国立能楽堂で、金春流の「枕慈童」を観る。
菊の葉に垂れた露を飲んだ少年が、そのままの姿で七百年も生き続けている、というお話し。
不老長寿は人間サマ永遠の願望でござる。
もっとも、見た目はシワクチャでも心は少年少女の日のまま、というご老体は事実、おわします。
すなわち、
「その年齢(とし)までナニ学んで生きてきたんだろ、このヒト……」
という種族ですな。
夜は国立能楽堂からほど近 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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