「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

病院食の値上げとサラリーマンの昼食代

2014-07-10 05:48:03 | Weblog
厚生労働省が現在一食当たり260円の入院患者の自己負担額を460円に引き上げるよう諮問機関である社会保障審議会に提示した。狙いは年間4800億円に達する公的医療保険の抑制だとのことだ。健常な人にとっては、病院食の値上げといっても、今一つピンとこないが、過去8回入院歴があり、昨年暮も40日入院して退院してきたばかりの僕にとっては身近な問題だ。正直言って、自己負担額が260円、一日三食食べても780円という現在の自己負担額は、社会の常識からいって低すぎる、と僕は思っていた。

病院食といえば、かっては”不味い、冷たい”が常識で食べられるものではなかった。1970年、単身赴任の不節制がたたって入院した地方の病院は個室の立派な病室だったが、食事が不味くて閉口した。しかし、最近は下手なレストランより見た目もよく、栄養バランスが取れている。数年前白内障で一日入院した病院の夜食は,美味しく毎日食べてもよいと思うほどだった。

サラリーマンの昼食代が平均500円代だと新聞に出ていた。これは35年前より安いとのことだ。たしかに、たまに都心に出ると昼食時、サリーマンがコンビニから弁当をかかえて職場に戻る姿を見かける。コンビニ弁当といえば、ふつう500円ぐらいだ。それからみれば、病院食の460円の値上げはそんなに無茶な値上げとは思えない。

個人的な体験で恐縮だが、昨年暮膝の人工関節置換手術の再入院した病院では、手術前予備入院した内科医の指示で、入院中メタポ治療をかねて1400カロリーの食事にしてくれた。このおかげで体重が約10㌔落ち、血糖値も正常値になった。現役のサリーマンでは、なかなか難しいが、カロリーダウンしたコンビニ弁当もあってもよいのではと、ふと思った。