「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

GS(グループ.サウンズ)世代のベトナム観光

2014-07-06 05:23:44 | Weblog
グループ.サウンズ(GS)隆盛の頃、少女時代を送った長女が3泊4日のベトナム観光旅行から無事帰国した。GSの代表作の一つ、ジャッキー吉川の「ブルーシャトー」が発表になったのは1967年だが、当時ベトナムでは米軍が北ベトナム爆撃(北爆)を開始し、地上では南ベトナム解放戦線(ベトコン)との間に熾烈な戦闘が展開されていた。「あの時君は若かった」(スパイダーズ)の長女は、むろん当時のベトナム戦争のことなど知らなかったに違いないが。

ベトナム観光が今、ブームである。とくに女性の間で人気があるそうだ。メコン川を見下ろすホテルのジャグジー風呂に入りエステを受け、アオザイを買って、現地のスィ―ツを食べ、人気の雑貨をお土産に買ってくるのだそうだ。週末、1日か二日休暇をとれば、比較的安い料金で観光旅行が楽しめるといことだ。

昨日も昼のテレビ番組で大和田伸也、獏兄弟の「ベトナム縦断200キロの旅」を放映していた。大和田兄弟もGS世代である。恐らくベ平連(ベトナム平和運動)世代ではないだろう。GSが、若い女性のファンを巻き込み大騒ぎだった頃、一方ではベトナムに平和をもたらそうと運動が社会運動化していた。当時新聞社の外信部でデスクをしていた僕にとって、40年後のベトナムがこんななに変容するとは想像もできなかった。

大和田兄弟が観光地の一つハロン湾で乗った船には「DoiMoi」と書かれていた。Doi Moiとはベトナム語で「刷新」という意味である。ベトナム戦争後南北に分裂していた国家がが統一され、共産党国家でありながら、思い切ってとったDoi Moi政策が、今日のベトナムの繁栄をもたらしている。97パーセントの国民が親日だという。大切にお付き合いしよう。