一昨年乗鞍山麓の五色が原を訪れた時ガイドの人に
天生の湿原のことを紹介されました
今年の植物観察の一つとして計画しました
たまたまこちらの希望を聞いてくださるツアーコンダクターに
無理を言ってお願いいたしました
飛騨古川へ1泊して翌日天生峠から湿原の周りを
トレッキングするコースです
当初10日に出発予定でしたが
360号線の天生峠の開通が11日の午後1時という情報を得て
1日遅らせ11日~12日に変更なりました
走行距離が1000キロになるという大移動で大変お世話になりました
初日飛騨古川の宿に入る前に平成17年に高山市に
合併された記念に整備された飛騨国府町にある
宇津江四十八滝に立ち寄りました
21世紀に残したい全国自然100選の景観です
その前に隣接している山を利用した山野草花園で
一面に咲いたクリンソウにびっくりしました
同行者がクリンソウの種を買いました
撒けば3年後に花を見ることができるそうです
25日ごろからササユリの開花が見られる
ササユリは花が咲くまで7年かかると言ってました
一昨年奈良を訪れた際、率川(イサカワ)神社で
三枝(サイクサ)祭りが催されていました
ヒカゲノカズラを巫女が頭に飾りこのササユリを
持って飛鳥時代から初夏の流行病を防ぐ舞をする
祭りです。今年は6月17日のようです
ヒカゲノカズラ
アカモノ
イワナシ
オタマジャクシ
タニウツギ
スイカズラ科 主に本州では日本海側に見られる
翌日天生へ登る道筋でも多くみられました
隣接する公園に移動しました
ツルアジサイ
流れる水の音とミソサザエとハルゼミが賑やかでした
飛騨古川駅から数分の宿へ移動しました
高山のようには大きくはありませんがしっとりした町並みです
大きな造り酒屋
水の勢いに負けまいと必死に立ち向かう鯉
炉端でのアユの塩焼き 五平餅 河豚(ナマズ)の刺身等郷土料理
翌朝食後朝市へ行き蕨 山ウド タケノコを求め満足
駅前の街路樹 ヤマボオシ
天生峠までの道のり走っている車に合わず
山菜取りに道端に止めてある車を見ただけだったが
9時半ごろ駐車場につくと100台のスペースは満車
道端に止めて入山の協力金を払い手続きを済ます
すると腕章をつけた ガイドさんが近づいてこられ
地方版の記者が案内しているところを記事にしたいので
よかったら協力してくれないかとの申し出
喜んで案内していただくことになる
昨日から(11日)入山開始になったばかりということで
何もかも新鮮な気がする
とりわけミズバショウとサンカヨウがいたるところに咲き乱れ
これからの1日どんな出会いがあるかうきうきする
歌にあるように尾瀬のミズバショウが有名だが
この地のは葉に特徴がありお化けのように大きくなく
可憐で何枚も撮りたくなる
白い花が目立つ
サンカヨウ
タムシバ
本州は日本海側に多くニオイコブシともいわれ芳香あり
コブシとよく似ているがコブシは花の付け根に1枚の葉がある
オオカメノキ
ムラサキヤシオ 色鮮やかでした
案内人の人が我がグループのリーダーは足元にある花も
熟知しているため逆に「先生先生」といわれてましたが
ダケカンバに付いた熊の爪痕の上りと下りのつき方の違い
教えていただきました
ミゾカシワ タテヤマリンドウ
キクザキイチゲ
ミヤマカタバミ
ピンクいろのミヤマカタバミ
ザゼンソウ ツバメオモト
ニリンソウの緑の花
ショウジョウバカマ
ミツババイカオウレン(コシジオウレン)
タケシマラン
キヌガサソウ
ラショモンカズラ リュウキンカ
ホクリクネコノメ
どこに違いがあるのかわかりません?
ウラジオヨウラク
ウリハカエデの花
ツアー コンダクターも我々のわがままを聞いてくださり
1時間延長となりそのうえ閉店間際の白川郷道の駅にも寄ってくれました
帰宅が23時を過ぎてましたが無事戻りました
帰りの驚いたことが東海北陸道で白川郷と飛騨清見の間のトンネルの
長いこと 2007年に9年もの歳月を経て完成し全長11キロ
日本で2番目11分もかかるということでした
最後に参加できるのも周りの理解があるからこそと一同感謝感謝
後日クラブで勉強中のワードのオートシェーブを使ってミズバショウを・・・