最終日は8時に檀上伽藍で高野山ガイドと待ち合わせる。
前日に通りながら見たが、真言密教の道場のシンボル
根本大塔や御影堂、西塔等の伽藍を見る。
中門
除夜の鐘の時つかれる鐘楼 西塔
昨年が弘法大師 空海が創建して1200年
それを記念して中門が再建された。
高野山は33万坪と広大な宗教都市
人口が3300人でそのうち僧侶が1000人という説明を受ける。
世界遺産に登録されたのが2004年。
117の寺院があり、檀家さんがいないので
その半分近くの52寺が宿坊を営み、観光で収入を得ている。
ここから金剛界 36町まで続く。 蛇腹道を出ると金剛峯寺に・・・
ちなみにこれより手前は胎蔵界。
お昼頃行われる火祭りの会場 高野山の総本山 金剛峯寺
火祭りを見る予定といわれていたので
てっきり暗くなってからと思ってました。
カメラの1脚まで用意してしまいました。
護摩札を焚く催しで、春の山開きのようです。
土塀の白線 5本は格式高い 高野山の建造物は、何度と雷による火災に遭っている
見学して出てくると、丁度火祭りを執り行う、山伏が登場
その後奥の院に移動する。
奥の院の参道
2キロほど先に弘法大師の御廟があり信仰の聖地 皇族 戦国武将や大企業の創始者の墓所も。
北条氏 直江兼続や淀殿
武田信玄 勝頼 上杉謙信
織田信長 豊臣家 明智光秀 石田光成 敵味方関係なくうけいれられている。
宗派も関係ないようだ。
帰り道は違う道を通ったが、新しい墓地や、売出し中の墓地も見られた。
ガイドさんによると1坪400万円ぐらいだそうです。
ここからは撮影禁止。
弘法大師様は即身仏で、毎日食事やおやつをお運びしているようです。
ガイドの方は「時間があったらもっと説明したい」とおっしゃってました。
中の橋で昼食後、バスに乗り山を下りました。
途中かつらぎ町天野の里にある、丹生都比売神社に立ち寄りました。
黒白の2匹の犬を連れた狩人(狩場明神)が犬について行くように、
空海に命じ、紀伊の国(かつらぎ町)で土地の神、
丹生明神が現れ、この土地を譲り受けて空海は伽藍を建立したという。
今でも高野山の僧侶とこの神社の結びつきがあるらしい。
その後紀ノ川沿いの道の駅に立ち寄り帰途につきました。