迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

まずはやぶとうたがえ。

2015-12-09 22:24:47 | 浮世見聞記
身内の入院に付き添ふため、大病院に足を踏み入れる。 採血の手付きもおぼつかず、 代わる代わるやって来ては同じ質問を繰り返し、 果てにマニュアルを楯に逃げをうち、 それに載っていない事態には、 膨れっ面で対応する。 そんな白衣の若造どもを眺めていて、つくづく思ふ。 『詰まるところ自分の体は、自分で守るしかない』 と。 . . . 本文を読む
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