以上を経た今もなお、沖縄が大きな基地の負担を背負っている事実を、重く受け止めなければなりません。私たちは、今後とも、国を挙げて、基地負担の軽減に、一つ一つ、取り組んでまいります。
そうした中で、今般、米軍の関係者による卑劣極まりない凶悪な事件が発生したことに、非常に強い憤りを覚えています。米国に対しては、私から、直接、大統領に、日本国民が強い衝撃を受けていることを伝え、強く抗議するとともに、徹底的な再発防止など、厳正な対応を求めてきました。米国とは、地位協定上の軍属の扱いの見直しを行うことで合意し、現在、米国と詰めの交渉を行っております。国民の命と財産を守る責任を負う、政府として、二度とこうした痛ましい犯罪が起きないよう、対策を早急に講じてまいります。
アジアとの玄関口に位置し、技術革新の新たな拠点でもある沖縄は、その大いなる優位性と、限りない潜在力を存分に活かし、現在、飛躍的な発展を遂げつつあります。私たちは、今を生きる世代、そして、明日を生きる世代のため、沖縄の振興に全力で取り組み、明るい未来を切り拓いてまいります。そのことが、御霊にお応えすることになる、私はそのことを確信しております。
結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、御遺族の方々の御平安を心からお祈りし、私の挨拶といたします。
平成二十八年六月二十三日 内閣総理大臣 安倍晋三
平成27年6月23日戦後70年沖縄全戦没者追悼式における内閣総理大臣挨拶
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0623aisatsu.html
戦後70年、沖縄全戦没者追悼式に臨み、沖縄戦において、戦場に斃れた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
先の大戦において、ここ沖縄の地は、国内最大の地上戦の場となりました。県民の平穏な暮らしは、にわかに修羅の巷と変じ、豊かな海と緑は破壊され、二十万人もの尊い命が失われました。戦火の只中で、多くの夢や希望を抱きながら倒れた若者たち、子どもの無事を願いつつ命を落とした父や母たち。平和の礎に刻まれた多くの戦没者の方々が、家族の行く末を案じつつ、無念にも犠牲となられたことを思うとき、胸塞がる気持ちを禁じ得ません。
私たちは、この不幸な歴史を深く心に刻み、常に思いを致す。そうあり続けなければなりません。筆舌に尽くしがたい苦難の歴史を経て、今を生きる私たちが、平和と、安全と、自由と、繁栄を、享受していることを、改めて、噛みしめたいと思います。
私はいま、沖縄戦から七十年を迎えた本日、全国民とともに、瞼を閉じて、沖縄が忍んだ、あまりにも夥しい犠牲、この地に斃れた人々の流した血や、涙に思いを致し、胸に迫り来る悲痛の念とともに、静かに頭を垂れたいと思います。
その上で、この七十年間、戦争を憎み、ひたすらに平和の道を歩んできた私たちの道のりに誇りを持ち、これからも、国際平和の確立に向け、不断の努力を行っていかなくてはならないのだと思います。
美しい自然に恵まれ、豊かな文化を有し、アジアと日本をつなぐゲートウェイとしての沖縄。イノベーションをはじめとする新たな拠点としての沖縄。沖縄は、その大いなる優位性と、限りない潜在力を存分に活かし、飛躍的な発展を遂げつつあります。沖縄の発展は、日本の発展を牽引するものであり、私が、先頭に立って、沖縄の振興を、さらに前に進めてまいります。
沖縄の人々には、米軍基地の集中など、永きにわたり、安全保障上の大きな負担を担っていただいています。この三月末に西普天間住宅地区の返還が実現しましたが、今後も引き続き、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、御遺族の方々の御平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。
平成二十七年六月二十三日 内閣総理大臣 安倍晋三
平成26年6月23日平成二十六年沖縄全戦没者追悼式における内閣総理大臣挨拶
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0623okinawa.html
平成二十六年・沖縄全戦没者追悼式に臨み、沖縄戦において、家族を案じつつ、戦場に斃れた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
