横浜市旭区民文化センターにて、今月二十一日に師匠桂小南の名を三代目として襲名する桂小南治の落語を聴く。
師匠と同じ“野崎”の出囃子で高座に上がり、口演したのは「そば清」。
まろやかな上方言葉で、東京人にも受け容れやすい独自の上方噺を聴かせた師匠とは対照的に、次期小南は声量と凄味の効ひた江戸弁を駆使し、そこは師匠譲りの運びの良さで、聴く者を楽しませる。
芸を生かすも殺すも、すべては“間”の . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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