わが国の旅行収支が177億円と1970年から44年ぶりに黒字に転じた。その要因の一つは日本からの中国、韓国への観光客が減少したことだという。2012年には日本から年間1850万人も海外へ観光に出かけ、そのうちトップは中国で351万人、二位も韓国だったが、この年をピークに減り続けている。中国へはこの年8月の反日デモが影響、その後も大氣汚染や食品への不安が響き減少の一途だ。一方、韓国へも同じ年、李明博.前大統領が、日本の領土である竹島に一方的に上陸、さらに、その後を受けて就任した朴菫恵大統領が”従軍慰安婦”の問題を蒸し返し、反日姿勢を強めている。これででは、せっかくの”韓流”友好ムードも壊されてしまった。
中国の習近平国家主席が、昨日(7月7日)北京郊外の盧溝橋にある「抗日戦争記念館」で開かれた盧溝橋事件77年式典に出席し”中国は侵略の歴史の否定や歪曲、美化を決して許さない”と演説した。盧溝橋事件といっても僕ら戦前生まれは知っているが、ほとんどの日本人は、名前を聞いたこともないし事件について知らない。戦後70年も経っている。日中関係は2008年に結ばれた共同宣言による「戦略的互恵関係」の包括的推進では、なかったのだろうか。わが国が過去の歴史を否定したり歪曲したりしているとでも思っているのだろうか。
朴菫恵大統領のヒステリックとさえ映る”従軍慰安婦”問題へ発言はなんなのか。せっかくの”韓流”友好ムードをこ壊すだけだ。他国の大使館前に”従軍慰安婦”の虚像を建て、定期的に反日デモを繰り返している。読売新聞と韓国日報の最近の世論調査によると、日本人の対韓感情は87パーセントと過去最低である。来年は日韓基本条約が締結されて50周年に当たる。基本条約は朴大統領の父親、朴正煕.元大統領と安倍総理の大叔父、佐藤栄作首相(当時)との間で調印されている。日本が韓国を併合した35年は、この条約で清算されている。
中韓両国への日本人観光客の減少は決して望ましい事ではない。観光を通じてでも友好関係は深まる。両国の指導者の現在のかたくなな反日姿勢では日本人は行きたいとは思わない。
中国の習近平国家主席が、昨日(7月7日)北京郊外の盧溝橋にある「抗日戦争記念館」で開かれた盧溝橋事件77年式典に出席し”中国は侵略の歴史の否定や歪曲、美化を決して許さない”と演説した。盧溝橋事件といっても僕ら戦前生まれは知っているが、ほとんどの日本人は、名前を聞いたこともないし事件について知らない。戦後70年も経っている。日中関係は2008年に結ばれた共同宣言による「戦略的互恵関係」の包括的推進では、なかったのだろうか。わが国が過去の歴史を否定したり歪曲したりしているとでも思っているのだろうか。
朴菫恵大統領のヒステリックとさえ映る”従軍慰安婦”問題へ発言はなんなのか。せっかくの”韓流”友好ムードをこ壊すだけだ。他国の大使館前に”従軍慰安婦”の虚像を建て、定期的に反日デモを繰り返している。読売新聞と韓国日報の最近の世論調査によると、日本人の対韓感情は87パーセントと過去最低である。来年は日韓基本条約が締結されて50周年に当たる。基本条約は朴大統領の父親、朴正煕.元大統領と安倍総理の大叔父、佐藤栄作首相(当時)との間で調印されている。日本が韓国を併合した35年は、この条約で清算されている。
中韓両国への日本人観光客の減少は決して望ましい事ではない。観光を通じてでも友好関係は深まる。両国の指導者の現在のかたくなな反日姿勢では日本人は行きたいとは思わない。