我が国の暦には、格別の意味をもつ日付があります。老いも、若きも、静かに目を閉じて、私たちが、どこから来たかを振り返り、自らに問う日であります。
そして、本日、また、その大切な日を迎えました。沖縄で失われた、二十万人もの尊い命、痛ましい犠牲、筆舌に尽くし難い苦難の歴史を経て、今を生きる私たちがあること、平和と、安全と、自由と、繁栄を、享受していることを、改めて、噛みしめる日であります。
沖縄の人々に刻み込まれた心の傷は、あまりにも深く、後の世に生を受けた者が、その痛みを分かち合えると思うことは、不遜でありましょう。しかし、より深く理解し、常に思いを致す。そうあり続けなければなりません。
私はいま、沖縄戦から六十九年を迎えた本日、全国民とともに、瞼を閉じて、沖縄が忍んだ、あまりに夥しい犠牲、この地に斃れた人々の流した血や、涙が、自分たちを今日あらしめていることを、胸に深く刻んで、静かに頭を垂れたいと思います。
その上で、これまで沖縄の人々がしてきたように、私たちの祖父母、父母たちがしてきたように、戦争を憎み、平和を築く努力を惜しまぬ国民として、私たちの住む世界をよりよい場とする歩みを、倦まず、たゆまず、進めていかなくてはならないのだと思います。
アジアの玄関口に位置する沖縄は、大いなる優位性と、限りない潜在力をもつ土地として、飛躍的な発展を遂げようとしています。沖縄の発展こそが、日本の未来を創ると言っても過言ではありません。私が、先頭に立って、沖縄の振興を、さらに前に進めて参ります。
申すまでもなく、米軍基地の集中が、今なお県民の皆様の大きな負担となっています。基地の負担を能うる限り軽くするため、沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、「できることは全て行う」との姿勢で全力を尽くしてまいります。
結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、ご遺族の方々の御平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。
平成ニ十六年六月二十三日 内閣総理大臣 安倍晋三
平成25年6月23日沖縄全戦没者追悼式 総理あいさつ
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0623okinawa.html
平成二十五年・沖縄全戦没者追悼式に臨み、沖縄戦に斃れた人々の御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
我が国の暦には、格別の意味をもつ日付があります。老いも、若きも、静かに目を閉じて、私たちが、どこから来たかを振り返り、自らに問う日であります。
今日は、そうした大切な日です。沖縄で失われた、二十万人もの尊い命、痛ましい犠牲、筆舌に尽くし難い苦難の歴史を経て、今を生きる私たちがあること、平和と、安全と、自由と、繁栄を、享受していることを、改めて、噛みしめる日であります。
沖縄の人々に刻み込まれた心の傷は、あまりにも深く、後の世に生を受けた者が、その痛みを分かち合えると思うことは、不遜でありましょう。しかし、より深く理解し、常に思いを致す。そうあり続けなければなりません。
私はいま、沖縄戦から六十八年を迎えた本日、全国民とともに、瞼を閉じて、紅蓮の炎に苦しめられた人々を想い、沖縄が忍んだ犠牲、人々が流した血や、涙が、自分たちを今日あらしめていることを深く胸に刻んで、静かに頭を垂れたいと思います。
その上で、これまで沖縄の人々がしてきたように、私たちの祖父母、父母たちがしてきたように、戦争を憎み、平和を築く努力を惜しまぬ国民として、また明日から、未来に光明を求める歩みを、始めなくてはならないのだと思います。
アジアの玄関口に位置する沖縄は、大いなる優位性と、限りない潜在力をもっています。沖縄の振興は、国が進める政策の重要な柱です。沖縄の発展は、日本の将来を牽引するものであると確信しており、私が、先頭に立って、沖縄の振興を、総合的、戦略的に推し進めて参ります。
申すまでもなく、米軍基地の集中が、今なお沖縄県民の大きな負担となっています。沖縄の負担を少しでも軽くするよう、全力を尽くすことを、ここに改めて誓います。
結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、ご遺族の方々の御多幸を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。
平成二十五年六月二十三日 内閣総理大臣 安倍晋三