迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

無理を押すなら押し返すまでのこと。

2017-09-05 23:09:33 | 浮世見聞記
相模鉄道線「平沼橋駅」からすぐの水天宮平沼神社にて、土師流里神楽の奉納を見る。 つとめるのは横越社中で、観たのは「菩比(ほひ)の上使」。 国土返還交渉の命を帯びた天菩比神(あめのほひのかみ)は、大の酒好きが祟って大国主命(おおくにぬしのみこと)との交渉に失敗、それから八年も、あちこちを彷徨い続けることになってしまふ── 天菩比神を追ひ返すやう大国主命から命じられた息子の武御名方(たけ . . . 本文を読む
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