民主党と維新の党とが合併した新党の名前は「民進党」と決まった。維新の党が提案した「民進党」名が、民主党提案の「護憲民主党」が世論調査で上回り、民主党内でも多かったのが理由だとのこと。”庇(ひさし)を貸して母屋をとらえる”という諺がある。福音館の「ことわざ小辞典」の転用の意には”自分の所有物のうちの少しばかりを貸したら、その全体をとられてしまった”とある。まさに、僕はそんな印象を受ける。それにしても「民主」の名前は随分と嫌われたものである。
民進党の名前を聞いて、どこかで聞いた名前だと思ったら、1月の総選挙で勝利した台湾の蔡英文女史率いる政党名である。まさか、それにあやかろうと思ったのではあるまいが。ネット情報では、台湾の民進党議員からイメージ.ダウンだとの声も出ているという。それに民進党の名前は1990年代の「民政党」や「新進党」の名前にに似かよっている。「民政党」は1998年1月から4月まで存在した、太陽党など三党で結成された政党。「新進党」も村山富市内閣時代にあった政党で、何故か民主党最後の代表になる岡田克也氏がこれに絡んでいる。
「新進党」への国民の期待はどうか。最近のマスコミの世輪調査によれば、NHKの69パーセントを最高に新党へ期待感は”ない”が、どの調査も60パーセント台と高い。驚いたのは産経新聞だ。最大野党名が発表になったのに、15日付け首都圏版の扱いは二面総合面で「新党名は民進党 民主20年の歴史に幕」の見出しで三段の扱い。巨人軍の”現金やりとり”をめぐる同社の特ダネががあったにしても、この小さな扱いは新党への関心度の薄さを証明している。
(ちなみに岡田克也代表の政党暦は、今度の民進党で7党目になる(自由民主党、新生党、新進党、国民の声、民政党、民主党、民進党]。お仲間だった小沢一郎氏の9党には及ばないが、政治家にも引き際があるのでは、なかろうか)
民進党の名前を聞いて、どこかで聞いた名前だと思ったら、1月の総選挙で勝利した台湾の蔡英文女史率いる政党名である。まさか、それにあやかろうと思ったのではあるまいが。ネット情報では、台湾の民進党議員からイメージ.ダウンだとの声も出ているという。それに民進党の名前は1990年代の「民政党」や「新進党」の名前にに似かよっている。「民政党」は1998年1月から4月まで存在した、太陽党など三党で結成された政党。「新進党」も村山富市内閣時代にあった政党で、何故か民主党最後の代表になる岡田克也氏がこれに絡んでいる。
「新進党」への国民の期待はどうか。最近のマスコミの世輪調査によれば、NHKの69パーセントを最高に新党へ期待感は”ない”が、どの調査も60パーセント台と高い。驚いたのは産経新聞だ。最大野党名が発表になったのに、15日付け首都圏版の扱いは二面総合面で「新党名は民進党 民主20年の歴史に幕」の見出しで三段の扱い。巨人軍の”現金やりとり”をめぐる同社の特ダネががあったにしても、この小さな扱いは新党への関心度の薄さを証明している。
(ちなみに岡田克也代表の政党暦は、今度の民進党で7党目になる(自由民主党、新生党、新進党、国民の声、民政党、民主党、民進党]。お仲間だった小沢一郎氏の9党には及ばないが、政治家にも引き際があるのでは、なかろうか)