「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

           これが最後の民主党議員の最後っ屁

2013-05-15 16:45:34 | Weblog
参議院予算委の”内政.外政”集中審議の模様を今朝からテレビで見たが、「予算」とはあまり関係のない質疑が多かった。特に民主党の小川敏夫(元法相)川上義博、大河原雅子3議員の質疑ははひどかった。侵略、靖国、慰安婦、植民地といった民主党好みのテーマを取り上げ、何とか安倍総理から失点をとろうという下心が目立ちいやらしかった。

安倍総理は終始、こういった問題を外交上、政治問題にしたくないと述べていたが、その通りである。中韓国両国は昨年來、領土問題にかこつけて挑発的な言動に出てきている。安倍総理は、冷静に対処しているが、何故民主党の議員は、中韓の尻馬にのって国会の場でくだらない質問を繰り返すのか。川上議員は。飯島内閣参与の北朝鮮訪問について、しつこく質問していたが、安倍総理が”ノーコメント”と答えるのは当たり前だ。拉致問題を含む微妙な外交折衝なのにそれが解からないのだろうか。

小川議員を除く川上、大河原二議員はこの夏の選挙の改選組だ。昨日来、質問に立つ民主党議員の大半は改選組である。議員としての最後の花道を飾る”親心”ではまさかあるまい。しかし、茶の間でテレビを見る国民にとっては、これだけくだらない質問が多いと、言葉は悪いが”最後っ屁”のように臭ってくる。残念ながら最低であった小川議員は改選ではなく、まだ3年の任期がある。国会内で競馬サイトを見ているような議員は前代未聞だ。我々の税金でこういった議員がいると思うと残念至極である。

       「みんなの党」小野次郎議員の書生っぽ談義

2013-05-15 06:33:53 | Weblog
”書生っぽ”という言葉がある。死語に近いが、戦前代議士先生宅などに寄宿しながら通学していた学生などを言った。まだ口ばしが黄色いのに言うことだけは一人前の若者への蔑視言葉であった。昨日の参院予算委のテレビ中継を見ながら、僕は大変失礼だが「みんなの党」の小野次郎氏の質問は、まさに”書生っぽ”談義、時間のムダのような気がした。

経歴によると、警察官僚で県警本部長まで務め、パリの日本大使館にも出向、小泉内閣でも秘書官までしている人物だ。政治家として申し分のない経歴だ。ところが、安倍総理への質問は重箱の隅をつついたような内容。それだけでも足りないのか、他議員の質問にもチャチをいれ質疑を妨害していた。ネットに小野次郎の「小」の字をとれば「野次郎」だと書いてあったが、うまいことを言ったものだ。安倍総理も彼のヤジにたまりかねて、委員長に退席を提案していた。

昨日の委員会の野党の質問者の中には、国政に携わるにふさわしくない質問者が多かった。この夏の選挙では落選間違い。本人たちにとっては最後の”花道”になるかも知れないが、国民にとっては好い迷惑である。しかも国民の電波を使って、NHKがこれを一部始終放送している。「小」野次郎のヤジで議事がストップしたサマも国民は見ている。「みんなの党」とは、おこがましい。名前を返上して「アジェンダ党」とでもしたらどうだろう。何を指向しているのか、この政党は理解できない。