深川江戸資料館のホールで、桂春蝶の落語を二席聴く。
初めにいい加減なことばかりを宣ふご先祖サマが続出する、すばり「ご先祖様」で客席を沸かせ、トリに客電を落として、上方落語の大ネタ「たちきれ」を、臭いほどじっくりと聴かせる。
芸妓遊びが過ぎる若旦那を百日間蔵に閉じ込めた番頭が、若旦那宛ての芸妓からの手紙が八十日目で途切れたことで、「花街の恋は八十日で終わりか……」と苦笑ひするところに、なにか人間 . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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