昨日一日、テレビの前でシンガポールでのトランプ.金正恩の米朝首脳会談にクギ付けされるようにしてみた。二人の一挙手一投足、顔の表情に真実をよみ取ろうとしたが、僕が見る限り、会談は一見成功だった。しかし、専門家に言わせると、朝鮮半島の非核化への道筋は示されていない。ただ北朝鮮にとっては、国の体制が保証され、ほっとしたことであろう。わが国にとっては、トランプから確かに拉致問題は会談で提起されたが、北の反応はまったく伝わってこない。
米朝首脳会談の後を受けて安倍晋三総理は”拉致問題はトランプ氏の強力な支援をいただきながら、日本が北朝鮮と直接向き合い解決していかなければならない“(産経新聞)と語っているが、今更の感がないではない。安倍総理は、拉致問題解決は国の最重要問題の一つとしているが、第二次内閣発足以来5年になるが、直接、総理が問題解決で外遊したことは聞かない。総理は外遊78回、ロシアのプーチンだけでも21回もあっている。
シンガポール.サミットと時を同じくして、マレーシアのマハティール首相(92)が訪日、また安倍総理とトップ会談をしている。マハティール首相は、中国一辺倒よりのナジブ前政権に代わって10数年ぶりに再登場、最初の訪問国に日本を選んだ。マレーシアといえば、昨年北朝鮮の金正男(金正恩の実兄)がクアラルンプール空港で暗殺され、それを契機に両国は国交を断絶している。
金正恩は”これまで来るには大変だった”と言っているが、米国と友好関係を結んでも、わが国とは拉致問題、マレーシアとも暗殺事件と迷惑をかけ、いまだに謝罪していない。北朝鮮が国際社会に復帰するには“ないらずもの”国家の返上である。
米朝首脳会談の後を受けて安倍晋三総理は”拉致問題はトランプ氏の強力な支援をいただきながら、日本が北朝鮮と直接向き合い解決していかなければならない“(産経新聞)と語っているが、今更の感がないではない。安倍総理は、拉致問題解決は国の最重要問題の一つとしているが、第二次内閣発足以来5年になるが、直接、総理が問題解決で外遊したことは聞かない。総理は外遊78回、ロシアのプーチンだけでも21回もあっている。
シンガポール.サミットと時を同じくして、マレーシアのマハティール首相(92)が訪日、また安倍総理とトップ会談をしている。マハティール首相は、中国一辺倒よりのナジブ前政権に代わって10数年ぶりに再登場、最初の訪問国に日本を選んだ。マレーシアといえば、昨年北朝鮮の金正男(金正恩の実兄)がクアラルンプール空港で暗殺され、それを契機に両国は国交を断絶している。
金正恩は”これまで来るには大変だった”と言っているが、米国と友好関係を結んでも、わが国とは拉致問題、マレーシアとも暗殺事件と迷惑をかけ、いまだに謝罪していない。北朝鮮が国際社会に復帰するには“ないらずもの”国家の返上である。