「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

モスクワ大会の活躍 60年前のアジア大会では勝ち点ゼロ

2018-06-25 06:22:20 | 2012・1・1
深夜の世界サッカーモスクワ大会のセネガル戦をテレビの中継で見た。現役の時とは違って次の日の仕事には影響ないのだが、やはり歳である。偶然、後半20分過ぎ目を覚まし、結果を確認したに過ぎなかったが、わが家で購読している今朝の新聞は締切り時間で途中までしか報道していないが、勝ち目がないと思っていたセネガル相手に引き分けるとは善戦だ。

父の遺品の箱の底から60年前の1958年(昭和33年)5月ー6月、東京で行われた第3回アジア大会の報道陣用のバッジ(写真)が出てきた。僕も駆り出されて国立競技場でインドとパキスタンのホッケーの試合を取材したが、サッカーの記憶がない。モスクワ大会の国民的沸き立ちから、あの時はどうなったのか、調べてみたら、わが国は予選C組でフィリピン、香港相手に1勝もあげず敗退している。

このアジア大会は戦後わが国で開かれる初めてのスポーツ大会で、20か国.地域から1600人が参加、、陸上、水泳など13種目の競技が行われたが、日本が金67、銀42、銅30と圧倒的な強さをみせた。だから、勝ち点1さえ上げられなっかた、サッカーが僕の記憶にないのは当たり前だ。60年を還暦というが、モスクワ大会の日本サッカー.チ‐ムの活躍を見て還暦の長さを感じる。