野球の長嶋茂雄&松井秀樹両氏に対する国民栄誉賞授与式をテレビで見た。見事な演出であった。5月5日の「こどもの日」、舞台は東京ドームのグランド、役者は師弟の絆で結ばれた長嶋.松井。すべてがそろっている。なかでも始球式の演出が良かった。長嶋がバッターボックスに入り、巨人軍の原監督がキャッチャー、安倍総理が歴代総理96番目の背番号をつけて球を投げるのかと思ったら、審判に回り、代わって松井が始球した。まさに巨人ファミリー”美しき日本”の演出だ。
3年3か月の民主党政権下も俳優の森繁久弥さん、大相撲の納谷幸喜さんこと大鵬、レスリングの吉田沙保里さん、FIFA日本女子チームの3人1チームが国民栄誉賞を受章している。しかし、このうち森繁さんと大鵬は没後の受賞である。巷の言葉で恐縮だが”死んで花実が咲くものか”である。授賞された方々には悪いが、生前に受け取られたほうが喜ばれたに違いない。それにパーフォーマンズ好きの民主党なのに、授賞式も通り一遍で、国民にあまり感銘を与えなかった。
その民主党が11日に”公開大反省会”を開くという。与党政権下、政治の中枢にいた菅直人元総理、枝野幸雄元官房長官、長妻昭元厚労相の三人を呼び、反省しようという会だ、30歳以下の青年を対象に、ケータイからの匿名の批判も受け付ける一方、三人の基調演説やスピーチは一切ないとのことだ。政権の座を降りてから、すでに5か月、この時期になってまだ”反省”という意味が僕には判らない。政治仕分けというのもあったが、パーフォーマンスの割には人気が出なかった。脚本は好いのかもしれないが、この党には演出がなく下手だ。
3年3か月の民主党政権下も俳優の森繁久弥さん、大相撲の納谷幸喜さんこと大鵬、レスリングの吉田沙保里さん、FIFA日本女子チームの3人1チームが国民栄誉賞を受章している。しかし、このうち森繁さんと大鵬は没後の受賞である。巷の言葉で恐縮だが”死んで花実が咲くものか”である。授賞された方々には悪いが、生前に受け取られたほうが喜ばれたに違いない。それにパーフォーマンズ好きの民主党なのに、授賞式も通り一遍で、国民にあまり感銘を与えなかった。
その民主党が11日に”公開大反省会”を開くという。与党政権下、政治の中枢にいた菅直人元総理、枝野幸雄元官房長官、長妻昭元厚労相の三人を呼び、反省しようという会だ、30歳以下の青年を対象に、ケータイからの匿名の批判も受け付ける一方、三人の基調演説やスピーチは一切ないとのことだ。政権の座を降りてから、すでに5か月、この時期になってまだ”反省”という意味が僕には判らない。政治仕分けというのもあったが、パーフォーマンスの割には人気が出なかった。脚本は好いのかもしれないが、この党には演出がなく下手だ。