梅雨入りが遅れているようで
催行されることとなった
この日(6月21日)後で分かったが
関東地方も梅雨入りしたらしい
関東地方の南側は雨で
長野の方は曇りとの予報であったが
朝になって少々悪い予報となってしまった
現地に着くころには上がっていると
期待して進めた
湯の丸SAを出ても
周りの景色は雲の中
菅平湿原の木道が滑ってもと
午前中の予定を変更
別所温泉に近い
「無言館」への立ち寄りを提案され
一同(お一人を除いて)
訪れたことはなく大賛成
「無言館」は戦争で道半ばにして
命を落とした若者の
絵画やその他作品を展示してある
展示物や遺族との書簡を
静かな雰囲気の中で
収蔵品に接し
希望や意思が
自由に表現できる今の世を
持続させねばならないとの思いを
強く感じました
駆け足でしたが
館内を出るころには
雨も小やみになってました
その後車で1時間ほど移動して
本命の菅平高原自然園へ
車中で遅いお昼を済ませ
いよいよ昨年(8月24日)
観察できなかった植物のリベンジ
皆さんのお話を聞いていても
何一つ思い出せないと思い
ブログ確認しましたら
私の方で何か出席出来ない事が
あったようで、
今回初めての訪問でした
カラフトイバラ
氷河期の名残の花
別名 ヤマハマナス
昨年は大きな種だったようです
昨年花が見れなかった
ツキヌキソウ スイカズラ科
長野県のみが自生地
茎が葉を突き抜いたのが名前の由来
ウツボグサ
?スグリ
ヤマヨツバムグラ
ミヤマヨメナ
ネコノメソウの仲間
オオヤマフスマ
菅平湿原は四阿山の噴火で
川ががせき止められ
湖が出来、陸地化が進んだ
サワオグルマ
オニナルコスゲ、
サンリンソウの残花も見れました
カラコギカエデ
タカトウダイ
白い花をつけたカンボクの大木が
あちこちで目立ちました
ハナヒョウタンボク
花がほぼ終わり
実が出来始めてました
クロミサンザシ
今回のもう1つの目的は
ヒメザゼンソウ
昨年来た時は一株のみ見られたようだが
今年はどうか?
どうもこのピンクの紐が目印
花は、この葉が枯れて開花するようだ
オオウバユリの若葉に似ている
数を減らしているようで
なかなか貴重な植物
残念だがもう少し先のようだ
アマドコロ(オオを頭につけたいくらい)
オドリコソウ
ヨシのような植物が多くなり
姿は見えないが、
オオヨシキリやヨシキリ、ホトトギスの声
コウヤワラビ
端境期で花は見れないので
切り上げて、ベニバナイチヤクソウを
探しに移動
住民の方にお聞きすると
下の方に下りないといけないらしく
今年は終わりとのことで
時間もないこと故
今回は諦めて、
行きに車窓で見たヤグルマソウの
群落を見て
17時ごろ高速に乗る
ヨウシュコナスビ
車窓から夏至の満月(ストロベリームーン)が
見え、1年越しの宿題の
植物の開花に会えて充実した花旅でした