迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ともにいたさよいつとても。

2015-05-22 12:32:22 | 浮世見聞記
大学生三年生の“保護者”を対象にした就職説明会が、いま企業では主流になりつつあると言ふ。

対象は、就職する本人ではなく、

その、

親。


大学生三年生と言えば、すでに成人(オトナ)の部類だ。


にもかかわらず、親は相変わらず子を“保護”する役柄から、抜けきれていない。

そんなものにいそいそと出かける当人たちは、それを良しとしているのか、あるいは自覚がないのか。


だから子は子で、顔つきがいくつになっても、

こどものまま。


これが、親離れも、子離れも出来ない家庭の現実。



このやうな幼稚を相手にしなければやっていけない企業など、

もはや終っている。
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