身内の入院に付き添ふため、大病院に足を踏み入れる。
採血の手付きもおぼつかず、
代わる代わるやって来ては同じ質問を繰り返し、
果てにマニュアルを楯に逃げをうち、
それに載っていない事態には、
膨れっ面で対応する。
そんな白衣の若造どもを眺めていて、つくづく思ふ。
『詰まるところ自分の体は、自分で守るしかない』
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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